二年間剣の世界で生き延びた剣士はまたVRにのめりこむようです   作:ウィングゼロ

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……中々執筆が進まない。
コロナによる外出自粛の中ゴールデンウイークいかが過ごしでしたか?
自分は通常通りでした(遠目)
休業することなく回り続けましたようちの会社は……元々ゴールデンウイークも通常通り動いてるから……ゴールデンウイークなんてないも等しかったです……
他からしたら仕事出来て良いなとか言われそうだけど……俺としては休みもう少し欲しかったな


36話『SAO生還者とデート』

 

 

「はぁ……はぁ……サイトくん、何処に……」

 

 

エギルと少し話し合った後サイトの後を追いかける虹架。

 

 

時刻は3時を回り、学校が終わった学生の姿がちらほら見えて目立っていた制服姿も完全に周囲と溶け込める時間帯になっていた。

 

 

(どこ!?サイトくん)

 

 

あのまま別れるわけには行かない。そう焦る気持ちで探す虹架は視界に駅へと向かっている太一の後ろ姿を目に捉えた。

 

 

「太一くん!」

 

 

息を上がりながら、太一の腕を掴む虹架。

 

太一も振り返ってエギルの店から追ってきたことに驚いた顔を浮かべた後。体を振り返らせてどうしたんだと冷静に言葉を返した。

 

 

「……虹架」

 

「……な、何とか追いついた」

 

「……まだ何か用か?」

 

 

ちょっと冷たい言葉を虹架に向ける太一。

 

彼からしたら嬉しくはあるがこれ以上一緒に居る必要もないし、目の前で死んでしまったキリトとアスナのことを昨日のように思い出すために余り関わりたくもなかった。

 

 

「関係あるよ!……そんな状態の太一くんを放っておけないし……」

 

「……レインが気にするほどのことじゃないよ」

 

「むっ、太一くん。私のことは虹架だよ。そういった些細なことからぼろが出てる」

 

「……」

 

 

心配する虹架に無理して問題ないと言い張る太一だがゲームネームで呼んだことを指摘され無理していることを見抜かれ太一は何も言えなかった。

 

しばらく立ち止まり往来する人が二人の左右を行き来する中お互い何も言わずにいると先に口を開けたのは虹架だった。

 

 

「ここで立ち止まってるのもなんだから何処か行かない?」

 

「どこかって……もう帰る予定なんだが」

 

「……えっとまだ時間あるよね。その……」

 

(ここで手を離したら一生後悔する。何としても一緒にいなくちゃ)

 

「……デート」

 

「はい?」

 

 

このままここに居ても往来の邪魔になると考え、また何処かに一緒に移動しようと虹架が促す。だがもう家に帰ろうとしていた太一は直ぐに話を終えて駅に向かおうと話しを短く終えようとすると、慌てた虹架が咄嗟に言葉を零すと流石に予想していなかった太一も短い驚きの声を上げた。

 

頬を赤くして指で前髪をいじる虹架は、また口にするのも恥ずかしりながらまた口を開けた。

 

 

「デート、しよっか」

 

 

 

 

太一SIDE

 

 

どうしてこうなった。

 

エギルの店を出た後、時間も制服があまり目立たない時間になっていたから人目も気にすることもなかった。

 

そのまま駅に直行するだけだったというのに今現在というと……

 

 

「~~♪」

 

 

狭い小部屋に中央にテーブルが置かれその上にセルフで取ってきたジュースと軽い食べ物が置かれ、俺と反対側のソファーに座る虹架は流れる曲に沿って歌詞を楽し気に歌い、軽くリズムよく振り付けもしている。

 

あの虹架のデートという言葉に呆気を取られ、そのまま連れられて来たのは駅前のカラオケ店だった。

 

 

突拍子もないデートいうことでプランなんて元からないため少し歩きながら悩んだ末、虹架がカラオケに行こうと言いまだ空いていたカラオケ店に簡単に入れた。

 

 

「ふう、歌った歌った。ねえ、太一くんも何か歌ったら?」

 

「俺はいい、虹架みたいに歌には自信ないから」

 

「そうかな?仮にそうだとしても私は気にしないよ。ほら!……何だったら私とデュエット曲でも歌う?」

 

「歌うつもりはないぞ」

 

 

そう言って虹架はカラオケボックスの隣に備え付けられた収納ケースからマイクを取り出し、俺に差し出してくる。

 

俺は躊躇いながらも手に取るが虹架とデュエットは遠慮した。

 

 

「乗り悪いよ。もう一曲行って見よーっと」

 

「……なあ虹架……どうしてあんなことを言ったんだ?」

 

「……あははは、どうしてなんだろうね。わたしも咄嗟に出ちゃった言葉だったから……あの後、わたし自身動揺してたから……でもそんな太一くんもわたしの誘い断らなかったよね?」

 

「……まあな」

 

 

そっくりそのまま返されて、ぐうの音もでない。

 

そんな俺を見てにやにやと笑みを浮かべる虹架。そんな顔も一変して真剣な顔つきになると俺に顔を向けて口を開けた。

 

 

「ねえ、太一くん……太一くんはNWOかなりやりこんでるんだよね」

 

「?ああ、それはもちろん」

 

 

いきなり虹架も知っていることを改めて聞かれると俺は戸惑いながら頷き、それを確認した虹架が一度深呼吸で息を整えると真っ直ぐ俺を見つめ口を開けた。

 

 

「じゃあ、太一くんの専属鍛治士(スミス)……は必要だよね」

 

「ちょっと待て!?まさか」

 

「うん、私……NWOにログインしてみようと思う」

 

 

虹架……いやレインから出た言葉はあまりにも俺にとって重大な出来事で、告げられた終始何も言えなかった。

 

第二回のイベント。サイトのパーティーは四人が良いか八人良いか迷っています。どうすれば良い?

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