陰キャなんで恋愛なんてしません   作:*白湯*

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どうも白湯です。
とりあえず思いついた話があったのでショートストーリーとして2本まっちーと七海先輩で書いてみました。
今回はまっちーです。
今回はかなりの書きなぐりなんで駄文なので、つまらないかもしれないですが2本とも読んでいただければありがたいです。


現実なんで

学園祭明けの振替休日、本来ならば休みになり学園祭の疲労を回復に使う休日であるはずだが、俺は学校に登校していた。

今日は振替休日を利用した模試の試験日で何故か丸一日テストで潰される。

まじ、なんで振替休日にテストいれてんだよ家の教師は。

流石に学祭で疲れたんだからシンプルに休ませてくれよ。

そんなことを教師が聞く訳もなく学校に行く以外生徒に残された選択肢はない。

こんな時期にテストをしたって学園祭で勉強できているはずがない。

そんな愚痴を思いながら家から学校まで歩いていると、駅方面から歩いてくる男女の組を見つけた。

「ひろくん」

「なんだよ」

「呼んでみただけ」

「なんだよ」

黙れよ。

なんだ、その会話は。

女の方もデレデレしながら呼びやがって、公衆の面前だぞ?

よくも恥ずかしげもなくそんなことが言えるな。

恐らくこの時期のカップルは学祭マジックとやらで学祭期間に付き合った付き合いたてホヤホヤの出来たてカップルだろう。

てかなんだよ学祭マジックって。

そんなんで付き合ったってどうせすぐにこいつら別れるに決まってる。

こういうのはその時の気分で盛り上がって付き合ったはいいものの結局はどちらもなんか違う気がするとか意味のわからん理由で別れるんだろ?

意味のわからん理由で付き合い、意味のわからん理由で別れる。

やっぱ学祭マジックはわからねぇ。

カップルが俺の通学路を進んでいくので仕方なく俺もその後をつけていくと、学校に着くまでも意味のわからん会話を続けていた。

正門に着くと周りの様子も普段よりも浮かれた様子で男女で並んで歩いている数も心做しか多いように見えた。

そんな空気に耐えきれる訳もなく、早足で玄関へと向かうと馴染んだ顔が職員室へと歩いていくのが見えた。

「ったく、これだから学生は。学園祭にどんなものを期待してるんだ。そんなことより勉強をしろ、勉強を」

恐らくあの人が怒ってる理由は理解出来た。

わかるよ、その気持ち、だけどあんたは洒落になってないからほんとに誰か男見つけてよ。

「お、天草か、おはよう」

まっちーがこちらに気づいたのでこちらも仕方なく挨拶をすることにした。

恐らく今日のまっちーとは話したまずい気がするから話したくないんだよなぁ。

まぁ可哀想だから話くらいは聞いてあげるか。

「おはようございます」

「昨日はお疲れ様」

「まぁ、昨日よりも今日の方が疲れてますけど」

「そういうことを言ってやるな。労いというのは受けておくものだ」

冗談のつもりだったんだが、まぁ昨日は本当に疲れた。

何より学園祭期間のこの1ヶ月近くは本当に毎日仕事だらけで毎日疲れていた。

昨日の夜も打ち上げは禁止とか学校が言ってる癖にこっそりなとか言ってこの人に連れられて打ち上げしに行ったし。

何が疲れたかってこの人が酔ってから愚痴しか言わなかったことなんだよなぁ。

恐らくさっきもブツブツ言ってたのは昨日と同じように学祭マジックがなんたらでという話だろう。

そういえば俺がさっきのカップルに言っていたのもほぼこの人が言っていたことだったな。

分かる、その気持ちはよく分かるんだけど、歳を考えて。

俺が言うのとあなたが言うのだと色んな意味で違ってくるものがあるから。

結局昨日はうちの近くの居酒屋で深夜近くまで飲むの付き合う羽目になるし。

まぁ、そういうのも嫌いではないから楽しかったが。

「昨日は大丈夫だったか?」

「何がですか?」

どういう意味の大丈夫?睡眠時間?それ以外は全く心当たりがない。

すると先生は背伸びをして顔を俺の耳へと近付け耳打ちをした。

やば、めっちゃいい匂いするけど、身長ちっさ。

まぁ、可愛いから問題はないな。

「いや、ほらな昨日飲み行ったときの記憶がなくて

帰りとかは大丈夫だったかなと」

「あぁ」

なんだ、そういうことか、帰りは一応家まで送ってもらったから大丈夫だけど、飲んでる時に出てきた愚痴の量と質は大丈夫じゃなかったんだよなぁ。

「まぁ、大丈夫ですよ」

「まぁってなんだ、なんか言いたいことがあるのか?」

え、これ言ったら絶対殴られるよね?朝っぱらから職員室へと直行だよね?

こういう時はどう言うのが正解なんだ?

困った時は友達に聞こうかな。その前に俺まともな友達居なかったわ…

思ったことを率直に言えば問題は無さそうだ。

そうだよ、素直なのは大事。

嘘とかつくから後々痛い目見るんだよ。

素直は日本に必要なことなんだ。

「いや…先生も大変っすね…」

「へ?」

下手なことになっては困るのでそれだけ言って教室へと向かった。

階段に登る前に玄関の方を確認すると、まっちーはぽかんとさっきのままフリーズしていた。

登校してくる他の生徒はまっちーを疫病神かのようにに避けて通っていた。

まぁ、明らかにやべぇやつだもんな。

時に現実とは自分に悲しいものを見せる。

自分が逃げていたもの、自分が逃げたいものそういうものから逃げられなくなった時、俺はよく現実を見せられる。

いつかは対面しなければ行けないもの、それが現実。

ずっと、逃げていようなど思うことは出来ても、それが叶う日など来るはずはない。

人は現実と向き合って成長していくのだと。

とりあえず先生も現実に向き合って頑張りましょう

よ、あと朝礼には遅れないでくださいね…

これが現実なんで…




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