純白なましろちゃんがおかしくなった。   作:桜紅月音

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コロナ関係ないよ、その代わりにバイト料をあげようと言われました。
仕事量は減ってますが。


10話

「プールだ!」

 

と二葉がそう言ってプールへと飛びこむ。

 

「つくしちゃん…」

 

そんな二葉さんを見て、隣にいるましろが呆れた目で二葉の方を見ていた。

つまりは、普段の二葉さんと違うって事だろうか?

 

「ましろ、二葉さんはいつもあんな感じじゃないの?」

 

「いつものつくしちゃんは、委員長だからあんな感じじゃないよ」

 

「あーなんとなく二葉の気持ちが分かったかもしれない」

 

「どういう事…?」

 

「まぁ…こっちの話だ」

 

偶には、羽目を外したくなるよな。

委員長とかそういうのをやってるとな…。

 

「おーい!皓さんとましろちゃん、早く!」

 

「呼ばれてるし、早く行くか」

 

「うん、そうだね」

 

とましろと僕は、二葉さんの元へと向かっていく。

そして、二葉さんの近くに行った途端

 

「うわっ!」

 

「皓君!」

 

突然、プールの水の中から手が現れてそのまま水の中に引きずられる。

ましろはこういう事はしない、二葉さんもまだ、彼女の事は知らないが…しない性格だと信じたい。そして、やってなかったとして誰がやったのか…

 

「しろちゃん~皓さんを奪ったよ~」

 

と僕の背後から落ち着かせてくれそうな声でましろに向かってだろう。

そういう。しかし、ましろは目の前に居て、二葉さんの姿もあるし、二葉さんも驚いている。

という事は…僕の後ろにいるのは…

 

「やめてよ。皓君は私の物なんだよ?」

 

とましろは、水の中に入って来て、僕の手を握って引っ張ろうとする。

しかし、背後にいる誰かが引っ張っているうえに、水という敵がましろの体力を奪っていく。

 

「はぁ…はぁ…」

 

そして、最終的にはばててしまったのだが…。それでいいのか…ボーカルだよなましろ…。

 

「さてと…僕の背後にいる君は誰かな?」

 

「ようやく聞いてくれましたね~」

 

と彼女は、僕から離れて

 

「私は、広町七深って言います~しろちゃんと一緒のバンドやってます~」

 

と彼女は、僕に自己紹介をしてくれた。

なるほど…ましろと一緒のバンドなら、僕の名前を知っててもおかしくはないはずだ…。

それにしても…彼女も胸が大きいような…。

 

「皓君…?」

 

と彼女の胸を見ていたら、背後からましろの視線が襲ってくる。

これはまずいな…。

 

「ましろ…これは違うんだ…」

 

「もっと胸の大きい人なら、私のバンドに居るよ」

 

「まじで!?あっ…」

 

「皓君…家に帰ったらたくさん話がしたいね」

 

「おーしろちゃんが珍しく怒ってる~」

 

後ろでは広町さんがなんか言ってるし…とにかく…目の前のましろが怖い…いろんな意味で

 

「でも…今は、せっかくのプールなんだし、楽しまないとね」

 

「そうだよな!楽しまないとな!」

 

若干食い気味ではあるが…ましろの機嫌を損ねないようにしないといけない。

 

「そうだよ!せっかく選んでもらったんでしょ!なら、その水着を見てもらわないと!」

 

二葉さんがましろにそういう。

よし、二葉さんよくやってくれた。

 

「そうかな?前にも見てもらったけど…似合ってるかな?」

 

「前よりも似合ってるよ」

 

「ふふ、やっぱり褒められると嬉しい」

 

とましろは、その場でニコット微笑んだ。

やっぱりましろは、笑顔じゃないとね。

 




次回も案の定、水着回後編です。

では、ここらへんで。

3日に1話更新頑張ります。
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