ミノリ達はギルドで待機となり、直継とニャン太はシロエの戻りを待っていた。
そこに現れたのは…
???「おう、腹黒見なかったか?」
直継「アイザックじゃないか」
ニャン太「シロエちは会議中ですにゃ」
アイザック「アイツ、こっちの用事も済まさねえで会議だぁ?」
直継「まぁまぁ、俺らでできるのなら手伝うぜ?」
アイザック「実はな。今、円卓会議で外の調査をしてるだろ?」
直継「なんかわかったのか?」
アイザック「あぁ、それが、調査班も驚いてるらしい。ここが、あのイルーナ戦記の中だと」
直継「それって、数年前に話題になったVRMMOじゃねえか」
ニャン太「確か…不具合の影響で人が消えたとか…」
アイザック「あぁ、だが、そのゲームはそれが原因で廃棄されたんだがな」
そんな話をしているとニャン太の元に連絡が来た。
ピコン
ニャン太「にゃ?どうしたのニャ?ミノリち」
???『そこに直継師匠いるか?』
ミノリ『ちょっとトウヤ。すみません、レベリングに行ってたんですけど、見たことない敵に会ってしまって』
直継「やれやれ、まだ、調査中だから出るなって言われてたろ」
トウヤ『いや、ルディ兄が』
ルディ『僕のせいにするのかい!?』
五十鈴『ルディは黙ってて!』
ミノリ『それで、調査班の方でも倒せないみたいで』
アイザック「なに?そこに調査班がいるのか!?」
直継「それで、敵の名前は見たのか?」
トウヤ『"マタドーラ"っていうものすごくでかい機械兵器だった。しかも、レイドゾーンみたいになってるんだ』
アイザック「マタドーラって言やぁ」
直継「あぁ、イルーナ戦記のボスだ」
アイザック「とりあえず、腹黒に知らせろ。こっちはメンバーを募っとく」
直継「あぁ、わかった」
その頃、カザナミが開いた円卓会議では、議題が切り替わろうとしていた。
カザナミ「なるほどねぇ、経緯はどうあれ、キリトとかと一緒みたいね」
リムル「俺たちも街ごとだからな」
ネギ「未来からのメンバーとかは会いませんでしたか?」
シロエ「未来からの?あー、直継がやたらとまとわりつかれてた男の娘ならいたな。てとらとか言ったか」
ネギ「僕らも未来の人達に会ったりしてるんです」
シロエ「しかし、まさか、ここまでのメンバーが揃ってるとは驚きだ」
雨「まぁ、私はゲームプレイヤーですけどね」
ピコン
シロエ「どうした?」
カザナミ「ん?」
直継『シロエ、トウヤ達からボスが強すぎて倒せないという連絡きた』
シロエ「ボスの名前は?」
直継『マタドーラだ』
シロエ「なるほど」
カザナミ「どうしたの?」
リムル「俺が当ててやろうか?」
シロエ「どうぞ」
リムル「どうせ、調査してるんだろ?」
シロエ「それは当然のように」
リムル「じゃあ…」
雨「あ、私、ついて行きたい!」
カザナミ「ちょっと、雨さん!?リムルさんの話を聞いてから…」
雨「会いたい人もいるし」
キリト「(あの眼…俺たちと話した時と一緒だ)」
ネギ「(えぇ…ワクワクしてるみたいですねぇ)」
メリオダス「(さてさてさーて、とりあえず、メンバー選出か?)」
シュウガ「(ったく、雨のやつ勝手に仕切りやがって)どうする?カザナミ」
カザナミ「うーん」
雨「じゃあ、シロエさん行きましょう」
シロエ「え?」
雨はシロエの手を握ると、シロエと共に会議室を後にした。
キリト「あーぁ、行っちゃったよ」
ネギ「僕、追いましょうか?」
カザナミ「うーん、追っても、追いついたら終わってるけど行くの?」
ネギ「あはは」
メリオダス「それにしても、アイツは本当に自由だよなぁ」
業「そうそう、この前なんか見様見真似で、メリオダスのフルカウンターをやってのけたからな」
シュウガ「今のところ、一番、特殊クリスタの所持者だからな」
カザナミ「ん!?(何!?このビジョン!?)」
ルリ「どうしたの?カザナミちゃん」
カザナミ「未来が変わる」
業「え!?それはいい方に!?」
カザナミ「わからない」
キリト「じゃあ、追った方がいいんじゃ」
カザナミ「もう、調査に行かせてるわ」
リムル「あぁ、ソウエイとユウカが向かってる。そろそろ着くはずだが…」
ソウエイ『リムル様』
ユウカ『お母様、マターの残骸を発見したわ』
カザナミ「そう…やっぱりね」
ソウエイ『その先も残骸しかありませんね』
カザナミ「まぁ、"西風の旅団"が関わってたら、倒せるでしょうよ」
アインズ「なるほど、調査してたのは"西風の旅団"か。だが、その先で足止めを喰らったようだな」
その頃、雨と一緒に外に出たシロエは直継、ニャン太と共にマタドーラがいる場所へ向かっていた。
雨「いやぁ、ニャン太さん、お久しぶりです」
ニャン太「いや、まさか、あの時、一緒に狩りをしていた雨ちがいるとは、意外ですにゃ」
直継「知り合いか?班長」
ニャン太「そうニャ。雨ちは行方不明になった一人ニャ」
シロエ「え!?じゃあ、まさか、カナミさんの」
雨「え?カナミさんもこっちに来てるんですか!?」
シロエ「いや、それはわからない」
直継「ってことは、俺らより年上になるのか?」
ニャン太「時系列的にはそうニャ」
雨「その後、イルーナ戦記のVRはどうなったんですか?」
ニャン太「廃止になりましたニャ。ゲームごと。ゲームをシャットダウンすると戻ってくる人はちらほらいたニョだが…」
雨「そうですか…じゃあ、私は戻れないかも知れませんね」
そんな話をしているとマタドーラの前に到着した。そこには西風の旅団とトウヤ達、アイザック率いる討伐部隊がいたが、前線にいるのは雨の見覚えのある人だった。
雨「あぁぁ!」
???「ん?この声、まさか…」
雨「カナミさんだぁ!」
カナミ「あぁ!レイちゃん!元気だった!?」
シロエ「え!?カナミさんじゃないですか!?何してるんですか!?こんなところで」
カナミ「なんで、シロ君といるの?」
雨「私、この世界の救世主の一人なので、あ、因みにシロエさんもです」
カナミ「えぇー!!レイちゃんとシロくんがねぇ…じゃあ、私が戦うのは…」
カナミは雨達の方に向き直し、構えた。
雨「え?カナミさん?なんで、こっちに向くんですか!?」
カナミ「アンタ達ってこと…ね!!」
雨「ちょっと、カナミさん、待って!あ、わ、わ、わ、わ、わ」
シロエ「カナミさん、その人は探してた人ですよね?」
カナミ「ほえ?そだよ。でも、私"達"の敵でもある。だって、伝説所持者ってことでしょ?」
雨「そ、そうだけど、なんで、カナミさんが敵なの?」
ユウカ「よかった、間に合った」
雨「え?ユウカちゃん?」
ユウカ「その方は乗っ取られています。お母様が予知しきれてないので、そこまでしかわかりません」
雨「じゃあ、アスタを呼んでくれる?」
ユウカ「わかりました」
カナミ「フッフッフ…ん?」
シロエ「ゾーンバインドホステージ」
シロエが放ったスキルはカナミに纏わり付いた。
しかし、カナミは謎のスキルを使用し、それを解除した。
カナミ「!?gna49hzv82!?m?hy」
雨「え?今、なんて!?」
パキャン!
シロエ「な!?」
アイザック「嘘だろ…」
カナミ「クックック…」
雨「あのカナミさんが誰かに憑依されてるなんて…とりあえず…邪魔!」
雨はマタドーラを一確すると、カナミの方に向き直り、武器を構えた。
雨「どうして…どうして!うわぁぁぁぁあ」
カナミ「はぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ガキン!
???「おや?カナミさん、見つけたんですか?」
カナミ「あ、クラ君、待ってたよ。おわっと」
雨「中に入ってるやつ名乗れ?!」
カナミ「私はカナミだよ、レイちゃん」
アイザック「クラスティ!お前何処にいたんだ」
???「ミ・ロード!探したのよ!」
クラスティ「やぁ、リーゼ。元気そうで何よりだ」
シロエ「まさか、クラスティさんも…」
直継「よそ見すんな、シロエ!」
ガキン!
クラスティ「クックック…よそ見とは余裕だな」
シロエ「やはり…」
クラスティ「そうだな、せっかくだし、俺たちのギルマスの名前を紹介しておこう」
カナミ「そうね。エリーゼ様よ」
ユウカ「エリーゼ!?嘘でしょ…まだ、病院にいるはず…」
カナミ「フッフッフ…何を言っているの?アレはただの抜け殻に過ぎない。貴方の本当の母は闇そのものなのよ」
タッタッタ…
???「私の娘をたぶらかさないでくれる!?」
ガキン!
カナミ「チッ…現れたか…闇の姫カザナミ」
カザナミ「その呼ばれ方久々、なんか新鮮」
ガキキン!キン!キン!キン!!
カザナミ「どうしたの?その程度?こんなの目を瞑ってたって捌けるわよ?」
カナミ「な!?」
クラスティ「データに無い動きだぞ!?」
カザナミ「やっぱり"偽物"じゃその程度よね」
雨「え!?今なんて!?」
カザナミ「偽物って言ったのよ。この人達には未来は無い。ここで壊される運命よ」
ユウカ「そんな…ママが…」
カザナミ「アンタも一々気にしない!」
ユウカ「でも…」
カザナミ「でもじゃない!助ければいいでしょ!」
ユウカ「お母様も手伝ってくれる?」
カザナミ「もちろん、あの子は一度ならず2度も私を困らせた。一発殴る」
雨「カザナミさん、やっちゃっていいんですね?」
カザナミ「もちろん。ただ…」
雨「ただ?」
カザナミ「この人達の謎のスキルがわからないとデバフをかけれないわ」
シロエ「僕に考えがあります。カナミさんは任せてもらえますか?」
雨「うーん、しょうがないか。じゃあ、私はアカツキさんを借りたい」
シロエ「アカツキまで知ってるのか…アカツキ、雨さんを助けてあげて」
アカツキ「わかった。よろしく頼む」
雨「じゃあ、私が知ってるスキルが使えるかもしれないのでそのレクチャーをしている間、無防備なので、直継さん、よろしく」
直継「任せとけ祭り。アンカーハウル!」
クラスティ「グッ…!?gna49hzv82!?m?hy」
シロエ「今だ。ゾーンバインドホステージ」
クラスティが発動した謎スキルでアンカーハウルの効果が切れた瞬間を狙って、シロエがゾーンバインドホステージを放った。見事にHIT。その後、直継がゾーンバインドホステージを斬り、クラスティにダメージを与えた。そして、クラスティの身体は泥人形へと変わり、崩れて消えた。
それを見たカナミが激怒。ポケットから取り出した物を口に含むと飲み込んだ。
一方、その頃、闇の領域の奥深くでは縛られている3人の姿があった。
???「く…あぁぁぁぁぁぁぁあ」
???「カナミさん、大丈夫ですか!?」
カナミ「どうやら、クラくんの人形は倒されたようね」
クラスティ「えぇ。そのようです。しかし、まだ、もう一人いらっしゃいます」
カナミ「どことなくシロくんに似てるけど…」
???「スー…スー…」
カナミ「う…ぐ…人形のやつ無茶をしたわね。私にもダメージ来るんだけど?!」
クラスティ「奴の言葉、本当でしょうか?」
カナミ「どうかしら…うぐ」
クラスティ「本当だとしたら、ここにカナミさんが探してる人がいるかもしれない」
カナミ「えぇ、まぁ、レイちゃん元気だといいなぁ」
雨はアカツキに伝授した。
アカツキのスキル項目に新たなスキルが追加された。
口伝〈影遁〉 《シャドー・ラーク》
シロエ「雨さん、口伝じゃないですか」
雨「これは貴方達の未来を私達はアニメで見てるの」
アカツキ「なるほど」
雨「だから、教えられた。そして、あの頬に出てるアザみたいなのはどうやら私のようね」
カザナミ「そうみたいね」
雨「じゃあ、本気で行きますよ」
フゥゥゥ………
雨は眼を閉じて、精神を落ち着かせた。
雨「さて、カナミさんの皮を被ったお人形さん?覚悟はいいです…か!」ギロッ
ギン!
カナミ?「グブビボゴラバババ」
雨「もうしゃべる気力もないですか。じゃあ、安らかに眠りなさい!アカツキさん、行きますよ!」
アカツキ「わかった!」
雨&アカツキ
「「はぁぁぁぁぁぁぁ!!」」
雨「シュネル・P・ファング!!」
アカツキ「影遁!アサシメイト!」
……………………………
………………………
…………………
……………
………
……
…
時間は過ぎ、ギルド本部で会議みたいのを再開していた。
雨「え!?生体波動を感知したんですか?」
リムル「あぁ、だが、どこで作られたがわからん」
カザナミ「気になることは山積みよ」
シュウガ「あぁ、さっき、病院に行ってきた。エルスィは衰弱してた」
ユウカ「そんな…ママが…」
カザナミ「まぁ、エルスィは私が助けるから大丈夫よ」
雨「私もカザナミさんと行かせてください!そこにきっとカナミさんもいるはず!」
リーゼ「なら、私も行かせていただきます。ミ・ロードもそこにいるはずです」
カザナミ「じゃあ、この3n…」
シュウガ「はい、ダメです!」
カザナミ「ちょっと、シュウガ!私は大丈夫よ!」
シュウガ「お前さぁ、俺が気付いてないとでも思ってんのか!?」
カザナミ「な、何をよ…」
シュウガ「お前、二人目いるんだろ?安静にしとけ」
カザナミ「な、なんで知って…は!…ユウカ!言ったわね!」
ユウカ「はい、もちろんです!お母様は安静にしなきゃいけません」
カザナミ「うぐ…」
リーゼ「(待って…身篭ってて、あの動き!?)」
雨「(流石、カザナミさんだなぁ)」
シュウガ「まぁ、カザナミ。お前の代わりいるから」
カザナミ「誰よ」
シュウガ「俺らの娘である。ウミちゃん」
カザナミ「えぇぇぇぇ!?ダメよ」
ウミ「お母さんは安静にしてなきゃダメ!」
カザナミ「う…」
リムル「(あのカザナミが圧倒されてる…)」
カザナミ「じゃあ、道案内は」
アインズ「私が行こう」
シュウガ「助かる」
カザナミ「回復役は?」
ルリ「私がいっきまーす」
シュウガ「確かにカザナミ一人いれば、全てまかなえるだろう。だがな!病んでるやつは足手まといだ!」
カザナミ「わかったわよ…大人しくするわよ…」
シュウガ「やけに素直だな」
カザナミ「ウミちゃんが行くなら大丈夫よ。私の全てを教えてある」
シュウガ「あぁ、任せてみようぜ」
to be continue…
次回!オリジナルストーリー
闇の本域突入!