今日からこの作品の物語を始めていきます。
少しずつですが、投稿しますのでよろしくお願いします。
それではどうぞ!
~???side~
「ここ、は......?」
あたりを見まわしても一面の白で覆われている.雪に埋もれた世界より白く、何もないことにより悲しさと寂しさに押しつぶされそうだ。その辛さに耐えられず膝をつき胸を抑えた。
「ここは、どこ...だ?」
「そして...」
今、ここにいる、自分は誰だ?果ての無い世界にいる小さな自分は誰だ?
「......わからない」
思い出せない。自分が、誰なのか思い出せないそんな自分のことを思い出そうとしていると、ふと、誰かの声がきこえてきた
『助けて、助けてよ***君!』
「ぐっ、う...」
その声が聞こえたとき自分の頭に頭痛が起こった。優しくて真っ直ぐな不屈の心を持ったそんな女の子の顔が脳裏をよぎった。すると、また違う声がきこえてきた
『お願い***。私やみんなを助けて」
「うっ、ぐっあ....!」
その声を聞くとさらに頭痛が強くなるのを実感した。天然でよくドジをするけど誰よりも他人を大切に思うそんな女の子の顔がまた脳裏をよぎった。そして、また違う声がきこえてきた
『大丈夫や***君。私はこうゆう事には慣れてるさかい』
「ぐ、あっ......!」
その声によりさらに頭痛が強くなる。いつも元気でみんなを笑顔にしてくれるけど実は寂しがりやな女の子の顔が脳裏をよぎる。
その声達は、まるで何かを伝えようとしているが、それ以上は何もきこえず、ただ自分を苦しめる頭痛だけが残る
「ぐっ、ぐああああああ!!」
その痛みが全身に行き渡る感覚が起き体が耐きれなくなり意識が遠ざかっていく。自分は何もない空間に無我夢中で手を伸ばしそこで意識を手放した
~???sideEND
第一話 記憶の無い主人公
ーふよんっ。
「ひゃぁっ!?」
手を伸ばした先には、むにむにとした実に心地良い感触を感じると同時に、かわいらしい悲鳴が耳に届いた。
「う...うぅ......」
頭に頭痛が走り、ぼんやりとしていた頭の中が急に晴れて覚醒していくのを感じる。
ーふにふに。
「ここ、は......」
重い目蓋を無理やり持ち上げる。目に入った天井はどこか、見覚えがある....ような気がする。でもそんなに見知った感覚ではなかった。
ーふにふに。
それにしても、さっきから気持ちいい感触がして、思わず何度も繰り返してしまう。
ーふにふに。
「ち、ちょっと、に、兄さん......は、うぅ...///」
「うん......?」
再び耳に届いた声の方向に、ゆっくりと視線を動かす。よく見ると、ベットの横にはきれいな銀髪をなびかせた綺麗な少女が立っており、彼女の胸を見覚えがある手が掴んでいた。
ーふにふに。
「ん、...くっ、うぅ...///」
もう一度繰り返してやっと頭が追いついた。なんだ、さっきから感じていた心地良い感触の正体は彼女の柔らかくて素晴らしい胸だったのか。いや~、疑問が一つ解けたな。はははは。
..................
............
......
...
「まことに申しわけございませんでしたっ!」
跳ね起きると同時にベットの上で綺麗な土下座をした。
「え?に、兄さん」
少女が何かを口にしたがそんなことは気にせず、ひたすらに土下座を続けた。まさか、いたいけな少
女の胸という聖域を鷲掴みするなんて...。
前後不覚だったとはいえ、なんてことをしてしまったんだ。今の自分にできることは誠心誠意、額を擦りつける勢いで謝ることだけ、なのだが......
「くそっ!こんなんじゃ、ダメだ!なんで、布団がふかふかしてるんだよ!これじゃ謝罪にならないじゃんかっ!」
失敗だった。まさか布団がこんなにもふかふかしてるなんてっ!たしかに、寝る分にはいいかもしれないが、今の状況ではダメなんだっ!
「お、落ち着きたまえ兄さんっ!らしくないじゃないか」
「それに、ここは医務室なんだから布団がふかふかなのは、当たり前さ」
「なんだって!くっ、医務室ならしかたないか」
と、自分は盛大に取り乱していた。自分が取り乱している自覚しているが、
それでも俺は土下座をやめるわけにはいかないんだ、
......兄?
「え~とつかぬ事をお聞きしますが、僕は君のお兄さんなのですか?」
「ああ、その通りだよ。というか何当たり前なことを聞くんだい君は」
と、少女はその答えが当たり前のように質問に答えてくれた。どうやら彼女の言ったことは嘘ではな
く本当らしい。そうか、僕は彼女の兄さんなのか。はははは。
「なら、尚更すみませんでしたっ!」
「きゃっ!?」
僕の突然の行動に驚いたらしく彼女は、かわいらしい声をあげた。だが、今の僕はそんなことを気にしている場合ではない。まさか妹の胸を鷲掴みしたなんて余計に不快な気持ちにさせたに違いない。
「これは、土下座だけではすまされない。もう、切腹しか......」
「ちょっとは落ち着きな!」
ーパコンッ!
「あいたっ!」
取り乱していた自分に妹からのチョップ(そこまで強くない)をくらった。いくら強くなくとも突然のことに僕は声をあげてしまった
「ほら、少し深呼吸して」
「う、うん...」
自分は言われた通りに深呼吸をした。......ふー、だいぶ落ち着いてきたな
「どうだい、ちょっとは落ち着いただろう」
「う、うん...」
自分がそう頷くと少女は優しく微笑みをし、次に真剣な顔になになった。そんな真剣な顔もかわいいのだが彼女の顔を見れば、それがどれだけ大事なことなのか察することができる
「じゃあ、兄さんに質問をしたいんだけど、いいかい?」
少女にそう問われ少し体が強張ってしまった。自分はたじたじした状態で頷いた。
「それじゃあ質問。君の名前は?」
僕の名前...。大抵自分の名前は寝ぼけていてもすぐに口にできるもの。しかし、今の自分は名前という当たり前なものが思い出せないでいた。
「......わからない」
「ふむ......なるほど」
少女はそれを予想していたかのように、すぐに納得したようだ。
「じゃあ、次の質問。私の名前は?」
少女は次の質問をしてきた。目の前にいる少女の名前。彼女は自分のことを『兄さん』と呼んでいた。少なくとも妹であるのは確かだと思う。だけど自分が誰なのかもわからないのだから他の人は余計にわからない。彼女もそれを理解しているはずだが試しで聞いたのだろう。
「わからないかい?」
「......」コクッ
「ふむ......なるほどね」
少女は納得したように頷いた。その顔は『予測していた、だけど信じたくない』という顔をしていた。たぶん自分に何が起こったのか予測できたのだろう。彼女はそれを伝えるべきか悩んでいるみたいだが意を決したのか、その口をひらいた
「たぶん、兄さんは...
彼女が告げた言葉を自分は信じたくなかった。
「さて、兄さん」
重い空気を先に割ってくれたのは少女のほうだ。今の僕にとってそれはとても情けなく思うがそれ以上に有難かった。
「先に必要なことだけを説明するけど」
「君の名前は
「明智、悠人...」
すると、『カチッ』と歯車がかみ合う感じがした。とても馴染みやすくずっと前からある感じがした。それと同時に『これが正解だ』という感情が湧いてきた。
「うん、僕の名前は明智悠人だ」
「ぷっ、ぼ、僕って...!」
僕が彼女にそう告げると彼女は突然吹き出した。僕は何かやってしまったのかと、とても不安になった
「あ、あの~。僕何か変なことでもしましたか?」
「い、いや何、君が僕なんて使うのがおかしくて、つい」
と、彼女はいつも通りにしようと、平常心を保とうと胸を撫で下ろしている。変なことをしたわけではないにしても少し傷付いた。
「ふ~。すまない取り乱して。さて、続けるけど此処は次元空間航行艦船アースラの医務室さ」
じ、次元空間航行艦船!?な、なんだかすごくSFみたいなところにいるんだな。そんな僕が緊張しているのを察したのか少女はクスクスッと笑いだし。
「心配しなくてもここは私たちの知り合いが使っている船だから緊張しなくていいよ」
と、優しく後付をしてくれた。そんな後付がとても身にしみた。どうやら僕はとてもいい妹をもったらしい。
「そして、私が君の妹の
明智光理...なるほど、確かに懐かしい名前のような感じがする。だけど、それと同時に何か俺は光理ちゃんをどこかで『違う名前』で呼んでた気が......
ーズキッ!
「ぐっ、...うぅ...」
すると突然僕は頭痛に襲われた。僕は咄嗟に頭をおさえた。光理ちゃんのことをもっと思い出そうとするとまるで脳がそれをブロックような感じがした。
「どうしたんだい兄さん!?」
光理ちゃんが心配そうに近づいてきた。そりゃ~目の前でいきなり頭を抑えれば誰でも心配するよな。
まったくしっかりしろよ僕。そんな風なことを思っていると先の痛みが段々とひいてきた。
「だ、大丈夫だよ...続きを聞かせてくれるかい光理ちゃん」
「ひ、光理ちゃん!」
僕が光理ちゃんの名前を呼ぶと光理ちゃんは目をキラキラさせてた。いきなりのことに僕も驚きを隠せなかった。そのことに気が付いたのか、光理ちゃんはコホンッと咳払いをして
「で、できればいつも通りに『光理』と呼んでほしいな」
ひ、光理!?なんと昔の僕は女の子のことを呼び捨てに呼んでいたらしい。昔の僕は勇者ですか!?だけど、さっきから光理ちゃんには、心配を掛けてしまっているので自分は意を決した
「わ、わかったよ....ひ、ひか、り...」
は、恥ずかしい!?女の子の名前を呼び捨てなんてすごく恥ずかしい。光理は「うん」と頷きつつ少し残念そうな顔をしていた。
「さて、今必要なことは大体このくらいだね」
「残りの説明は追々説明するとして、今は部隊長室に行こうか」
「部隊長室?」
部隊長ってことは此処はどこかの軍なのだろうか?そんな疑問を僕は持った。さっき光理は『ここは私たちの知り合いの船』って言ってたけど、多分その部隊長が知り合いなんだろう。しかし、軍の部隊長ってことは、すごく怖い人なんじゃないのか?僕は自分のイメージした部隊長の姿に恐怖し体をブルブルッ!と震わせていた
「ひ、光理。その部隊長って、ど、どんな人なの?」
僕は今確認しないと恐怖のあまり動けなくなりそうだったので光理にきいてみた。僕が恐る恐る聞くと光理は笑いながら
「大丈夫だよ兄さん。部隊長って言っても兄さんの想像しているような怖い人じゃないから」
「そ、そうなんだ」
ホッ、よかった。もしこれで怖い人だってら行きたくなかったからな。僕は少し安心した。
「全く、もし
光理が言った『はやて』という単語を聞いた瞬間。
ーズキンッ!ズキンッ!
「ぐっ、ぐああああ!」
突然僕の頭が今までにないくらいの痛みが襲ってきた。まるで脳が頭蓋骨から飛び出そうとしているみたいだった。
「ぐっ、ああ、くっうぅ!」
僕はあまりの痛みに頭をおさえながらベットから落ちた
「兄さん!?」
突然僕が頭をおさえだし、ベットから落ちたことに驚いて光理が慌てて寄ってきてくれた。そのおかげかどうかは、わからないがだいぶ痛みが引いてきた。
「も、もう...大丈夫だよ光理」
「ほ、本当かい。ならよかった。でも...いったいどうして?」
「わ、わからない。ただ光理がいった『はやて』という単語を聞いた途端に頭痛が...」
すると光理は、「うむ...」といって真剣な顔になりながらしばらく考えた後に「なるほどね」と微
笑みながら頷いた。
「な、なにが、なるほどなんだい?」
僕は光理が何かに気が付いたようなので気になって聞いてみた。その答えを聞けば記憶が戻るかもしれないと期待をしていた。すると光理は
「いや、やめておいたほうがいい。今の君だと脳が持たず最悪死んでしまうかもしれないからね、悪
いけど今は答えられない。と、光理は言った。僕はそれを聞いて少しがっくりとしてしまった。でも確かに今の僕だと光理の言う通り最悪死んでしまうというのは、あながち間違いじゃないかもしれない。さっきは、ただ名前を聞いただけなのにあの痛みだそれ以上のことを聞くのは良くないと思う
「とりあえず、落ち着いたら部隊長に行こうか」
「......うん」
今の僕はどうすることも出来ずただ頷くだけだった。
第一話END
記憶が無くなった主人公――明智悠人
彼はこの先どうなってしまうのか...
はい、プロローグ1終了です!
頑張りましたよ~本当。
次も頑張りますので感想お願いします。
...ところで皆さん。バレンタインデーは、どうでしたか?
僕はですねえ~......ぐすっ。
チクショオ!お菓子会社のバカヤロオオオ!
貰えたけど、なんだよ周りの奴ら!見せびらかすなバカアアア!
...はあ。これ以上は荒れそうなのでここまでにします。
それでは、みなさんさようなら~