純白なましろちゃんがおかしくなった。   作:桜紅月音

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緊急事態宣言〜

ましろちゃんが居なくなった〜(泣)


7話

「ふぇっ?皓君居ないの…」

 

私は、いつも通りに皓君の家に行って、チャイムを鳴らすが返事も無く、ドアも開かない。

しかし、彼のお母さんから事前に貰っていた鍵を使って家の中に入ると、彼の姿も無く、何日も帰ってない感じだった。

 

「どうしよう… 皓君…電話にも出てくれないし…」

 

そんな状態がしばらく続いて…私の頭の中にはこんな事が浮かび上がってきた。

皓君は、私をほったらかしにしてどこかへ行ったのではないか。

私以外の子を好きになってしまって、その子の所に行ってしまったのではないかと。2つ目は、多分ないと信じたいが…1つ目はあり得なくはない話。

 

「電話に出ないって事は…メッセージ送っても無理だよね…」

 

そう思いながらも、彼にメッセージを送った。

それから、すぐに彼からメッセージが返ってきた。

 

『ましろ、家に来てんの!?』

 

という返信が。

返事くれるなら、電話に出て欲しい…。

直接、彼の声が聞きたいのに…。

 

『早く家に帰ってきて!それと、電話に出て!』

 

『悪い…まだ、部活が終わってないんだよ…だから、メッセージで我慢してくれ…』

 

と彼から返事が返ってくる。

部活が終わってないってことは、まだ学校に居るって事…?

もう、6時に近いのに学校がまだあるの?と率直に思ったけど…。

あることを思い出し、彼にメッセージで聞く。

 

『まだ、学校なのって…前に言ってたあれの事?』

 

『そうそう。ましろに音楽のアドバイスを分かりやすく教えてあげれるように、音楽の先生と一緒に勉強してたの』

 

そう返ってきて、私の気持ちは、さっきまでの悲しみや切なさはどっかに行っていた。

 

『私のために…ありがと』

 

『いいって。それじゃ、今から帰るから、7時半には着くと思うから、戸締りしっかりとしてね』

 

『うん!わかった』

 

と彼は、既読を付けて、何も送ってこない。

でも、彼がどこかに行った訳でも無かったのは、嬉しい。

しかし、また1人きりになってしまったのは寂しい。

 

「皓君が帰ってきたら…たくさん甘えようかな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*****

 

「やべっ…買い物してたら、7時半回ってたよ…」

 

学校から帰り道、家に食べ物があまりなかった事を思い出し、近くにあるデパートに寄ったら、ニ葉さんが居て、捕まってしまって、前に会った時に本人曰く、聞けなかった事を聞くまでは通しませんと言われ、彼女の一瞬の隙を突いて、逃走をはかって、気付けば7時半を回っていた。

 

「ましろ…めちゃくちゃ怒ってるんだろうなぁ…」

 

と思いながら、鍵を差し込む。

差し込んだ音が聞こえたのか、家の中からドタバタと音が聞こえてくる。

そして、恐る恐るドアを開け、家の中に入ると

 

「皓君!!」

 

とましろが、泣きながら抱きついてきた。

なんで、泣いてるのかは分からないけれど…。

 

「ましろ…遅くなってごめん…」

 

「7時半までには帰るって言ったよね?おかげで寂しかったんだからね」

 

とましろは、目の下に涙を溜めながらそう言う。

 

「冷蔵庫に何もなかった事を思い出して、デパートに寄ってたんだよ…それで、遅くなったんだ…ごめん」

 

「それなら良かったよ。でも、次から私と一緒に買いに行こ?」

 

ましろが買い物について行くと言うのは珍しい。

それほど、寂しかったのだろうか…。そうだとすると…心配をかなりかけたみたいだな…。

 

「分かったよ。よし、ましろ、寂しかったんだろ?その分、今から、たくさん構ってあげるから。それで、許してくれ」

 

「分かったよ。それじゃ。一ついいかな?」

 

「何?」

 

「今度ね…プールに一緒に行ってくれる?もちろん、水着も選んでくれると嬉しいんだけど」

 

「水着ってこないだのは駄目なの?」

 

「あの水着ね…小さくなって…だから、新しいのが欲しくて…」

 

「分かった。水着選びもプールも一緒に行こうか!」

 

「うん!」

 

あの水着が小さくなったって…ましろ、どんだけ育つんだ…。




ましろちゃんのアレがでかくなるって…どんだけ育つんだよ。

ともあれ、気付けばお気に入りが100人突破していて、投票もしていただきましろちゃん小説では、総合2位という事ですが。これも、読んでいただいてる読者さんのおかげです!改めてありがとうございます!

今度とも読んでください。


そして、感想をください。
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