Morfonicaに病みは来る 作:あああ
最後に次回のメンバーのアンケート設置しているので、是非して頂ければ。
あくまで参考までですので、必ず次回はその人になるという訳ではないので、悪しからず
あなたの笑顔を私だけのものにしたい
あなたは私だけのものなんだから
そんな考えが頭を支配した。
振り払おうと頭をブンブンと左右に振っても、いつまでも離れずに、錆のように頭にこびりついている。
陽斗さんと一緒に、隣を歩けるだけで幸せなんだと何回自分に言い聞かせても、どうにも胸の中に燃え続けている黒い炎は消えてくれそうにない。
むしろ、更に強く激しく胸の中で燃え続ける。
憎い………その気持ちを抑えられない
陽斗さんが他の女と楽しそうに喋っているのが憎い。隣に座って笑顔で喋っているの女が憎い。同じバンドメンバーだとしても憎い。
彼女達の輝きに比べれば私なんて足元にも及ばない。まさに雲泥の差だ。
そんな輝きに魅せられてしまえば、彼はそちらに行って、穢れてしまう。
私は、陽斗さんの元へ歩いていった。
そして、とってもいい笑顔でこう言った。
「楽しそうですね…!」
……その裏に燃えたぎる嫉妬の炎を隠して。
でも、それを微かに感じ取ったのだろう。
少し彼が後ろに下がった。
「何話してたんですか?」
「特に大した事話してないよ?」
「随分、楽しそうでしたね。」
「あの七深さんって人と気があってさ。」
「へぇ、そうなんですか。」
私は見逃さなかった。
陽斗さんが少し焦っているのを隠そうとしているのを。
惹かれたんですか?私を捨てるんですか?
私達のバンド、Morfonicaの名前の由来のモルフォ蝶は、世界一美しい蝶というのだけではなく、食べる草には毒を含む物もあるという。そして、体内に毒を蓄える。
美しい花には毒がある。
美しい蝶にも毒はある。
私にだって、毒はあるんですよ?
いざとなったら、その準備に準備を重ねた毒を使うしか無いですね。
取り敢えず、後で皆に注意しておくくらいにしておきましょう。
陽斗さんにもキツい注意を
今は取り敢えず、皆が居なくなった後にベンチの隣に座り、肩に頭を預けた。
そのまま彼に抱きつき、自分の匂いを上書きする。
幸せ…………
***
今日もルンルン気分で、足早に彼との集合場所へと向かう。
すると、またもや皆と仲良さそうに喋っていた。
へぇ~、そういう事するんですね。それなら私に考えがあります。
私は陽斗さんの隣に座り、口を耳元に寄せこう言った。
「今日私の家には来ませんか?」
ピクっと身体が反応した陽斗さん。
うふふ、可愛い………
***
そのまま学校帰りに家に連れていく。
男の人を家に招くのは初めてだから、私も緊張してるけど、これからの事を考えると嬉しさの方が勝つ
これからの事を考えると……幸せに満ち溢れる。
鍵を使ってドアを開け、自分の部屋に招く。
「今日はいきなり家になんてどうし……ムグッ!」
いきなり陽斗さんの口を自分の口に重ねて塞ぐ。
初めてのキスはとても甘美なものだった。それは何とも蠱惑的で、病みつきになるような快感。
そして、キスをしたまま陽斗さんに手錠を掛けた。
口を離すと、2人の間には銀色の糸が引かれていた。
「おい…何してんだ……」
陽斗さんの手にかけた手錠をベットに繋ぎ、身動きが取れなくなった為か動揺を隠しきれない様子の陽斗さん。
その姿もカッコイイ……
「私、言いましたよね。他の女の子と喋らないで下さいって。貴方が穢れてしまいます。」
「穢れるなんて……そんな訳」
「貴方が持ってる輝きとあの人達の輝きは違います。あの人達と居たら、貴方の輝きが曇ってしまいます。」
そして、そのまま私は部屋を出る
「待て!」
予想してた通りに、呼び止める声が掛かる。
だって、今のままじゃ何にも出来ませんよね?
"私"がしてあげないと何も出来ませんよね。
私に依存して、私が居ないと何も出来なくなる陽斗さん……あぁ、考えただけでも素晴らしい。
私は、廊下を歩きながら舌なめずりをした。
モルフォ蝶のうんぬんかんぬんは、あくまで一説であり、正しいとは限りませんので、話半分で思っていただければ。
次回のヒロイン
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桐ヶ谷透子
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広町七深
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二葉つくし
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八潮瑠唯