ナザリックのお姫様   作:この世すべてのアレ

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修正報告です。
感想で回答したクローネの裏設定はよく考えたらいらなかったので、前話のクローネとモモンの遭遇~離脱のシーンを少し書き直しました。
気配が感知できなかった理由は別にあるので補足する文章も加筆済みです。
混乱を避けるために感想・活動報告の文言は後ほど消去させていただきます。
申し訳~!!
 
 


カルミアを飾る茶会

 

 

 昼過ぎ。いつもより遅く身支度を終えたガゼフはリビングの食卓でクローネを待っていた。

 向かいには茶を飲んで寛ぎ、長くなった髪をいじるクレマンティーヌ。

 

「別にあたしが送っていけばいいんだから、アンタは先に仕事行ったら?」

 

「今日は王に許しをもらっている。

 それにお前、そうやすやすと出歩ける身分ではない事を忘れてるだろう」

 

「1ヶ月も家に籠もってムサい顔見続けてたら息が詰まるっつーの」

 

「悪かったな、生まれつきだ。俺もお前の顔は見飽きてる」

 

「こんな美女連れ込んで贅沢なヤツ」

 

「変な事を言うな気色悪い」

 

 出会ってから1ヶ月あまり、2人の仲は変わりなくこの調子だった。

 その度に挟まれたクローネが縮こまり、呆れたゲルダに説教されてからここまで落ち着いた。

 今日もまたいがみ合っていると奥の洗面所に繋がるドアが開く。

 

「おまたせガゼフさん! ごめんなさい、遅れちゃって」

 

「ああ、気にしなくてい──」

 

 着替えを終えたクローネがリビングに入ってくる。

 胸元から肩にかけて白い折返しが目立つ紺色のロングドレスを身にまとい、短い白髪の右サイドを耳にかけ、青いバラを模した髪飾りで止めている。全体的に青で統一された装いは瞳の赤がよく映え、清楚でありながら何処か目を引くコーディネートだった。

 出会った時に着ていた黒いドレスとはまた違い、昼の空によく似合う。

 

「へー! 似合うじゃんクロちゃん、可愛いよ」

 

「えへへ、オシャレしちゃった」

 

 クローネを褒めながら、固まったままのガゼフの脇腹をクレマンティーヌが肘で突く。

 ハッとしたガゼフが慌てて声をかけた。

 

「あ、ああ! まだ時間はあるから大丈夫だ! ……その、とてもよく似合っている」

 

「おばあちゃんに選んでもらったの。このドレス可愛いよね」

 

 可愛いのは君だ。ガゼフはそう思ったが、口にするのはなんだか妙に恥ずかしかったのでただ頷く。せっかく譲ってやったのに気が利かない朴念仁にクレマンティーヌは小さく舌打ちし、つまらなそうに頬杖をついた。

 

「夕飯の前には帰ってきてよねー、あたしは芋の皮むきぐらいしか手伝えないし」

 

「うん、おばあちゃんのことよろしくね」

 

「はいはい、任せて。ま、熊のエスコートじゃ無事にたどり着けるか怪しいけど」

 

「クレマンティーヌちゃん?」

 

「あ、なんでもないっす。行ってらっしゃい戦士長サマ」

 

 説教される時は2人一緒だが、今回は運悪くガゼフへの悪口だけが耳に入ってしまった。洗面所から顔を出したゲルダに凄まれて手のひらを返す。家主に無遠慮な軽口を叩くクレマンティーヌにゲルダは人一倍厳しかった。

 自分もズケズケ言っただけにガゼフは少し気の毒そうに見る。かと言って自己申告する気はなかったが。

 

「さて行こうか、クローネ。手を腕に」

 

「う、うん」

 

 差し出されたガゼフのがっしりとした腕にクローネが手を添え、2人は王城へと向かった。

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

「第7位階がそれほどの大魔術とは……彼女がいなかったら本当にお前を失っていたな」

 

 ロ・レンテ城の一室。ランポッサは彫りの深い目元に影を落としてそう言った。向かい側には机を挟んでガゼフとクローネが座っている。

 1ヶ月前にあった謁見の後すぐにガゼフとクローネはカルネ村での出来事を王に話すはずだった。しかしクレマンティーヌの事があったため、理由を付けて今日まで先延ばしにしていたのだ。

 

「此度の一件はすべて法国の(はかりごと)、決して陛下のせいでは」

 

「いいや、私が貴族達を抑え込めなかったのが悪い。

 たとえ敵わなかったとしても出来る準備をさせ、それが叶わないのならお前を行かせるべきでは無かった。愚かなことだ、これでは貴族たちを笑えんな」

 

「それは──」

 

 結局、あの場でどう動こうとも貴族派閥を増長させるのだ。ガゼフが敗走すればそれ見たことかと(あげつら)われ、ガゼフを守るために村人を切り捨てれば心なき王だと嘲笑を受ける。

 最善手は貴族達を抑え込んで至宝を装備させることだったが、それすらも計算に入れていた法国の切り札を知ってしまえば詮無い話だ。ガゼフを失えば国力の衰えが加速し、バハルス帝国の侵攻を許す。

 

「たとえ陛下に落ち度があったとしても、それは貴方の剣である私にも責があります。

 それに、王国の民が虐げられていると知って、黙って見過ごすのは本意ではないでしょう」

 

「そうだな……そうなのだが……」

 

 ランポッサはガゼフを切り捨てることも、民を切り捨てることも出来ない王だ。優柔不断だと誰が罵ろうが、ガゼフはそんな王の愚かしいまでの優しさを尊び、慕っている。

 そしてまた王も、不明を知りながら臣下として忠誠を誓うガゼフを心から信頼し、信じて討伐へと送り込んだのだ。

 

「国王様と戦士長様は、お互いを(おもんばか)っておられるのですね」

 

 空気を読んだのか読まなかったのか、2人を見比べたクローネはそう言った。それを聞いたランポッサとガゼフが顔見合わせて笑う。

 

「ははは。本当によく出来た御子だ、そなたは」

 

「そうあれと望まれたので」

 

「随分と不思議なことを言う。望まれた通りに振る舞えるのはそなたの才能ではないか」

 

 小さく笑ってお辞儀をする姿はやはり堂に入ったものだ。

 クローネの茶目っ気はランポッサの心を軽くさせ、自分が1人ではないことを思い出させた。

 

「陛下、ご歓談中失礼します。ラナー王女殿下がクローネ様をお呼びです」

 

 扉越しに兵士が呼ぶ声がかかり、ランポッサが約束の時間が来たことを知る。

 

「もうそんな時間か。

 クローネ、今日は話が出来てよかった。ラナーとは歳が近い、良かったら仲良くしてやってくれ。夕刻には戦士長を迎えにやろう」

 

「ありがとうございます、国王陛下」

 

 ランポッサと握手した後、兵士に案内されながらクローネは部屋を後にした。

 

 

 

「ご機嫌よう、クローネちゃん。直接お会いするのは1ヶ月ぶりですね!」

 

「はい! お久しぶりです、ラナー様」

 

 部屋に入るとラナーが立ち上がってクローネに駆け寄ってくる。

 謁見の後、使者から手紙を渡され、クローネはゲルダに代筆してもらいながら、2人は文通を重ねていた。その時にラナーから今のように呼んでもいいかと聞かれたのだ。

 挨拶を済ませると手を引かれ、席へと案内される。そこには大きめの丸テーブルを囲むように見知らぬ5人が座っていた。

 

「魔法を使える友達がいると言ったのを覚えてますか? こちらは私の友達、ラキュースと彼女がリーダーを務めている冒険者チーム”蒼の薔薇”の皆さんです」

 

 ラナーの左隣に座ったクローネに、同じくラナーの右隣に座っている女性が自己紹介をする。

 

「初めまして、私はラキュース・アルベイン・デイル・アインドラ。ラキュースと呼んで頂戴」

 

 ラキュースと名乗った女性は、ラナーやクレマンティーヌとはまた違う溌剌(はつらつ)とした金髪の美女だ。

 

「蒼の薔薇のメンバーは私から紹介するわね。

 左からガガーラン、イビルアイ、ティナ、ティ────ん?」

 

 紹介された順からクローネにそれぞれ挨拶をし、最後のメンバーを紹介しようとした時、席から本人が消えていた。ハッとしたラキュースがクローネの方を見ると、忍者装束の小柄な女性がクローネの手を胸に抱き込むように握っている。手を握られたクローネはパチパチと目をしばたかせた。

 

「私はティア。アダマンタイト級冒険者、独身、女。大人になるまで養うから一緒に暮らそう。女同士でしか出来ないこと、全て教える」

 

「へ?」

 

「ティア! あなた約束忘れたの!?」

 

 こうなることを予想してわざわざ自分の隣に座らせて約束までさせたのに、出会って数分も立たないうちに破るとは何事か。ラキュースは机に手をついて立ち上がった。

 普段鬼ボス鬼リーダーと呼んでいる彼女からスッと目を逸し、ティアは言い訳をする。

 

「こんなに可愛いなんて聞いてない」

 

「駄目よ、ガガーラン!」

 

「はいよ」

 

 あああと首根っこを掴まれながらジタバタ暴れるティアを無視して、ガガーランはラキュースの隣の席へ落とす。いつものポーカーフェイスを心なしかしょんぼりとさせながらティアはおとなしく席へ座った。

 王国が誇る蒼の薔薇のメンバーであり青い方の忍、ティアは生粋のレズ。クローネはどうやらそのお眼鏡に適ったようだ。

 

「ごめんなさい、うちのメンバーが失礼を。彼女がティア、ティナとは姉妹よ」

 

「はい、えっと、よろしくお願いしますティアさん」

 

「……よろしく」

 

 あまり気にしてなさそうなクローネを見て、ラキュースはホッと息を吐く。

 一波乱あったが無事に自己紹介を終えた。

 

「話には聞いてたけど、その歳で第4位階の使い手だなんて凄いわ。将来が楽しみね」

 

「わたしなんてそんな……まだまだです」

 

「謙虚だな。謙虚なのは良いことだ」

 

「へえ、お前が褒めるなんて珍しいな」

 

「私をなんだと思ってるんだ、誰かを褒めることぐらいある」

 

 口を挟んだのはイビルアイ。真紅のマントで身を包んで顔を隠す彼女は魔力系魔法詠唱者。少し気難しい性分だが、人間の中では一流以上の力量を持ちながら才能に驕らないクローネを素直に褒めた。

 実際は第10位階の使い手なので、この場の誰よりも神がかった魔法詠唱者(マジックキャスター)なのだが、表向きには第4位階の信仰系魔法詠唱者ということで通している。

 ちなみにカルネ村で第7位階の天使と対決したことは伏せられており、あの場にいた貴族達にしか知らされていない秘匿情報として箝口令が敷かれている。なのでクローネは王国戦士長と六色聖典の戦いに助力した魔法詠唱者ということになってた。

 

(そういえばラナー様はこのこと知ってるのかな、聞かれたことはないけど)

 

「なあ、冒険者にはならないのか? 旅してんだろ?」

 

「え、ああ、はい、王国から出るときは登録しようかなと思ってるんですけど」

 

「“王国の白き冒険者”ってところかしら。うん、いい響きじゃない?」

 

「だ、駄目です! クローネちゃんは王国の客将なんですから!」

 

 ラナーが焦ったように声を上げ、ラキュースは珍しそうに見た。

 

「まあ、ご執心ね」

 

「私の数少ないお友達です、ラキュースにはあげません」

 

「意地悪言わないでよラナー。悪かったわ、この話は終わりね」

 

「むー」

 

 頬を可愛らしく膨らませ、腕を組んでそっぽを向くラナー。すると脇に置いたワゴンが目に入った。

 

「あっ! 忘れるところでした。クローネちゃん、これをどうぞ」

 

 ラナーがワゴンから出したのは黒い焼き菓子。形は円柱で、てっぺんから下にかけて均等に溝が入り、上から見ると花を模っているようにも見える。

 

「あら、カヌレね」

 

 蒼の薔薇の面々の前にも出され、ラキュースが菓子に気付いた。

 

「実はお兄様がクローネちゃんが来るって聞いて用意してくれたんです。

 前回は挨拶もせずに失礼した、って言ってました。今日は用事があって来られないそうなので」

 

「そうだったんですか、挨拶はわたしも出来なかったのに……」

 

 話を聞いた後、早速フォークで一口大に切り、口へ運ぶ。黒い見た目に反して中は卵色でもちもちとした食感だ。甘くて紅茶と合わせると丁度いい。

 

「わあ、美味しい。ザナック王子にお礼をお伝えして頂けますか?」

 

「はい、伝えておきますね。うふふ」

 

 何やら楽しそうなラナーにピンときたラキュース。ザナックが差し入れを持たせるなんて自分が知る限り初めてのことだ。

 

「ね、クローネは好い人とかいる? ちなみにラナーはいるわよ」

 

「それは是非知りたい」

 

 ラキュースの隣でティアが前のめりになり、流れで暴露されたラナーが頬を染める。想い人のクライムは別件で席を外してたのは幸いだった。

 首を傾げるクローネに「好い人」とは「恋人」であることを教える。

 

「えっ! そ、そんな人いません! わたし、まだ子供ですし」

 

「年齢なんて関係ない」

 

「そいつは同感。好きなやつがいないなら、好きなタイプはどうだ?」

 

 ショタコンであるティナも口を挟み、童貞食いのガガーランも乗ってくる。

 2人とも肉欲優先であり血気盛んな冒険者だが、人並みには恋愛話に興味があった。

 

「好きなタイプ……うーん、人間でもモンスターでも別に……」

 

「マジか。いやそういうタイプじゃない、性格とかさ」

 

「性格、ですか」

 

 ガガーランにツッコまれてぼんやりと浮かんでくる理想のタイプを口にする。

 

「わたしは与えられてばかりだったので、わたしがした事を喜んでくれる人がいいです。

 ご飯を作ったら美味しいって褒めてくれたり、頑張ったら大きい手で撫でてくれたら……嬉しいかな」

 

 途端にニヤニヤしだした蒼の薔薇の4人を尻目に、ラナーは真顔になった。

 1ヶ月前に廊下でクローネの頭を撫でていたのは誰だったか。そして手紙に書いてあった通りなら今居る家で料理を作っていたはず、それを食べたであろう人物。

 本人は無自覚なようだが思い至ったラナーは「あ、これ無理筋だわ」と察し、目的のために応援するつもりだったザナックの恋をポイっと心のくずかごに投げ入れた。

 

「恋愛などくだらんな」

 

「うるさいぞ処女」

 

「処ッッ、お前! ティア!」

 

 恋話(こいばな)を鼻で笑ったイビルアイ。彼女が運命の恋に落ちるのも、そう遠くない……のかも?

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

「ふぅ」

 

 夜。クライムにおやすみを言って見送り、ラナーは自室で蝋燭を付けた。

 

「計算が狂っちゃったわ、でもお兄様の妾にするより手間は省けるかしら」

 

 昼間のクローネの様子を思い出す。

 想い人の存在を否定した彼女はまだ無自覚だが、切っ掛けがあれば気付くだろうか。

 幸い相手は王族でもなければ爵位すら持っていない。役職は立派だがそれだけだ。

 

 たかだか支援魔法を使った程度で神話の存在を相手に、軽微な損傷で済ませた魔法詠唱者。

 ガゼフ・ストロノーフが死んで帝国に吸収される道が遠ざかった今、ラナーの安寧には彼女が必要だ。

 

 一見すれば即戦力となりうる人材ではないが、騎士が最上位の誉れとされている王国で、絶大な力を持つ魔法詠唱者を客将に迎えたとしたら、まず間違いなく貴族からの反発があるだろう。

 大前提として、御しきれぬ身元不明で強力な魔法の使い手など王国の体制では手に余る。

 

 だが、剣の切れ味を増す研石であったなら、それを使わない戦士がいるだろうか?

 

 なにより支援や回復に特化して、王の直属に恩を売れたのが素晴らしい。

 どちらが欠けていても貴族を黙らせることは出来なかった。

 王の信頼を得てもガゼフの優位は動かないし、領分を弁えている性格だったのもいい。

 貴族派閥も権力争いの邪魔にならないなら戦力として、もしくは王を糾弾する材料として利用するつもりだろう。

 

 彼女の行動はそのまま王国内で魔法詠唱者の地位の向上に繋がった。

 この調子で功績を重ねていけば、彼女を中心にして神殿勢力を拡大し、王国の健康水準を上げることも出来る。今まで不遇だった魔術師組合も注目を集めるだろう。

 

 実際はどの程度まで魔法を使えるのかは知らないが、おおよその予想はついてる。あまり詮索しては警戒されるし、あれは鈍感だが見た目よりも頭がいい。父を通して動かしたレエブン侯もそれは心得ているはず。必要なのは功績と地位、名声、そして彼女の定住だ。

 

 まずは機嫌をとって情を湧かせ、禿鷹共も認めざるを得ない功績を積ませる。王国初の宮廷魔術師へ正式に登用し、更にガゼフと婚姻すれば王国を守る象徴としても十分。2人の才能を継ぐ子供が出来れば万々歳。

 

 まだラナーの頭の中にしかないが、上手くいけば確実に王国の未来は変わるだろう。

 

「お父様に聞いた時はどうなることかと思ったけど、なんとか上手くやれそう。

 別に失敗しても良いのだけれどプランは多いほうがいいものね」

 

 蝋燭の火がゆらゆらと揺れ、ラナーの顔を照らす。

 しかしその光はラナーの瞳を輝かせはしない。

 この石ころのような瞳を宝石に変えるのは、ただ一人だけ。

 

「待っててね、クライム。貴方と私が幸せになるのはもう少しだから」

 

 そう言ってラナーは美しい顔に亀裂が走ったような、歪んだ笑みを浮かべた。

 

 

 

 

「あ、お兄様にはなんて言おうかしら。

 …………ま、いっか」

 

 

 




 
 
『黄金の姫ラナー』
 ズッ友でいましょうね^^
 まさか異形種達を束ねる支配者の娘だとは思っていない。

『影の盟主レエブン侯』
 機嫌を取って定住させ、対法国への戦力として抱き込むために客将へ据えることを進言した。
 ラナーの手の上で転がされているがまだ気付いてない。

『恋する王子ザナック』
 強く生きて……
 片思いしてる相手に少しでもアピールしたかったシャイボーイ。

『ガゼフとランポッサ3世』
 レエブン侯とラナーの思惑は知らないほのぼの主従。
 
『冒険者チーム「蒼の薔薇」』
 将来色々と有望そうな子でホッコリ。
 百合忍者は恋ではなく肉欲。

『お菓子:カヌレ』
 実在する焼き菓子。本来はそんなに甘くないが、苦い紅茶に当たったら誤魔化せるようにと、ザナックの気遣いで甘いものが選ばれた。

『クローネ』
 ガゼフと誰かを重ね合わせている。
 今まで恋愛どころじゃなかったのでそういう目で人を見たことがなかった。


 サブタイが全ての答えだぜ…
 今作では16歳前後を成人。14歳は身分として高校生ぐらいのイメージで書いています。
 ちなみに今回恋愛の話になりましたが主軸になることは恐らくないのであしからず。
 前話までの誤字報告、読了報告、お気に入り、評価、感想、ありがとうございました。
 
 
次回「ゲヘナⅠ 誘拐」
 
 
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