魔法少女リリカルなのは~世界破壊者を目指すもの~   作:猿山

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連続投稿!いや。毎回連続投稿している人達はすすごいです。尊敬します。それでは第二話どうぞ!


第二話

第二話 それは不思議な出会い、なのか?

 

side明日香

 

 

私は凄く後悔している。

 

私を庇おうとしているなのは。私となのはの目の前にいるジュエルシードの思念体。

 

オロオロとしているフェレットのユーノ。その近くに落ちている赤い宝石(レイジングハート)

 

近くの道路に埋まってる獅子王(バカ)。原作とは全く違う流れになっている。

 

 

 

全て私のせいだ。私が過信したせいだ。

 

 

 

 

 

 

 

私の名前は如月明日香。転生者よ。神様のミスで死んでしまった私に神様は転生を提案してきた。

まあ、前世では半分引き籠りの様な人生で男性経験はゼロ。両親は私が大学卒業と同時期に死んでしまっていたから私はすぐに神様の提案にしたがった。その際、神様が「転生先には男の転生者が一人いる」と言っていた。

 

転生先はリリカルなのはの世界。まあ、一大ブームにもなった作品だから原作知識は一通り持って転生した。

 

その世界で私の両親が高町夫妻の昔馴染みで家もすぐ隣、おかげですぐに原作主人公のなのはとは幼馴染みになれた。

 

原作知識を持っていた私は少しでも未来が良くなるように努力した。

 

士郎おじさんが怪我したときに私はなのはの傍にいてあげた。それでもなのはは私に迷惑をかけないようにする為に一人で公園に通うようになった。

 

そしてなのはがいる公園に向かったときなのはに近づく男の子がいた。獅子王鋼牙....彼は所謂踏み台転生者のようになのはを泣かせていた。

 

私はなのはを庇ったが獅子王は「ヤキモチを妬いてるのか」と、言ってきた。正直ウザくて殴りそうになった。そこに彼が現れた。

 

明智悠人....どこか大人びていて私に近い雰囲気があるきがした。でも神様は「男の転生者が一人」と、言っていたはず。私の後に神様のミスで死んで人かイレギュラーな存在かもしれない。そう思い警戒していた。彼は私達から獅子王を遠ざけてくれた。少なくともアイツよりは信頼できると、私は思った。

 

それ以来なのはは前よりも我が儘を言えるようになった。私よりも付き合いが短いのに彼は凄いと感心した。それと公園での出来事をさかいに私は特訓を始めた。私の持つインテリジェントデバイスのランベントライトのライトと一緒に訓練を始めた。

 

そう、私が前世の記憶を持っていることは家族には伝えている。両親は「それでも私達は家族だよ」と、言ってくれて私は嬉しかった。アニメのことは黙ったままだけど。

 

そして今日。なのははフェレットのユーノを拾った。その夜なのはが家を抜け出したことを部屋の窓から確認し、私もなのはの後をついて行った。

 

ユーノが入院している病院に行くとジュエルシードの思念体がなのはを襲った所だった。

 

「なのは、コッチっ!!」

 

「え、明日香ちゃん!?」

 

私に気が付いたなのははコッチに寄って来た。

 

「どうして明日香ちゃんが此処に?」

 

「え!?それは...なのはが家を飛び出したのが見えて心配で」

 

私はそれらしい理由を述べた。

 

「そうなんだ」

 

「ええ。って、そんな場合じゃないわ!!」

 

思念体がコッチに体当たりを仕掛けてくる。私達は慌てて病院から逃げ出した。

 

「一体何なの!?何が起きてるの!?」

 

「君には資質がある。お願い、僕に力を貸してください」

 

なのはに抱かれているユーノがそう言う

 

「資質!?」

 

「はい。僕はある探し物をしていまs「はい、ストップ」!?」

 

「ここまで至った経緯は後ででもできるから、今はこの場を乗り切る方法を説明して!」

 

今までは画面の向こうの話だってが、今現実としてピンチになっている。そんな悠長なこと言ってられない。

 

「そ、そうですね....」

 

「なのはは、そのフェレットの言うことを聞いておいて!」

 

「明日香ちゃんは、どうするの?」

 

私は走る足を止めた。

 

「大丈夫。私にはこれがあるから」

 

そう言うとなのはにブレスレットを見せた。

 

「行くわよライト!セットアップ!」

 

〔スタンバイレディ。セットアップ〕

 

そして私は白と紅を主張した鎧(SAOのアスナの格好)を身に纏い、細剣ランベントライトを手に取った。

 

「ふぇ、ふぇええええええええええ!?」

 

「そんな!?彼女は魔導師だったのか!?」

 

なのはとユーノは私がセットアップしたことに驚いたみたいね。まあ、当然ね。

 

「それじゃあ二人とも早くしてよね!」

 

そして私は思念体に向かって駆け出した。

 

「明日香ちゃん!」

 

「君っ!今は彼女のためにも僕の言う通りに!」

 

ユーノがなのはに向かって叫ぶ。あっちは大丈夫そうね。

 

「はぁあああっ!」

 

私は向かってくる思念体に目にも止まらない速さで突く。幾つも穴を開けられた思念体は動きを止めた。

 

「あら、意外に呆気ないものね。これなら、なのはがセットアップする前に終わっちゃうんじゃないかしら」

 

初の戦闘なのに予想外にも楽だった。

 

〔まったく。そんな簡単に調子に乗っちゃあダメよ〕

 

「大丈夫よ。現にジュエルシードの思念体は目の前で動きを止めてるじゃない」

 

目の前の思念体はボロボロになった体を再生するためにそこら辺に散らばっている肉体(?)を取り込んでいる。これなら当分の間は大丈夫だろう。

 

〔だとしてもッ、マスター、左!!〕

 

「え?「ドンッ!!」きゃああああ!」

 

私がライトの声に気が付いた時には左側から何かが突撃してきた。吹き飛ばされながら一瞬だが姿を確認できた。

 

黒いドロドロした姿。そう、ジュエルシードの思念体(・・・・・・・・・・・)だった。

 

そんな、確かにジュエルシードの思念体は私の目の前で再生をしていたはずなのにどうして!?

 

「風は空に.....星はッ、明日香ちゃん!?」

 

「き、君ッ!?」

 

私の悲鳴になのはは起動パスワードを中断し、驚いた拍子にレイジングハートが落ちる。予想外の出来事にユーノは思わず声を上げた。馬鹿ッ!!何してるの!?そう言おうとしたが、私は壁に叩きつけられた。

 

「がはっ!!」

 

〔マスター、嫌な情報があるわ〕

 

「な、なに...」

 

〔さっきマスターに突撃してきたのは別のジュエルシードの思念体よ〕

 

やっぱりね。私はその情報が予想通りと同時に、私が原作介入してしまったせいだと強く悔やんだ。

 

私は体に鞭を入れて立とうとしたが、うまく立ち上がれない。思念体がとどめを刺そうとこちらに身構える。

 

「やめてえええっ!!」

 

その瞬間、私に駆け寄り目の前で手を広げて立ち塞がるなのは。そして思念体がこちらに飛びかかってきた。まずい、このままだとなのはが危ない!!そう思った瞬間

 

「ヒャッハ―――――!!!」

 

何処からか聞き覚えのある声が聞こえた。その声の主は、私達が最も会いたくない人物、獅子王だった。

 

「大丈夫か?なのは、明日香。俺様が来たからにはもぉ安心だぜ」ニコッ

 

獅子王お得意のニコポ。どうしてこんなにもイラつくのかしら?思念体よりも先に潰しましょうかしら。でも、助かった。どうやらコイツもデバイスを持っているみたいね。

 

青を主とバリアジャケット。所々、銀色の鎧と金色の線が入っている(と、言うかFate/stay nightのセイバーの鎧を男版にした感じ)。

 

右手には黄金の剣、約束された勝利の剣(エクスカリバー)を持っている。

とりあえずこいつ等が戦っている間になのはにレイジングハートの起動パスワードをもう一度やらせれば、原作より思念体が多いけどなんとかなるはず。

 

 

――ヒュン!!ドゴッ!

 

 

突然鳴った音の方に目を向けると、さっきまで戦っていたはずの獅子王が思念体に呆気なくぶっ飛ばされて道路で犬○家をしている。

 

.....弱ッッ!!私もやられたけど(でも不意打ち)、幾らなんでも弱すぎでしょ!?

 

思念体は再びこちらに向かってきた。

 

「お願い....誰でもいいから....なのはを助けて!!!」

 

私はなのはを守れるように今まで特訓をしてきた。でも、結局ダメだった。私は自分が不甲斐なくて瞳から涙が零れる。

 

思念体がこちらに飛びかかってきた。なのはは目を瞑り泣きながら

 

「助けてよ!!悠人君っ!!!」

 

そう叫んだ。すると

 

「はあああああ!!」

 

 

――ザシュンッ!!ドーーンッ!!

 

 

上空から私服姿で白い剣で思念体を一刀両断する見覚えのある男の子が現れた。

 

 

 

side明日香END

 

 

 

 

sideなのは

 

 

今日は訳がわからないの。塾に行くとき声が聞こえてフェレットを拾った。

 

部屋にいたら、フェレットを見つけたときに聞こえた声が聞こえ、その声に呼ばれたかのように病院に行った。

 

病院に着くとフェレットがドロドロした変なのから逃げ回っていた。そしてフェレットは喋るし。混乱していたところに明日香ちゃんが来てくれて一緒に逃げた。

 

「一体何なの!?何が起きてるの!?」

 

 

私は思わず叫んだ。

 

「君には資質がある。お願い、僕に力を貸してください」

 

抱いていたフェレットさんがそう言ってきた。

 

「資質!?」

 

「はい。僕はある探し物をしていまs「はい、ストップ」!?」

 

フェレットさんの説明を明日香ちゃんが止める。

 

「ここまで至った経緯は後ででもできるから、今はこの場を乗り切る方法を説明して!」

 

明日香ちゃんはそう叫びました。

 

「そ、そうですね....」

 

「なのはは、そのフェレットの言うことを聞いておいて!」

 

「明日香ちゃんは、どうするの?」

 

明日香ちゃんは走っていた足を止めた。

 

「大丈夫。私にはこれがあるから」

 

そう言うと明日香ちゃんはブレスレットを見せてきた。アレは明日香ちゃんがいつも身につけていた

 

ブレスレット?

 

「行くわよライト!セットアップ!」

 

〔スタンバイレディ。セットアップ〕

 

何処からか聞こえた声と同時に明日香ちゃんが光に包まれてさっきまでの私服とは代わって、殆どが

 

白で、赤い線がはいった服に変わった。

 

「ふぇ、ふぇええええええええええ!?」

 

「そんな!?彼女は魔導師だったのか!?」

 

突然の出来事に私は声を上げた。フェレットさんも驚いたらしい。

 

「それじゃあ二人とも早くしてよね!」

 

明日香ちゃんはそれだけを言って、変なのに向かった。

 

「明日香ちゃん!」

 

私は明日香ちゃんを止めようとした。

 

「君っ!今は彼女のためにも僕の言う通りに!」

 

フェレットさんに言われて踏みとどまった。

 

「これを!」

 

フェレットさんは首にかけていた赤い宝石を手に取った。

 

「....あたたかい」

 

その宝石はあたたかく感じました。

 

「それを手に、目を閉じて、心を澄ませて、僕の言葉を繰り返して」

 

明日香ちゃんは変なのに素早い突きを繰り出しており変なのは穴だらけになって動きが止まった。よかったの...

 

私は安心してフェレットさんの言葉に頷く。私はしっかりと目を閉じた。

 

「我、使命を受けし者なり」

 

「我....使命を受けし者なり.....」

 

「契約の元、その力を解き放て」

 

「えっと......契約の元、その力を解き放て....」

 

ここまでは順調に思われた。

 

「風は空に、星は天に」

 

「風は空に.....星は「きゃああああ!」ッ、明日香ちゃん!?」

 

突然聞こえてきた明日香ちゃんの悲鳴に私はそちらを気を向けてしまった。赤い宝石を落としたことにも気づかず。

 

「き、君ッ!?」

 

フェレットさんは私の突然の行動に声を上げて驚いた。

 

「がはっ!?」

 

明日香ちゃんは壁に叩きつけられて苦しそうな声を上げた。

 

そして変なのが明日香ちゃんを襲おうとしていました。私は思わず飛び出した。

 

「やめてえええっ!!」

 

私は明日香ちゃんに駆け寄り目の前で手を広げて立ち塞がる。そして変なのがこちらに飛びかかってきた。

 

その時

 

「ヒャッハ―――――!!!」

 

何処からか聞き覚えのある声が聞こえました。その声の主は、私達が最も会いたくない人物、獅子王君だったの。

 

「大丈夫か?なのは、明日香。俺様が来たからにはもぉ安心だぜ」ニコッ

 

獅子王君はこんな状況でも微笑んできた。獅子王君は明日香ちゃんみたいに不思議な格好をしているの(明日香ちゃんみたいは失礼だったの)。

 

そして獅子王君の手には金色の剣があったの。本当は綺麗なんだと思うけど、獅子王君が持っているせいで霞んで見えるの。獅子王君はあの変なのに攻撃をしているとフェレットさんが

 

「な、何なんだあの人は!?」

 

と、とても驚いていたの。でも、この隙に私は明日香ちゃんを安全なところに移動させようと思うました。けど

 

 

――ヒュン!!ドゴッ!

 

 

いきなり大きな音が聞こえたので其方に目を向けると、さっきまで戦っていたはずの獅子王君が地面に埋まっていました。

 

なのは、アレ知ってるの。アレは前にテレビで見た犬○家なの!でも、どうしてだろう。心配する気にならないの。

 

しかし、あの変なのはがこちらに向かってきました。すると明日香ちゃんは

 

「お願い....誰でもいいから....なのはを助けて!!!」

 

そう叫びました。その言葉の中に、私に対する友情が感じられました。やっぱり明日香ちゃんは私の大好きな友達なの。そして変なのがこちらに向かって飛んできた。私は思わず目を瞑りました。

 

私が目を瞑るとどこかの映像が浮かび上がりました。あぁ、きっとこれが走馬灯なの。私はそう思ったけど段々おかしく思えた。

 

そこはどこかの建物の屋上で見たことのない男性と一緒に立っていました。そしてその男性は私に言ってくれました。

 

『もし...』

 

男性は頬を少し赤らめて頭をかきながら続けた。

 

『もし...ピンチになったらいつでも俺の名前を呼べ』

 

....助けてよぉ

 

『何処にいても必ず助けに行く』

 

....信じてるよ

 

『お前はもう、一人で無理しなくていい。だって...』

 

そう言って男性はこちらに笑顔を向けた。

 

『お前には俺がついてるからな!』

 

私は彼のことは見たことはない。けど、ずっと昔に会った気がする(・・・・・・・・・・・・)

 

いや、彼とそっくりな人なら知っている。私に勇気をくれた人。私に元気をくれた人。私に...愛を

教えてくれた人。

 

だから私はその言葉を信じて彼の名前を叫んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「助けてよ!!悠人君っ!!!」

 

すると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はあああああ!!」

 

 

――ザシュンッ!!ドーーンッ!!

 

 

上空から私服姿で白い剣で思念体を一刀両断する見覚えのある男の子が現れた。

 

私が最も来てほしかった人。明智悠人君だ。

 

 

 

sideなのはEND

 

 

 

 

side悠人

 

 

「いいのですか悠人?」

 

「なにが?」

 

俺とエストはなのは達の戦闘を電柱の上で傍観している。状況を説明すれば、明日香が二体目の思念体に吹き飛ばされたところだ。デバイスを持っているみたいだが戦闘は不慣れみたいだ。当然と言えば当然か。今まで戦闘とは無縁な生活をしてきたんだ、幾ら訓練しても実践では予測不能な事態が起こるのは当然だ。

 

「このままでは、なのは達が危ないと思います」

 

「だろうな。なのはのことだ、レイジングハートの機動よりも明日香の方に駆け寄るだろうさ」

 

案の定、壁に衝突した明日香に襲いかかろうとする思念体から明日香を守ろうとするなのは。

 

「だったら、どうして助けないのですか?」

 

「理由としては二つある。一つはそろそろアイツが来る頃だから」

 

「?アイツとは「ヒャッハ―――――!!!」....ああ、アイツですか」

 

俺の予想通りに獅子王が現れた。どうやらアイツはなのは達がピンチになったらすぐ来れるように近くに身を潜めていた。単純だねぇ。

 

「まあ、これでアイツが何の転生特典を貰ったのか予想が出来るし、実力もわかるh「ヒュン!!ドゴッ!」」

 

物凄い音と同時に獅子王が道路に埋まって犬○家をしている。....弱ッッ!!嘘だろ?幾らなんでも弱すぎだろ!?仮にも約束された勝利の剣(エクスカリバー)だぞ。伝説の剣だぞ。俺達は呆れてものが言えなかった。

 

「...二つ目の理由はなんですか」

 

エストが話題を変えてくれた。ナイスッ!エスト

 

「二つ目の理由...と、言うか賭けなんだけど、もしかしたら、記憶が思い出すかもしれない(・・・・・・・・・・・・・)

 

俺はエストに説明をした。あの場には俺達だけじゃなくなのは、フェイト、はやての三人がいた。もしかしたら心の奥に眠っている想いなど存在するかもしれないこと。そして、それを目覚めさせるには死に近い出来事が必要なことを。

 

「...正気ですか?」

 

まあ、そう聞いてくるのも無理はないか。

 

「ああ、俺は至って正気だ」

 

「ですけど、そんな方法は「怖いんだよ!!」ッ!?」

 

「あいつ等との時間や思い出が全部嘘になるのが、俺はどうしても怖いんだ!!」

 

あいつ等と出会い、楽しかった時間、その中で出来た大切なもの、それが全部嘘になるのが俺はどう

しても我慢ならない。だからだろう、こんなことをエストにぶちまけちまったのは。

 

俺の思いを聞いて黙っていたエストの口が開いた

 

「わかりました。しかし、これだけは忘れないでください」

 

「私は悠人の剣、――あなたの望むままに」

 

俺はエストの言葉に心を落ち着かせた。そうだった、エストはいつも俺を信じてくれた。だからこ

そ、俺もエストを信じる。まったく馬鹿だな俺は。

 

「ああ、ありがとうなエスト」

 

俺がエストに感謝の気持ちを伝えてすぐ、変化があった。

 

「お願い....誰でもいいから....なのはを助けて!!!」

 

なのは達に向かって飛んでいく思念体。これ以上は待てないッ!

 

「エスト!」

 

「はい」

 

「「ユニゾン・イン!!」」

 

俺達はは電柱から飛び降りた。やっぱりダメなのか....。俺が諦めたその時

 

「助けてよ!!悠人君っ!!!」

 

ッッ!!俺の名前を呼んだ?それはあの時、なのはと交わした約束。俺は胸の奥が熱くなる感覚がした。

 

「聴いたかエスト!?やっぱり、俺の名前を呼んだぞ!」

 

『偶然かもしれませんよ?』

 

「それでもだッ!」

 

よっしゃああ!!やる気が出たぞおお!

 

「はあああああ!!」

 

俺は思念体の頭(?)に勢いよく剣を振り下ろした。

 

 

――ザシュンッ!!ドーーンッ!!

 

 

思念体は俺の攻撃を躱すことが出来ず綺麗に二つに分かれた。.......しまった。折角、一刀両断したんだから「我に断てぬものなし!!」と、言えばよかったか。よし、今から言うとしよう。俺は息を深く吸い、そして

 

「わr「「悠人君(悠人)!?」」....」

 

二人に妨げられました。クソッ!折角のチャンスが!俺は二人の方に向いた

 

「ああ、お前らの友人の明智悠人だ。まあ、今は髪の色が変わってるけど気にしないでくれ」

 

俺は出来る限りいつも通りに振舞った。しかし、なのはは感極まって俺に泣きながら抱き付いた。

 

「うぐっ...ごわがっだ...ごわがっだよ~~」

 

なのはは顔をぐちゃぐちゃにしながら泣きじゃくれた。仕方ないかさっきまで死にそうになっていたもんな(ギリギリまでまったのは俺だけど)。しかし、後ろから誰かが来る気配がした。なるほど、最初の思念体か。しかし

 

「大丈夫だなのは。もう怖くないからな」

 

俺は敢えてギリギリまで引き付けた。すると、明日香がこちらに向かってくる思念体に気が付いたみたいだ。

 

「悠人、なのは、危ないッ!」

 

しかし、俺は思念体が接近していることはとっくに知っている。

 

「人が話しているときに...邪魔するなあああ!!」

 

俺は思念体を掴み両断された思念体に投げつけた(・・・・・)

 

「「「えええええ(ふぇえええ)!?」」」

 

三人(と言うか二人と一匹)は驚いた。ははは、これくらい慣れれば誰でも出来るさ!

 

「なのは。すぐフェレットのところに戻ってあの赤い宝石を起動させてこい」

 

「で、でも「お前にしかできないことだ」....」

 

「頼む」

 

「悠人君。.....うん。私やってみる!」

 

そういい残しなのはは走って行った。さてと

 

「明日香、動けそうか?」

 

「...難しいわね。って、言うか貴方、その剣は」

 

おお、さすが転生者。エストのことは知ってるみたいだな。でも

 

「悪い。今は説明してる暇はない。また今度な」

 

そう言って思念体に向き合った。ありゃりゃ、思念体1と思念体2が融合し始めたよ。これでもう一つあれば劇場版になるな。だけど

 

「来いよバケモノ。時間稼ぎさせてもらうぞ」

 

俺は魔王殺しの聖剣(デモン・スレイヤー)を強く握りしめた。

 

 

 

 

俺は思念体の攻撃を最小限の動きで躱し、魔王殺しの聖剣で切り付けた。相変わらず切った感覚がしないな。

 

『この程度の敵に絶剣技を使うまでもありませんね』

 

「まったくだな」

 

俺がエストと話していると、後ろから強力な魔力が発生した。その発生元には桜色の光の柱が天高くまで伸びていた。

 

「成功だ!」

 

ユーノの声が聞こえた。光が治まると其処にはアニメ通りのバリアジャケットと杖を持ったなのはがいた。

 

「ふぇえ、ふぇえええ!うそッ!?」

 

なのはは自分の姿が突然変わったことに驚いているようだ。と、言うか。さっきまで明日香がそれと同じことをしたのに驚くか普通?

 

「落ち着けなのは。説明している暇はない、今は封印を」

 

「え、えっと、封印ってどうやるの?」

 

「えっと、僕達の魔法はプログラムと呼ばれる....」

 

ユーノがベラベラと説明をし始めた。おい、今しがた説明している暇はないって言ったばかりだろうが

 

「おい、フェレット。素人にそんな説明しても無駄だ。時間だけを浪費するのは良い行動ではないぞ」

 

俺はユーノの説明を止めた。

 

「とりあえず、なのは。心を落ち着かせろ。そしたら心の中に呪文が思い浮かぶはずだ。それを唱えろ」

 

「う、うん!」

 

なのははレイジングハートを構えて目を閉じた。さてと、思念体の再生が先か、なのはの封印が先か。なのはは目を開けてレイジングハートを掲げた。

 

「リリカルマジカル」

 

あ、そう言えば

 

「封印すべきは忌まわしき器、ジュエルシード!」

 

この呪文って

 

「ジュエルシード、封印!」

 

〔Sealing mode.Setup.〕

 

「これって、結構恥ずかしいよなぁ~」

 

今、なのはから「うにゃあ!?」と、言う悲鳴が聞こえたが無視無視。なのはの声でレイジングハートがシーリングモードに変形する。そして、桜色の光の帯状のものが思念体を締め上げる。

 

〔Stand by. Ready.〕

 

「ジュエルシード、シリアルXIII、XXI!封印!!」

 

〔Sealing〕

 

帯状のものが思念体を貫き、消滅させていく。そして、思念体が居た場所には小さな青い宝石、ジュエルシードだけが残った。

 

「これがジュエルシードです。レイジングハートで触れて」

 

ユーノにそう言われたなのははレイジングハートを翳すと、ジュエルシードがレイジングハートに吸い込まれた。すると、なのはのバリアジャケットが解除されて元の私服に、レイジングハートも待機状態になる。

 

「あ、あれ?終わったの?」

 

なのはは、実感が湧かないのか呆れた声を漏らした。さすが未来の魔王m「悠人君、何か言った?」いえ!何も言っていませんはい!

 

「ありがとう...ございます。貴方がたの...お陰で...」

 

ユーノはそこまで言って、力尽きて気絶した。なのははユーノを拾い上げた。

 

「あっ、悠人君!私聞きたいことが!」

 

予想通り、なのはは俺に質問してきた。

 

「ちょっと待て。...聞こえないか」

 

「え?なに....」

 

俺達が聞こえた音はサイレンの音。しまった、こいつ等にばれないようにするために結界を使うの忘れてた。

 

『相変わらず悠人は抜けていますね』

 

うるせい!なのはにも音が聞こえたらしくこちらの顔を見た

 

「...もしかして、私達...ここにいると大変アレなのでは...」

 

「まあ、子供にこんなことは出来ないけど。精々補導程度は受けるかな」

 

「じゃあ早く逃げないと!」

 

なのはは慌てふためく。

 

「明日香、動けるか?」

 

「だ、大丈夫...じゃないわね。ごめんなさい、どうやらさっきので足が竦んでしまって」

 

うむ。まあ、転生者と言っても普通の女の子。無理はないか。

 

「エスト、お前はなのはを連れて来てくれ」

 

すると俺の持っていた剣が光を纏いだし、光が治まると一人の女の子が出てきた。

 

「了解です悠人」

 

なのはは「ふぇえええええ!?」と叫び。明日香は「やっぱり、エストなのね」と言っている。

 

俺はそんなことは気にせず明日香を横にして抱き上げた。所謂、お姫様だっこだ。

 

「ちょ、ちょっと!?「悪い、今は時間がないんだ。文句なら幾らでも聞いてやるから」...うぅ、けど////」

 

顔を赤らめるな。弱った状態でそんな顔をみたら惚れるだろ。惚れてまうやろッ!そしてなのはさん。その黒いオーラを落ち着けてください。怖いです。「....何で私じゃないの。ねえ何で」なんて発言を目のハイライトを消した状態で言わないでください!ヤンデレ化してますよ!

 

「と、とりあえず。ここから離れるぞ」

 

俺の言葉に一応全員頷いた。とりあえず、あの公園に行こう。あそこならなのはさまの機嫌も直る筈。

 

そして俺は移動しながら気が付いた。あ、獅子王を忘れてきた。.....まあ、いいか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第二話END




【メフィストの部屋】


「おや、初めまして、ではないね。ようこそ。ここは私の私による私のための企画だよ」

「いや違いますからね」

「おや、作者ではないかい。どうしたんだい?」

「最初に説明したじゃないですか。ここは皆さんの感想や質問、解説などを僕、猿山と光理ことメフィスト君とたまにゲストがするための僕がノリで作ったコーナーと、説明したじゃないか」

「そんなのを読者さんは望んでいるのかな」

「言ったはずだよ。これは僕のノリで作ったコーナーだと」

「まあ、いつまで続くか楽しみだよ」

「...言わないでくさいよ。兎に角、今回はこのコーナーの紹介、説明をしました。次回から本格的にスタートです。『全然進んでないのにあそぶんじゃねえ!』とかは心の中にしまってください。それではメフィスト君!」

「「世界破壊者を目指すものを今後ともよろしくお願いします。それでは皆さん、さようなら!」」
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