まどか☆マギカ交差伝 宇宙一馬鹿な侍   作:二道 無限

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 はい、前回では銀時と魔法少女達の別れの物語で本編は終わりました。

 その中での、結末に至るまで、まどか達が経験した銀時の過去がなぜ見えたのか、その謎を解き明かす会でございます。

 それでは、どうぞ。


特別編 プチ設定2
三年z組銀八先生特別編 in 見滝原2


 

 

 銀八は見滝原中学校の電子黒板の前に立っていた。

 「はーい、まどか☆マギカ交差伝 宇宙一馬鹿な侍で江戸から見知らぬ間に見滝原に転移してしまい魔法少女に関わった坂田銀八こと坂田銀時です」

 銀八はけだるげそうに自己紹介したあと、どこからかはがきを取り出した。

 

 「え~ペンネーム『ほむらちゃん報われて』さんからのお手紙です」

 銀八ははがきに贈られたペンネームを読み上げながら、裏面に記載された手紙の内容を読み上げた。

 

 「いつもまどか☆マギカ交差伝 宇宙一馬鹿な侍を読ませてもらっています、そこでワルプルギスの夜での最終局面に関しての疑問なんですが、何でまどか達は銀時の過去および、万事屋の日々を見たのでしょうか? 銀時のことを知るのは普通に言って、まどか達は自分の違う可能性(時間軸)を見ていたはずなのにという意見です」

 

 銀八は、『ワルプルギスの夜』との戦いでなぜ銀時の木刀に魔力を注ぐために行った『儀式』で起こった現象がなぜ起こったのかとペンネームの質問が送られていた。

 

 「えーその質問に関しては、前回このコーナーで銀時の存在が細かく説明されています。 その上で起こりうる影響の一つですね」

 

 銀八はどこからか取り出した設定資料の束を取り出した。

 

 「最初の特別編で紹介しての通り、銀時という存在が魔法少女達への影響のカギの一つはほむらの『時間逆行』を発動する際に使っている盾形の魔道具です」

 

 銀八は設定資料を目で追いながら読み続けた。

 その際、電子黒板が説明補足のための図が表示された。

 

 「原作ファンの皆様もご存じの通り、ほむらの固有魔法『時間逆行』の際に使われる盾はある意味ほむらの体の一部です。 同じ時間を繰り返しているのは分、ほむら自身の経験が蓄積されています、ですのでまどか以外魔法少女、さやか、マミ、杏子の時間が刻まれてもおかしくないとのことです」

 

 銀八は設定資料集を読み上げながら、事の発端の現象を説明した。

 その説明に続くように、電子黒板にまどマギの時間軸を表示した。

 

 表示されたのは、杏子、さやか、マミの様々な時間軸だった。

 

 「まず、この三人が絶望の際、魔女化した情報の把握が起こったのはほむらと接触したことがあるという点です。 何度もほむらは自分が知りえたことを自分が知っている魔法少女に話しますが、そこはその世界で生きている三人、ほむらの話を呑み込めないのは仕方ない部分があります。 ですのである意味この三人も因果の集約が起こったようなものです」

 

 銀時が設定資料を読み上げながら説明した。

 それに伴って、マミ、さやか、杏子が魔女化した経緯の説明が表示された。

 

 「いわば、ほむらの盾を通して、まどかと同じように因果の集約が起こった状況に限りなく近いという事です。 そして銀時の木刀に刻まれた記憶を見ることになったのは、まどかの願いにより手に入れた魔法の副産物です」

 

 電子黒板で表示されたのは銀時の木刀を収めたほむらの盾の形状だった。

 

 「まどかの願いで手に入れた『因果の集約と結束』とほむらの『時間逆行』が合わさった影響で、銀時の木刀に刻まれた記憶が繋がり、過去の映像を見た際に銀時という男を知りながら、銀時の繋がりを考えながら、まどか達の心が無自覚に鞘の形思い描いたというわけです」

 

 銀八は設定資料を読みながら鞘に変化したほむらの盾に関するページを読み上げた。

 

 「銀時の過去を見た影響でまどか達は魔法少女(自分自身)のあり方を見つめていき、銀時が抱えた後悔と悲しみの『攘夷戦争(過去)』の後で『万事屋()』の生き方と周りにいる様々な『腐れ縁』を見て、自分自身にはない生き方を知ることで変わっていったため、ソウルジェムにも変化が起こり、木刀に宿った魔力が収められている鞘の形を無意識に思い描いたわけです」

 

 銀時は設定資料のページをめくると目で追いながら読み進めた。

 

 「銀時の過去を見た際、まどか達のソウルジェムにも変化が起こりました」

 

 それに伴い、電子黒板でまどか達のソウルジェムの状態が写された。

 

 「これもやはり、銀時の過去を見た影響ですね、ソウルジェムが穢れていてもグリーフシードへの変化どころか、ヒビ一つ入っていないのは、銀時に助けられ、過ごし、背中を見てきた日々を魂に刻まれた際、まどか達の魂が強くなった影響とのこと。その際まどか達の魔力がそれに比例して、普段以上の威力へと変わったとのことです」

 

 電子黒板にまどか達のソウルジェムが銀色上に輝いている状態が移された。

 

 

 「銀時がワルプルギスの夜を一刀に屠った時、まどか達のソウルジェムが銀色に輝いたのは、穢れを乗り越えた証と言っても過言ではありません」

 

 続いて移されたのは、ワルプルギスの夜を一刀の際に現れた光の帯が映された。

 

 「ちなみに銀色の光が世界を包んだのは、ワルプルギスの夜が、『見滝原』に出現しているというのが最大の共通点ですね、ほむらが時間逆行で何度も挑んだという事が、ワルプルギスの夜という最もかかわりのある魔女なのが最大のカギと言っても過言でもありません、同じ時間軸を繰り返している為いわば爆弾の導火線のようなものとのことです、原作ファンでもご存じの通り、ワルプルギスの夜は魔法少女の間出方あり継がれている災厄の魔女、つまり同じ時間軸の見滝原が特別な因縁の地と言っても過言ではありません」

 

 銀時が設定資料を説明した後、次のページをめくった。

 

 次に電子黒板が映し出されたのは、銀色の光の帯が起こした影響だった。

 

 「ワルプルギスの夜は魔女の集合体の設定のため、木の年輪のごとくその時代につながっていると考えてもおかしくないため、魔力が集中された『洞爺湖』も持ち手の記憶が刻まれた木刀、その影響でワルプルギスの夜の存在した時間を触媒に過去と未来の魔法少女の時間に干渉、および変質が起こったとのこと、 その結果まどか達のソウルジェムと銀時の『洞爺湖』そして、ワルプルギスの夜が衝突した影響で、キュゥべえが感情エネルギーの危険性を認識して撤退を選んだわけです」

 

 そして、電子黒板に写されたのは銀時が光に包まれて消える場面だった。

 

 「その結果、キュゥべえの『魔法少女システム』が破城した代償として銀時はまどマギの世界から存在と時間が無かったことになります、要するに、まどか達の生存、魔女と魔法少女の救済がかなったために時間から消えてしまい、元の世界に戻るわけです」

 

 銀時は設定資料を読み終えた。

 

 それに伴い電子黒板の表示も消えていた。

 

 

 「これがワルプルギスの夜とまどか達の最終決戦の流れだ、ちなみにまどか達も元の人間に戻るため安心しな、以上」

 

 

 そう言い終えると、銀時のツッコミを入れた。

 

 「おい作者、これ小説じゃねェかァァァァァァァ! 電子黒板の説明なんて見えるわけねェのは前と同じだろーがァァァァァァ! 何べん同じ事やってんの!?  読者はなれっぞいつか!」

 

 

 といつものように、作者に突っ込みを入れた。

 

 前回と同じようにーー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






 いかがでしたでしょうか、ワルプルギス戦の結末の流れをできるだけわかりやすく書かせてもらいました。

 今まで、まどかマギカ交差伝 宇宙一馬鹿な侍にお付き合いいただいてありがとうございます。

 そして、最後にエピローグを二話書く予定ですので、もうしばらくお付き合いよろしく願いします。


 ご意見、ご感想、お待ちしております。
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