ソニックに転生したけど原作知識がない件   作:赤バンブル

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初代ステージ・・・・・っと思っていたのか。


EGGMAN

「えっ!?ソニックがいなくなった!?」

 

レイは、慌てて戻って来たマイティーの報告を聞いて危うく注文品を落としそうになる。マイティーは、他の客に聞こえない声で話を続ける。

 

「朝飯の差し入れに家に行ったとき何度声をかけても返事がなかったから気になってピッキングして入ってみたんだよ。そしたらさ・・・・・・」

 

「マイティー、それは泥棒がやることだよ。」

 

「細かいところ気にすんなよ。それで中を調べてみたんだがソニックの姿がどこにもなかったんだ。他に何か手掛かりがないか調べてみたんだが、全然わからなかった。」

 

人の家に忍び込んだことは置いといてマイティーは話す。

 

「そっか・・・・朝、診療所へロングクローの容態について聞いてきたけどまだ意識が戻らないって聞いたからてっきり来ると思っていたんだけど。」

 

「ソニックの奴、何処へ行っちまいやがったんだ。こんな時だからこそ、傍にいるのが大事だって時に・・・・」

 

 

 

 

「おい、何なんだありゃ!?」

 

 

二人が会話をしている最中、外が急に騒がしくなった。

 

「なんだ?こんな昼間に。」

 

二人は客と共に外に出てみると空に巨大なモニターを取り付けた小型飛行船が飛んでいた。よく見ると飛行船には奇妙な顔のマークがついている。

 

「なんだ!?あのでっかい奴は!?」

 

「なにかの新しい宣伝かな?」

 

住民と共に眺めていた二人だったがモニターが起動するとそこにエッグマンの姿が映された。

 

『ホ~ホッホッホッホッホッホ!!島の人間どもよ、よく聞くがいい!!』

 

「あっ!アイツは昨日ソニックを襲った卵ヘッド!?」

 

彼の姿を見て驚くマイティーだったがエッグマンは演説をするかのように話を続ける。

 

『ワシの名はDr.エッグマン!この島は愚かいずれは世界を全て支配者となる人間じゃ!その手始めとしてこの島を諸君らが気付かぬうちに我が支配拠点とさせてもらった!』

 

「「「なんだって!?」」」

 

「「「知らない内のそんなことが!?」」」

 

エッグマンの言葉に住人たちは動揺する。自分たちが住んでいた土地がいつの間にかこの卵に手足が生えたような男の要塞となっていたのだ。驚くのも無理はない。

 

『既に我が秘密基地「スクラップブレイン」から着々とワシが作ったロボットたちがこの島を改造しておる。手痛い目に遭いたくなければ数日の猶予を与えている間にこの島から立ち去るがいい。』

 

「「「「ふざけんな!!」」」」

 

「勝手に島を改造しといてなに言ってんだ!!」

 

「お前の方が帰れ!」

 

「「「「帰れ!帰れ!!」」」」

 

突然の立ち退きの言葉に住人たちはモニターに向かって物を投げ始める。

 

『あ~もう、うるさい奴らじゃなぁ。』

 

向こうから様子が見れているのかエッグマンは困ったような顔をしながら言う。

 

『じゃが、逃げるのも今のうちじゃぞ?もうすぐその港の近くまでワシのロボット軍団が迫って来ておるはずじゃからな!では、早速グリーンヒルの方から見ちゃおうかな。』

 

グリーンヒルまで既に勢力圏を広げているということを聞いて住人たちは態度を一変させて顔を真っ青にしてしまう。エッグマンは意気揚々とモニターを切り替える。

 

『見るがいい!これが今のグリーンヒ、ありゃ!?』

 

しかし、モニターを切り替えた直後の映像を見て逆にエッグマンが呆気にとられた。

 

映されている場所はグリーンヒルで間違いないのだがどういうわけか自分のロボット軍団は全滅しており、何かを格納していたと思われるカプセルは綺麗に破壊されていた。

 

『ば、馬鹿な!?昨日の段階で既に進行していたはずなのに・・・・ん!?』

 

エッグマンは何かの連絡を受けたのかしばらく黙り込む。そして、しばらく経って通信が終わったのかと思いきや、モニター越しでこっちを見て

 

『え~~本日の『我がエッグマン帝国 開幕セレモニー』はちょっとしたトラブルで一旦中断させていただきます。後に行う予定の開幕セレモニーはこの事態が終息付き次第再開しようと思います。ではでは。』

 

それだけ言ってしまうとモニターは元のエッグマンの顔を模したマークへと戻り、急いで帰るかのように飛び去って行ってしまった。

 

「何だったんだ今の?」

 

「さあ?」

 

「なあ、あの話本当なら今のうちに荷造りして逃げた方がいいのかな?」

 

「そんなことしたって間に合うかよ。」

 

住人が島を出て行くかこのまま残るかを争っている中、マイティーとレイは顔を合わせながらキョトンとする。

 

「あの卵ヘッド・・・・一体何がしたかったんだ?」

 

「でも、あの様子だと少なくとも誰かが妨害をし始めたというのは確かだよ。」

 

「誰かって、誰だよ!?この島でそんなことできる奴なんているわけが・・・・・・」

 

マイティーは、言いかけた直後ソニックが朝からいなかったことを思い出す。

 

 

「「もしかしてソニックが!?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MARBLE ZONE

 

このサウスアイランドは、島の人口が少ないこともあって未だに解けていない謎が多く残されている。その中でこの遺跡地帯は、太古に繁栄していたと思われる文明が残した地下神殿が残っているゾーンでその神殿の中で眠っている財宝を守るために未だに仕掛けや罠が機能していると言われている。

 

そんな遺跡のすぐ傍でグリーンヒルを通り抜けてきたソニックの姿があった。

 

「・・・・・エメラルドが光っている。きっと2つ目はここにあるんだ。」

 

カオスエメラルドを見ながらソニックはそのことを確信すると、ボロボロになってしまった靴を脱ぎ捨て、ロングクローが作ってくれた赤いシューズへと履き替える。

 

「サイズもピッタシだ。これならそう簡単に履き潰れる心配もないな。」

 

足踏みをしながら履き心地を確認するとソニックは遺跡地帯を見ながら進み始める。

 

「カオスエメラルドを揃えて願いをかなえれば、ロングクローは助かるはずだ。待っててくれよ、ロングクロー。絶対に・・・・・助けて見せるからな。」

 

ソニックは遺跡の中へと消えて行った。




ソニックの無印で大抵詰むのって大体第2ステージからなんだよな(体験談)。

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