もうすぐプロローグは終わりです。
それでは今回も楽しんでいってください
どうぞ!
第四話 終わりの始まり 前編
「始まったみたいだね」
「...うん」
僕と光理は窓の外を見ていた。今、外では激しい戦いが繰り広げられている。そう、管理局とジェイル・スカリエッティたちが戦っている。僕たちは聖王教会にいるため少なからず安全である。
「それにしても、大きいよなあれ」
「『聖王のゆりかご』だね」
今ミッドチルダ上空には聖王のゆりかごが浮上していた。機動六課の皆も聖王のゆりかごの対処をしているらしい。それをただみているだけなのが凄く悔しい
「...さてと、私もそろそろ行こうかな」
「あれ、光理も何か用事が?」
「いやなに、レスティア達が民間人の非難をしていてね、その手伝いさ」
レスティアとエスト民間人の非難の手伝いをしていたのか、それくらいなら僕でも出来そうだ
「ああ、兄さんは手伝わなくていいよ」
「え、なんで?」
「いやなに、今の外は危険だから少しでも対処できればいいんだけど今の兄さんでは、できないだろう」
ぐ、ぐぅ。確かに今の僕じゃ突然のことに対処が出来なくなるかもしれない。そんな状態で外に出るのは自殺行為だ
「...わかった。僕は大人しくしているよ。」
「うん。それじゃあ、行ってくるよ」
そう言って光理は部屋を出た。
光理が部屋を出て行ってから数十分が経った。外では段々と激しさを増していくばかりだった。皆がちゃんと解決をしてくれるのは、わかっているけど何故か僕は『この事件を解決しては、いけない』と心の内に秘めていた。何故僕がそう思うのか、わからない。そして、この光景。僕は、この光景を、『何度も見てきた』気がする。それは、ありえない違和感なのだが、どうしても気になってしまう。
「...行かなくちゃ」
そして、僕は部屋をでた...
side光理
「みなさん、焦らずゆっくりと中に入ってください」
私とレスティア、エストと聖王教会の騎士数名で非難を手伝っていた。子供達や老人、怪我をした人など教会付近にいる人たちをの非難をしている。人数は多くないけど、やはり時間がかかってしまう
「落ち着いて非難するんだよ」
「ちゃんと避難できるから、落ち着いて」
レスティア達は私よりも先に非難の手伝いをしているのに、まだ人数が減らない。予想以上に避難者
が多いな。
(こんな時、兄さんがいればもっとスムーズに、いくのだろうか)
...はっ!私は何を考えているんだ。どうも今日の私はらしくない。今日ミッドに、この事件が起こることは
「あれ?」
「どうしたのエスト?」
「いえ、あれは
エストが指をさした先には、慌てて走っていく兄さんの姿だった
side光理END
「ハァ...ハァ...ハァ...」
僕は今、聖王教会を出てひたすらに走っていた。何処を走っているのか全く分からないでいた。
でも、何処に向かっているのかはわかっていた。
「ハァ...急いで、ゆりかごのところに向かわなきゃ」
僕は、ただひたすらに聖王のゆりかごのもとへ向かっている。早く伝えなきゃ皆にこのことを
「この世界は...何かがおかしい」
僕が唐突にそのことを口にした途端
ーードーーーンッ!!
「うわあ!!な、なんだ」
突然の揺れに驚いた僕は咄嗟に空を見上げると赤く輝いていた世界は、真っ赤な血に染まった世界のように変化した。
「い、いったいどうなったんだ!?」
僕は世界の変化に驚きつつ何故かこの現象の記憶がある。この現象は...
「お久しぶりですね、明智悠人」
「え、?」
「お久しぶりです、明智悠人」
「え、?」
僕は声がする方に顔を向くとそこには全身を白一色の格好をした金髪の女性が立っていた。その女性は、まるで神様みたいに神々しいのに僕には恐怖を覚えた。その人に関わってはイケない
関わったら、終わってしまう。何もかもが。僕はあまりの恐怖に後ずさりをした。
「...あなたは、誰なんですか...」
「ああ、そういえば下等生物を識別するような名前はありませんでしたね。う~ん」
そういって女性は考える素振りを見せた
「『女神』とでも、名乗っておきましょう」
『女神』...確かに彼女の神々しさから考えれば納得がいく。しかし、それ以上に彼女からは、もっと恐ろしいものを感じた。
「...貴方はこの現象を知っているのですか」
僕は何を思ったのか彼女に聞いた。彼女は、きっとこの現象を知っている。いや、もしかしたら
「はい、知っています。と言うか、私がこの現象を起こしました」
...やはり、彼女がこの現象を起こしたのか。しかし、彼女はいったい何者なんだ。僕はそんなことを考えながら上を見上げた
「っ!おまえ!みんなを何処にやった!」
空にはさっきまであった『聖王のゆりかご』がない。それだけじゃなくアースラや空と地上にいた魔導師までもがいなくなっている。
「ああ、彼らは邪魔だったんで『消滅』させました」
っ!『消滅』だと。あんなにも沢山いた人たちが一瞬で消滅しただと。
「何を考えているんだ、お前は!」
「それは、何回も答えましたが、まあいいでしょう。私は、壊すんですよ
世界を壊す。その単語は僕にとってとても重要なキーワードな気がした。
「私は世界を壊します。そして、繰り返すのです。もう一度世界を」
「世界を...繰り返す?」
世界を繰り返す。その単語は僕を不快な気持ちにさせた。
「...はあ、ここまで言ったのに何も思い出さないのですね。ガッカリです」
コイツは僕の記憶喪失を知っている。それは、僕の知り合いだけしか知らないはず。それ以外の人が知っていると言う事は...
「お前が、僕の記憶を奪ったのか!」
「ええ、その通り。私が貴方の記憶を奪いました」
コイツは、『何を当たり前なことを』といった。
「何で僕の記憶を奪ったんだ!」
「説明してもいいのですが...記憶の無いあなたに説明しても無駄なことです。さあ、そんなことより始めましょう世界の破壊と再生を!」
そういうと、女神はニコッと微笑んだ。その笑顔が恐ろしくて、僕は動けなかった。くそっ!動けっ!動けよっ!
「さようなら、明智悠人。また、次の世界でお会いしましょう」
女神の周りに光の球が発生した。確かあれは、スフィアだっけか。なるほど、僕は死んでしまうのか
僕は、そう悟って目を閉じた。思えば短い人生だったな。大体、目が覚めたら記憶が無いってなんだよ。その後も恥かくし、いじられるし、......いやちょっとまて僕は、そんなことがあったまま死ぬのか?嫌だよ!せめていい思い出が欲しいよ!僕はそんな感じで『まだ死ねるかっ!』と思った
すると...
「
「っ!」
僕は何か雷が鳴る音が聞こえて『なにごとっ!』と思い目を開けた。目を開けた先には
「まったく、だから部屋から出るなって言ったのに」
そこには、光理とレスティア、エストがいた。
「まったく、あれほど部屋から出るなって言ったのに」
「みんな?どうして...」
「教会を出ていく悠人を見つけたので、慌てて追いかけてきたのです」
エストは『私は怒っています』と言いたげな感じで頬を膨らませた
どうやら、こっそり出たつもりだったのに見つかっていたらしい。でもよかった、まだ光理達がいたんだ。僕はあまりの嬉しさに目頭が熱くなった。
「ほら兄さん。泣くには、まだ早いよ」
そうだ、今はこの現象を起こした女神と決着をつけなくては、ならない。
「ところで、どうして此処にいるのかしら、神様」
「え、レスティア。知っているのか」
「当然です。私がレスティアとエストを作ったのですよ」
と女神は、しれっと重要なことを言った。ええええ!そ、それじゃあ、二人は女神が作ったデバイスなのか!?それは、凄いな。...じゃない!
「どうゆうことなんだ、レスティア、エスト!?」
「ごめんなさい、悠人。今は説明している暇がないわ」
「はい。今は彼女を対処することが先決です」
そういうと、レスティアとエストは女神の方に顔を向き、構えた。
「行くわよ、エスト」
「了解です。レスティア」
二人は、女神まで一気に攻め寄った。
「
レスティアは黒い雷撃を女神に向けて飛ばした。女神はそれに対して動こうとせず魔方陣を展開しレスティアの技を防いでいる。しかし、背中側が空いたのをエストは見逃さず、女神の後ろ側に回り込み、拳を放った。だが、エストの打撃は空を切っただけで、女神本人はエストのさらに後ろ側にいた
「そんな攻撃では、私に一撃も与えられませんよ」
そういうと、女神は一気にエストの前に現れて魔力を纏わせた拳をエストに入れた
「っ!きゃあああ!」
エストも突然のことに防御がまずかに間に合わず、後ろへと飛ばされた
「エスト!」
「人の心配をしている場合ですか」
レスティアは女神が現れて驚いていたが咄嗟に打撃を入れたが女神は既にレスティアの後ろ側にいた
「まったく、ダメですね」
女神はエストに入れた技と同じものをレスティアに入れた
「きゃあああ!」
レスティアも防御が間に合わずまともにくらってしまった
「エスト!レスティア!」
「二人は暫く立てないでしょう。終わりです、明智悠人」
今度は僕たちの目の前に現れた女神。すると、女神は拳を構えた
「っ!危ない兄さん!」
光理は咄嗟に僕を弾き飛ばした。
「きゃあああ!」
そうして、光理が僕のかわりに攻撃を受けた。
「光理いいいい!」
そんな、光理まで僕のせいで傷付くなんて。すると女神は光理に歩み寄った。
「っ!やめろ!光理に手をだすなああ!」
すると、女神は良い事を思いついたかのように微笑んだ
「そういえば、貴方たちは恋人同士でしたね。...せっかくですし恋人が目の前で殺られるところを見せてあげましょう」
「ま、まだ...さ」
「っ!光理!無事なのか」
光理は膝に手を付いてなんとか立った
「へえ~。さっきのをくらってまだたてるとは」
そういうと、女神は無数のスフィアを展開した。いくら光理が立ったとはいえ、あれを避けるのは...
「よく見ていなさい明智悠人。君の最愛の妹を目の前で殺される瞬間を」
そうして、女神は手をあげた。もし、あれが振り下ろされたら光理が死ぬ。僕のせいで光理が死んでしまう。そんなこと、あっていいのか?
...いいわけない、光理は僕の妹で大切な彼女なんだ!!そうして、女神が手を下げた。その瞬間、僕は右手で顔を覆って指の隙間から世界を見た。まるで、それが当たり前みたいに自然とおこなった。すると...
世界がモノクロになり、凍り付いた。
悠人「え、?」
そして、色々な情報が頭の中を交差してして高速で飛び交う
『機動六課』――
『レリック』――
『ジェイル・スカリエッティ』――
『聖王のゆりかご』――
『なのは』、『フェイト』、『はやて』――
思考が研ぎ澄まされ、心が高揚していく。この感覚に僕は覚えがある。ここは、高速の思考の果てに辿り着ける、0と1の境界の世界。無数の思考を平行して処理した先にある領域。元々これは、あるゲームの主人公が使う唯一無二の武器。そんな空想の産物を『俺』は、自分自身の努力によって、ここまで辿り着いた。それこそは――。
『
「
高速思考END
「光理!左に飛べえええええ!」
「っ!」
そうして、光理は俺の指示通り左側に飛んだ
――ドガーーンッ!
土煙が晴れるとその土煙が発生した場所の隣側に光理がいた
「...なに?」
女神は何故光理に当たらなかったのか不思議そうに思っている
「やはりな...」
side光理
私は何が起きたのかさっぱりわからなかった。女神に無数のスフィアを発射されて。死を覚悟したときに「光理!左に飛べえええええ!」という声が聞こえて、咄嗟に動くとスフィアは私に少しも当たらなかった。しかし、さっきの声は...
「やはりな...」
私はその声のする方に顔を向けると
「女神...お前は手を抜きすぎた」
その声には、さっきまでとは違って自身に溢れていて
「お前は無数のスフィアを展開しているつもりだったみたいだが、左側だけはあまっかた。だから俺はそこをついた」
その態度をどれだけ待ち望んだか。あまりの嬉しさに私は涙が出ていた
「兄さん!もしかして記憶が!」
そうして、兄さん――明智悠人は『ニッ!』と笑い
「ああ、記憶が戻ったぞ光理」
私にやっと懐かしい表情を見せた
side光理END
「ああ、記憶が戻ったぞ光理」
そういうと、光理は泣き出してしまった。せっかく記憶が戻ったのだから笑顔で迎えてくれればよかったのに...でも、『あいつの泣くところはレアだな』と冗談を言えるくらい俺の思考は冷静だった
「フフフッ!はっはははは!」
女神はそれを聞くと不敵に笑った
「流石私が見込んだ玩具ですね。私がワザとやった弾幕の薄い部分をしっかりと見抜くだけでなく、記憶は取り戻すとは!やはり、貴方を選んだのは間違いじゃなかった!」
「ふん、負け惜しみを」
しかし、女神の言う通りワザとスフィアの薄い部分を作っただとさっきの説明がいく。悔しいが、やはりあっちの方が一枚上手か。それでも...
「レスティア!」
「ええ、
「っ!」
女神にやられたはずのレスティアは俺の合図でさっきの雷とは打って変わって炎の精霊魔術を使用した。女神は突然のことに驚きながら回避したが僅かに攻撃が当たった
「いつから、起きているのに気が付いたのかしら?」
「お前らにしては長すぎるのと、信頼かな?」
「中々嬉しいことを言ってくれます悠人は」
そういってエストは、光理を背負ってきてくれた。
「大丈夫か、光理?」
「大丈夫じゃないさ。まったく、もっと早く記憶を取り戻して欲しかったな」
と、光理は皮肉交じりで言ってきた。ったく、せっかく心配したっていうのに。でも、それが光理らしいし、それが俺達らしいのか...俺はそんな風なことが凄く懐かしかった。だからこそ、そんな当たり前がある世界を壊させない
「エスト、光理に回復魔法を。レスティアは俺と一緒に女神の対処だ」
「「ええ(了解です)」」
そうして、光理とエストは一旦下がり回復へ、俺とレスティアは女神の前に出た
「行くぞレスティア」
「ええ」
「「ユニゾン・イン」」
そういうと、レスティアは俺の体の中に入っていった。茶色の髪と瞳は漆黒に染まり俺に手には漆黒
の剣『
「さあ、女神。決着をつけようか」
すると女神は、また不敵に笑い
「素晴らしい。本当に素晴らしいですよ明智悠人。ここまで君に楽しめられたのは『今回が初めて』ですよ」
俺に楽しめられた?何を言っているんだ。俺とコイツがあったのは『転生』されたときと今回だけのはず。
女神「そんな君達に私からの素晴らしく『懐かしい』ものをプレゼントしよう」
そういって女神は、指をパチンッ!と鳴らした。すると...
――ズキンッ!
「ぐ、ぐっ!」
俺の頭に何かが入ってきた。初めは女神が俺たちに対して何かをしたっと思った。だけど、それが何なのか理解すると俺は信じられなくなった。何故ならそれは......『俺の記憶』なのだから。その記憶はこうだった。
――俺がなのはと付き合い世界が滅んだ記憶
――俺がフェイトと付き合い世界が滅んだ記憶
――俺がはやてと付き合い世界が滅んだ記憶
どれも俺にとっては懐かしくそして、尊いものだった。
「これ、は...」
「懐かしくでしょう?貴方たちがその世界で過ごしていた時の記憶なんですよ」
そうだ、俺たちは何度も何度も世界を繰り返し、そのたびに『女神に破壊されてきた』。
「さあ!これで私をさらに楽しませてください。明智悠人」
「てめぇぇえ!」
許せない、コイツだけは絶対に。なのは達にしたこと、俺にこの記憶を戻したことを後悔させてやる!
「行けるなレスティア...」
「当然よ。それに...今回ばかりは私も許せないわ」
「ああ、いくぞ女神!!」
今回で終わらせる。こんなふざけた世界を俺たちが破壊する!
「はあああ!」
俺は一気に女神に近づいてレスティアを上段から振り下ろした。女神はそれを難無くかわした。
女神は回避を重点的に行っている。そんな相手の対処方法は、足払いだ!どんなに避けるのがうまい相手でも足を潰せば避けることも今後の行動にも支障がでる。俺は女神の足を重点的に狙い斬撃を飛ばした。烈風のように激しく何度も斬撃を飛ばした。しかし、それでも女神は難無くかわした。
「良い判断でした。しかし私相手には意味がありませんよ」
女神は落胆したかのように、ハア~と溜息をついた。どんなに速度をあげても女神には、かすりもしなかった。
「それじゃあ、次はこっちからいきますよ」
そういうと、女神は無数のスフィアを展開しこちらへと飛ばしてきた。俺は顔に手を当た
高速思考――
スフィアは右に25、左に25、正面に50と合計で100ある。防御魔法でも一つ一つの威力が大きいため耐きれない。後ろに後退するのはどうだろう。...ダメだ。さがったとしても結局前に出なきゃ女神に攻撃を当てれない。ならばどうするか。答えは防ぐのでわなく、『切り払えばいい』
高速思考END――
高速思考を終えると凍り付いた世界が動き出した。そして俺が持っている『能力』と一つを使った
「
HHG女神の終焉に出てくる西九条真之介の持つ能力(ギフト)。およそ人体が引き出せる最高の動きを任意に使える能力(ギフト)。特に五感を高めることであらゆる攻撃に対応可能。欠点は己の体の力以上を引き出せないこと。
俺は一騎当千で身体能力を極限まで高めた
「いくぞ!絶剣技三ノ型――〈影月円舞〉!」
三ノ型〈影月円舞〉
精霊使いの剣舞の主人公カゼハヤ・カミトが使う絶剣技の一つ。片足を軸にして旋風のような回転切りを放つ。対集団戦用の広域殲滅剣技。
俺はその技を使って女神のスフィアを切り払っていく
「うおおおお!」
――ザンッ!ザンッ!
100もあったスフィアは徐々に減っていき、俺は全てのスフィアを切り払った。回転の勢いを利用し俺は一気に女神に近づいた。
「流石ですね。ですが、まだまだですよ」
そういうと、女神は拳に魔力を纏わせて俺に近づいてきた。しかし、女神の方が威力があるのは経験済みだ。だから俺は、真実を貫く剣を地面に突き刺して勢いを殺した。女神は俺の突然の行動に驚いたが時すでに遅し。女神の攻撃を俺は、しゃがんで攻撃をかわした。そして、その攻撃の質がわかる俺はその攻撃を
「
HHG女神の終焉に出てくるフィアナ・アストレイアの
その
「ぐっっ!」
女神も回避することが出来ずまともにくらい後ろに飛んだ。やっと女神に一撃を与えることができた。しかし、苦痛の顔をしていた女神は次の瞬間には不敵に笑っていた
「フフッ...やはり、貴方は本当に面白い玩具ですよ明智悠人。ですが、残念ながらそろそろ時間なので終わらせましょう」
「何を...」と言おうとする前に女神は俺の目の前から消えた。俺は突然のことに驚きながらも辺りを見渡した。
――ドスンッ!
突然俺の背中に鈍い音がした。俺は痛みを堪えながら咄嗟に背後から遠ざかった。遠ざかりつつ俺のいたところを見た。そこには、さっきまで前にいた女神がいた。
「ぐっ!ばか、な...お前いつの間に後ろに...」
すると、女神は呆れたように笑った
「やれやれ、まさかあれが私の本気だと思ったのですか?」
女神は今の今まで本気じゃないのか...そして俺は悟った
(ああ、ダメだ。俺じゃあ勝てない)
高速思考を使っても――
一騎当千を使っても――
天恵技巧を使っても――
絶剣技を使っても――
俺は......俺たちは勝てない。そう思ってしまった俺は膝をついた
「どうやら、ここまでのようですね明智悠人。中々楽しめましたよ」
そして、俺は目を瞑った......
第四話 前編END
......なんじゃこりゃあああ!な、長い!!
まさかの今回だけで8000文字ですよ!?しかも前編なので後編もだいたいこのくらいです。
まさか...今後も戦闘シーンのときはこんなにも!?
...と、取りあえず。記憶を取り戻した悠人。しかし、女神の圧倒的な力の前に戦意喪失してしまう
次回悠人の運命は!そして世界はどうなるのか?
感想を是非お願いします
それではみなさんまた次回!