ぼくはけんぞく【小悪魔と旅をしたポケモン】 作:CHRONOM
ポケットモンスター
縮めてポケモン
この世界には数百を超えるポケモンが存在し、そのポケモンをゲットし、共に戦うパートナーのことを
ポケモントレーナーと呼ぶのである。
この物語は、旅を始めて間もない小悪魔と一匹のポケモンの旅の物語…
【ぼくにはまだ名前がない】
わかっているのはエレズンという種のポケモンであること
産まれたばかりの赤ん坊であること、たったのこれだけだ。
育て屋という小さな家で産まれ、一度も出たことがない
育て屋を訪れたトレーナーの多くはポケモンの卵と一喜一憂する。
自由に外に出れないぼくだが、
そうした人々を見ていて思った。
【人々が出入りする扉の先には何があるんだろう?】
ぼくの知らない世界
気になる
気になる
見たい!見てみたい!
誰か!ぼくを連れ出して!
そんな時だった
ぼくと、きみとの出会いは
『ん?なにこいつ』
「エレズンよエレズン!発見された卵を連れ歩いてたら産まれたエレズンだよ!あんた育ててよ!」
『え?』
「この子さ、産まれてから外に出たことないんだ。あんたジムチャレンジ挑戦してるんだろ?一緒に連れてってやんな。」
『エレズン…ブサかわな感じでいいじゃん!』
「よし!じゃあ頼んだよ!」
『ありがと~!』
ぼくを外へ連れ出したのは
悪魔だった。
育て屋を出た悪魔はぼくに話しかける。
『トワはね、トワっていうのあんたはエレズンだったよね』
ト…ワ…
ぼくの…
ご主人様…
『せっかくだしニックネームつけなきゃだね!みんなー!お願いねー!』
悪魔…いや、トワは空に向けに叫ぶ
ぼくの目には誰かいるようには見えないが?
誰と話しているんだろう?
『ビビズンはだめ!もうビビがいるじゃん!あーもう!ビビさまもダメって言ってんじゃん!』
なんだか不思議な人だ…
誰かと会話しているようにも見えるけど僕にはご主人が一人で悶えながら独り言を言っているようにしか見えない…
『もうトワが決める!この子はけんぞくにします!』
けん…ぞく…
ぼくの名前…
『けんぞく!一緒に頑張ろうね!』
そういってご主人様はぼくに微笑んで、抱きかかえると
『けんぞくをみんなに紹介してなかったね、みんな!出ておいで!』
腰に付けたモンスターボールを5つ放る。
まばゆい光の中から出てきたのは5匹のポケモンたち
バケッチャ
コイキング
フワンテ
アオガラス
ラビフット
『えっとね、左からビビ、たつのこ、トワンテ、すなぎも、べこら!みんなトワの友達なんだよ!』
このポケモンたちがご主人様の友達…
ぼくの…仲間…
エレズンことけんぞくと
子悪魔ポケモントレーナーのトワ
これは2匹の出会いと冒険の物語である。
駄文にお付き合いいただきありがとうございます。
なるべく配信に忠実にセリフ選びをしていきますが書きやすいよう若干の改変があるかもしれません。
その点はご了承願います。