謎の世界で生き残るために傭兵団作った 作:全力執奏
援軍を要請して、待っている間。
サイバスターをアイテムボックスにしまうのは、まずいので(小さい物ならともく巨大なものも魔法で仕舞えるとバレるのは、ヤバイ)、サイバスターでの訓練を行うことにした。
近くの土地を借りた、飛行訓練とディスカッター乗せてきたで素振り行い、ハイファミリア(無人機)の調子を確める。
「ふぅ」
「お疲れ様です。古城さん」
サイバスターから、降りるとルミエス王女達がやって来た。
「ああ、これはルミエス王女」
パーパルディアとの戦争になるので、国王ターラ14世は忙しいので、代わりに娘で外交官でもあるルミエス王女が、俺の連絡役を担当することになった。
「サイバスター、凄い速さですね。あっという間に空を駆け抜けて」
「ええ、風の魔装機神の名前は伊達ではありません」
「風の……ということは、他にも?」
ルミエス王女の質問に、答えるか迷ったが、教えても問題ないので、答えることにした。
「ええ、他にも。火・水・地の魔装機神があります」
すると、少女のように目を輝かせるルミエス王女。
外見年齢は俺より歳上に見えるが、可愛らしい人物だ。
教えてほしそうにしていたので、教えることにした。
「時間があるのでしたら、話すことができますが?」
「ええ、是非」
こうして、援軍が来るまでの間。毎日、様子を見に来てくれる、ルミエス王女に色々な話をし、お茶請けとして、出したお菓子にルミエス王女以下、侍女や甘党の騎士や兵士達に大人気になり、教えてくれと料理人に頼まれ、お菓子のレシピを販売したら、高額にも関わらず、飛ぶように売れた。
そして、ルミエス王女、
「お、美味しいですっ」
「そ、そうですか……」
「お、お顔が、 ルミエス様、お顔が大変なことになっておりますわ!!」
俺が試しに作ったイチゴパフェを食べてヘブン状態になった。
料理スキルやべぇ。
パフェがトドメになったらしく、俺とルミエス王女は仲良くなった。
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アルタラス王国 国王ターラ14世の私室
「ほぉ、暁殿の出したお菓子に夢中になり、暁殿より食欲が勝るのではないかと、少々不安だったが、ルミエスは暁殿と仲良くなったか」
幼き頃より自身に仕えている二人の騎士と侍女の報告に、国王は満足気に頷く。
「しかし、陛下、よろしいのですか? 強力な傭兵団の段とは言え、傭兵団の男にルミエス様を」
「パーパルディア皇国に渡すより張るかに良い」
騎士の言葉に国王はそう答える。
「それにな、奴等が本当に傭兵団かと言うのも怪しい」
「そ、それは確かにそうですが」
立ち居振舞いは、貴族ほどではないが、教育を受けた者の雰囲気がある。
傭兵団の力はまだ未確認だが、サイバスターだけでも、十分強力だ。
「仮面を被っているかと思って、ルミエスが居ない時に、侍女を何人か近づけたが、女に興味はあれど、色々と理由をつけて、断っておる。何より、女に恥をかかせてすまないと深く頭を下げている。女好きではありそうだが、女には優しく理性的だ」
少なくとも、馬鹿国の馬鹿な外交官より万倍マシだ。とターラ14世は考えた。
「それに暁の傭兵団は突然現れた。彼等は魔帝の流れを組む者達かもしれない。ならば、強さは列強のミリシアルを越える可能性がある」
「へ、陛下、流石にそれは、確かに銀色の巨人、サイバスターなる物は、凄まじい戦闘力ですが」
「パンフレットを見る限り、質と量。二つを持っているぞ?」
「確かに…………」
「色々な問題はある。だが、まずはパーパルディア皇国を退けなければ」
この翌日、暁の傭兵団の増援がアルタラス王国に到着。
古城が、ターラ14世に、艦隊を紹介したいと言われて、見に行くと。
「あれが、艦隊の旗艦、大戦艦ヒエイです」
合計9隻の巨大な船の艦隊を見て、ターラ14世は、この戦いに勝つことを確信した。
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「すげぇな、暁の傭兵団って」
「ああ、あんなにデカイ船だけじゃなく、巨人も沢山乗せてきたみたいだしな」
「ああ、これはパーパルディア皇国も、今回の戦争は負けるかも知れないな」
酒場で商人達が話をする。パーパルディア皇国の要請をアルタラス王国が拒否した話が広まるとパーパルディア皇国軍が来る前に、大半の商人は逃げたが、空を飛ぶ銀色の巨人を見た一部の商人は、暁の傭兵団の増援を確認してから逃げると言う博打を打つことにした。
その増援も巨大な艦隊で、即座に送り込まれ。商人達は驚いたが。
「でも、銀色の巨人よりは小さいんだな。やっぱり銀色の巨人は団長が乗るからなのか?」
「さぁ?」
この後、アルタラス王国から脱出した、商人達の話は世界へ流れていく。