ユグドラシルメシア   作:仮面ピコ

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初投稿です。

大した文章を書くことができず駄文ですが生暖かい目で見てくれると嬉しいです。

それでは本編いってみましょう。
レッツ&ゴー!


第一章
プロローグ


とある家の何も置かれていない殺風景な白一面に覆われた一室に、少女がベッドで寝ていた。

少女は身体中ボロボロで、腕や足に包帯を巻いていた。

髪は黒色のショートヘアーで、顔も整って美人な方だが、何処かバカっぽい雰囲気を醸し出している。

そんな少女がカーテンから溢れる日の光を浴びゆっくりと目を開けた。

 

?「ん、ぅん…」

 

久しぶりに目を開けたせいか、太陽の光が眩しく感じるようで中々目を開けられない。 

少女は身体を起こそうと力を入れるが、 

 

?「痛っ!?」

 

身体中に痛みが稲妻のように走り、思わず声を上げてしまう。

一回深呼吸をし、痛みが引いたことを確認し、今度はゆっくりと起き上がった。

 

?「身体中ボロボロになってる…。 それにしても、ここは何処なんだろ? なんでここで寝てるんだろ…?」

 

ここにいる以前の出来事を思い出そうと記憶を漁ってみるが、何度やっても思い出せなかった。

 

?「あ、あれ? なんで思い出せないの?」

 

少女は必死に思い出そうと試みたが、何度脳内を整理しても思い出すことはできなかった。

 

?「目ぇ覚ましたみたいやな。無事で良かったわ。なんで思い出せないのかはわしが説明するわ」

 

記憶を模索するなか、一人の青年が部屋へ入室し少女に声を掛けた。

 

 

ー?side

 

 

部屋の中に青年が入ってきた。

歳はあたしと同じくらいで、黒いコートに白いシャツ、黒いズボンに黒い靴を履いてる。

全身ほぼ真っ黒、まっくろくろすけかよこの人は。

そして何よりの特徴は…。

 

?「耳大きい…」

 

?「殺すぞ、おぉん?(^ω^#)」

 

流石に失礼すぎた。

他の人より耳が大きくて横に出ちゃってるせいで余計に大きさが際立ってるから目立つとは思ってたけど、心の声があたしの口から知らぬ間に出ちゃったみたい。

きっと妖怪の仕業だね。

 

失礼極まりない(自覚済み)発言を聞いたこの人は絵に描いたような怒り方しちゃってるし。

っていうか、この人の後ろから白い粒子と一緒にオーラみたいなの出てるんですけど!?

完全にドラ○ンボールだよこれ!?

ヤバいよヤバいよ、あたし人造人間達のように吹き飛ばされて死にたくなんてないからね!?

 

?「ご、ごめんなさい! 冗談だったのでこのか弱い美少女であるあたしを許してください!」

 

?「自分で美少女って言うのかよ。 まぁわしも冗談とは言えやり過ぎたからな、すまない」

 

おー、オーラが消えていく。どんなマジック使ってるんだろ。

 

?「とりあえず自己紹介しとこう。 わしの名前はリョウ。世界の監視者だ」

 

世界の監視者?

なんだろそれ、美味しいの?

政治の人のお偉いさんってところ?

 

リョウ「傷はまだ完全に治ってないとは言え、無事そうでなによりや。 記憶の方は寝ている前の出来事のショックで思い出せないだけだろうが…」

 

急に雰囲気が悲しいものに変わって大きな溜め息をついた。

あたしのことについて何か知ってるのかな?

 

?「あたしに何があったのか知ってるの?」

 

リョウ「あぁ。そのことについてはわしが「私が説明いたします」えっ…フォオン様!?」

 

リョウさんが言葉を発したときには、すぐ側には綺麗な女性が立っていた。

白い衣装を纏った金髪のロングテール、歳は20前半くらいだと思うけど、第一印象で思ったことは、凄く綺麗。

女性であるあたしでも見惚れてしまいそう。

 

フォオンと呼ばれた女性はあたしの方を向き、さっきリョウさんと同じように悲しい表情をした。

 

フォオン「申し訳ありません。 あなたを巻き込んでしまって。 簡潔に言ってしまうと、あなたは魂が崩れ消滅しそうになったんです。 消滅を免れるためには、種族を変える以外に蘇生方法がなく、人間の種族から天使に変わってしまったんです」

 

…Wats'?

ナニイッテンダ! フジャケルナ!

 

リョウ「いきなり言われて混乱するし信じられないのは分かる。 詳しいことは話す前に、今の話が夢でもなければ嘘偽りでもない現実だと確認する方法ならある。 背中の方を触ってみ?」

 

?「背中? 背中に何かあるの…って、えっ、何これ!?」

 

背中に腕を回してみれば、まあびっくり、なんとあたしの背中に白い翼が付いているんだから!

この人達にコスプレされたのかなって思ったけどそんなんじゃぜんぜんなさそう。

あたし自身でもこの翼が自分の身体の一部だって感覚があるから。

へー、凄い。フワフワでふっさふさ。小動物を触ってるような感触。

もっふもふじゃ~…って言ってる場合じゃないよ!

 

?「こ、これどういうこと!? あたしに何が起きたの!? えっ、えええええ~!?」

 

リョウ「白澤愛莉、本当に申し訳ない。これは現実なんや」

 

 

この物語は、ある不慮な出来事により、種族が変わってしまった一人の少女の物語と、それを支え続ける世界の監視者の物語である。

 

 

 




いずれキャラクターの設定集を作りたいと思っています。

ここまで読んでくれた読者の皆様に感謝します。
これからも愛読してくれれば嬉しいです。
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