ましろに服屋に行きたいと言われてやってきた。
「ここの服屋さんに行きたかったの!」
ましろに連れてこられたのは、最近テレビで見たファッションの店だった。
テレビ効果もあってか、人はかなり居た。
「かなり人が多いね」
「うん、私みたいな女の子が多いかも」
「まぁ……うん、そうだね……」
僕を堕とす為に、ミニスカートを買いにという目的を持った女の子はましろだけだと思う。この場に居る女の子達は、純粋に服を買いに来ているに違いない。
「あそこに私が欲しいスカートがあるよ」
ましろが指を指した先には、さっきみたスカートが置いてあった。
ましろとその場に向かう事にした。
「どう?」
「ましろにはまだ早くない?」
スマホで見た時は似合うだろうとなと思ったが、ましろに合わせて見ると、まだ早いような気がしてそう答えた。
「ええーそんな事ないよー」
ましろはそう言いながらも、スカートを元の位置に戻して、また新しいスカートを手に取る。
「こっちは?」
「こっちは似合ってると思うよ。ましろらしいかな」
ましろにそう言うと、彼女は試着室に向かい、実際着ている姿を見たが、やっぱり似合っていた。
「皓君、スカート買ってくれてありがとうね」
「デートに来た時にはそうなるだろうなって思ってたし、気にしてないよ」
ましろの欲しがっていたスカートを、僕のお金で買って、彼女にプレゼントする事にした。お金は貯めているのでこれぐらいの出費は大丈夫。
「あっ…下着屋さんだ」
ショッピングセンターを歩いていると、今度は下着屋さんを発見したましろ。
「行ってみない?」
僕の手を掴んで、そう言うましろ。
「ええ…行かないよー」
見た感じ。他のお客さんは居ないが、男である僕が入るには勇気のいる店だった。
ここから見えるだけでも、ちょっとエッチな下着もあった。
「私、あーいうの着てみないんだよね」
「叔母さんに怒られるよ。ましろにはまだ早いって」
「皓君にアピールするって言って一つだけ買った事あるけど、むしろもっと買いなさいって言われたよ?」
ましろにそう言われて、叔母さんに娘に何言ってんのとなってしまった。
「その時に買った下着、今着てるよ。見たい?」
ましろはそう言って、首元に手を掛けていた。
僕とましろの身長差を考えると、首元を開ければ間違いなく見えるけど
「ここじゃあだめだからね」
「ここじゃだめって事は、皓君か私の家だったら見たいって事?」
ましろにそう言われて瞬間。言葉を間違えた事を後悔した。
でも、時既に遅かった。
「でも、あの下着は欲しいから行く」
「えっ、ちょっと」
ましろは、僕の気持ちなんて関係無しに下着ショップへと入っていった。
「彼女さん、胸大きいですよね」
「まぁ…そうですね…」
ましろが下着を選んで、試着室に入っている間。ショップの店員さんに話しかけられていた。彼女ではないけど。それをここで言ったらややこしくなりそうなので、店員さんに合わせて、ましろが下着を買って。店を出ていた。
「さっきの店員さんにデレデレしてた」
「してないってば」
ましろにとっては、さっきの僕の行動に不満を持っていた。
ただ、話していただけなのに。
「私よりも胸…大きかったもんね」
「えっ…そうなの…?」
「うん…私よりも二回り大きいと思う」
ましろはそう言って、自分の胸に手を当てていた。
「ましろだって大きいと思うけど」
「皓君…!」
僕が問いかけた質問には答えず、ましろは元気よく僕の名前を叫ぶ。
その勢いに、びっくりする。
「今から、トイレに行って、私の胸揉んで?」
「………」
僕は、ましろの頭に手で制裁を加えるのだった。
*****
あの後…ましろは機嫌が悪いままだ…。
僕が、彼女の誘いを断ったからだと思うけど、ここで出来ない事だったから許して欲しい所だ。家でもやらないけどね。
「パフェ食べない?」
「食べる…」
ましろの機嫌を直すために、僕達はパフェがある店に入る。
そして、ましろの前にパフェが来た。
「ましろ、どしたの?」
「あ~んしてほしい」
とましろは言って、顔をこっちに出す。
まぁ…パフェを食べたすくらいはいいかと思い、パフェをスプーンですくって、ましろに差し出す。
「美味しい?」
「うん!」
「私からもあ~んしてあげる!」
と今度は、ましろがパフェをすくって僕へと向けてくる。
ましろの持っているスプーンはさっきまでましろが使ったいたスプーンだった。
「間接キスとか気にしないの?」
「私と皓君の仲なんだから大丈夫だって!」
とましろがそういうから、ましろがせっかくしてくれてるからと、スプーンに乗ったパフェを食べる。
「ふふ、これで間接キスしたね」
とましろは、なんだが嬉しそうにしている。
「後は、ましろが全部食べていいよ」
「本当!?」
「うん、ましろのために奢ってるんだから気にせず食べたらいいよ」
「皓君ありがと!」
とましろはパフェをすべて食べた。
途中、僕にもくれたよ。
パフェを食べている間、店内にいた人たちからの視線が凄かった。
R17.9が仕事してないのはおかしい