まどか☆マギカ交差伝 宇宙一馬鹿な侍   作:二道 無限

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 まず最初に魔法少女の世界と暁美ほむらと言う人物のおさらいと些細な変化及び、銀時との出会いまでの時間を出来るだけ書かせてもらいました。

 
 後書きで参考にした小説と漫画を書かせてもらいます。


プロローグ02 暁美ほむら

 

 ーー繰り返す・・・・・・

 

 ーー私は何度でも繰り返す・・・・・・

 

 

 空には青いドレスをまとった人形の姿をした巨大な存在・・・・・・

 

 人形には足はついておらず、代わりに巨大な歯車・・・・・・

 

 地上に頭を向けた逆さの状態で浮遊している『絶望』の象徴・・・・・・

 

 普通の人間には視認できない・・・・・・

 

 自然災害としか認識されない力を持つ形ある災厄の力を持つモノ・・・・・・

 

 ーー『魔女』と呼ばれる絶望と災厄を振りまき、人間に『死』をもたらすモノの中でも最も恐ろしく力を持つモノの名は『ワルプルギスの夜』と呼ばれた。

 

 

 『ワルプルギスの夜』が降り立った町の状況は、立ち並んでいた高層ビルが破壊されて、残骸は宙を舞い、異様な景色の空間を創り出していた。

 

 破壊されたビル群の中で黒い影が『ワルプルギスの夜』に立ち向かっていた。

 黒い影は少女だった、黒い髪に制服のような黒と紫、白に彩られた装いに左腕に円形状の盾のようなものを装着していた。

 少女の名はーー暁美ほむら、地球外の存在から『願い』を叶えるのと引き換えに魔女と戦い続ける運命を背負ってしまった『魔法少女』である。

 ほむらは、願いを叶えて魔法少女になり、ある『目的』のためにワルプルギスの夜に立ち向かっていた。

 ーーたった一人の『親友』を救うために。

 

 ほむらはワルプルギスの夜に何度も攻撃を仕掛け続けた、何度も、何度も、親友を魔法少女にさせないために入念に準備をしながら、最大級の魔女を倒すために、魔法と魔力を帯びさせた重火器を惜しみなく使い続けた。

 

 だが、倒れない、何度も魔法と重火器の嵐で攻撃しても、何度も繰り返しても、かすり傷一つもつかなかった。

 ワルプルギスの夜もただ攻撃を受けたままではなく、大きな火球で応戦していきながら、ほむらを防戦一方にしていき、ついにーー

 「ぐっ」

 攻撃を食らい、魔法少女は大樹の枝に激突してしまう。

 ほむらは、何とか体勢を立て直そうとするも体に激痛が奔ったためにたてなおせないでいた。

 

 「そんな・・・・・・あんまりだよ! こんなのってないよ!」

 

 声が聞こえた、魔法少女になった最大の『理由』、が戦場に来ていた、来てしまった、願いによって魔法少女になったほむらが避けたかった運命の始まりの存在にして、掛け替えのない親友。

 少女の名はーー鹿目まどか、『魔法少女になる前』のほむらが親しく話してくれた初めての友達、ほむらが魔法少女になる決意をした少女が魔女と魔法少女の戦場に来てしまった。

 

 ほむらは少女の声がする方向に顔を向けると、まどかは誰かと話していた、いや『何か』と話していたといった方が言い、普通の少女を魔法少女にする『者』にして地球外の存在が少女に語り掛ける。

 ほむらが少女に叫んだ

 「まどか! そいつの言葉に・・・・・・耳を貸しちゃ駄目ぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

 叫んでも声は届かなかった、少女は地球外の存在に傾けてしまう。

 

 「諦めたらそれまでだ、でも君なら運命を変えられる」

 「避けようのない滅びも嘆きもすべて覆せばいい、そのための力が君に備わっているんだから」

 「・・・・・・本当なの?」

 

 ほむらは親友が地球外の存在の言葉に耳を傾け始めてしまっていることに気付き止めようとしていた。

 魔法少女(ほむら)は知っていた、魔法少女になったときに知った『残酷な真実』をーー

 どんなことをしても親友(まどか)を魔法少女にさせない最大の理由でもあった。

 ほむらは何としても親友の少女に嘆願する。

 

 「騙されないで! そいつの思う壺よ!」

 しかしその嘆願は届かない。

 「私なんかでも本当に何かできるの? こんな結末を変えられるの?」

少女の問いに答える地球外の存在。

 「もちろんさ」

 続けざまに少女に促すように、ほかの少女と同じように運命をいざなう言葉を言い放つ。

 「だから・・・・・・僕と契約して魔法少女になってよ!」

 「駄目ぇぇぇッ!!」

 ほむらは地上に落下しながらまどかを止めようとしたが声は届かなかった、契約の証拠として桃色の光が輝いてまどかを包んでしまった。

 

 

                       ***

 

 「本当にものすごかったね、変身したまどかは」

 地球外の存在は魔法少女になったまどかの力を評価していた。

 「彼女なら最強の魔法少女になるだろうと予測していたけれど、まさかあのワルプルギスの夜を一撃で倒すとはね・・・・・・」

 ワルプルギスの夜は魔法少女になったまどかの手によって一撃のもとに倒されていたーー

 魔法少女が対所に厳しい魔女は鹿目まどかによって倒された、倒されてしまった、ほむらは何としてもこの結末だけは避けたかったーー

 いや、変えたかったのだ、彼女は『鹿目まどかが魔法少女になる運命の回避』が最大の目的だった。

 でも、変えられなかった、膝を床に落として顔を伏せてしまうほむらは地球外の存在に問う。

 「・・・・・・その結果どうなるのかも見越した上だったの?」

 地球外の存在は口をひらく。

 「遅かれ早かれ結果は一緒だよ」

 ほむらがたった一人の親友(鹿目まどか)を魔法少女の運命に巻き込ませたくなかった残酷な真実(絶望)の正体は、魔法少女の証にして魔力を生み出す力の源たるたる宝石『ソウルジェム』が魔女の卵『グリーフシードに変化して新たな魔女を産み落とすことになることにーー

 魔法少女の契約の際の前払い(願い)に比例して魔法少女の証(ソウルジェム)魔法少女(所有者)の心に抱えてしまった『呪い』(絶望)が宝石を黒く染まりきったとき、宝石は砕け魔女の卵(グリーフシード)に変化する、魔法少女の命と引き換えにしてーー

 その結果がワルプルギスの魔女を倒したことでまどかはより強力な魔女を生み出してしまったのだ。

 地球外の存在は言葉を続けた。

 「彼女は最強の魔法少女として最大の敵を倒してしまったんだ、もちろん後は最悪の魔女になるしかない」

 ほむらは親友の魔女化を見たことを思い出していた、それをきっかけに魔法少女と魔女の間の真実と地球外の存在の目的を知ってしまったのだーー

 「今のまどかは恐らく十日かそこいらでこの星を壊滅させてしまうんじゃないかな」

 「--まぁ、あとは君たち人間の問題だ、僕らのエネルギー回収ノルマは概ね達成できたしね」

 地球外の存在の言う『エネルギー』がその目的だった、祈りに比例した呪いに満たされ、魔法少女が魔女になる際に生じるエネルギーが狙いだった、しかしーー

 ほむらは地球外の存在の話など聞く暇はなかった、まだ手段があったのだ『祈りを形にした力』(ほむらの固有魔法)を使うことだった。

 ほむらは立ち上がり、魔法を使うことにした、『たった一人の友達』(鹿目まどか)を救うために。

 地球外の存在はほむらの反応を振り替えずに待っていた。

 「・・・・・・」

 地球外の存在はほむらに投げかけた。

 「・・・・・・戦わないのかい?」

 「いいえ、私の戦場はここじゃない」

 その瞬間、左腕に装着されていた盾はムーブメント部分と上下の球体が開いた

 中央は時計のギア部分らしき大証のギア、上下の球体は砂時計のパーツと砂が見えていた。

 「・・・・・・!」

 それを見た地球外の存在は『彼女の固有魔法』(暁美ほむらの力)に気付いた。

 「暁美ほむら・・・・・・君は・・・・・・」

 その瞬間、暁美ほむらは『仕切り直した』(始まりの時間に戻った)

 

 

                    ***

 

 

 ほむらは『病室』のベッドで目覚めていた。『退院日』(始まりの日)に戻ったほむらは自分の眉間にソウルジェムを当てた。『本来の彼女』は眼鏡を掛けていたが、魔法で『始まりの日』に何度も戻ったため、視力を魔法で矯正するようになった。

 

 暁美ほむらの固有魔法ーー『時間逆行』それが彼女の『祈りが形になった力』だった。

 

 --同じ時間を何度も巡り、たった一つの出口を探る、あなたを絶望の運命から救い出す道を・・・・・・

 

 --まどか・・・・・・たったひとりの私の友達・・・・・・

 

 --あなたの・・・・・・あなたのためなら・・・・・・私は永遠の迷路に閉じ込められても構わない。

 

 そう心の中に呟いたほむらは自分の通う中学校に通う準備を進めていた、鹿目まどかが在籍している『見滝原中学校』へ、今度こそ『ワルプルギスの夜』を倒すために。

  

 

       見滝原中学校 廊下

 

 

 ほむらは『自分のクラス』の担任の教師、早乙女和子と共に教室を案内してもらっていた。

 時間を繰り返しているほむらは自分の教室を知っていたが、転校生であるためにそれは出来ない、それは変わることがなかった。

 ーー早乙女和子(担任教師)のある一言が出るまでは。

 「そうそう、暁美さん、今日からうちのクラスで教育実習に来る先生が来ますので、その先生と一緒に教室に入ってきてください」

 

 ほむらは一瞬驚いていた。

 (・・・・・・どういうことかしら? 今まで一度もそんなことは無かった)

 ほむらは早乙女に尋ねた。

「私が入るクラスに教育実習の・・・・・・先生、ですか?」

 

 「私も急に知ったばかりなの、職員室でのあいさつで教頭先生から私にお願いされちゃって『そちらのクラスに教育実習に来た先生が来ますのでどうか指導してあげてください』って、丁度転校生の暁美さんと一緒に紹介しようかなって」

 

 「・・・・・・そうですか、わかりました」

 

 ほむらは心の中で少し驚いていた、何度も『時間遡行』(やり直し)を繰り返すとき、鹿目まどかの出会いには『ズレ』が生じていく、それが『祈りのが形となった力』(時を操る力)の代償。

 

 --その『ズレ』は周囲にも及んだ、まどか以外に『3人の魔法少女』(ほむらが知っている人)の出会い方もその一つだった。

 

 ほむらは、この学校にも『ズレ』が起こったのだと納得することにした、そう思案するうちにーー

 「暁美さん、教室につきましたよ」

 早乙女の声で思考の海からもどったほむらはいつも通りすることにした、したのだがーー

 「あれ、坂田先生まだ来ていないのかしら? 暁美さんちょっと待っててね、教育実習の先生探してくるから教室のドアで待ってください」

 そう伝えて、担任の先生は教育実習の先生を探しに向かっていった。

 

 

                        数分後

 

 

 早乙女はほむらの待っている教室に戻って来ていた、 教育実習の先生をようやく見つけたらしい。

 

 「坂田先生、時間がないので今回はそのままで結構ですが、今度から身だしなみには気を付けてくださいね」

 担任教師は教育実習に来た教員に注意を促した。

  

 (名前からして、男なのだろうか?)

 ほむらは教育実習に来たという人物の顔を見ることにした、ほむらの目に映っていたのはーー

 

 顔は白髪の天然パーマで死んだ目をしていた如何にもだらしがなさそうな顔で、服装は白衣姿でネクタイはきちんと絞めていない男だった。

 そしてーー腰には木刀をさしていてひときわ目立っていた。

 

 (何で木刀なんかさしているのかしら? 取りあえず不審がられないようにーー)

 

 「初めまして、ここに転校してきた、暁美ほむらと言います」

 ほむらは天然パーマの男(教育実習の先生)に自己紹介をすることにした。

 対して相手はと言うとーー

 

 「は、初めまして・・・・・・坂田、銀八です」

 

 少し歯切れの悪い自己紹介で返していた。

 

 ーーその時の私はまだ知らなかった。

 

 ーー白髪の天然パーマの教師との出会いですでに変わり始めたことに。

 

 --『見滝原3人の魔法少女』(私が把握している魔法少女)の運命を破壊していくことに。

 

 --腰に差した木刀で『魔女』を切り裂くことに。

 

 --まどかの『願いが変化』し、他の魔法少女達が違う形で救われていくことに。

 

 --私の『永遠の迷路』の壁をことごとく破壊していくことを。

 

 --そして、私たちに『希望』(笑顔)を取り戻してくれることに。

 

 それはまだ、数時間後の未来の話だった。 




 
 参考にした小説は、エレファント速報と言うサイトでした。

 タイトルは銀時「魔法少女まどかマギカ?」
 
 でした、銀時と見滝原の魔法少女のセリフのやり取りだけの小説でした、僕は『叛逆の物語』の結末を見たときに心の中の納得のいかなさを心の中に抱えたときに、『まどかマギカ×銀魂』と検索したら偶然、そのコラボ小説を見つけてました。
 
 試しに読んでみると『銀さんならやりかねなさそう』と思ったぐらいに爽快な内容でした、そのたびに何度も、何度も、何度も、読み返していました。

 その時にセリフだけの小説はイメージは出来るけど少し寂しく感じたので、書いてみたいと、ハーメルン小説投稿サイトに書こうと思ったのですが、銀魂の漫画はどんな終わり方をするのか分からなかったので連載が終わるのを待っていました。

 その間に、劇場版まどかマギカの公式ガイドブックを買ったり、叛逆の物語の漫画版を買ったり、Tv版のフィルムメモリーを買ったりのどして準備を進めていました。

 そのあとは銀魂のジャンプリミックスを買い集めて、ようやく書くことが出来ました。
 
 出来うる限りオリジナル(自分の書ける場所)を書きましたが、場合によっては、買いまくった漫画(参考書)のセリフが出てくるかもしれませんので、よろしくお願いします。
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