今日はシロちゃん、三久さん、響さん、龍奈さんと集まってる
その理由は恋愛相談......
もとい、最近は恒例になった彼氏自慢会
今回も私とシロちゃんは自分の彼氏を自慢する
三久「__すっかり、これも恒例になりましたね。」
龍奈「ははは!いいだろ、楽しいしな!」
七深「ありがとうございます~!」
ましろ(あ、相変わらず、このメンバーに慣れない......)
響「じゃあ、始めよっか~!」
響さんの宣言で話が始まった
さぁ~、まずは何から話そうかな~
話せることが多すぎて絞れないんだよね~
響「七深ちゃんは最近どう?」
七深「変わりありませんよ~。柊木君、私のこと大好きなので~!」
響「うん、知ってる。仕事の空き時間の雑談も七深ちゃんの事ばっかりだしね~。」
龍奈「俺とも可愛さについて語り合ったな。」
そ、そんな事してたんだ
龍奈さんとは男友達って感じだし
そういう話もしたりするのかな
三久「倉田さんはどうですか?」
ましろ「えっと、十条君はいつも優しくて、紳士的で、ずっと素敵です......///」
三久「まぁ、彼ならそうでしょう。柊木君とは安心感が違いますね。」
響「司は基本的には性格悪いしね~。」
七深「それはー......否定できないですね~。」
龍奈(柊木......)
確かに柊木君の性格はよくない
偉そうだし、なんでもハッキリ言いすぎるし
七深「この前も、柊木君と付き合いたい子が私を馬鹿にしてきたんですよね~。」
響「そうなの?司、あれで人気あるからね~。で、どうなったの?」
七深「それにムカついた柊木君が、『黙れブス。身の程をわきまえて、その汚い顔面を世間に晒さないように最大限努力しろ。』って言ったら、その子は学校に来なくなりました。」
龍奈「それは、悪だな。」
三久(そう言えば、この間、どこかの会社が潰れたと聞いたような......いえ、考えるのはやめておきましょう。)
ましろ(柊木君、やっぱり怒らせちゃダメな人だ......)
柊木君は気に入った人以外にはあんな感じだしね
あの子の顔が別にそんなに悪くなかったことは別として
あの時はスカッとしたな~
響「カグ君もましろちゃんの事になったらそんな感じだけどね。」
ましろ「え、そうですか?」
響「この前とか、縁談の話を断った時、相手があまりにしつこくて、相当酷い断り方したらしいよ?」
ましろ「え......?」
これには私も驚いた
十条君と言えば、誰にでも優しくて
それこそ、柊木君とは真逆の存在なのに
響(まぁ、あれは令嬢側が肌の露出とかボディタッチが多くて、『下品な人だ。』って振っただけなんだけど。)
龍奈「珍しいな。どんな相手にでも優しく対応しそんなもんだが。」
七深「正義の味方って感じですしね~。」
ああ言う所、少しは柊木君に見習ってほしいけど
今さら十条君みたいになっても......
うん、なんて言うか気持ち悪いね
性格の良い柊木君とか柊木君じゃないや
三久「広町さんも、性格の良い彼氏が羨ましいと思う事はないのですか?」
七深「ないですね~。正確が悪いお陰で......///」
ましろ「?」
七深「い、いや~、なんでもないよ~///」
危ない危ない
危うくまた自爆するところだった
最近、なんだかポンコツキャラになってるけど
基本的にはやればできる子だもん!
三久「あぁ、夜のお話ですか。」
七深「!?///」
響「あ~、なるほどね。」
龍奈「性格が悪い方が良いってわけだ。」
ましろ「な、ななみちゃん......」
七深「ま、まって!?ご、誤解だよ~!」
なんでバレたの!?
あ、天空時さんはそっちのスペシャリストだった
相手の考え読むのとか、お手のものか......
響「あはは、そりゃそっか!七深ちゃん、マゾだもんね!」
ましろ「あ、十条君に聞いたことあるかも。」
七深「なんで喋っちゃってるの!?///」
ましろ「あの柊木君が楽しそうにしてるって、十条君は嬉しそうに話してたよ?」
三久「楽しんでるんですね。」
柊木君、そういうところあるしなぁ......
デリカシーなんて言葉は消し炭にしてて
良くも悪くも気にする性格じゃないし
響「司曰く、『調子に乗った態度から大人しくなっていく様が面白い。』らしいよ!」
龍奈「楽しんでるな。」
七深「も、も~!///」
私も喜んでるから何も言えない......!
てゆうか、なんで自分のこんな話に!?
恥ずかしいってレベルじゃないんだけど!?
七深「し、シロちゃんも、なんかあるんじゃないの~?」
ましろ「えぇ!?///」
龍奈「いや、2人はまだだろ。」
三久「月ノ森が誇る清純派カップルですよ?」
響「カグ君にもましろちゃんにもそんな度胸ないでしょ~。」
七深「えぇ......?」
2人のイメージ、これはこれでひどいね
高校生なんだから、そんな話の1つや2つくらい......
ましろ「......っ///」
龍奈、三久、響「え?」
七深「......え??(え、まさか?)」
響「ま、ましろ、ちゃん?えーっと?」
あれ?まさか?
まさか、ありえちゃうの?
十条君とシロちゃんだよ?
ヘタレ同士だよ?
なのに、あるの?
響「もしかしてなんだけどー......やることやっちゃった感じ?」
ましろ「......はい///この前の、デートで......///」
龍奈「なにぃ!?」
三久「まさか、あの清純派ヘタレカップルが!?」
ましろ「清純派ヘタレカップル!?」
七深「わ、私も冗談で言ったんだけど。」
驚き過ぎて眼球が飛び出るところだった
しょ、詳細が知りたい
七深「な、なんで、そんな流れに......?」
ましろ「えっと、私が十条君にお願いして......ホテルに......///」
三久(く......っ!可愛いです......っ!)
龍奈「あの2人がまさかだな。俺の全身の筋肉が驚いて痙攣したぜ。」
七深「ほ、ほんとだ、全身がピクピクしてる......!?」
龍奈さんの身体、どうなってるの?
筋肉1つ1つに自我があるの?
いや、今はそれを気にしてる場合じゃないよ
もっと重要な問題があるでしょ!私の横に!
ましろ「あの日の十条君は、すごく優しかったです......///なんども抱きしめて、頭も撫でてくれて......///」
龍奈「七深とはえらい違いだな。」
七深「そそんな事ないですよ!?偶に撫でてくれます!」
三久「偶になんですね......」
七深「うぅ......」
心が痛い......
そう、撫でられるのは偶になんだよ
頻度的には1か月に1回あればいい方......
七深「そうですよ......柊木君は全然、撫でたり抱きしめたりしてくれないんですよ......愛してるか聞いてみても『言うまでもない事だ。』としか言ってくれないし......グスッ......」
龍奈「お、おう。」
七深「好きって言うのは伝わるんですけど、言葉に出してほしい事もあるじゃないですか......」
響「う、うん!あるよねー!全く司ったらー!(ひぃぃ、空気が重い重い!!)」
本当に、変な所で鈍感
これなら最初から十条君みたいに鈍感な方がいいよ
日頃そうじゃない分のショックだよ
七深「いつか骨抜きにしてやろうと頑張ってるけど、結局はあの理不尽なスペックのせいで勝てないし.....いつまで経ってもマウント取れないんですよ~!!しかも、それを喜んでるのがちょっと悔しいんですよ~!!」
司「__ほう、そんな事を考えてたのか。」
七深「!?」
響、龍奈、三久、ましろ「あっ(察し)」
カグヤ「倉田さん、ここにいたんだ。」
......え、なんで?
なんで、ここに柊木君と十条君がいるの?
今日は、何か予定があるんじゃ......
七深(あっ、その予定が十条君と出かける事か~。)
って、こんな呑気に考えてる場合じゃないよ!?
絶対にヤバいじゃん!
なんか、柊木君の後ろに黒いオーラ見えるし!
司「この俺相手に優位に立とうとするとは、中々見上げた根性だ。」
七深「ひ、ひぇ......」
司「それ以外にも、面白い話を聞けた。有意義な時間だったぜ?」
七深「あ、え、えっとぉ......」
私は4人の方をチラッと見た
けど、皆、私達から目をそらしてる
触らぬ神に祟りなし......って所だね
まぁ、目の前にいるのは、神なんて優しいものじゃないけどね!(自暴自棄)
ましろ「じゅ、十条君、いつから聞いてたの......?」
カグヤ「えっと、『すっかり、これも恒例になりましたね。』からかな?」
ましろ(最初から!?)
カグヤ「僕の事を褒めてくれるのはすごく嬉しいけど、少し恥ずかしかったかな、あはは。」
最初から聞いてたんだ......
これはもうダメだね(諦め)
司「七深、今日、俺の家に来い。泊りだ。」
七深「え__っ!?///」
ましろ「!?」
柊木君はそう言いながら、私の顔を持ち上げた
目の前には、何とも整った偏差値の高い顔
なんであのスペック持ってて、顔まで良いんだろ
神様をどんなに脅したのかな
なんて、そんな馬鹿なことを考えてしまう
司「......お前の望むように愛してやるよ。」
七深「あ、う......///」
司「何でも言ってみろよ。」
耳元でそうささやいて来る
頭がボーっとして、魅了される
これをされると、反抗は許されない......
七深「いっぱい撫でて欲しい......あと、愛してるって言って欲しい......///」
司「ふっ、いいだろう。というわけで、こいつは貰っていく。」
響「はいはい。ついでだし、ここのお金も払ってよー!」
司「いいだろう。」
そう言って、1万円札をテーブルの上に置いた
こんなにお金かかってないけど
どうせ、財布の中にはこれしか入ってないか
基本的にはカードで払う人だし
カグヤ「じゃあ、倉田さんも行こう。」
ましろ「え?」
カグヤ「昨日、Morfonicaの歌詞のピアノアレンジが出来たんだ。是非、聞いてみてくれないかな?」
ましろ「ほんとに?じゃあ、今から行こ!」
カグヤ「と言うわけで、僕達もお暇しますね。」
龍奈「おーう、お疲れー。」
シロちゃん達も行くんだ
まぁ、向こうは健全そのものだから
そもそも種類が違うか
司「行くぞ、七深。」
七深「う、うん......///」
司「......帰ったら、まずは何をするか。今日は長くなりそうだ。」
七深「~っ!///」
私は柊木君に店から連れ出され
2人で柊木君のマンションに行った
それからの時間は長くも短くも感じて
ただただ幸せで
翌日には、かなりだらしない顔を晒すことになった
何か良いお題をください。