”七深”
大好きな人と恋人だと、すごく楽しい
触れ合ってると嬉しいし、ずっとドキドキする
けど、その分、嫌なことだってある
これは、そんな嫌なことの1つ......
七深「__柊木君、これは何?」
司「ん?__って、なんだそれは。」
七深「なんで、こんな本とDVDがあるの?」
今、私が手に持ってるのは本とDVD
いや、普通の物なら良いんだけど
けど、これらのパッケージには裸の女の人
これはよく聞く、年頃の男子が持ってるのだ
司「知らん。なんだそれは。」
七深「知らないわけないじゃん!柊木君の部屋にあったんだもん!」
司「そう言われてもな。てか、俺の部屋に勝手に入ったのか。」
完全にとぼけてる......
むしろ、正直に言ってくれた方が良かったよ
それならまだ納得できたのに......
七深「柊木君だって年頃の男の子だし、別に悪いとは言わないよ?けど、私以外に、そんな......」
司「そう言われても、心当たりがないんだが。」
七深「そんな事言って、実はあるんでしょ......?」
司(ふむ、これは面倒くさい時の七深だな。)
柊木君はあくまで冷静
全く嘘をついてるようには見えない
けど、これで油断は出来ない
柊木君、平気な顔で嘘つくし
司「そもそも、俺はお前以外で欲情しない。それはお前がよく知っているだろう。」
七深「うっ、で、でも......」
司「てか、俺がそんな物をどうやって購入するんだ?」
七深「え?」
柊木君にそう言われて、私は首を傾げた
どうやって、って
今の時代ならネットでも何でも使えるよね?
司「ネットで買うにしても履歴を見ればわかるし、全世界に顔が知れ渡ってる俺は年齢だってバレる。どこで買うって言うんだ?」
七深「た、確かに。」
司「元から、疑うまでもないことなんだよ。」
溜息を付きながらそう言ってきた
でも、なら、なんでこんなものがあるの?
司「そして、なんでこんな物があるかだが。」
七深「!」
司「犯人はかなり限られるな。まずは俺か七深。」
柊木君はそう言いながら立ち上がった
もしかして、本当に違うの?
だとしたら、犯人は......
司「その様子を見る限り、七深はあり得ない。そして、俺も。」
七深「なら、誰が?」
司「俺と七深以外にここに頻繁に入り、尚且つ、こういう状況を面白がる奴と言ったら......1人だろ?」
七深「!」
そう言って、部屋にある棚に手を入れ
その中から、小型の四角い機械を取り出した
カメラ、なのかな?
司「なぁ、明石?こんな遊びをして、良い度胸をしているな。」
柊木君が喋ってる間
ずっと、ポケットに入ってる携帯が鳴ってる
本当に響さんなんだ......
何と言うか、納得しちゃったよ......
司「大方、俺の部屋にそう言う本やDVDがあればどんな反応をするか検証する遊びでもしてたんだろう。俺が見つけても七深が見つけても面白い、というわけだ。」
ベキィという音と共にカメラが粉々になった
相変わらず、そんな握力してるんだろ
世界記録の192㎏よりは絶対あるね
本人も強すぎて測れた試しがないって言ってたし
司「さて、これでこの話は終わりだ。後は、罰だな。」
七深「え?」
司「まさか、俺が七深以外の女に欲情すると思われてるとは、心外だ......どうやって辱めてやろうか。」
七深「ふぇぇ!?///」
柊木君に持ち上げられた
まるで質量の無いものを持ってるみたいに軽々と
......女の子としては嬉しい事なんだけどね
司「この間、明石が置いて行った面白い衣装があるんだが、何から着て辱めて欲しい?」
七深「な、なにそれ!?///怖いんだけど~///」
司「何を言う、嬉しそうな声をしてるぞ?」
七深「うぅ......///えっち......///」
司「ははは、何とでも言え。」
そう言って、柊木君は歩きだした
これ、いつものパターンだ
とことん分からされるやつだ
しかも、いつもより機嫌悪い
司「ちなみに、俺はメイドが好みだ。」
七深「......分かった///」
司「さて、今日は何時間かかることやら。」
そのまま、私は柊木君に部屋から出された
それからの事は口に出すのは恥ずかしい事をされ
柊木君には一生敵わないと思い知らされた
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”ましろ”
ましろ(__あ、あわわ......///)
私は今日、十条君のお部屋に来てる
ここに来たのは2回目で
しかも、前に来た時とは状況が違うから、すごく緊張してる
なのに、私はとんでもないものを見つけてしまった
ましろ(え、えっちな本だ......!///)
明石さんが、男の子の部屋に行ったらベッドの下を見るんだよって言ってたから見たけど
まさか、こんな物を見つけちゃうなんて
どうしよう、すごくドキドキする......
ましろ(ちょ、ちょっとだけ見てみようかな......///)
そんな事を考えて、少しだけ本を開いた
その中には目を伏せたくなるくらい恥ずかしい写真
どの人も、すごくえっちな格好をしてる
ましろ(十条君、こういうのが好きなのかな......?///)
読んでみると、結構勉強になるかも
私だって経験が多い訳じゃないし
十条君を満足させてあげられてるかと言ったら、そういう訳でもない
ましろ(こんな風にすれば、喜んでくれるかな?///)
ついつい、読み込んでしまう
もっと学んでおきたい気持ちが強い
けど、彼氏の部屋でこんな本を見てるドキドキもある
ましろ(どうしよう、見られたら引かれるかな///エッチな子だって思われるかな///)
カグヤ「__倉田さん、どうしたの?なんだか、変な音が聞こえるけど。」
ましろ「じゅ、十条君!?///」
カグヤ「って、それは......」
十条君が私の手元を見てる
どうしよう、本当に見られちゃった
え、マズいよね、これ?
プライバシーを守らない女の子って思われたり......
カグヤ「その本、どうしたの?」
ましろ「十条君のじゃ、ないの......?///」
カグヤ「え?」
ましろ「......え?」
十条君は全く知らないって反応してる
ま、まさか......
カグヤ「そんなの部屋に置いた覚えも、ましてや購入した覚えもないよ?」
ましろ「......」
これ、本気で知らないときの顔だ
十条君は正直だから、よく見たら表情で分かる
私ならなおさらそう
ましろ「じゃ、じゃあ、これは......」
カグヤ「えっと......多分なんだけど。」
ましろ「?」
そう言いながら、十条君は本棚のほんと本の隙間に手を入れた
すると、そこからは四角い機械が出て来た
始めてみたけど、あれ、なんだろ?
カグヤ「小型のカメラだね。変な音が聞こえると思ったけど......まさか、こんなものがあるなんて。」
ましろ「小型の、カメラ......!?」
カグヤ「こんな事をする人は、1人しか思い当たらない。ね、明石さん?」
ましろ「!」
その瞬間、部屋にある携帯が鳴った
ほ、本当に明石さんなんだ
即答で名前が出る辺り、信頼ないんだ......
カグヤ「いつの間にこんな物を......全くもう......」
ましろ「あ、え、えっと......///」
カグヤ「倉田さんは、それに興味があるの?」
ましろ「!!///」
十条君にそう言われて、心臓が飛び跳ねた
見られてて当然だよね?
だって、思い切り開いて見てたもん......
カグヤ「かなり興味がありそうな音がしてたから。いや、それを悪いというつもりはないよ?」
ましろ「う、ううぅ......///」
恥ずかしい......
て言うか、立場が逆だよね?
普通は女子が言う側だよね?それって
ましろ「......十条君は///」
カグヤ「どうしたの?」
ましろ「十条君は、興味、ないの......?///」
カグヤ「え?」
なんてことを聞いてるんだろう
こんなの、痴女だよ......
で、でも......
カグヤ「今のままでも十分だよ。興味云々は程々、かな。」
ましろ「そ、そうじゃなくて......!///」
カグヤ「!」
私は十条君をベッドに押し倒した
顔が近い、良い匂いがする、体が密着してる
そして、すごくドキドキする
ましろ「私は、興味、持ってほしいの......///」
カグヤ「え?」
ましろ「もっと、私にも......え、エッチなことにも、興味持ってほしいの......///」
カグヤ「く、倉田さん?」
上手く息が出来なくて、荒くなる
どうしよう、おかしいよ、私
なんだか、ボーっとして......
ましろ「こんな私は、嫌いかな......?///」
カグヤ「......いや、そんな事はないよ。僕はどんな倉田さんも、大好きだよ。」
ましろ「そっか......そうだよね///じゃあ......///」
カグヤ「!(い、いきなりだね......)」
ましろ「十条君の、貰うね......?///」
それから、私は十条君に顔を近づけて
最初に十条君にキスをしてから
長い時間、愛し合った
18禁の総合を作る予定です、
完結したものもまとめるので、見たいのがあれば教えてください。