俺の幼馴染みはヤンデレです 作:太公望
さて、今回ですが久々のお薬の時間でございます。薬といえば何人か頭に浮かんでくると思いますが最近静かだったあのヒトが出てきますよ〜
夏休みも終わりに近づき暑さにも慣れてきた今日この頃。俺は1人で悠々自適に休日を謳歌しようとしていた。だがしかし、2本の電話によってそれは夢となって消えていった
「耀太、宿題手伝ってもらっていいかしら?日菜ちゃんと彩ちゃん、それにイヴちゃんまでやってなかったらしいのよ」
「耀太さん、申し訳ないのですがバンドメンバーの課題を手伝ってもらってもいいですか?どうにも私達だけでは手に負えなくて……」
なんなんやねんマジで(白目)もう夏休み終わるぜ?今日も合わせてあと2日だぜ!? 紗夜のバンドってたしか燐子とあこちゃんも入ってるんでしょ?燐子はともかくあこちゃんはやらなそうだからな……
どっちも断れることも無く、千聖達パスパレと紗夜達のバンドを俺の家へ呼んだ。10人?家にはいりきらなかったら近くの図書館にでもって一瞬思ったけど日菜がいるから無理っぽいな。なんなら燐子の生徒会長命令で紗夜と千聖がなんて言うか…… ってことだから紗夜達には午後から来てもらうことにした。じゃなきゃ絶対にカオスになる
「耀太、連れてきたわよ」
「耀太くん助けて〜」
「やっほーよー君!」
「ヨウタさんこんにちはですね!」
連絡すると早速千聖達がきた。イヴと彩は仕事が午後から入っているから早くしなければならないとの事。麻弥はバイトあるのに終わらせてるんだぞ?そんな事だったら前々からやっておけってなぁ……
「残ってる組は何が残ってるの?」
「ワタシは…数学と化学が……」
「私は歴史と国語だよ!」
「誇って言えるもんでもないだろそれ。んで?日菜は?」
「あ、あたし!?え〜っと〜ぜ、全部?」
うん、とりあえず一旦整理しようか?彩とイヴはまだ救いようがあるだろ?問題は日菜だろ
「ごめんなさいね。私もこうならないように口を酸っぱくして言っていたのだけれど……」
「今回の件に関しては千聖は悪くないだろ。まぁ千聖と麻弥はイヴと彩を見てもらえるか?俺は日菜の面倒を見る」
「了解したっす」
そういって俺が日菜の方へ行こうとすると千聖に引っ張られた。なに?なんかしましたっけ?
「私頑張ったのよ?少しご褒美が欲しいのだけれど……」
「また後でな。それより今は勉強の方をどうにかしようぜ」
「言質とったわよ?他にも聞かなきゃならないことはアルモノネェ」
千聖がそういうと麻弥が身体を震わせた。まさか麻弥のやつこの前のこと言ったのかよ…やばいわぁ終わったわァ
「よー君ここわかんなーい」
「そこさっきやっただろ。同じやり『あ!わかった!』はぁ……」
日菜と勉強をしていると集中力が続かなくて度々俺に抱きついてくるのであった。それを見たイヴと彩と千聖の視線よ。特に千聖にはこの前の美咲との放課後デートっぽいのもバレてるからさらにヤヴァイ
その後、彩とイヴは仕事に麻弥はバイトに向かった。それと入れ違いで紗夜達が家に来た。そしたら燐子とあこちゃん、ギャルっぽい見た目の子と銀髪で身長が小さい子も来た。まさかこの2人が……
「うわ〜 すごく広いんだね。あたしは今井リサだよ♪気軽にリサとでも呼んでね〜☆」
「湊友希那よ。それだけで十分でしょう?」
「まぁそれは置いておいてさ?一体どんだけ課題が残ってるわけよ」
そういうとあこちゃんが身震いをした。予想通りあこちゃんはやってないだろうけどリサは笑って友希那の方を見ていた。おいおいマジかよ
「あ、あこは数学と物理がわかんなくて……」
「勉強なんて知らないわ。私には音楽さえあればいいもの」
「キッパリ言いやがったよ……」
「こんなこと言ってて全く手をつけてないんだよね〜。 ごめんね耀太、手伝ってもらえる?」
「別にいいけど少し休ませてもらえる?午前中ずっと日菜の面倒見て疲れたから」
俺を困らせた
「午前中から日菜もお世話になってますので、クッキー焼いてきたのでどうですか?」
「マジか。なら紅茶でも入れるわ。リサと友希那は飲める?」
「あたしは大丈夫だよ〜」
「私も構わないわ」
それを聞いて俺はキッチンに向かった。すると千聖も一緒にいたんだけど案の定、目に光が灯っていなかった。まさかなぁ……紗夜達呼んだからか?
「ねぇヨウタ?なんで紗夜ちゃん達を呼んだのかしら?」
「それはぁ『ちゃんとはっきりと答えなさい?』課題手伝ってって頼まれたから」
「そう。ならこの話は終わりね。でもこの間の話は別モノなのよ? なんでワタシが仕事の時に美咲ちゃんとショッピングモールでデートなんてしてたのカシラ?」
「美咲が買い物で荷物多いって話してたから手伝ってあげようと思ったんだよ。ほら、後輩だし?世話になってるし?」
「ならいいわ。ワタシという正妻がいるのだから他のオンナは要らないわよね♡」
何とかはぐらかせてよかったよ。この調子だといつまたこんな感じでバレるか分からんぞ?どうにかして対策を講じないとなぁ
「とりあえず、紅茶は入ったから砂糖はお好みでいれてもらって」
「あれ?この紅茶って特別なやつだったりする?」
「特別かどうかはわからんけど、母さんが送ってきたヤツだよ。確か……フランスからだったはず」
「耀太のお義母さんは色んなところ行ってるものね」
うん、千聖が言う通り俺の母さんは父さんを連れて世界中をほっつき歩いている。海外出張に今行ってるけど、どこにいるのかなんて検討もつかない。アフリカ行ったりヨーロッパ行ったり、連絡もよこさないで帰ってきたりするしね?よく父さんも母さんについていけるよ
「紗夜が作ってきてくれたクッキーめっちゃ上手いんだけど。紅茶の香りとかとちょうどよく合うわ」
「そういってもらえて何よりです。砂糖の分量を変えて正解でしたね」
「さてさて、休憩は終わりにして早めに終わらせるぞ。宿題はめんどくさいだけだからな」
その後はそれぞれ残ってる組は順調とは言わずとも少しずつ進めて行った。日菜が駄々こねると紗夜が話して止める。あこちゃんは思ったより集中してて一番最初に終わった。一向にやる気を見せなかった友希那に関してはバンドのことをネタに出すと渋々やり始めた。いやちょろ過ぎだろ
「終わったよ〜」
「日菜とあこちゃんは終わっても友希那はまだ残ってんのかよ……」
「アハハ〜 友希那のことはあたしに任せておいてよ。何とかするよ。それよりさ〜耀太ってやっぱりモテる方?紗夜から話聞いてたけど今日会ってみたら結構タイプかも〜…なんてね☆」
「そんなことは無いと思いますけど〜……」
あのね?リサ?別にモテる方とかは思ってないぜ?だってやって当然のことをやってるだけだしさ。しかもそれを言うとちょっとヤバい方向で目を光らせるのがひい、ふう、みい、よ、といるんですよねぇぇぇ
「あら?お母さんから……今から出かけるみたいね。私は先に帰るけどくれぐれも変なことはしないのよ?アナタのすることは全て知っているのだからね♡」
「へいへいそうですかい」
なにはともあれ千聖がいなくなっただけでもかなり気が楽になるんだよなぁぁ っていうかめっちゃ暑いんですけど。クーラーなんてガンガンつけてるぜ?
「そういえば言い忘れていましたが、耀太さんのには特別なものが入ってますので」
「はぁ!? まさかとは思うけどさ……」
「なんといいましたっけ。惚れ薬みたいなやつでしたね。発汗作用と興奮作用があるみたいですよ」
何やってんだよマジでさぁ!? 最近めっちゃ大人しくなって来てて良かったと思ったけどさ?日菜とか美咲とかこころみたいに純粋になってきたと思ってたんだぜ!? マジでなんやねん……
「最近学校でも構ってくれませんでしたものね。生徒会に入ったのに市ヶ谷さんや白金さんとばかり話してねぇ……」
「いやいやそんなこと言ってもさ?俺だって色々あるしさぁ」
「そんなこと知らないですよ。アナタはワタシから離れすぎです。いい加減分かってくださいよ?アナタはワタシのモノなんです」
そう言いながら紗夜は俺に迫ってきた。知ってる?燐子もリサも日菜もいるんだぜ?日菜となんかこの間やらかしたばっかりやんか……
「あれ〜? 紗夜と耀太いい雰囲気じゃ〜ん☆」
「よーくん?全然るんっ♪てこないよ?」
「ヨウタ君?わかってるんだよね?いつでも準備はデキテルンダヨ?」
ほらきたぁぁぁ! リサだって煽ってきてるし?まぁ友希那とあこちゃんは上の空だからな。これはこれでいいんだよ。とりあえず燐子と日菜をどうにかしないとなぁ……
「と、とりあえず今日は解散しようぜ!俺も疲れたしさ?」
「それもそうだよね〜 さ、帰ろ帰ろ〜♪」
とりあえず今はこれでいいかな。なんとかしてこの体を学校までには治さなきゃな。明日はずっと寝てるかぁ……ってラジオの生収録入ってたはず。でも1人だったからまぁいいかな。そう思ってると紗夜がまた近づいてきた。なになに!? なんかやらかしました!?
「忘れ物しましたので取りに来ました」
「なんだそういうことか……っっ!!!」
紗夜の忘れ物っていうのはどうやら俺にキスすることだったみたい。日菜も燐子も家から出てて家の中、って言っても玄関にいるのは俺と紗夜の2人だけ。しかも扉も閉めてあるから誰にも見られる心配がないってきたもんだ。なんでこうなるかなぁ
「学校でもこれからこうしますか。白鷺さんの目の前でやるのもアリですかね♪」
「頼むからそれだけはやめてくれ」
紗夜さんちゃっかりやらかしてますやん。純粋になりかけてると思ったらちゃんとヤンデレに戻ってきましたねぇ。しかもまた薬に手を出すし、学校で千聖さんがいる前でキスする気なんでしょ?耀太がピンチすぎる笑笑 次回は夏休み明けですよ。転校生が来てみたり?? とりあえずお楽しみに〜