まどか☆マギカ交差伝 宇宙一馬鹿な侍   作:二道 無限

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 運命の分岐点の一つであるマミvsお菓子の魔女との戦い、銀時はどうかかわっていくのか、括目です。


 さやかパート、銀時・さやかパート、マミ・まどかパートの流れになりますのでよろしくお願いします。


 

 


仕事の確認は最後まで Bパート

                   病院内

 

 「よ、お待たせー」

 さやかは病院内で待っていたまどかに声をかけていた。

 するとまどかは上條恭介の面会に行ってたさやかが早く戻ってきた様子に疑問を持っていた。

 「あれ?・・・・・・上條くん会えなかったの?」

 「何か今日は都合悪いみたいでさ」

 さやかは幼馴染との面会が出来なかったことをまどかに軽く説明した。

 

 その後、二人は自宅に帰ろうと歩を進めていた。

 「わざわざ来てやったのに失礼しちゃうわよね~」

 さやかはそうぼやきながら帰路につこうとした時、まどかが病院の駐輪場の壁に何か違和感を見つけていた。

 「あっ・・・・・・」

 「ん? どうしたの?」

 「あそこ、何か・・・・・・」

 まどかの肩に乗っていたキュゥべえが確認すると壁には“有ってはならないもの”が『突き刺さっていた』

 

 「グリーフシードだ! 孵化しかかってる!」

 キュゥベエの言葉に二人は動揺していた。

 「嘘・・・・・・何で、こんなところに・・・・・・」

 「まずいよ、早く逃げないと。この辺りはもうこいつの魔力に浸食され始めてる、もうすぐ結界が出来上がる!」

 キュゥべえは結界がもうすぐ出来上がることを二人に警告するがさやかの考えは違っていた。

 「またあの迷路が・・・・・・」

 さやかはまどかの方に顔を向けて、ある確認をしていた。

 「まどか、マミさんの携帯きいてる?」

 さやかはマミの連絡先を知っているのかをまどかに確かめていた。

 「ううん」

 「そっか、まずったなぁ・・・・・・」

 さやかはマミに連絡できないと知ったとき、危険な手段を取ることをまどかに話した。

 「まどか、先行ってマミさんを呼んできて。あたしはこいつを見張ってる」

 「そんな!」

 「無茶だよ、中の魔女が出てくるまでにはまだ時間があるけど、結界が閉じたら君は外に出られなくなる。マミの助けが間に合うかどうか」

 まどかとキュゥべえはさやかを止めようとした。魔女が生まれる時間がまるで時限爆弾のタイムリミットと同意義でいつ出てくる(爆発する)か分からない魔女(爆弾)を一緒にさせるわけにはいかなかった。

 「・・・・・・」

 さやかは言葉を続けようとした時ーー

 「何やってんだ? てめーら」

 二人は聞き覚えのある声の方に向いたら予想通りの男がいた。

 「「坂田先生!?」」

 「おめーら何処でたむろってんだ?」

 

 

 

                         ***

 

 

 

 二人は銀八に簡単な説明をしたあと、まどかはすぐにマミを呼びに行った。

 

 「おめーも無茶するなー、魔女の結界に乗り込むたぁ~、マミに大目玉喰らうぞこれ・・・・・・」

 銀八はさやかにマミを呼びに行くためとはいえ無茶にもほどがあったが、さやか自身はーー

 「言ったはずだよ先生、あの迷路ができ上がったらこいつの居所も分からなくなっちゃうんでしょ?」

 さやかは幼馴染の顔を思い浮かべてーー

 「放っておけないよ、こんなところで・・・・・・」

 

 すると、グリーフシードが強い光を放った、結界ができ上がってしまったのだった。

 「・・・・・・うっ」

 「まぶしっ!!」 

 

 さやかとキュゥべえ、そして銀八は結界にひきづりこまれた、病院の駐輪場には誰もいなくなった。ただあるのは学校のバックが道路に置いていただけであった。

 

 

 

 

                   結界内  通路

 

 

  

 キュゥべえを抱えたさやかと銀八は結界内の魔女がグリーフシードから孵化するまで、最深部まで進んでいた。

 

 「恐いかい? さやか」

 「そりゃあまあ・・・・・・当然でしょ」

 「願い事さえ決めてくれれば今この場で君を魔法少女にしてあげることもできるんだけど」

 キュゥべえはさやかにいつでも契約できると話したが当の本人はうなずいたがキュゥべえにあることを伝えたがそうこう話しをしているうちに最深部にたどり着いていた。

 「・・・・・・うん、いざとなったら頼むかも・・・・・・でも今はやめとく。あたしにとっても大事なことだから、できることならいい加減な気持ちで決めたくない」

 契約はひとまず保留するとキュゥべえに話した、さやかは次に銀八の方へ話を振った。

 「ところで先生、どうして病院に?」

 さやかは銀八が病院に来たのかどうしても気になっていた。

 

 「あぁ、いつも欠席している生徒(やつ)がいたから早乙女先生から聞いたんだよ、あの病院に入院してんだってな。それで先生からおめーがいつもそいつの見舞いに行ってるって聞いたからどんな奴なのか顔を拝みに来たってわけだ」

 さやかはハッとしていた、教育実習の先生のことを恭介に話していなかったことを思い出していた。

 

 「あたし・・・・・・先生のこと伝えんの忘れてた」

 さやかは手を額に当てていた。

 銀八はさやかの反応を見てニヤリと笑った。

 「にしてもおめーいつもそいつの見舞いに行ってるって聞いたが、おめーそいつに惚れてんのか?」

 「な、なに言ってんの! 恭介とは幼稚園からの腐れ縁で・・・・・・」

 「へ~幼馴染か! ラブコメにはお約束だなオイ」

 「先生、まさかクラスのみんなにあることないこと言いふらすんじゃないよね!?」

 さやかは銀八にそう問い詰めたが、銀八のニヤついた顔のままでーー

 「安心しろ、おめーが惚れた男には一途だって言わねーから」

 そう、さやかに言ったがさやか本人は顔を赤くして銀八に言い放った。

 「もし、言いふらしたタダじゃ置かないよ・・・・・・先生」

 さやかの目は銀八を睨んでいた。

 

 

                       

 

 

                        ***

 

 

 

 まどかはさやかの約束通りマミを病院に連れてきた後、グリーフシードがあった駐輪場まで案内した後マミは魔女の痕跡を見つけた。 

 「ここね・・・・・・」

 壁に刺さっていたグリーフシードは消えていたが代わりに亀裂のような空間の裂け目を見つけた。

 マミは亀裂に手をかざして結界に突入の準備をした後、キュゥべえにテレパシーを送っていた。

 (キュゥべえ状況は?)

 キュゥべえに応答を求めたマミ、するとキュゥベえの応答が帰ってきた。

 (まだ大丈夫すぐ孵化する様子はないよ)

次にまどかがさやかにテレパシーを送った。

 (さやかちゃん大丈夫?)

 (坂田先生のおかげで、退屈しなかったよ。・・・・・・悪い意味で)

 まどかはテレパシーで何があったのか聞こうと思ったが、緊急事態なので聞かなかった。

 そのあとで、キュゥべえのテレパシーが飛び交った。

 (むしろうかつに大きな魔力を使って卵を刺激する方がまずい。急がなくていいからなるべく静かに来てくれるかい?)

 (分かったわ)

 マミはキュゥべえの助言に従って変身せずに結界内に入った。

 

 

 

                        ***

 

 

 

 

 マミとまどかは結界内で慎重に進んでいた。 

 キュゥベえの助言に従ってマミは変身せずに結界の最深部に進んでいた。

 「間に合ってよかった・・・・・・無茶しすぎ・・・・・・って怒りたいところだけれど、今回に限っては冴えた手だったわ」

 マミはさやかの無謀な手段(機転)を今回だけほめていた。

 魔女は結界を張る場所を変え続けるため、痕跡は時間がたって消えてしまうために厄介な存在であったためであった。

 魔女が孵化していなかったのは運が良かったに他ならなかった。

 「これなら魔女を取り逃がす心配はーー」

 マミはまどかの方に向きながら言葉を投げかけたが、ある人物を発見したため言葉を続けなかった。

 「え?」

 まどかも後ろを振り向くと見覚えのある少女ーー暁美ほむらがその場にいたからだ。 

 「・・・・・・できれば、会いたくなかったわ」

 「今回の獲物は私が狩る、あなたたちは手を退いて」

 マミは牽制の言葉に意を返さず、ほむらは退かなかった。

 マミもほむらの言葉を聞いても退かなかった。

 「そうもいかないわ、美樹さんとキュゥべえ、それに坂田先生を迎えに行かないと」

 「その三人の安全は保障するわ」

 「ごめんなさい、時間が無いの」

 そういってマミはほむらの方に手をかざして拘束魔法をかけた。 

 「!?」

 拘束されたほむらは苦しそうに声をあげながらマミに言葉を投げかけた。

 「・・・・・・っ、ば、バカッ・・・・・・こんなことやってる場合じゃ・・・・・・!・・・・・・っ」

 「もちろんケガさせるつもりはないけど、あんまり暴れると保証しかねるわ」

 ほむらの言葉にマミは耳を傾けず結界の最深部に歩を進めようとしていた。

 マミはまどかに呼びかけた。

 「ーー行きましょう鹿目さん」

 ほむらはいかせまいと声を上げたが、拘束魔法で締め付けられた。

 「待って!! ううっ!」

 まどかは拘束されたほむらの方を一瞬だけ見ながらマミに続いた。

 

 

 

 

 

                       ***

 

 

 

 まどかとマミは結界の最深部付近まで進んでいた。

 そんな時まどかはマミに話しかけていた。

 「あの・・・・・・マミさん」

 「なに?」

 「願い事、私なりに色々考えてみたんですけど・・・・・・」

 まどかは願い事の話をマミに不明瞭ながら話そうとした。

 マミはまどかの話に耳を傾けた。

 「決まりそうなの?」

 「はい・・・・・・でもあの、もしかしたらマミさんには考え方が甘いって怒られそうで・・・・・・」

 マミは優しい口調でまどかに言葉を促した。

 「どんな夢を叶えるつもり?」

 「私って昔から得意な学科とか人に自慢できるような才能とか何もなくて、きっとこれから先ずっと誰の役にも立てないまま迷惑ばかりかけていくのかなって・・・・・・それが嫌でしょうがなかったんです。でもマミさんと会って・・・・・・誰かを助けるために戦っているの見せてもらって、同じことが出来るかもしれないって言われて・・・・・・何よりも嬉しかったのはそのことで・・・・・・」

 まどかの言葉に静かに耳を傾けるマミは無言だった。

 まどかは言葉を続けた。

 「だから私、魔法少女になれたなら、それで願い事は叶っちゃうんです。こんな自分でも誰かの役に立てるんだって、胸を張って生きていけたら・・・・・・それが一番の夢だから・・・・・・・」

 「・・・・・・」

 マミは最後までまどかの話を聞き終え、しばらくの間無言だった。

 「・・・・・・」  

 その後にマミの口は静かに開いた。

 「・・・・・・大変だよ? ケガもするし恋したり遊んだりしている暇もなくなっちゃうよ?」

 マミの口調は少し震えた声でまどかに『普通の生活』を送れないことを話した。

 まどかはそれでも話を続けた。

 「でもそれでもがんばってるマミさんに・・・・・・私憧れてるんです」

まどかの言葉を聞いた時、マミは歩を止めた。

 「憧れるほどのもんじゃないわよ私」

 「え?」

 マミの口から出たのは、否定の言葉だった。

 続いて出たのは、孤独を抱えた少女の言葉だった。

 「無理してカッコつけてるだけで恐ろしくても辛くても、誰にも相談できないし、独りぼっちで泣いてばかり・・・・・・いいものじゃないわよ魔法少女なんて」

 マミの言葉を聞いてまどかは優しく語りかけた。

 「マミさんはもう独りぼっちじゃないです」

 まどかの言葉を聞いて、マミはまどかの方に振り返った。

 「そうね・・・・・・そうなんだよね、本当にこれから・・・・・・私と一緒に戦ってくれるの? 側にいてくれるの?」

 マミの目は涙ぐんでまどかに語り掛けた。

 「はい・・・・・・私なんかで良かったら」

 「まいったなぁ・・・・・・まだまだ先輩ぶってなきゃいけないのになぁ・・・・・・やっぱり私駄目な子だ・・・・・・」

 マミはうれし涙をぬぐいながら安堵交じりの言葉を溢した。

 「マミさん・・・・・・」 

 マミの様子にまどかも安堵の表情で見ていた。

 「・・・・・・でもさ折角なんだし願い事は何か考えておきなよ」

 「折角ーーですかねやっぱり」

 「契約は契約なんだからさものはついでと思っておこうよ、億万長者とか素敵な彼氏とかなんだっていいじゃない」

 マミの言葉にまどかは困惑していた。

 続いてマミはある提案をまどかに持ちかけていた。

 「じゃあこうしましょ、この魔女をやっつけるまでに願い事が決まらなかったら・・・・・・その時はキュゥべえにごちそうとケーキを頼みましょ」 

 「ケ、ケーキ?」

 「それでみんなでパーティーするの私と鹿目さんの魔法少女コンビ結成記念よ」

 「わ、私ケーキで魔法少女に?」 

 マミの提案にまどかはさらに困惑した。

 まどかの様子を見てマミは決断を促す言葉を投げかけた。

 「嫌ならちゃんと自分で考える!」

 「ふえぇ・・・・・・」

 まどかの困惑する様子を見てマミはクスっと笑った。

 するとキュゥべえからのテレパシーが届いた。

 (マミ! グリーフシードが動き始めた! 孵化が始まる! 急いで!)

 「オッケー分かったわ」

 キュゥべえからのテレパシーで状況を把握したマミは、強気と余裕の表情で結界の最深部に向かうことにした。

 「今日という今日は速攻で片づけるわよ!」

 「わわ、そんなーー」

 まどかの動揺とは裏腹にマミは魔法少女に変身した。

 結界最深部に近づくにつれ使い魔がマミに襲撃しようとしたが、マスケット銃を数丁召喚したマミの銃撃によって一掃された。

 マミは内心あることを思っていた。

 〈身体が軽いーーこんな幸せな気持ちで戦うなんて初めて、もう何も怖くない、私ーー独りぼっちじゃないもの!〉

マミの心は希望に満ち溢れ、微笑みながら戦った。

 

 その戦い方が『先生』の言葉の意味を忘れさせ、命取りになるなんて思いもしなかった。

 

 そして、命を落としかけた時、『先生』を名乗っている男に助けられることをまだ知らない。

 

 

 

 




 
 皆さま、今回もⅭパートを書くことになりました。
 
 
 マミはお菓子の魔女と戦う流れまで来ました、そして銀時の『言葉の意味』を一時忘れてしまっています。
 
 これ以上長く書きすぎると読みつかれる可能性がありましたので、ここから先は3パートの流れになる可能性が出てきました。
 
 お菓子の魔女ではマミは原作通りに死んでしまうのか? それとも運命は変わるのか?
 
 括目してください。
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