巻き込まれたので、ハジメさんの立場(原作の)を簒奪する事にしました。   作:背の高い吸血鬼

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どうも、初めまして。背の高い吸血鬼です。

初の投稿なので、拙い部分もあるでしょうが、生暖かい目で見てやってください。
話の流れは基本的に原作に沿った流れで行きます。アニメの方は・・・多分出ません。
本来の主人公たるハジメは登場しますが、あくまでサブです。
メインヒロインたちはきちんと話に登場させます。


1話 2つのプロローグ

 暗闇の中、急速に小さくなっていく光。無意識に自身の体を抱くも震えは止まるはずも無く、途轍もない落下感に『やば、死にそう!?』なんて思いながら、綾瀬春香(あやせはるか)は、冷や汗を滝の様に流し、盛大に引きつった表情で、消えゆく光を凝視した。

 

 春香は現在、ナラクを思わせる深い崖を絶賛ロープ無しバンジー中なのである。凝視している光は、地上の明かりだ。ダンジョンの探索中、巨大な大地の裂け目に()()()()()()()()()()()春香は、遂に光の届かない深部まで落下し続け、轟々と唸る風の音を聞きながら、何故にこんな事をしたのか、を思い出す。

 

 現在進行形で味わっている恐怖体験に至るまでの経緯を・・・

 

 

       *   *   *   *   *

 

 

 金曜日。それは一週間の中で最も心休まる休みの前日。きっと大多数の人が、これからの休みに安堵の溜息を吐き、一週間分の疲れを我慢して帰宅し、どの様に休日を過ごそうかと妄想する。

 

そして、それは綾瀬春香も例外では無かった。

 

「わざわざ残ってもらって・・・ありがとうね、春香ちゃん。お陰で助かったわ・・・」

「いえ、また何かありましたら声を掛けてください。美咲ちゃん先生の為なら、いつでも馳せ参じますよ!」

「うふふ・・・ありがとう。それじゃぁ、気を付けて帰ってね?また来週~」

 

 担任の美咲ちゃん先生が教室を出て行くと、室内はシンと静まり返った。

 

ふぅ・・・と、一週間分の疲れの溜まった深い溜息をつくと、女子高生が使うには可愛らしくないリュックを背負い、机に掛けてあるスクールバッグを手に取った。これから帰宅である。

 

「・・・あ~、詰まんない。なにか、非~現実的なこと、起こらないかなぁ~・・・」

 

 休日と言っても、特に予定がない。何も無い為に、積読を消費する位だろうか。予定も無しに休みを消化してしまうのは勿体ない。なら、何か非現実的な事にでも巻き込まれたら、明日から始まる休日を有意義に使えるのに。

 

(なんて思っても、ここは現実だからねぇ~・・・)

 

 もう一度溜息をつき、教室を後にしようとした所で―――目を見開いた。

 

春香の目下、私の足元に白銀に光り輝く円環と幾何学模様が現れたのだ。

 

 私はまるで金縛りにでもあったかのように、目下の白銀に輝く幾何学模様―――俗に言う魔法陣―――らしきものを注視する。

 

 その魔法陣は徐々に輝きを増して行き、一気に教室全体を覆う程に拡大する。これは、まさか異世界召喚なのでは!?と内心では狂喜乱舞。サブカルチャーに染まって無い人であれば、この異常事態に悲鳴でも上げて我先にと教室から逃げていくだろうが、生憎この室内には理解ある春香のみ。そして、今から始まるであろう非現実に期待大な春香は当然、逃げずにその場で立ち止まった。

 

一体なんと書いて有るのだろう?と、ルーン文字の様な幾何学模様を観察していると、魔法陣がカッと爆ぜた。

 

 数秒か、数分か。真っ白に塗りつぶされた教室が再び色を取り戻した時、

 

其処には春香の姿は無かった。

 

 

       *   *   *   *   *

 

 

 同時刻・並行世界のもう一つの地球。

 

???先生が咄嗟に「皆!教室から出て!!」と叫んだのと、魔法陣の輝きが爆発したようにカッと光ったのは同時だった。

 

 




呼んでいただきありがとうございます。

ありふれ・・・良いですね。特に、ユエ様。血ぃ吸われたぃ・・・

タイトル変えるかもしれません。
なにか丁度良い案がありましたら、コメントお願いします。
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