今回はショートストーリーの七海先輩サイドです。
かなりの思い付きで書き始めた感じなので駄文だとはおもいますが、ぜひ読み切っていただけるとありがたいです。
私事ですが、つい最近オンライン授業を受け始めましたが、その授業のアンケートがあることを知らず、早速担任からの連絡があって怒られました。
テストというのも些かめんどくさいものではある。
個人的にめんどくさいのは早く終わった時、分からない問題が多い時に起こる解答時間が余ることだ。
こういう時にやるのは決まっている。
問題を解いている振りをして寝るに決まっている。
そんなこんなやっているとテストというのも気づいたら直ぐに終わってしまう。
まぁ、ある意味終わったのはテストの日程だけじゃないけどな。
勉強時間が確保されないテストなどやる気が出るはずがない。
最後のテストが回収されたクラスの中はテストという重荷から開放された生徒たちの歓談が響いていた。
こんな所にいるよりは静かな所で本でも読んでいた方が自分としてはストレスも貯まらないはずだ。
今日はほとんど荷物を持っていなかったため直ぐに教室を出て職員室へと向かった。
生徒会室がある2階まで降りるとちょうど鍵を借りてきていた七海先輩と黒岩に会った。
「
「どうも 」
七海先輩はいつも通りの調子で挨拶をしてきたが、黒岩はこちらに頭を下げただけだった。
とりあえず、先輩が鍵を借りたのなら俺が職員室へと行く必要はなくなった。
二人が生徒会室へと足を運んで行ったので、俺もその後を追って生徒会へと向かった。
三年生の教室はまだ残っている人がいるようで、廊下を通っていくと教室の中からは話声が聞こえてきた。
てか、三年生なんだから受験に向けて勉強しろよ。
俺のその意見に適応されそうな人がもう一人目の前にいることを忘れていた。
そういえばこの人はどうなんだろうか。
二年生といえば受験一年前となり、割と先生たちもピリピリとし始める時期だろう。
今回の模試も受験の判断材料となる大事な模試のひとつのはずだがどうなのだろうか。
そんなこんなで生徒会へと着くと、三人はいつも通りの席順で座った。
俺以外の二人はいつも通り会話を始めたので、俺もいつも通りカバンから本を取り出し読み始めた。
普段本を読んでいれば人が話していることなど気にはしないのだが。
明らかに前で話している会話がツッコミどころしかなくて先程から本の内容が入ってこない。
「ほら、アレあるじゃん日本史のあれ」
「先輩、どれですか」
先輩の指示語ばかりで全く分からない会話に対して黒岩が笑いながら対応していた。
「あの、いい国作った人が国会」
なんだ、それ。
国会?は?日本史だよな?いや、近代史なら国会はあるはずだが、いい国作った人?
生まれてこの方十数年、歴史を学んできたがいい国を作ったやつなどいなかったな。
誰だと思ったがその謎は直ぐに黒岩が解いてくれた。
「恐らくそれ幕府では?」
「あ、それそれ、それのね問題が今日出たんだけど全く分かんなかったの、あははは」
あの、笑いながら言ってるけど幕府が分からない時点で大方分かってたよ?
「あの、先輩。先輩進路大丈夫なんですか?」
流石に気になったことを先輩に聞いてみることにした。
「いやぁ、数学とかは出来るんだけどね。文系の教科はね…」
え、その次元の話?それ以上にやばい話だと思うんだが。
「でもね、うちの中じゃ一番頭いいんだよ」
それ、誇っていい事なのか?え?やっぱ血は裏切らないの?
やっぱり頭脳って遺伝するのか…
「お父さんも良く言ってるんだよ、あれ、あれだよ。トンビ、タカ、オウムって」
え、何それ。トンビ、タカ、オウム?え?それもしかして。
「会長…それもしかしてトンビはタカを産むって言いたいんですか?」
「あ、それだ!」
嘘だろ?おい。お父さん安心してください。トンビはちゃんとトンビを産んだようですよ。いやそれが言える時点でお父さんの方がタカなのでは?
「いやぁ、苦手なものはさっぱりだね」
「そ、そうですか…」
この人は本当に大丈夫なのか…
「天草くん、先輩はこう見えて化学と英語は全国でも負けないほどの実力があるのよ?」
「え、まじ?」
嘘だろ?俺こんなこと言ってる人より理科の点数低いのかよ。
得意不得意っていうのは、分からんもんだ。
やはり、現実とは時に悲しいものを見せつける。
俺もずっと理科から逃げてきたが、こんな些細なことで現実を見せつけられるとは思ってもいなかった。
これを機に俺も不得意教科を平均ぐらいにはする方がいいだろう。
これ以下と言われるのは仕方ないが、天と地ほどの差があるのは納得がいかない。
やはり人間とは、現実と向き合って成長していくものなのだ。
まぁ、それでも俺は理科は苦手なんで。
読み終えていただきありがとうございます。
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