【三次創作】~名も無き忍道~『関節技縛り』【中編】 作:ひろっさん
今、野戦病院みたいなところです。
ナメコちゃんと入れ替わるようにナルトが来て、暴れているようです。
多重影分身をバラ撒いて、情報伝達しているという話も来ていますね。
今のところ優勢ですけど、そろそろ搦手を使ってきます。
ナメコちゃんが、即死ではないにせよ毒にやられて、後方に下がって治療を受けているわけですからね。
忍者のイメージなら、暗殺とかいう方法でやりに来ることを考えるべきでしょう。
まあ、忍者って元々そういう暗殺者、あるいは情報収集の専門家って意味ですから、普通にやってきますよ。
当然警戒していますけど。
ところが、暗殺を仕掛けてくる量産型白ゼツは胞子の術で奪ったチャクラを元に、チャクラ感知で対処できない変化を使ってきます。
五感系の感知もほぼ通じないため、正史ではこれによって大きな被害はもちろん、忍同士がお互いに疑ってしまって、連携にヒビが入るという事態に陥ります。
ネタを知ってさえいれば、気を付けていればどうにかなるんですけどね。
問題は、ナメコちゃんみたいに暴れ過ぎると、最初に殺しに来るってことです。
スタッフを殺してチャクラを奪いながら近寄ってくるため、他の被害が出ていない、かつ『片言』持ちだと結構厄介かと思いますが。
ぶっちゃけ、人を見る目は節穴なので、分身で簡単に騙せます。
はい、忘れてた人、怒らないから手を上げてー。
はい、私自身も忘れてました。(
アカデミー卒業試験は、忍術の試験があります。
その中には分身の術も含まれます。
チャクラ量が少なくて忍術を戦闘に使うとすぐガス欠するだけで、分身を1体作るくらいなら何とかなります。
一通りの治療後、分身をベッドの上に寝かせて、自分はベッドの下で寝転がっていると、敵は見事に引っ掛かります。
これがオリジナルだったら、確率で見破ってきたりするんですけど、量産型なら確定で引っ掛かります。
後はポキポキすれば、量産型白ゼツの暗躍がかなり早い段階でネタバレになるってわけですね。
(このプレイ以外で29敗。ほぼこの方法に辿り着くまでの試行。1回だけオリジナルが来て失敗した。要検証)
ちなみに、『関節技縛り』は、関節技で倒すことに限定するため、分身で攻撃を回避することについてはOKだと思います。
ナメコちゃんが量産型を倒したことで、犠牲を全部、というのは無理ですが、ある程度減らせます。
日向一族とナルトが手分けして探してくれますからね。
特に九尾と協力関係を結んだナルトの物量は、どのプレイでも頼りになります。
暗躍が失敗したら、次はいよいよ特別製の肉体を使った穢土転生、つまり本物のマダラの登場です。
本物マダラは、正史ではカブトが柱間細胞を埋め込んだりして、木遁が使えるように調整した肉体のため、莫大なチャクラで木遁を使ってきます。
普通に忍術を鍛えるほどに強敵であることがわかる、という特殊な相手で、体術も馬鹿みたいに強いです。
しかも穢土転生体だから死なないしチャクラも尽きないし、万華鏡写輪眼を利用した術まで使ってくるという、『ぼくのかんがえたさいきょう』を体現したボスですね。
そしてうちは一族です。
宣言していた通り、遠慮なくポキポキやらせていただきます。
五影と自来也も応援に駆けつけてくるんですけど、適当に忍術撃っててもらえればオッケーです。
周りで荒れ狂ってるチャクラが激しいほど、ナメコちゃんのチャクラを見失いやすくなるので。
それは本物マダラであろうと同じです。
同時にオビトや大蛇丸も出てくるので、そちらはナルトや我愛羅に投げます。
ふはははは、雷様と同等の防御力を持たない己を呪うがいい!
――――語り部、うちはマダラ
オビトのやつ、上手くやりおったな。
無事俺様が復活できたようだ。
すぐに当代の五影が飛んできおった。
見た顔もちらほらいるようだが、俺の敵ではないな。
ちょっと揉んでやろう。
……こら綱手、胸を抑えるな。そういう意味ではない。
……自来也、横目で何を見とるか。
そちらから来ないなら、こちらから行くぞ。
むっ!?
なんだ、このちっこいのは。
俺の蹴りを防いだだと?
……!
今の一瞬で俺の足首を折りやがった!
なんだ、こいつは!?
くっ、木遁分身!
チィ、速い。距離を離せん!
なぜ今まで気づかなかった?――写輪眼!
……そうか、コイツ、大してチャクラが練れんのか。
それで五影の強大なチャクラに紛れて、隠れていたことに気付かなかったか。厄介な!
くっ、火遁、豪火球!
五影の術も飛んでき始めた。
このチビと五影を同時に相手にするのは、骨が折れるぞ!
な……!?
まだ速度が上がるのか!?
まずい、手首をやられた!
多重木遁分身!こいつを引き離せ!
なんだ、この小さいのは!俺と同等の力を持つはずの木遁分身を体術だけでねじ伏せおる!
チャクラもないくせに、体術だけか?チャクラで強化せねば、忍も一般人と同等の筋力であろうに!
まずいぞ、コイツだけは今、ここで殺さねば!
薙ぎ払え!
なにぃぃぃぃっ!?
――――
はい、本物マダラ撤退しました。
最初に木遁分身を使ってきた時はびっくりしましたけど、揃って
確かに『立ち関節』を極めないとできないんですけどね。
これ、多分、尾獣の判定を流用してるんじゃないかな?
尾獣って、普通の口寄せ獣と同じく関節があるなら取れるんですよ。
尾獣化の方は無理、というか、ひとりでに治りますけど。
ただ、できると言っても結構シビアなんでね。『立ち関節』の熟練度がカンストしてないと、現実的じゃないです。
これで、マダラを十分やり込めることができると証明できたわけですけど。
ちょっと時間かかりましたね。
裏で発生していたイベントが結構進んでいるようです。
一緒に戦っていた五影も自来也もかなり消耗してますし。
外道魔像が出現した、という報告があり、ナメコちゃんに先行するように命令が来ます。
五影がもうガス欠状態なので、一度情報整理がてら小休止するってことですね。
時間がかかりましたから、その分報告も溜まってるでしょうし。
では、遠慮なく先行しましょう。
そして本物マダラをまたポキポキしに行きましょう。
――――語り部、うずまきナルト
なんなんだってばよ。
タケノコちゃんが来てから、オビトとマダラの動きがおかしくなったってばよ。
大蛇丸もどこかに行っちまったし。
木遁分身を大量にぶつけてきて、その間に外道魔像を口寄せして尾獣を出してきた。
これはこれでピンチだけど、タケノコちゃんがやってくれたってばよ。
その間に、オビトが十尾ってやつの人柱力になって、なんか九尾の綱引きが始まっちまった。
やべえ、このパワー、クラマが持っていかれちまう!
あ、タケノコちゃんがオビトに近付いて、オビトが逃げた。
よし、力が緩んだ!
――――語り部、大蛇丸
史上稀に見る高度な戦闘のはずなんだけど……。
「グッダグダねえ……」
高台で呟きながら、カブトの連絡を待つ。
今、木の葉の里で、歴代火影を穢土転生してるみたい。
木の葉の里の真実を、サスケ君が知りたがったようね。
私もある程度は知ってるんだけど、特に柱間と扉間から直接聞くと、重みも違うでしょう。
目の前では、オビトとマダラが、ほとんど滑里タケノコ1人に逃げ惑ってるわ。
一応、尾獣をぶつけたり、関節のない獣を口寄せしたりはしてるけど、そっちはナルト君や他が何とかしてるわね。
結果、拮抗といったところかしら。
まさか、ここまでとはねえ。
契約の関係からこのタイミングになったけど、見限ってよかったわ。
さて。
サスケ君への手土産も、準備が整った。
もうすぐ忍連合も集まってくるみたいだし、勝ち馬に乗りましょうか。
――――
マダラの人柱力化、仙人モードも徹底的にグダらせます。
歴代火影が参戦したので、『飛雷針』でナメコちゃんを接近させてGGです。
ナルト、サスケの作戦で、それに乗った歴代火影が、悲鳴を上げるマダラにポカーンでした。
なまじ生身の身体を『外道・輪廻転生』で蘇生したばっかりに……。
そして黒ゼツのネタバレと『無限月読』発動です。
サスケが
『飛雷針』かサスケの入れ替え『手力男』がないと、ナメコちゃんではまともに接近できません。
足が速いって言っても、割と緩急で誤魔化してますからね。
そして、『共殺の灰骨』は触れたらアウトなので、捌けません。分身も1回しか使えませんし。
何より、『天之御中』で忍術空間に飛ばされるので、オビトに救出してもらわないと、カグヤの姿すら見えません。
巨大求道玉で、普通の打撃もシャットアウトされますしね。
……。
うわ、マジか。
これ、このシーンを100回以上プレイしていて初めてのことなんですけど。
ナルトの『逆ハーレムの術』でカグヤに隙ができました。
2、3秒固まっただけなんですけどね。
逆ハーで1秒以上、隙ができたのって、初めて見ました。
派手に影分身をバラ撒くので、サスケの『手力男』で飛ばしてもらって、そこから影分身を足場に後ろを取れました。
背後からでも『灰骨』撃ってくるので、自前の分身で防ぎます。
『毛飛針』は自力で捌き切る!
よし、届いた!(7敗)
首を折って終了です。
カグヤって、ほぼ体術オンリーでも何とかなるもんなんですねえ。
今まで、体術オンリーでどうにかなるのはマダラまでだと思ってました。
ここでエンディングが流れるので、ボルト編はやりません。
それで、感想ですけど。
雷様と無様、半蔵のストーカートリオがきつかったです。(粉蜜柑、一袋573円)
あれ、要検証ですね。第四次を含むRTAとかだと、詰む人も出そうです。
カグヤ戦では牽制だけしかできないと思ってたので、体術が効いたのは大きな発見でした。
条件が分かれば、もしかするとサスケとナルト抜きの1対1でカグヤ倒せるかもしれませんね。
そういえば、完全にチャクラ全否定ってことはできませんでした。
カグヤ戦の最後に分身使ったのもそうですし、量産型白ゼツの暗殺がどうにかならないか、セーブからやり直して検証したところ、『片言』持ちだとアレ以外方法がないみたいです。
声をかけられると、ナメコちゃんの本体がホイホイ出ていっちゃうんですね。
そこを後ろからブスリ、ってのが多かったです。
まさか、チャクラ制限の最大の敵が量産型白ゼツだったとは……。
この海のリハクの節穴でも見抜けませんでした。
というわけで、『関節技縛り』、終了となります。
ご視聴、お疲れさまでした。
見ろ!マダラの木遁分身がゴミのようだ!
実は、
カグヤ戦も完全に牽制オンリーか、いっそ『無限月読』にやられることを考えてたんですけど、「このサスケならナメコちゃんを確保しに来るだろう」という謎の声によって、参戦と相成りました。
最後の決着は、『逆ハーレムの術』の発想が好きだったので、取り入れました。
そういえば、自来也、せっかく生きてたのにあんまり活躍してねえな。