謎の世界で生き残るために傭兵団作った   作:全力執奏

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原作前

 

 

 俺は元フリーターの三十路のオッサンだった。

 

 けど、ひき逃げに合い死亡した。で、女神を名乗る光の球から、異世界へ送るからどんなチート能力が欲しい? と聞かれたので少し迷ったが、俺は「俺が今まで視聴、遊んだゲームやアニメ、漫画、ラノベの力や物を自由に使ったり、生み出せる力が欲しい」と。

 

 

 

 で、気が付いたら、俺は半径五百メートルくらい無人島で横たわっていた。

 

 無人島に生えていた大型冷蔵庫サイズの花が、とても地球の植物には見えないので、ここが異世界だと納得し、俺は色々と能力を使おうとして気づいた。

 

 なんか、身体が死ぬ前の俺では無い。

 

 慌てて、鏡系のアイテムを取り出して自分の顔を確認すると、ストライク・ザ・ブラッドの暁古城になっていた。

 

 

 

 なんで!? と思ったが、男キャラで一番好きなのが暁古城であり。俺の身体は事故でぐちゃぐちゃになったらしいから、代わりとしてこの形になったのか? と一応は納得しておいた。

 

 

 

 もちろん、暁古城が使えた十ニの眷獣は使えた。試し撃ちとして海に【獅子の黄金】を使ってみたけれど、三巻で魚を取ろうとした古城みたいに、海水でびしょ濡れになった。

 

 それから、俺は自分の能力を確認した。

 

 

 

 魔法はあらかた使える。魔法少女まどかマギカのソウルジェムまで有った時は驚いたが、どうやらこれはレプリカらしい。試しに使ってみたら、変身できた。ソウルジェムは濁らず、俺の魔力で魔法を使える。

 

 

 

 誰も居ないから、使ってみたけれど、誰かに見られたらマミりたくなるので即座に解除した。

 

 

 

 それとザオリクやリザレクションなどの蘇生魔法。スタンドのゴールド・エクスペリエンス・レクイレムなどの強力な能力などは使えなかった。

 

 流石に何かしらの問題があると判断したのだろう。

 

 

 

 ぶっちゃけ、目の前に鎮座しているガンダムを見て、世界の文明レベルによってはこれだけでも凄まじい物になる。ってか、第四真祖の力だけでもこの世界では十分チートかもしれない。

 

 

 

 けれど、やはり不安に思うのだ。

 

 一部の俺の知っている最強能力や道具が使えない。

 

 と言う訳で、まずは拠点を作る為に海を移動できる仲間……と言うか、嫁を呼びだすことにした。

 

 

 

「これからよろしく頼むな。大和(艦隊これくしょん)、長門(アズールレーン)コンゴウ(蒼き鋼のアルペジオ)」

 

 

 

「はい、任せてください。提督」

 

「うむ、この長門に任せるが良い。指揮官」

 

「了解した。アドミラル」

 

 

 

 こうして、俺は周辺海域を探索。結果、大小複数の小さな大陸と島を発見。

 

 広さ的には日本より一回り大きいと分かった。

 

 

 

 それからしばらくして。

 

 新しく見つけた小さな大陸。名前が決まらなかったので暁の大陸と命名。その東の沿岸部に作られた基地の会議室で俺は唸る。

 

 

 

「うーん、妖精さん達のお陰で、家などは何とかなったけれど、やはり不安だ」

 

 

 

 戦艦を実体化させた大和(艦これ)の自室で、俺は悩んでいた。

 

 既に大勢の艦娘、KAN‐SEN、メンタルモデル。を呼びだし、暁の大陸を開発中だ。

 

 大陸と周辺の島の調査を行い、皆の意見を取り入れて、開発と都市計画を考える。

 

 現在それを実行中である。妖精さんと饅頭とアイルーの能力がマジチート。

 

 

 

「提督、現状の戦力でもまだ不安なのですか?」

 

「流石に心配が過ぎるのではないか、指揮官。この世界にはセイレーンもおらぬぞ」

 

 

 

会議に参加している大淀(艦これ)と長門(アズレン)の言葉に頷くが。

 

 

 

「そもそも、メンタルモデル。霧の艦隊が呼びだせた時点で、正直不安しかない」

 

「ぬ、それは、まあ。確かに」

 

「そうですねぇ……」

 

「…………」

 

 

 

 長門(アズレン)と大淀(艦これ)の言葉に、会議に参加しているコンゴウ(蒼き鋼)が、無言になる。

 

 既に、艦これ勢。アズレン勢。蒼き鋼勢は合同演習などでお互いの力を認め合っている。

 

 

 

 と言うか、艦これ勢とアズレン勢が、蒼き鋼勢に「いくらなんでもあのバリアは卑怯!」と叫んだのは記憶に新しい。

 

 

 

 ただ、模擬戦は結果的に勝っているし、クラインフィールドも実のところ、力ずくで破られている。

 

 

 

 強制波動装甲は流石に実弾でどうなるかは、試していないが、コンゴウなどは「クラインフィールドなしで、集中砲火を食らえばタダでは済まないと」計算したようだ。

 

 

 

 と言うか、この世界に呼び出した三者はぶっ飛んだ力を持っているのが分かった。

 

 

 

 大和(艦これ)曰く「恐らく本来の性能+錬度(レベル)、搭載兵器が強化されているので、艦娘になる前の、私(大和)の砲撃よりも今の方が更に強くなっています」とのこと。

 

 

 

 アズレン勢も同じようで、ハッキリ言って錬度によって差はあるが、大和(艦これ)の場合、史実の45口径46センチ砲の威力がトンデモナイことになっている。

 

 

 

「アドミラル、ではどうするのだ?」

 

「うん、いざという時にこの星から逃げる為に、アレを呼びだそうと思う」

 

「アレ? とはなんじゃ、指揮官よ」

 

「ふふ、それは見てからのお楽しみ。ああ、それと新しい仲間も追加するかもしれないからよろしく」

 

「分かったぞ」

 

「はい、皆にも通達しておきます」

 

「今、連絡した」

 

「よろしい、では。会議を始めようか」

 

 

 

 こうして、暁の大陸の開発の話し合いが進んでいく。

 

 幸い日本に近い気候なので、牧場物語の能力と種が大活躍した。

 

 食事を必要としないメンタルモデル達も、これには喜び。

 

 更に艦娘やKAN‐SEN達も暇な時は畑の仕事手伝ってくれた。

 

 

 

 

 

「こ、これは、なんじゃ……指揮官」

 

「ん、ああ、これがアレだよ。置く場所が無いから生み出せなかったけれど。妖精さん達と饅頭、アイルー達に頼んで着陸できるところを作ってもらったんだ」

 

「ど、道理で、強大な滑走路を造ると思いましたが、この大きさなら納得できます」

 

「流石はアドミラルだ」

 

 

 

俺達の目の前にある超巨大な人工物の名前は、マクロス。

 

全長は1210メートル。全幅465メートル。全高335メートル。

 

五万八千人が暮らすことのできた、航空母艦である。

 

 

 

「で、ですが、これを運用するとなると、人員が」

 

「それについては問題ない。なんか知らないけれど、これ俺の指示で細かい動きは無理だけど、ある程度動かせる。更にオートでも動くぞ」

 

「え?」

 

「ぬ?」

 

「ほぉ」

 

 

 

 正直なところ、アニメ原作のキャラ達を呼びだすと、多かれ少なかれ衝突する可能性がある。だから、俺はガンダムなどの兵器は物だけ取り出して、動かせる確認をした。

 

 幸いガンダムなどのMSや他のロボットは動かし方が自然と分かった。

 

 問題なのはホワイトベースやマクロスなどの動かすには複数の人間が必要な乗り物だ。

 

 嬉しいことに、これもオートで動かせた。と言うか、恐らくギレンの野望というゲームの影響があるのではないか? と考えている。

 

 

 

 実はMSから降りた時に、俺の目の前にウインドウが現れてこう聞かれたのだ。

 

 オートモードに設定しますか?

 

 

 

 五秒くらい俺は固まってしまった。

 

 ビックリしたよ、マジで!

 

 

 

 で、試しにザクをオートに設定していたら、獣と言うには大きいから、便宜上魔獣と呼んでいる生物。この時はワゴン車サイズの猪が現れた時は、素早くザクマシンガンを構えて発砲した。

 

 

 

 建設中の建物の近くで発砲されて、薬莢が建設中の建物に直撃したので、妖精さんと饅頭達、アイルー達にしこたま怒られてしまい。俺はザクに乗って少し離れた場所にザクを置いたのだが、ザクは勝手に歩きだし、建築中の建物の近くで待機した。

 

 

 

 それから、ある程度実験をしてみると拠点を守ることを優先しながらも、敵を発見した時は攻撃するようだ。味方が数機いる場合は、待機している者と倒しに行く機体があることが分かったので、魔獣狩りの手が足りなかったアイルー達は仕事が楽になったと喜んだが、威力が高過ぎて勿体ないと言われて、結局MSは今現在俺のアイテムボックスに入ったままだ。

 

 

 

「まあ、オートだと全力で攻撃するのが普通みたいだから、正直怖いので、無闇にオートにはしないが」

 

「そんなに恐ろしいのですか?」

 

「艦首砲撃システムは、超重力砲より上だ。範囲が広いから恐らくミラーリングシステムごと撃ち抜くぞ」

 

「ほぉっ」

 

 

 

 大淀の言葉に俺はそう答えると、流石に三人の表情が変わる。特にコンゴウは面白い。と微かに表情を変えた。

 

 

 

「あの提督。マクロスは本当に要りますか?」

 

「ピンポイントバリアと言う防御システムがある。更にマクロスシティなら、外からの侵入を防げるから、外に建てた建物より安全だ。未だにこの世界の人間と会えていないけれど、用心したい」

 

「それは仕方無かろう。この周辺の探索と開発で精一杯じゃ。やはり人手が足らん」

 

「増やしたくても増やせないんだよな」

 

 

 

 原作キャラは大半が良い子ちゃんだ。絶対喧嘩する未来が見える。それに俺はカップリングを大事にする。なので、主人公を呼びだしたらヒロイン達も呼びだすことになる。

 

 

 

 下手に呼び出せば、対立する可能性もある。

 

 正直、何人か会いたいな。呼び出したいな。という人物はいるけれど……。俺だと統率や協力してもらえるか分からないし。

 

 

 

「人手と言う意味なら、トルーパーとかかな?」

 

「とるーぱー? それはどんな人物じゃ、指揮官」

 

「クローン兵士だよ」

 

 

 

 即座に艦これ勢とアズレン勢に滅茶苦茶怒られた。流石にクローン兵士は倫理的に駄目だった。まあ、トルーパーはクローンだけど、個人差があり脱走とかしてるから、出さない方が良いかな。でも、人手が足りない。何か他に良い方法は……。

 

 

 

色々考えること三日後。

 

 

 

 

 

「初めまして、ホムンクルスのホム(♂)です」

 

「初めまして、ホムンクルスのホム(♀)です」

 

「ちむ(♂)」

 

「ちむ(♀)」

 

 

 

「「「「「…………」」」」」

 

 

 

 視線が痛いです。艦これ勢とアズレン勢の。また女の子ですか?みたいな。いや、男の子もいるからね!?

 

 

 

「はぁ、妖精さん達もどこからか増えていますが、今後のことを考えれば彼、彼女達は必要でしょう」

 

「まあ、この辺が落としところかの」

 

「アドミラル、もしかして男もイケるのか?」

 

「くまは黙ってろ!」

 

「くまじゃねぇよっ!!」

 

 

 

 キリシマ(蒼き鋼)を無視して、俺は皆に説明した。

 

 一応、妖精さんや饅頭も戦艦(ホワイトベースやマクロス)を操作・操縦が出来ることが分かった。

 

 もちろん、要訓練だが。

 

 

 

 その際、問題が発生した。それは身体の大きさだ。

 

 妖精さんは手のひらサイズ。饅頭はぬいぐるみサイズ。

 

 

 

 お前等、もう少し大きくなれない? と聞いたところ。妖精さんは「消耗が激しい」と言われ、饅頭は「同じく疲れる」と言われた。

 

 なので少数ではあるが、ホムンクルスを作った。アトリエシリーズの力でな!!

 

 後はちむちゃん達は、偶然二人だけ生まれた。他にもアトリエのオートマータも作っている途中だ。ニーアオートマータのB2なども呼ぼうかと思ったが、仮に人間との争いになった場合、心を病む可能性が高いので、本拠地だけで、運用することを視野にいれている。

 

 

 

「じゃ、この大陸の探索もある程度終わったし、建設も終わった。そろそろ西と東へ調査しに行こうか」

 

 

 

 この二週間後、妖精さんや饅頭、アイルー(陸戦要員)とホム達の訓練を終えたマクロスは西へ。新しく生み出したホワイトベース三隻は東へと向かった。

 

 

 

 もっと強い戦艦に乗せようか迷ったが、仮に調査隊が被害を受けるのであれば、この世界の脅威度が分かる。

 

 ちなみに、東の調査隊は戦闘を目的としていないので、妖精さんと饅頭。メンタルモデルの伊400と伊402が載っている。

 

 

 

 現在の調査で、海には巨大生物は確認されていない。

 

 妖精さんと饅頭達とアイルーは不死の存在で、一定のダメージを受けると消えて俺の所に戻ってくるらしい。と本人達が言っていた。アイルーは海でも地中に潜るという、訳の分からない能力持ち。

 

 なので、ある意味で安心して派遣できる。

 

 

 

 問題はホムンクルスと伊400と伊401だ。だから、キメラのつばさを全員に持たせた。大魔王でも現れない限りは帰ってこれるはずだ。

 

 

 

 もちろん、戦力はしっかりと確保している。

 

 偵察機にディッシュ。対潜にドンエスカルゴ。爆撃機はデプロック。

 

 

 

 水中MSはズゴックEとハイゴック。空中は可変型MSを乗せるか迷った。

 

 今回は見送ることにして、Gファイターとガンダムにした。いざというときは、分離しろと。

 

 

 

 とは言え、妖精さん達や饅頭はMSよりも戦闘機の方が好きらしいのでGファイター。ホム達はガンダムとズゴックE、ハイゴックにした。量産型ホム達はまだMSに乗り始めたばかりで、可変型のMSの操作はまだ難しいそうだ。訓練時はなかなかの動きだったけど。

 

 

 

「人は、人類は居るのだろうか? かなり不安になってきた」

 

「そんなに構えるな、指揮官。何があろうと。この長門が守ってやろう」

 

「うん、その時は頼むよ」

 

 

 

 不安は大きい、けれど、それと同じくらい。ドキドキワクワクしている。

 

 この世界はどんな世界なのだろうか、と。

 

 

 

「提督、御指示を」

 

「我々は、これより西へ向いこの世界の探索を開始する。マクロス。発進!」

 

「了解しました。マクロス。発進します!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「し、指示出すのって、結構気恥かしいね」

 

「ははは、そのうち慣れるぞ」

 

 

 

 マクロスが発進して、六時間後。休憩の為に俺は艦長室へ戻ったのだが、冷静になると急に気恥かしくなって、長門に膝枕で慰めてもらった。

 

 

 

 気持ちが分からない人は部屋で、試しに艦長ごっこをしてみると良い。

 

 なんか知らないけど、恥ずかしくなるから。

 

 

 

 いや、元々俺と言う人間が人の上に立つ側の人間じゃないから、気恥かしくなるのかもしれないな。

 

 

 

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