僕の彼女は曜ちゃんです⚠再編集中 詳しくはあらすじへ 作:ゆうきoog3
最近、ラブライブの小説を読むのにはまっているゆうきoog3です!
コメントして下さってとてもうれしかったです!ありがとうございました!
これからも宜しくお願いします。
では、本編のはじまり~はじまり~
――暗い。
光も、温度も、重さもない。
ただ“沈んでいく”ような、あの独特な感覚だけが続いていた。
(あれ……俺、死んだのかな……)
腹を貫いた衝撃と、焼け付くような痛み。
少しずつ冷えていく四肢。
あのままじゃ、死んで当然だよな――そんな諦めに似た思考が、淡々と頭に浮かぶ。
(つまんない人生だったなあ)
不思議と悔いは薄い。
ただ胸の奥が冷えたように静かだった。
(キスしたこともないし……手をつないだのだって……ずっと憧れのままだったのに)
それが叶う前に終わるなんて――と、ぼんやり思う。
でも、同時に懐かしい記憶の数々も浮かんだ。
両親。
明るくて優しい、俺の家族。
友達。
くだらないことで笑い合って、時に背中を押してくれた仲間たち。
そして――
(両親が死んで……全部変わった)
兵庫にはいられなくなった。
“日常”が壊れた家にいると、押しつぶされそうだった。
別の私立に移ったけど、心のどこかに穴が空いたままで。
だから警察官に言われるまま、逃げるように沼津に来た。
内浦での暮らし。
不安も緊張も、全部が初めてで、心が押しつぶされそうだったけど――
(でも……あの電車で)
“出会った”。
渡辺曜。
太陽みたいに明るいのに、ときどき寂しげな影を見せる子。
元気で気さくで、でも本当の気持ちを飲み込んでしまう癖のある子。
会えば会うほど惹かれて、
距離が縮むほど苦しくなるような、そんな子。
(気づけば……好きになってたんだよな)
ちゃんと伝えたかった。
ヘタレでも、言葉で、胸張って。
でも、死んだ今じゃ――
(もう届かないよな)
せめて、この“夢みたいな場所”でだけでも伝えたい。
(曜……好きだ。
大好きだ。
君と一緒にいたかった。
手をつないで、キスして、デートして――
車でいろんなとこ行って、景色を見て、ずっと笑ってくれたら……それだけでよかった)
胸がじんわり温かくなる。
このまま消えていくのも悪くない――そう思えた、そのとき。
「ゆ……ぅ……き……おねが……い……ゆうくん……!」
(……え?)
耳に響いたのは――曜の声だった。
“泣きながら叫ぶ”声だった。
(なんで……?なんで聞こえるんだよ……?)
眩い光が視界を満たした。
(うわっ……な、なんだ……!?
どこに――俺は……どうなる……!?)
意識が吸い込まれるように、白い渦へ落ちていった。
病院
「――これでもう大丈夫そうです。一時は出血がひどく、正直どうなるかと思いましたが……無事でよかった」
医者の声が落ち着いた空気を作る。
ベッドのそばで、曜が涙を拭いながら深く頭を下げた。
「ほ、本当に……ありがとうございました……っ……!
ゆうくん……よかった……ほんとに……」
震える声。
泣きはらした赤い目。
曜はゆっくり雄飛の手を握り、何度も名前を呼んだ。
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雄飛からの電話のあと、曜はダイヤと合流し、引き続きルビィを探していた。
サイレンが聞こえた瞬間――胸の奥がざわついた。
嫌な予感がした。
嫌で嫌で、全身が拒絶する“最悪の想像”だった。
「ダイヤさん!急いで!!」
二人は雄飛の向かったという路地へ走った。
そこで見た光景に、息が止まった。
壁についた血。
倒れ込むルビィ。
警察と救急隊員が必死に誰かを運び出そうとする姿。
「ルビィ!!ケガは?!」
「ル、ルビィはだいじょうぶ……でも……お兄さんが……っ」
曜の背筋が、氷のように冷えた。
「ルビィちゃん……その人……白い服……?」
「……し、白……」
その瞬間、曜は駆け出していた。
「どいてください!!」
「無関係者は――
「わ、わたしは……この人が好きなんです!まだ、、まだ告白もできてないけど…」
だんだん声に気迫がなくなっていく、最悪な事態を想像してしまったからだ。
(もし、、、もし、、何も伝えられずに終わってしまったら…)
一拍置き、救急隊員の表情が変わる。
「……分かりました!乗ってください!」
「っ!!ありがとうございます!」
そのまま、倒れた雄飛の隣で、曜は泣きながら必死に呼び続けた。
名前を、願いを、祈りを。
その声は、死の淵にいた雄飛に、確かに届いていた。
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医者の説明が終わり、病室に静けさが戻る。
雄飛はまだ目を閉じている。
でも――確かに息をしている。
それだけで曜は、胸が張り裂けそうなくらい安堵していた。
はい!以上です!
今回は雄飛の過去が少し明らかになりましたね!
何が曜には思いが伝わってない?どこがだよ
向こうもお前のこと好きなんだよ!!
うらやましい!!とか思いながら書いてました。(-_-;)
↑だったら最初から書くな
では、次回もお楽しみに!!