俺の幼馴染みはヤンデレです 作:太公望
とまぁここまでにしておいて、今回は可愛い後輩ちゃん(2人。主に片方)に色々やられますね。ということで本編へ
「ねっむいんだけど」
「キモチよく寝させてあげるわよ?」
「遠慮しておくわ」
休み明けの学校ほどめんどくさいことはないと思う今日この頃。休み明けって言ってもまだ夏休み。二学期にある文化祭と体育祭の説明があるからわざわざとうこうなんだけどさ、このだるさわかる?連休明けとかよりも土日休みとかよりもキツいんだよな。そんなことを考えながら朝っぱらから俺の家で朝飯を作ってた千聖と一緒に学校に向かってるって訳だ。なんかもういつもこんな感じだからなぁ~……もう慣れたわ
「あら、花音に美咲ちゃんおはよう」
「白鷺先輩に耀太先輩じゃないですか。おはようございます」
「千聖ちゃんおはよう」
朝から花音の笑顔とかヤッバ。マジで天使すぎて朝から和むんですけど。って考えてると横から怖いんだよなぁ
「ヨウタ?朝からナニを考えているのかしら?」
「なんでもないからさ、とりまコンビニ寄らね?暑いから冷たいもの食べたくなってきたわ」
「あ、あたしも行きたいですね。ちょうど学校の近くのコンビニで新作出てるらしいですよ?」
美咲の一言で花音が目を輝かせ、千聖も渋々着いてくるようになった。最近美咲に助けられっぱなしなんだけど?よし、なんか奢っとこ
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「美咲、なんか食いたいものとかある?」
「あたしですか?あたしは……耀太さんのオススメとかあります?」
「俺の?俺のはやっぱりこのプリンだな。安い割にはうまい」
「それじゃそれですね。って自分で払いますよ?」
俺が自分の分とは別に美咲の分もレジに持っていこうとすると少し慌てた様子だった。これぐらいいいのにさ
「最近美咲に世話になりっぱなしだしよ。さっきの千聖のやつもな」
「いやいやだからって流石に悪いですって」
「いいからいいから。ここは先輩としてカッコつけさせてくれよ」
「は、はぁ……それならお願いします」
そんな話をしていると千聖が光の灯っていない目で見つめてきたのでちゃんと千聖の分も買ってあげた。駄々こねたから少し高めのやつな?それ渡した時の千聖の笑顔に少し心を掴まれたりして
「それでねそれでね!この前日菜ちゃんがさ〜」
「彩ちゃん、少し落ち着くのよ?」
「耀太君耀太君♪今日の夜のクエストなんだけどね」
「耀太さん、今後の生徒会の活動ですが」
学校に着くと朝っぱらからいつものメンバーが絡みまくってきた。こうなったらどうするかって?逃げるに決まってるだろ
「あれ?耀太先輩、さっきぶりじゃないですか」
「美咲か?てことは……」
「耀太ーーーーー!!!」
「だよなァァァ!」
せっかく千聖達から逃げてきたというのに廊下でいつも通りこころに抱きつきタックルをくらって周りから注目を浴びた。逃げてきたのによ〜
「とりあえずこころ?場所を変えようぜ?暑いし屋上とかの方がさ、人目にもつかないし」
「ほらこころ、早く行くよ」
「そうね!そうしましょうか!」
そういってこころを一旦引き剥がして屋上に向かった。ついでに飲み物も買っていった。暑いこの時期、飲み物は欠かせないだろ?
「暑っつい。めっちゃ暑っつい」
「そうですよね〜 どうにかならないですかね、この暑さ。ていうか、こころはいつまで耀太先輩に抱きついてるわけ?暑くないの?」
「全然暑くないわよ?それにこうしているとなんだか心がポカポカしてくるの!」
言ってる事わかんねぇ……なんか俺の周りってヤバいやつも多いけどさ、結構擬音語使うやつ多くね?日菜は「るんっ♪」でイヴは「ブシドー!」でしょ?イヴのは擬音語って言っていいのかわからないけど、こころはなにか話す度に入れるもんな
「美咲もして見ればわかるわよ!」
「こころがそこまでいうならしてみますか〜」
「ん?美咲?今なんて?」
美咲は何気なく俺の腕に絡みついてきた。いや暑いって言ってたのにさ?なんか千聖に似てる気がするし、なんで耳元に息を当ててるんですかね
「なんとなくこころの言うことわかるかも」
「これで3人で笑顔になれたわね!」
「美咲までなんなんだし」
呆れながらスマホの時計を見ると後10分で授業が始まる時間になっていた。こころと美咲をどうにか引き剥がさねぇと……よし、こうなったらやったるか
「こころ、また後でしてやるからな?だからいまは授業行こうぜ」
「よ、耀太!?///」
俺は昔、千聖や薫によくやっていたように耳元で囁いた。ついでにこころだから頭も撫でながらな?こうやると千聖も薫も顔を真っ赤にして大人しくなったからこころにも効くかと思ったけど、これはこれで効果絶大?
「なら帰りにやってもらうわ!も、もう行くわね!///」
「そうしとくれ〜」
「こころいっちゃった……これで耀太先輩はあたしのモノですね」
「いやさ、美咲も離れてくんね?」
「こころと同じことやってくれなきゃ嫌で〜す」
なんやねん美咲まで。そう思っていると美咲は腕から離れてさっきまでこころがいたところに来た。そして狙ったように上目遣いでこっちを見つめてきてものほしそうにしていた。はいはい、やりますよ
「いつもおつかれさん。あとでなんでもしてやるからさ、今だけはな?」
「言質取りましたよ?絶対に聞いてもらいますからね」
「なんでもいいから離れてくれってば」
「もちろん離れますよ。それじゃ、まずは放課後から聞いてもらいますからね」
満足したようだったが、どこか悪戯っぽく笑いながら美咲は教室に戻っていった。やれやれ、一体どんなお願いされるんだかね。まぁ千聖たちよりはまともってことは確かだな
「それじゃ、お仕事行ってくるね!」
「耀太も一緒だったら良かったのに……でもいいわ。来週はパスパレとして収録あるもの♪」
「なんでもいいわ。気をつけてけよ」
午前中だけだったのでかなり早く放課後になった。この後は千聖と彩はバラエティに出るらしいからスタジオへ、俺は最近はラジオによく呼ばれるようになったけどさ?そんなに呼ばれなくていいんだけどな〜
夏の暑さに頭をやられて机に寝そべって外を見ているとピロリンという電子音がなった。スマホの画面を見てみると美咲からだった
『そんなところで寝そべってないで早く校門に来てください。ひとつもお願いしてないんですけど?』
「はいはい、今行きますよ」
そして俺はさっさと荷物をまとめて教室を出た。ていうかさ、なんで美咲は俺が寝そべってるのわかったわけ?だって俺がいる教室から校門なんて見えないし、校門からも俺がいる教室も見えないだろ?誰かから聞いたんだろうな
「ヨウタさーん!ハグですハグ〜!」
「今度はイヴ!?」
下駄箱に向かって廊下を歩いていると今度はイヴにハグされた。最近なんもしてこないと思ったらさぁ……まぁこれで満足するならもういいや
「久しぶりにヨウタさんの成分補給デス!これで今日のお仕事も頑張れますよ!」
「へいへい、遅れないように早く行けよ」
「もちろんです!では、サラバ!」
嵐のように去っていったイヴを見届けて俺は一息ついた。まずなんなんだよ俺の成分ってよ。そんなこと考えてないでさっさと美咲のとこ行くか。と歩き出した瞬間、また電子音がなった。するとまたまた美咲からだった
『若宮さんに何抱きつかれてるんですか?そんなことしてる暇あるなら早く来てくださいよ』
うん、明らかにおかしくね?だってさっきの教室のやつならまだわかる。でもさっきイヴに抱きつかれた時は誰もいないし、階段の影になってたから見られることもないだろう。すなわち、誰も見ていないのに美咲が知っていることがおかしいってことだ。ん?我ながら名推理?ってどうでもいいから早く行かねぇと
「あちゃ〜 流石にバレたかな」
若宮さんに抱きつかれている画像が見えたので流石のあたしも後先考えずに連絡しちゃったけどさ、これはバレたよね。こころやはぐみならまだわかるけど耀太先輩だからな〜 ただでさえ白鷺先輩とか紗夜先輩にあんなに絡まれてるんだから敏感になってるはず
「おっす美咲。待たせたな」
「本当に遅すぎですよ。一体何してたんですか」
「何って、寝そべってた」
「まぁいいですよ。早く行きますよ」
意外とバレてない感じかな?このまま隠し通せるなら隠しちゃえ
そして来たのはファミレス。なんで来たかって言うと夏限定のパフェがあるからなんだよね。しかもあたし一人じゃ食べられないしさ いや〜耀太先輩がお願い聞いてくれて助かったよ
「ご注文をどうぞ」
「えっと、期間限定のパフェとドリンクでお願いします」
「カップル限定の期間限定のパフェとドリンクですね。かしこまりました」
「ちょっと美咲!?」
「別にいいじゃないですか。これだってお願いなんですよ?本当なら待たせた分ですけどね。それとも、あたしとカップルだって見られることが嫌だったりします?」
「いや、それは…その……」
そこまで言うと耀太先輩も諦めたらしく、大人しくしていた。やっぱりこういう所がいいんだよね〜 いつもはめんどくさがり屋だけど白鷺先輩とかに絡まれると自分だけじゃなくて相手に被害が出ないようにするでしょ?今日のこころの時だってね。やっぱり幸せだ〜
「あのさ美咲」
「ドリンクのことですか?もちろんストローは1本ですよ?それにパフェはちゃんと食べさせてもらいますからね」
「そうじゃなくてさ、俺に連絡してきた時どこにいた?」
「どこって……校門ですけど?」
「それならなんで俺がイヴに抱きつかれてることがわかったわけ?それに寝そべってるのもさ」
やっぱりバレてたか〜 しょうがないな、種明かししますか
どうでした?流石にあれだけやってれば気づきますよね。そして美咲の少し小悪魔っぽいところもなかなか……どんな感じになるんでしょうね〜 ということでまた次回!感想、お気に入り登録、評価、待ってます!