今回でプロローグは終了です。いや~長かったねプロローグ
それではプロローグ4どうぞ!
第四話 終わりの始まり 後編
「どうやら、ここまでのようですね明智悠人。中々楽しめましたよ」
そして、俺は目を瞑った......
「「「諦めちゃだめ!(あかん!)」」」
「っ!」
あの三人の声が聞こえたので瞑っていた目を開けた
「ディバインバスター!」
「サンダースマッシャー!」
「クラウ・ソラス!」
すると、女神に向かってピンクの光、黄色の光、白色の光が飛んでいった。女神は突然のことに驚き
俺から離れた。俺は光が来た方向を向くとそこには
「大丈夫、悠人君?」
「怪我してない?」
「遅くなってしもうたけど堪忍や」
そこには俺の過去で愛した三人がいた
「どうして、三人がここに...」
「なんや~来てほしくなかったんか?」
と、はやては冗談めかして言ってきた
「そ、そうじゃなくて!...」
「わかってるよ、悠人君」
「どうして『消えたはずの私たちがいるのか』でしょ」
「っ!...ああ、その通りだ」
俺が思ったことをフェイトはピンポイントについてきた。そう、こいつ等は確か他のみんなみたいに消えたはずなのにどうして?俺がそう疑問に思っているとさっきの攻撃を回避した女神が出てきた
「なるほど、『消滅』からなんとか回避したのですね」
女神もこれは意外だったのか少し表情に焦りがあった。なんだと、消滅から回避しただと?そんなことが可能なのか...
「ええ、ほかの皆は消えちゃったけど...」
「そして私たちは、なんとか合流して悠人たちの魔力が感じる方に来た」
「せやけど来てみたら、この状況だったわけや」
3人の言葉はさっきまで絶望していた俺に希望をくれるものだった
「なるほど、世界を繰り返していくうちに明智悠人だけでなく彼女たちも強くなっているということか...」ボソッ
そして女神はフッと笑った
「まあ、いいでしょう。どの道貴方たちは消えるみたいですし」
そんな女神の声が聞こえたので俺は慌ててなのは達を見た。すると、なのは達は若干だが『薄くなった』
「なん、だと...」
なのは達は消滅を自力で回避した。けどそれは一時的なもので、結局消滅してしまう。理解は出来たけど、そんなの..ありかよ!どうして俺はいつもこうなるんだ!俺はそんな自分を卑下していた
「大丈夫だよ悠人君」
そんな俺になのはは、声をかけてきた
「確かに私たちは消えちゃうかもしれない。だけど、悠人なら必ずみんなを救ってくれるって信じてるから」
「だから諦めたらあかんよ」
なのは達は、まるでそれを見てきたかのように言った。...そうだ。こいつ等はいつでも俺を信じてくれた。俺がこいつ等を『利用しようとしていた』ことをしっても俺を信じてくれたんだ
だから俺はこいつ等に恋をしてしまったんだろう。だから俺は諦めることをしなかったんだろう
「...フッ。そうだったな。それがこいつ等で、それが俺なんだ」
そう、それが俺なんだ。だから俺らしく
「いくぞ、このふざけた現象を起こした女神を俺たちが倒すぞ!」
「「「うん!」」」
「いくぞ、このふざけた現象を起こした女神を俺たちが倒すぞ!」
「「「うん!」」」
俺は高らかに宣言した。そう、それが俺らしい行動だ。すると女神は、いきなり笑い出した
「フフッ、愚かな。消えゆく存在が...それでも尚、私に歯向かうとは実に愚かで滑稽だ。全く理解しがたい」
どうやら女神は、なのは達が消えそうなのに何故歯向かうのか理解できないらし。全くこんな奴が世
界を作ったなんてな...
「なんだい、君はそんなことも理解できないのかい」
すると、俺たちより後ろにいた光理が出てきた
「光理、もう大丈夫なのか」
「ああ、もう大丈夫さ。それに、今に君にはエストが必要だろ」
光理がそういうと、エストが俺の近くに来た。確かに今の俺にはエストの力が必要だな
「いけるな、エスト、レスティア」
「当然です」
「問題ないわ」
「よし、ならいくぞ!」
「「「ダブル・ユニゾン!」」」
レスティアとエストの二人が俺にユニゾンした。髪や瞳は元の茶色に戻った状態になり、俺の右手にはエスト――白銀の剣『
「よし、それじゃあいくぞみんな!」
「「「「「「おう!」」」」」
「はあ~なんと愚かな...でもいいでしょう。さっさと貴方たちを倒して『歴史となった因果を消しましょう』」
そうして、俺たちと女神の第二ラウンドが始まった
「行くぞ女神!」
俺とフェイトが女神に接近戦を、なのはとはやてで遠距離魔法をした。俺とフェイトで女神に右側、左側、回り込んだりと多彩な剣技をおこった。
「「はあぁぁぁ!」」
なのはとはやてが女神から撃たれたスフィアを撃ったり、女神に魔法攻撃をして女神の動きを封じたり、俺たち四人のコンビネーションで戦っている。しかし、女神はそれに対して全く劣らず俺たちの相手をしている。俺やフェイトの攻撃を最小限でかわしつつ、カウンターをしてくる。なのはやはやてに対してもスフィアを飛ばしてそっちに集中させたりしている。このままでは、埒があかない。それに...
「うっ...」
「なのはちゃん、大丈夫さかい?」
なのは達のタイムリミットが近い。このままじゃ...
「終わりのようですね、明智悠人」
「私が何かしなくとも彼女たちは勝手に消える。それまで私は耐え抜けばいいのですよ」
と、女神は言ってきた。こいつ、ワザと時間を稼いでいたのか。どうすればいいんだ...
「...なのは、はやて。やっぱりここは」
「...そうだね」
「それしかないな」
なのは達がなにかを話しているようだが、俺には全くきこえない。そして話が終わったみたいだ。
「...悠人。お願いがあるの」
「お願い?なんだよこんな時に...」
「私達に何があっても振り向かないで、前だけ見てね」
フェイトは寂しそうな目で俺に言ってきた。フェイトだけじゃない、なのはも、はやてもそんな目をしている。
「さあ悠人君、はよ~走ってな」
「お、おいお前らなにを「はよぉ、行きぃぃな!」っ!」
「お願いや悠人君...」
俺はそれほどにまで覚悟を決めたはやて達を裏切ることは出来ず、頷いてから女神へ全速力で走った
「愚かなことを...」
そういうと女神は、砲撃を撃ってきた。俺は咄嗟にかわそうとした
《避けずに走って!》
俺がその声が聞こえたと感じたとき、俺の目の前に『見覚えのある金髪の少女』が通った。その二つがぶつかるとその場所には何も残っていなかった...
「なっ!」
俺はそれが何なのか理解したとき後ろを振り向こうとした
「振り向いちゃだめぇぇぇ!」
俺の耳になのはの声が届いた
「フェイトちゃんの...私たちの思いを無駄にしないでっ!」
俺はそこでフェイトの言った言葉を思い出した。
『何があっても振り向かないで、前だけ見てね』
フェイトは覚悟していたんだ。だから俺はその思いを裏切ってはいけない。そうして俺は女神に向かって走った。フェイト...お前はいつも他人の心配ばっかりして自分のことを疎かにしやがって。でも、そのおかげで今回は助かったよ...本当にありがとう。
「不愉快だ...理解しがたい行為だよ!」
そういうと女神はまた砲撃を撃ってきた。しかし、俺には砲撃が届かなかった。今度は茶髪の少女が庇ってくれた。俺は叫びたかった。今すぐにでも確認したかった。でも、そしたらあいつ等の思いが無駄になる、それだけは絶対にしてはいけない!だから俺は、ひたすらに走った。はやて...お前は、凄く寂しがりやだったよな。家族を失い一人生活が辛かったはずなのに、一人で抱え込んだりして、だから俺は、お前を支えたかった。だけど...
(また、助けられちまったな...)
ありがとう...はやて
「...いいでしょう。なら、これでどうですか!」
女神は今までとは桁違いなくらいの砲撃を撃ってきたくそっ!さすがにこれは、対処しないといけないか。俺はそう思って立ち止まろうとした。
「大丈夫だよ悠人君!」
なのはは、俺の後ろ側にいたはずなのにいつの間にか俺の前に立っていた
「行けるよね、レイジングハート」
〔問題ありません〕
レイジングハートがそう答えると『カートリッジ』が2つ飛び出した
「レイジングハート!エクセリオンモード。ドライブ!」
〔イグニッション〕
するとなのはの相棒であるレイジングハートの形が変化した。エクセリオンモード...なのはの魔法の中でも上位クラスの魔法。その分使用者に対する負担も大きい。すると、レイジングハートからまたカートリッジか飛んだ。
〔A.C.S スタンバイ〕
なのはの周りに強烈な風が逆巻いた
「エクセリオンバスターA.C.Sドライブ!」
するとなのはは、女神の放った砲撃に向かって飛んだ
「なのはあああ!」
《お願い悠人君。絶対に女神を倒してね》
そんな、なのはからの念話が届いたそしてなのはは、砲撃の目の前に辿り着いた。
「ブレイクシューーーート!」
そうして、なのはの砲撃と女神の砲撃がぶつかった。そして、その場所には、何も残っていなかった
なのは...いつも、他人には無茶しないでって言うくせに自分は無茶ばっかりしやがって。でも、だからこそこれを言うのは変だけど...ありがとう、なのは。
「何故、自分をかえりみず、こんなことが出来るのだ...!?」
「アンタには一生わからないさ!人を、人間を道具としか思っていないアンタには絶対にな!」
「世迷言を......」
そうして女神が俺に魔力を纏った拳を繰り出した。なのは、フェイト、はやて、お前らの思い確かに受けとったぞ!
「いくぞ、二人とも!」
「「ええ(はい)」」
そして俺は自分が出来る最高の技を出した
「絶剣技終ノ型――〈
終ノ型――〈
絶剣技の最後の奥義で対精霊使い用の剣技。相手の攻撃を防御しつつ儀式神楽によって神威に干渉、吸収しカウンターとして相手に叩き込む技。
俺は天双絶閃衝で女神の攻撃を防御しつつ勢いを殺さないまま、一気に畳みかけた。
「うぉぉおおおおおっ!!!」
「ぐ、ぐぁぁああああ!!」
女神は天双絶閃衝をまともにくらった。あの技をまともにくらった女神は吹っ飛ばされ立つことがままならず、そのまま倒れた。...やっ、た、のか?
「どうなったんだい」
「ああ、多分倒したと思う...」
俺達は一斉に『ふう~』と息をついた。やったぞみんな。女神を倒したんだ、やっと終わったんだこれで世界も元に......あれ?
「なにも、変わらない?」
そう、女神を倒したはずなのに世界は変化していない。むしろ最初より世界が赤く染まっている
「やはり、貴方は素晴らしい玩具だよ明智悠人」
「「「「っ!」」」」
さっきまで倒れていたはずの女神は既に上空にいたばか、な。まさか、まだ倒れていないだと。そんな、俺たちの渾身の技が効いてないなんて...
「残念ですが貴方たちを倒してから世界を繰り返すはずでしたが...もう、ループを始めましょう。私の
俺は女神が言った言葉に驚きが隠せなかった。
HHG女神の終焉のキャラクターのサリー・霧宮が本来持っている能力(ギフト)。原因と結果により導き出された連なる因果を、別の因果で上書きできる。協力無比な能力。つまり結果から遡って、原因となる歴史を改変すること。ただし術者が書き換える因果を正確に認識している、必要がある。
なるほど、だからあいつは世界を何度もループできるのか。しかし、そのためには高速思考並の並列思考能力をもっているか、それを持っている協力者が必要のはず、例え神だとしても。それにアイツは本来俺を倒して初めて安定したループが出来るはず。なら、俺を倒さずループするというこは...
「...っ!お前他の世界まで巻き込むつもりかっ!」
「ええ、そうですよ。ですが、それがどうしてのですか?」
コイツ...とてもじゃないが正気の沙汰ではないぞ!不味い早くこいつを止めないと。そう思い俺は
女神に近づこうとした。すると
――ドゴォォォンッ!
「うわぁ、な、なんだ!?」
突然世界が崩れ出した。これを俺は知っている。これは世界の終わりだ。もうだめだ...間に合わなかったのか......
「兄さんっ!」
「っ!光理!」
俺は近くにいた光理の手を取った。くそっ!俺は結局守れなかったのか...
「さようなら、明智悠人。また新しい世界で会いましょう」
ふざけんなっ!諦めるな考えろ、せめてあいつに何かしないと気がすまねえ!しかし、幾ら考えても最善の答えが出なかった。
「ちくしょぉぉう!」
そんなのか俺の中の『何かが』発動した気がしたが、俺がそれを感じた時に体の感覚はゆっくりと消失していった。
「悠人。お~い悠人」
「ん...うぅ」
ゆさゆさと揺らさぶられる感触に、目蓋を持ち上げた。視界に入ったには無数の本。ここ、は...
「悪魔図書館?」
何故俺は此処にいるのかさっぱりわからずにいた
「まったく君は、なに寝ぼけて此処に来ているんだい」
「メフィスト?」
俺はメフィストを見た瞬間さっきの記憶がよみがえってきた
「ん?なんだい、へんな夢でもみていたのかい」
「夢?」
そこで漸く自分が寝ていたことに気が付いた。さっきまでのことをメフィストに聴こうとしたが、喉まで出た言葉を飲み込んだ
「...そうだな、長い夢を見ていたよ」
「へえ~いったいどんな夢なんだい」
「そうだな、なんと言うか楽しくて、でも辛い。そんなのがたくさんある夢かな」
「そうか、どうやら長い夢だったようだね」
「そうだな...長い夢だったよ」
それを口にしたとき自分の胸の中にポッカリと穴が開いていた感覚がした、その感覚で全てが理解してしまった。
「...でも、しっかりと覚えてるぞ。俺は」
「そうか...」
メフィストは嬉しそうな、でも悲しい顔をした。いつもならここでこんな風にのんびりと話すことはしない。ここはあの世界を手に入れるために必要な場所。だけど今は、『こんなのもありかな...』と思っている自分がいる。
「そうだ悠人」
「ん?」
メフィストは床に座り膝をポンポンとしていた
「せっかくだし『膝枕』なんてどうだい」
とメフィストは言った
「ば!?べ、別にいらねえーよ」
メフィストは『私は別に構わないよ』といつもみたいに挑発してきた。その態度にムカついた俺はメフィストの膝に頭を置いた。
「ふぇぇ!?...は、悠人?//」
「なんだよ、別に構わないんだろ」
メフィストは『た、確かにそう言ったけど、い、いきなりは、ちょっと//』と、恥じらっていた。なんだコイツもこんな顔をするんだな。俺は眠くなり『ふわぁぁぁあ』とあくびをした
「フフッ、まったく悠人は...」
そういうとメフィストは俺の頭を優しく撫でてきた。俺はそれのせいで、眠気が一気に増した
「なあ、メフィスト...」
「なんだい、もう寝てしまってもいいのだよ」
「...ありがとうな」
メフィストは首を傾げて『何がだい?』と聞いてきた
「...お前が、
メフィストは突然のことに驚いたらしく体が『ビクッ!』っとなった。
「俺が次の世界でも戦えるようにしてくれたんだろ」
俺がこの場所に来たのも、メフィストの態度も、この空間の異常さも何もかもが違和感だらけだった
「...なんだ、ばれちゃったか」
メフィストは悪戯をした子供の用に笑った
「それから、レスティア達もでてこいよ」
すると、机の陰から二人が出てきた
「あら、ばれていたの」
「いつから気が付いていたのですか」
「あれが夢じゃないと感じた時から」
我ながら微妙な根拠だな。だけど
「俺は、あれを夢と思いたくない」
エストは『どうしてですか』と聞いてきた。確かに人は誰しも辛いことや苦しいことは否定したくなる。だけど...
「あれを否定したらお前らと頑張って戦ったことが嘘になる。それは嫌だからさ」
レスティアは『そう...』と呆れたような顔をした
「悠人!!」
メフィストは突然抱き付いてきた。ぐぉぉ!とてつもなく柔らかい感触が...!?
「嫌だ、忘れたくない。やっと、やっと悠人の恋人になったのに!!」
メフィストは子供のみたいに泣きながら抱き付いた。...そっか。コイツは『俺の前世からずっと見ていてくれたんだよな』。こいつにとっては、やっと叶った夢で悪魔図書館を出たらその夢が終わってしまうからな。...だけど
「なあメフィスト。俺さあ多分お前と付き合っていたときの記憶は失ってしまうと思う」
コイツは俺のそばにずっといてくれた。何があってもずっと
「でも、女神を倒さなきゃ、世界を手にできないんだよ」
コイツは俺の野望を知っている。その野望を一番近くで支えてくれた
だからこそ...
「だから、俺を未来に歩ませてくれ
すると光理は、俺から離れた
「.....ずるいよ兄さん。そんなこと言われたらいやでも離れなくちゃいけないじゃんか」
すると、悪魔図書館の頭上の空間が崩壊してきた
「そろそろ限界みたいだね」
『そっか』と俺は言ってからみんなを見渡した。
「例え記憶が無くなっても俺たちは家族だ。だから...また次の世界でな」
「「「ああ(ええ)(はい)」」」
そうして俺の視界は暗くなった
見てろよ女神!俺が必ずあのふざけた世界からみんなを解放してやる。絶対にだ!だから
「待っていてくれみんな。俺が必ずこんなふざけた世界を破壊してやる!」
俺は永遠と続く暗闇の空間に、そう叫んだ。
第四話 後編END
再び世界がループしてしまった。世界を破壊すると誓いを立てた悠人。
次の世界で悠人達はどうなるのか...
と、いう訳でプロローグ4終了と同時に前章編終了です!
いや~最後の展開はHHGにもあって凄く感動したんですよ!(キャラが違うけど)
それと前から思っていたけど...戦闘があると長くなる!、しかも戦闘シーンが何かイマイチなんですよ。こんなんで大丈夫かな...
と、取りあえずプロローグも終わったので、これからどんどん本編に進めていくつもりです
まあ、本編までまだまだですけどね
兎に角、感想待っています。
それでは皆さん、また次回まで。さようなら~