「皓君!お帰り!」
家に帰ると、ましろが僕に向かって抱きついてきた。
いつ見ても可愛い。
「早速、イチャイチャしてるな2人とも」
「春樹君!久しぶり。元気にしてたの?」
「おう!ましろちゃん久しぶり。この通り元気だぞ!」
「元気そうで良かった〜」
ましろは、春樹の元気そうな感じを見て、とっても嬉しそうにしている。
「そうそう、俺以外にも来てるぜ!」
「春樹君以外にも来てるの!?」
と春樹の後ろから、顔を出す。
「あっ…栄治君…」
「ましろちゃん久しぶり」
「うん…久しぶり…」
と言いながら、何故か僕の後ろに隠れる。
「ましろ…?」
「皓…俺さ…ましろちゃんに謝りたい事があって来たんだよ」
と栄治が突然そんな事を言いだした。
「そう言う事なら…僕達いない方が…」
と言ったら、ましろが僕の服を強く握ってくる。
「大丈夫だ。皓が居なくなったら謝る事が出来ないからな…」
「皓君…ここに居て…」
とましろは、不安そうに僕を見ながらそう言いながら訴えてくる。
「ましろと栄治がそう言うなら…僕はいいけど…」
「俺…居ていいのか?」
「春樹も居ていいから」
とりあえず、春樹と栄治を家の中に入れて、最近ましろのお母さんが買ってくれた4人用の机と椅子がある部屋に案内する。
「最初に…ましろちゃん!ましろちゃんの大事な物を奪ってごめん!」
「えっ?」
栄治から発しられた言葉に、僕を含めた3人がびっくりする。
「どういう事…?」
「ましろちゃんが俺らのバンドを好きなのは知ってるだろ?」
「まぁ…ましろが僕の事を好きだから…それ繋がりでな」
「だから…俺らのバンドが解散して…ましろちゃんから場所を取ってしまったように思って…」
そう話す栄治の気迫に、僕と春樹が何も言えない中、口を開いたのは、ましろだった。
「大丈夫だよ…」
「ましろちゃん…?」
「確かにね…皓君のバンドが解散するって聞いた時は悲しかったけど…今は、こんな感じに皓君と一緒に居られる時間が増えたから大丈夫だよ」
「やっぱり…カップルだったか…」
ましろがいい事を言った後、春樹が僕たち2人を恨むような目で見ながらそう言ってきた。
「そうか…ましろちゃんが悲しんで居なくてよかったよ…」
「ましろは、最近、バンド始めてたりするから、それもあるだろうし」
「ましろちゃんがバンド!?」
「いや…春樹には言ってだろ…」
「そうか…皓の代わりにバンドをやり始めたの?」
「ううん…皓君の代わりじゃなくて…私がやりたいと思ったからやり始めたの」
「ほえ〜ましろちゃん、いつの間にか凄い子になってんなぁ〜」
と栄治は、その場を立って、ましろの目の前で座る。
なんか嫌な予感がする
「ましろちゃん」
「何…?栄治君…」
と栄治は、ましろの手を握って、ましろを見る。
栄治の目は、何かしらの覚悟を決めた目だった。
「ましろちゃんが皓の事が好きなのは知ってる。けど…俺もましろちゃんが皓の事を好きなくらいに好きなんだ!だから、付き合ってください!」
そう栄治が言った途端、その場はシーンと鎮まりかえるのだった。
最近r17.9が仕事してないよな。
次回は、スペシャル回にしますかね。