ではどうぞ!
「ここの服屋さんに行きたかったの!」
あの後…ましろとデートするために、近所のショッピングモールに来た。
ましろいわく、服を新しく買いたいかららしい。
「そうなの?」
「だから、私に似合ってる服を選んでくれるかな?」
「出来る限りの事はするよ」
そう言うと、ましろはとっても嬉しそうな表情になる。
ましろのこういう表情を見ると、こっちまで幸せになるよね。
そして、服屋さんに入ったはずなのに…。
「こういうのって…私に似合ってると思う…?」
いつのまにか下着を選んでいた…。
そして、その姿を何事も無く見せているましろが心配になってくるよ。
「ましろには早い気がするけど…似合ってるからなぁ…」
「ありがと。今度からのデートはこれ着ていくね」
と試着室のカーテンを閉じる。
「今、着替えてるけど…見たいならいいよ?」
試着室の中からそんな事言ってくるましろ。
誘ってるのか?入ってきて欲しいのか?
いや、ましろが望んでいたとしても…入るなんて事はしない。
「彼女さん、とてもきれいですね」
店員さんがそう話しかけてきた。
「彼女じゃ…ないんですけどね…」
と店員さんに言った時、試着室の方からなんか聞こえた気がした。
「あれっ?そうだったんですか!」
まぁ…そうなるよね。
「何かお困りでしたら、気軽に声をかけてください」
「分かりました。何かあれば聞きます」
と店員さんにそう言うと、店員は違う場所へと去っていった。
そして、ましろが試着室から顔だけ出して
「皓君…私がいるのに…あの人の事、凄く見てた…」
とましろの視線が凄く痛く刺さる。
「ましろの思ってる感じでは見てない」
「本当…?」
ましろの目は疑ってる目だ…。
「とりあえずさ…服着なよ」
「上手く誤魔化された…」
とましろはそう言って、試着室のカーテンを閉じて、服を着て出てきたのだが…ましろの機嫌は悪かった。
*****
「パフェ食べない?」
「食べる…」
あの後…ましろは機嫌が悪いままだ…。
とりあえず…パフェがある店に入る。
そして、ましろの前にパフェが来た。
「ましろ、どしたの?」
「あ~んしてほしい」
とましろは言って、顔をこっちに出す。
「分かったよ」
と僕は、パフェをスプーンですくって、ましろに差し出す。
「美味しい?」
「うん!」
「私からもあ~んしてあげる!」
と今度は、ましろがパフェをすくって僕へと向けてくる。
「間接キスとか気にしないの?」
「私と皓君の仲なんだから大丈夫だって!」
とましろがそういうから、ましろがせっかくしてくれてるからと、スプーンに乗ったパフェを食べる。
「ふふ、これで間接キスしたね」
とましろは、なんだが嬉しそうにしている。
「後は、ましろが全部食べていいよ」
「本当!?」
「うん、ましろのために奢ってるんだから気にせず食べたらいいよ」
「皓君ありがと!」
とましろはパフェをすべて食べた。
途中、僕にもくれたよ。
パフェを食べている間、店内にいた人たちからの視線が凄かった。
R17.9が仕事してないのはおかしい