純白なましろちゃんがおかしくなった。   作:桜紅月音

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お久しぶりです!

体調不良により投稿が出来なかった時期がありましたが、体調が回復しておりますので、投稿させていただきました!それでは、どうぞ!

毎週投稿はやりませんよ。


20話

「どうやら…皓さんを変えないとダメみたいですね…」

 

二葉さんは、そう言ってきて僕を捕まえてそう言う。

 

「つくしちゃん…皓君をどうする気?」

 

二葉さんの行動にびっくりしたましろが慌てるようにして、二葉さんにそう言う。

 

「皓さんを私の家に連れて行って、()()する!」

 

「はぁ!?」

 

二葉さんから発せられた言葉に、思わず声をあげてしまう僕。

というか…そんな物騒な言葉が、最も簡単に出てきてしまうのか…。

 

「つくしちゃんに皓君は渡さない!」

 

とましろは、ギュッと僕の腕に抱きついてくる。

二葉さんに、何がなんでも渡さないという姿勢を見せる。

 

「ましろちゃんが、皓さんを渡さないって言うのは分かってるんだよ?」

 

悪役がするような不気味な笑みを浮かべながらそう言ってくる二葉さん。

嫌な予感がするのは確かだが、それ以上に何がある気がする。

 

そんな彼女をみて思わず、喉をゴクンと鳴らす。

 

「つくしちゃん…?どうしたの?」

 

流石のましろもこの様子の二葉さんが気になったみたいで、心配そうに声をかける。それでも、彼女のもとには行かずに、相変わらず僕に抱きついているのだが…。まぁ…今の二葉さんは、不気味すぎて近づくのも中々勇気がいるか…。

 

「ましろちゃん!」

 

すると二葉さんが大声でそう叫んだ。

その様子を見た僕とましろは、思わずビクッとしてしまう。

 

「つくしちゃん?」

 

「ましろちゃんは、皓さんと近すぎだよ!ちょっとくらい私と皓さんを一緒にさせてくれてもいいのに!」

 

あ…二葉さん…今までの気持ちが完全に出てしまってるなぁ…これ。

 

「…それでも…皓君は、誰にもあげない、渡さないよ!」

 

ましろはましろで、なんか抵抗してるし…。

というか…2人とも一緒のバンドをしてるんだよね?

モニカの関係者ですか?と聞かれたら『はいそうです』と言えなくて、じゃ関係者ではありませんよね?と聞かれたら『はいそうです』とは言えない自分を争うのは辞めて!

 

とそんな事を言った所で…話を聞いてくれなさそうだから…結局は意味が無い。ましろと二葉さんは、睨み合ってる…。

 

「皓さんは、私とましろちゃんだったら、どっちがいいんですか!」

 

「そうだよ!皓君に決めてもらうのは1番!皓君は、私を選ぶに決まってるけど!」

 

さっきまでの怒りの矛先がなんで、僕に向いてるの。

そして、ましろ…二葉さんを煽らなくていいんだけど…。

それに…究極の2択を持ってくるのは辞めて…。

 

「まぁ…二葉さんも選び難いんだけど…その2択になると…ましろになるかな…」

 

と言うと、ましろはパァ〜と笑顔を浮かべた一方で、二葉さんの表情が…

 

「知ってた…んだけど…いざ…こんな気持ちになると…悲しいんだね…」

 

と目の下に涙を浮かべながらそう言ってきた。

 

「とりあえず…今日は帰るね…」

 

と二葉さんは、玄関のドアを勢いよく開けて出て行ってしまった。

 

「つくしちゃん大丈夫かな…でも、皓君が奪われてなくて良かったよ…」

 

と安堵した様子のましろとは一方で、罪悪感がやばい僕がただ立っているのだった。




つくしちゃん推しの方はこちらを見てもらった方がいいかと
https://syosetu.org/novel/231359/

それでは、次回でまたお会いしましょう。


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