グランドライン前半、ドラム王国。
グランドラインでも珍しい徹底的な冬島であるそこは、冷たい風に雪をまとって『どこでもライブ号』の甲板を白く染めようとしていた。
ドラム王国の住民たちは、僅かな武器を手にして『どこでもライブ号』を待ち受けていた。
それは当然の判断だろう。王と国王軍の不在によって実質的な無政府状態に陥っているその国にとって、正体不明の船を入港させることは、そのまま自分たちの死に繋がりかねない。
その無政府状態が海賊の襲来によって作られたものだということも、彼らが入港者に対して敵意を持つ大きな理由の一つだろう。
「海賊ではない! 怪しいものでもない!」
パイプ椅子から立ち上がり両手を上げたニーサンは、あらん限りの声を張り上げて叫んでいた。
「おれはニーサン・ガロック! ロックンローラーだ! 敵意はない! ドラム王国の現状を知り救援に来た!」
その名に、彼に銃を向けていた住民たちがざわついた。彼らの中に、ニーサン・ガロックを知るものがいたのだろう。
ファンというものは厄介だ。彼らは憧れの対象を一方的に善意の持ち主と決めつけるきらいがある。
ダメ押しするようにニーサンは叫ぶ。
「ささやかだが、武器と医療品を持ってきた! 船を着けずに物資だけを置いて帰ってもいい!」
住民たちは、銃を彼に向けたまましばらく話し合っていた。
やがて、彼らの前に一人の大柄な男が歩み出てきた、住民たちが彼を見る視線から、彼がこの住民たちのリーダーであることは明確だった。
「村に案内しよう」
その言葉に、ニーサンは笑みを浮かべた。
☆
「旧型だが、仕組みがわかりやすく知識がなくても直感的に理解出来るものを選んだつもりだ」
ドルトンと名乗ったその大男の家で、ニーサンは買い付けた銃を分解して見せていた。旧型だが随分と軽く作られているそのマスケットは、昨今の武器事情というものをその身を以って表している。
「あんたなら手入れの方法はわかるだろう。反動が少なく慣れれば女でも使える。引き金が少し軽く作られているのが欠点といえば欠点だが、心得のない民間人が使うのならこのくらいがいいだろうと思う」
手早く組み立てられたそれを机の上に置くと、今度はドルトンが「失礼して」と断ってからそれを手に持った。その男が持つとまるでそれが小銃のように見えてしまうから、ニーサンは少しだけにやけた。
「我々の手荒な歓迎を改めて謝罪させていただきたい」
ドルトンはマスケットを机に置いて頭を下げた。
ニーサンはそれに手を振りながら答える。
「いや、全く気にしてない。状況が状況だ、住民がピリつくのも無理はないさ……むしろ何の抵抗もなくすんなりと入港出来る方が問題だ。リーダーがうまく統率しているんだろうね」
彼は差し出されたお茶を一口飲んでから続ける。冬島のドラム王国に置いても彼はトレードマークである素肌にレザージャケットを貫いていたが、所詮はハッタリであるのでその温かいお茶は随分とありがたいものだった。
「差し付けがなければ、この国に何が起こったのか教えてほしい。多少は調べてきたつもりだが、おれは断片的なことしか知らない」
ドルトンは少しだけ言葉をつまらせながらもその問いに答える。善意から武器と物資を支給した相手に対し、すでに懐疑心はないようだった。
「……数ヶ月ほど前に『黒ひげ』を名乗る海賊が現れた。彼らは圧倒的な力で僅か数日のうちにこの国のほぼ全てを破壊して去っていった……」
「数日……随分大規模な海賊だったんだな」
「いや、正確には把握できていないが、海賊団の規模としては小規模だった。我々が確認できたのは『黒ひげ』を含めて僅か五名」
「五人だって!?」
ニーサンは背もたれから身を起き上がらせながら驚きとともに叫んだ。
ドラム王国は軍事的に強みのある王国ではなかったが、それでも世界政府加盟国なだけあって多少の軍事力はあったはずだ。
「それほどに圧倒的な力だったのか?」
「ああ、我々にもよくわからなかったがとにかく絶望的な力だった」
「どんな戦いだったんだ? 大砲? それとも毒か?」
たった五人で王国は落とせない。ましてや少なくともニーサンの知らぬ『黒ひげ』なる海賊がそれが出来るとは思えない。七武海や四皇ならば話は別だが、基本的には無理だ、そもそも刀にしろ肉体にしろ武器がそこまで持たないだろう。
故に彼が疑ったのは大量破壊兵器や毒のような広範囲にダメージを与えることが出来る選択肢だった。
しかし、ドルトンはそれに首を振る。
「そのどちらでもない……我々が確認したのは『黒ひげ』がすべてを飲み込んでいく光景だけだ」
「飲み込んでいく……それは物理的な話か? 実際に口の中に入れるのか?」
その問いに、ドルトンは更に表情を歪めて答える。
「いや……そういうことではない。『黒ひげ』が声を上げれば、その周りにあるものが次々に『消えていく』んだ。家も、兵も」
「『悪魔の実』の能力者か?」
「確信はないが……私もそう思う」
ニーサンは顎に手をやって考えた。
物を飲み込む能力の想像がつかないのだ。そのような悪魔の実の能力を聞いたことがないし、当然見たこともない。
何よりそれだけ強烈な能力を持っている海賊『黒ひげ』が、なぜ今になって現れるのかがよくわからない。
「目的は何だったんだ?」
「それも全くわからない……奴らはこの国を破壊するだけ破壊してすぐに去っていった。我々の村が致命的な被害をまぬがれているのもそれが理由だ」
ますますわからない。その行動の理由が全くわからない謎の海賊だった。
「……その後の目的地もわからないよな」
「ああ、全くだ」
ニーサンは頭を抱えた。もしその『黒ひげ』が不意にアラバスタに来ることを想像したら気が気でない。
何もわからぬその海賊のことは一旦置いておき、彼はもう一つ気になっている問いを投げかけることにする。
「王はどうした?」
ドルトンはその問いに表情を変えた。外に比べればまだマシとは言え、まだまだ寒いその部屋の中で不自然に汗を浮き上がらせ、歯を食いしばる。
死んだのか? とニーサンは想像した。
だが、返ってきた答えはその想像を超えるものだった。
「あの王は……逃げたのだ。『黒ひげ』が王国の手におえるものではないと判断するや否や、兵と側近を連れ海へと逃げた!」
ニーサンはそれに言葉を失いながらも、どこか納得するものもあった。
ドラム王国のバカ王子の噂はニーサンも知るところであったし、王が亡国の危機に国を捨てて逃げ出す光景も彼は知っている。
だから、ドラム王国のバカ王が国を捨てた事自体に大きな衝撃はないのだが。その王国に暮らしていた人間のことを考えれば、自然と言葉も失うというもの。
「大変だったんだな……」
そのような選択をする王が、普段の統治を優秀にこなしているはずがないことは容易に想像できる。ドラムのバカ王子の噂は正しかった。
☆
「医者がいないだって!?」
村の中央部に積まれた救援物資を前にして、ニーサンは思わず叫んでしまった。
せっかく持ってきた医療品を使える人間がいないというのだ。
「この村に医者はいない」
申し訳無さそうにドルトンが言った。
「しかし、ドラムは医療大国のはずでは?」
徹底的に厚着をしていたミス・チューズデーが首をひねった。ニーサンもそれに小さく頷く。
ドラム王国が医療大国であり、その点においてはグランドライン後半『新世界』でも引けを取らないことは、グランドライン前半を縄張りとするものの中では半ば常識であった。
「それはあくまで先代までの話だ」と、ドルトンは首を振る。
「今の王は優秀な二十名の医者のみを王直属にし、残りは国外追放にするという政策をとった」
「マジクソじゃん」
直感的にミス・サーズデーが言った。上半身にはモコモコのダウンジャケットを羽織っているのに、下半身は生足むき出しだ。
「……病人を人質にとったのか」
一拍置いてからニーサンが小さく呟く。彼はその政策の意味するところを即座に読み取っていた。
それにミス・マザーズデイも続く。
「福祉を王権に紐付けしちゃえば誰も王に逆らわなくなるからね……しかし、短絡的すぎてカーチャンはどうかと思うよ」
「そんな……ひどい」
純粋に失意から言葉を失うミス・チューズデーに、それらを噛み締めた上で「やっぱマジクソじゃん」と憤るミス・サーズデー。
「しかし、医者がいないとなるともし病人が出たときには一体どうするんだ? 民間療法じゃ限界があるだろう?」
ニーサンの当然の問いにドルトンが答えようとしたその時。住民たちが少しざわめき始めた。
ドルトンを含める彼らがその方を見ると、そこには一人の老婆がいた。
「ハッピーかい? ガキ共」
老婆と言っても、彼女がそれにふさわしいのは肌に刻まれたシワと白髪くらいのもので、若者よりもシャンとした背筋に、こなれたファッションセンスは若々しさを彷彿とさせる。白髪すらストレートに伸びていた。
「
ドルトンが複雑そうな表情で彼女の名を呼んだ。
「医者か?」
「ああ、この国では唯一のな、あとは……そうだな……梅干しが好きだ」
「ヒッヒッヒ……若さの秘訣かい?」
「いや、聞いてねえし」
「カーチャンはちょっと興味あるよ」
ニーサンは、ズカズカとついてくる彼女の後ろからついてくる一匹のトナカイに目をやった。珍しい鼻が青いトナカイは、巨大なソリを一匹で引いている。
そのトナカイは見られていることに気づくと、じっとニーサンを睨み返した。
「へぇ、
積み上げられた医療品を手に取り、くれはは言った。
「チョッパー! 積み込みな!」
当然のようにそういったくれはに、成り行きを見ていた住民の一人が「おい! それはお前のものじゃないぞ!」と叫んだ。
周りの住民たちも、そうだそうだとそれに同調する。
だが、くれはは彼らを一にらみして言い放つ。
「医者かい? あんたらは」
住民たちは、それに押し黙ってしまった。それを言われてしまったらどうしようもない。もとより、それらの物資を最も有効に活用できるのが彼女しかいないことは悔しいながらも理解できている。
「あんたはどう思う?」
くれははニーサンに問うた。
「言っておくが、こいつらの機嫌を取りたいならあたしを追い出すこった。そのほうがあんたには都合がいいだろう?」
挑発的な物言いに、ドルトンが一歩前に出て言った。
「
「ヒーヒッヒ、相変わらずお人好しだねドルトン……今この国に来るような人間が善意であるもんかね。これだけの物資で一国の恩を買える……有名人の考えそうなことさね」
その言葉に、シャッパは一歩前に、ミス・チューズデーはそれを否定しようと口を開こうとした。
だが、ニーサンがそれを制す。そりを引いていたトナカイが前足を沈み込ませていた。
「静観する善意が最良だとお考えで? おれにどのような意図があろうと、この物資が無ければ救われるものも救われない」
「だが、この国すべてを救えるわけじゃない」
「そんなものは承知の上ですよ……手の届く範囲の幸せを願うことに問題でも? この世のすべてを救うことが出来ないことは、医者であるあんたのほうがよくわかってるはずだ」
「ヒーヒッヒッ……ご立派なことだ。で? どうすんだいドルトン? あんたが拒むなら、あたしは引くよ」
ドルトンはニーサンを見やる。だが、彼はじっとくれはとチョッパーを見やるだけで、それには反応しない。
やがて彼は言った。
「よろしくおねがいします。ただ、もう少し医療報酬を安くしていただけると助かるのですが……」
「良い判断だね……遠慮なくもらっておくよ。報酬に関しては……まあ考えといてやるよ」
「申し訳ない」
チョッパーとくれはの背をみやりながら、ドルトンは言った。
「変わり者のバアさんなんだ。だが、頼らざるを得ない状況でもある」
「なに構わんさ。なかなか痛いところをついてくる。おれもこの行動に全く色気がないかと言われりゃ、はっきりと断言はできない。いつかこの国に余裕ができた時にはぜひともライブを開かせてもらいたいもんだ」
ほほえみながら言ったニーサンに、ドルトンも表情を崩した。そのような冗談めいた雰囲気で返されて多少は救われたのだろう。
「それに、あれだけのことを言うんだ。腕は確かなんだろう」
小さくなったくれはの背中を追うために彼は目を細めた。ドラムにしては珍しく、雪の勢いが弱まってきた。
☆
ドラム王国、歓楽街ロベール。
ドルトンと別れ、酒場と歌える環境が存在するその町に訪れたニーサン達は、ある男と向かい合っていた。
冬島であるはずなのに、その男は日差しに照らされていた。地面はぬかるみ、靴が少し泥で汚れている。特徴的な赤い帽子、頬にはそばかすが散りばめられていた。
「あっ、これはどうも始めまして」
どう考えても堅気のものではないのに、その男は丁寧に腰を折って挨拶した。
思わずニーサン達も腰を折ってそれに返す。なんなら挨拶することが頭になかった自分たちを恥じて少し顔を赤らめてもいた。
「あんたら、ここの人間じゃねえな」
その男はニーサンを見やって言った。別に不思議なことではない、この島で素肌にレザージャケットを羽織った上半身をした男を生粋のドラム人とは思わないだろう。
「まあ、観光客みたいなものさ」と、ニーサンは少し頬を引きつらせながら答える。
「ここには長くいるのか?」
「いや、一晩騒いだらここを去るつもりだ……長居するつもりはない」
「そうか」
男は舌を鳴らして爪楊枝を動かして続ける。
「『黒ひげ』って海賊に心当たりはないか? おれはその男を探してるんだが……」
「申し訳ないが知らないな。おれもここに来て初めて知った名だ」
「それなら、麦わら帽子をかぶった海賊に心当たりは?」
「『麦わらのルフィ』か?」
男はニーサンの返答に満面の笑みを見せた。
「ああ! 知ってんのか!?」
「手配書を眺めるのは趣味みたいなもんでね……だが、あったことはねえ、悪いな」
「いやぁ良いんだ。この広い海だ、早々簡単に出会えるとは思ってねェさ」
男は爪楊枝を小さな火で燃やした。ニーサンとミス・マザーズデイ以外の人間はそれに違和感を覚えた。
「じゃあ、もし出会ったら言っておいてくれ。おれは十日間だけアラバスタで待つとな」
ニーサンはその言葉に背筋を伸ばした。それを悟られぬように気を張りながら問う。
「アラバスタで?」
「ああ、あそこは天気がいいからな」
「十日ってのは、アラバスタについてからか?」
「ああ……細かいんだな」
ニーサンは「性格でな」と言ってから続ける。
「それは構わないんだが。おれからも質問いいか?」
「急いでるんだが、まあ、良いぜ」
「あんたが追ってる『黒ひげ』ってのは、一体どんな能力なんだ? 聞いた話『悪魔の実』の能力者だと睨んでるんだが」
その問いに、男は少し目を細める。
「へェ、鋭いんだな」
「誤解はしないでくれ、詮索するつもりはない。ただ、自衛のために知っておきたいだけだ……海は広い、だが有限だ、いつかどこかで会うかもしれない」
「ああ、分かるぜ」
男は少しだけ考えてから続ける。
「おれも詳しくはわからねェ。ただ『黒ひげ』が『悪魔の実』を食ってる可能性は高い。何の実かまではわからねェがな」
「そうか、すまねえな」
「ああ、そうだ。名前を言ってなかったな。おれはーー」
男が続けようとしたところを、ニーサンが「いや、いいんだ」と止める。
「あんたの名前くらい分かるさ。これでもグランドラインでは長く生きてる」
彼らがもう二、三続けようとした時「おーい!」と道の向こう側から声がする。
「その男を捕まえてくれ! 食い逃げだ!」
「やべっ!」
男は「じゃっ! 伝言よろしくな!」と手短にいうと健脚でニーサン達の横を通り抜けていった。シャッパなどは一瞬その男を捕らえようとするような動きを見せたものの、男は軽い身のこなしでそれをかわして行った。
向こう側から走ってきた料理人らしき男は、ニーサン達を恨めしげに見やって言う。
「あんたら! せめて足止めするくらいしてくれてもよかったろ!」
ニーサンはそれに困った表情になって答えた。
「あんたそれ本気で言ってんのか? おれ達があの男を止められるわけないだろう」
「カーチャンまだ死にたくはないよ」
それらの言葉に、ミス・チューズデー、ミス・サーズデー、シャッパはまだ合点が行ってはいないようで一様に首をひねっている。
だが、それらを無視してニーサンは料理人に言った。
「まあ、そう落ち込むなよ。あいつの食い逃げ分はおれが払うさ。いくらだ?」
料理人が憤り混じりに叫んだ金額に、ミス・チューズデーとミス・サーズデーは驚く。
「は? 高級料理店なん?」
「この国の物価から言って、それだけの金額を食費に費やそうと思うと……」
「あっはっは! よく食う男の子はカーチャン好きだよ!」
それなりに痛い金額だった。だが、ニーサンは間髪入れずに答える。
「問題ない、払おう。とりあえずはあんたの店につれてってくれ。さぞかし美味いんだろう」
狐につままれたような表情で「そういうことなら、まあ」と背を向けた料理人についていくニーサンに、シャッパが耳打ちする。
「旦那、ありゃ一体誰だったんじゃ? 只者じゃないのはわかったんじゃが……」
ニーサンは何でもないことのようにそれに答える。
「ああ、ありゃ白ひげ海賊団の二番隊隊長『火拳のエース』で間違いない」
その返答に、ようやくミス・マザーズデイを除く三人も事の大きさを理解したようだった。四皇『白ひげ』その二番隊隊長。
止められぬわけだ、とシャッパは一人納得した。
そしてニーサンは続ける。
「一生モンの話題になるぜ、おれはあの『火拳のエース』に飯をおごったんだ」
ニーサン・ガロックは笑っていたが。Mr.6は決してそうではなかった。
このドラム王国で手に入れた情報は、決して良いものばかりではなかった。
☆
『報告書:ドラム王国の現状と海賊『黒ひげ』または『火拳のエース』の動向について』
本日〇〇日、ドラム王国に入国。その現状を把握したので報告いたします。
まず、現在ドラム王国は王と国王軍の不在により、実質的な無政府状態に陥っております。また、かつての医療大国の見る影はなく、現在は国に一人の高齢の医者を残すのみとなっており、復興にはかなりの時間を要すると考えられ、武力による征服も戦力次第では十分可能だと考えられます。
また、海賊の脅威から海に逃げ出した王に関してはすでに国民への求心力は無に等しく、国民の人気は容易に握ることが出来ると思われます。
また、ドラム王国を襲い無政府状態に追いやった海賊『黒ひげ』に関してですが、彼らは五人の少数海賊でありながら、一国を壊滅(国王軍が逃げ腰であったとはいえ)状態に追いやる武力を擁しており『悪魔の実』の能力者である可能性が高いと考えられます。その目的もわからず、行動原理も不明ですが、もしアラバスタに現れることがありましたら十分に警戒するか、もしくは両軍を疲弊させる方向で考えることを提案します。
また、ドラム王国で四皇『白ひげ海賊団』の二番隊隊長『火拳のエース』に遭遇し、戦力差から討伐は選択しませんでしたが、その次の目的地がアラバスタであることを確認しました。滞在期間は長くてもアラバスタ到着から十日ということなので、アラバスタで確認次第十分に警戒しながら通りすぎるのを待つことを提案します。
また、先程Mr.13、ミス・フライデーペアより我々とミス・チューズデーとミス・サーズデー名義のキューカ島招待状を受け取りました。信頼できる部下とともに英気を養い、次の任務に備えたいと思っております。
Mr.6
ミス・マザーズデイ
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