【三次創作】~名も無き忍道~『関節技縛り』【中編】   作:ひろっさん

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関節技縛り007

さて、第二部青年編突入です。

 

2年間、ずっとサスケェの稽古相手になってきました。

また、中忍のままですけど、任務内容が戦闘だけは上忍級になりました。

それに伴って実入りも増えてますけど、大したことじゃないです。

サイフは山中マネにぶん投げてますから。

 

あと、たまに他の忍の稽古相手になることもあります。

ぶっちゃけ、実質ナメコちゃん攻略会議ですね。

 

面白がった綱手ばあちゃんが来た時は、割と激戦になりました。

ポキポキやっても医療忍術で超速で治されるので、割といい勝負になったんですね。

途中で待ったが入って、決着はつきませんでしたけど。

ばあちゃんがハッスルして百豪使おうとしたんで、付き人のシズネさんが悲鳴を上げたんです。

なんか、賭けてたっぽいですね。

シカクおじさんに怒られて、すごすご帰っていきました。

ギャンブル好きかこの野郎。

 

あと、なんかナメコちゃんの活躍が表に出たことで、他里がビビってるっぽいです。

『闇夜の黒猫』がどうたらこうたら。うーん、『立ち関節』的に、ネコなのか、タチなのか。

 

これ、10年以上だっけ、撃破数に対する名声を抑えることで取れるトロフィーです。

そのまんま二つ名になるとは思いませんでした。

確か、『闇夜に黒猫を探すが如し』だったかな?

上忍になると取れないっていうトラップがあるんで、もしかすると知らない人もいるかも?

 

それで、サスケェが2年の修行の結果どうなったのかというと。

 

筋肉になりました。

ムキムキマッチョです。

 

あるぇ?

 

 

 

それはまあ、ナメコちゃん相手にするなら、筋肉の鎧で関節を取り辛くするっていうのは回答の一つなんですけど。

だから、歴代雷様は苦手な部類だったりします。

 

ナメコちゃん自身、体格は小さいですけどほぼ筋肉の塊で、それを小さく圧縮することで、チャクラによる身体強化並みの筋力と、肉体の柔軟性を両立しています。

筋力は相撲取りに匹敵するんですよ。

 

ただ、私としましては、サスケェは元々あるポテンシャルを解放する形で修業を積んでほしかったかなぁ、と。

ナメコちゃん相手に、写輪眼に頼らない、素の戦闘センスを磨いてほしかったなぁ、と。

写輪眼って、素の戦闘力の高さがあると、クッソ強くなるんです。

ああ、説明するまでもないですかね。

ぶっちゃけ、ほとんど相手の手の内が分かるも同然なので、素の戦闘力が高くなると、忍術による搦手が問題になってくるため、それに対する回答である写輪眼や白眼は強キャラの証なんです。

 

それで、筋肉サスケの強さなんですけど。

原作より若干強いかもしれない。

カカシが教えて、写輪眼で万華鏡写輪眼発動のタイミングを掴めるようになってます。

分身を盾にするか、物陰に隠れるか、できるようになってますね。

しっかりイタチ対策してます。

 

体術も、この間初のクリーンヒットもらいました。

思わずポキッとやっちゃって、ナメコちゃんがしばらく落ち込んでました。

――こんな時はもふもふだ!

 

ああああぁぁぁああああぁぁああぁああああぁぁぁ……!

 

……。

 

……。

 

……。

 

……。

 

ふぅ……。

 

……。

 

はっ!?

 

コホン。

失礼、取り乱しました。

 

 

 

素で正史より強いってことを前向きに捉えましょう。

サスケ脱走阻止で発生する不都合の半分くらいが解決したわけですし。

 

そうすると、今度は大蛇丸野放し問題、それに暁対策ですか。

 

まずは風影奪還です。サスケがナルト、サクラと合流ですね。

我愛羅は『木の葉崩し』の際に大蛇丸に父である風影が殺されたことで、五代目の風影に就任しています。

また、暁との戦いに協力する姿勢です。

政治面で揉まれて、結構棘が抜ける頃ですね。

 

その我愛羅が暁のデイダラにしてやられて、拉致されます。

これの対応にカカシ班が派遣されます。

ナメコちゃんも同行になります。

綱手のばっちゃより、「暁、殺すべし」という命令が下ったので、確実に討伐するために派遣されるわけですね。

 

ナルトとサクラが筋肉サスケにドン引きして、サスケが凹んでます。うんうん、気持ちは分かる。

「だれてめえ!?」って、叫ぶよね。うん、私もそうする。

 

ちなみに、ナルトもサクラも、ナメコちゃんの顔だけは知ってます。

あ、それぞれの師匠から、一通り話は聞いたみたいです。

ある意味制限されていた情報が解かれましたからね。

まんま、『闇夜の黒猫』で通ってます。

ナメコって聞いても、大抵の忍は「誰?」でしょうし。

 

あ、ナルトがちょっかいかけてきたんで、折り畳んじゃった。

カカシより強いって言われて、目ん玉剥いてますね。

 

まあ、任務は任務です。

 

ぶっちゃけ、我愛羅が尾獣を抜き取られて死ぬまで、間に合うことはありません。

間に合わせるには、砂忍ルートからデイダラとサソリを追いかける必要があります。

砂の国の向こうの川の国とかふざけんな、間に合うわけないだろ。

 

ただ、だからって手を抜いてやったりはしません。

傀儡のイタチとか、一瞬でバラバラにしてやります。

関節があってないようなものでも、関節の糸を掴んで引っこ抜けば、疑似的に関節が発生します。

糸にチャクラが流れてて、切るのは難しいんですけど、その頑丈さを逆手に取ってカラクリを壊すことはできます。

なので、サソリは割となんとかなります。

 

問題は、デイダラの方です。

C4粘土爆弾は展開されると、体術オンリーのナメコちゃんでは手も足も出ません。

また、鳥型の粘土爆弾で空を飛ばれても、ナメコちゃんでは届きません。

所詮、チャクラ術が使えないんでね。ジャンプ力も、カカシやガイとさほど変わりません。

 

なので、まだ油断しているところに、一気に突撃して首を圧し折る必要があります。

土遁に偏ってるので、結構硬いんですけど、雷様や土影レベルでないなら大丈夫です。

 

さて、速攻の判定。

 

……。

 

あ、失敗です。

折った後に自爆されたんですけど、多分自爆分身ですね。

とっとと逃げてましたか。

ダメージは爆風にあおられただけです。ナメコちゃん、紙装甲なので、一撃離脱が基本ですから、すぐ離れてます。

 

さて、後はサソリですが。

『赤秘技・百機の操演』で100体の傀儡を展開してきて、集団戦になります。

1体1体、解毒が難しい猛毒を備えていて、攻撃を受けると高い確率で死にます。

 

ただ、このタイミングだと解毒できるチヨバアが一緒にいるので、多少は大丈夫です。

毒を受けすぎると、解毒前に死ぬので、注意するに越したことはありませんけど。

 

――ナメコちゃん相手に乱戦はダメっつってんですけどね。

 

さっさとデイダラを撃退したので、カカシとナルトと一緒にサソリ戦に参加、さらにガイ班が合流して、ぶっちゃけ掃討戦になります。

 

三代目風影の人傀儡が使う磁遁の毒砂鉄も、サスケ、ナルトが揃ってると大したことはありません。

ナルトの風でサスケの炎を増幅して焙って差し上げるのです。

 

後はヒルコからサソリを引き摺り出せば、チヨバアがサソリの両親の傀儡でトドメを刺してくれます。

ナメコちゃんでも勝てるんですけど、そうすると大蛇丸討伐のための情報が手に入らないんですよね。

なので、ここはチヨバア最期の活躍の場ということで、譲ります。

 

草隠れの天地橋でカブトに会う約束について、情報を引き出したら、後はチヨバアが我愛羅を蘇生させて引き換えに死亡するのを見届け、我愛羅も追ってきた砂の忍に任せて、木の葉の里に戻ります。

 

ナルトが活躍できなかったとか喚いてますけど、カカシに投げます。

稽古相手ならできますけど、技を教えるとかは無理です。

 

ちなみに、ナルトは典型的な大火力タイプです。

サスケと違って、豊富なチャクラ量でどうにかするタイプで、螺旋丸とか、チャクラを雑にぶつけるタイプの術が合っています。

体術も、膨大なチャクラによる身体能力強化でごり押しする方が強いので、宵闇流や日向流とかの繊細な体術より、単純な打撃系である木の葉流をガイ先生から習う方が合っています。

 

さて。

十分に強いと、ここで綱手ばあちゃんから依頼があります。

 

雨隠れの里に潜入している、自来也との接触です。

つまり、ペイン六道戦です。

 

 

 

――――語り部、デイダラ

 

あのクソチビ、今度会ったら絶対に俺の芸術で吹っ飛ばしてやる!うん。

 

俺は外道魔像のあるアジトに戻って、粘土をこねながらイライラしていた。

 

サソリの旦那が囮になって、俺は俺で何人か引き付けてずらかる予定だったのが、あのチビが突っ込んできたせいで、自爆分身を使わされた。

鳥型で飛び立つ瞬間を狙われた。

まさか、あそこから間に合うとか、思わねえよ、うん。

 

自爆分身の自爆に巻き込んでやろうとしたけど、手応えは微妙。

仕留め切れなかったか、避けられたか。

 

とはいえ、あの体術はやべえ、うん。

いつ分身の首が折られたか分からなかった。

接触するか、すれ違うくらいの時間で折られたってことだな、うん。

 

「デイダラ、調子はどうだ?」

「今、すげえイライラしてる、うん!」

 

イタチが俺の部屋に来た。

 

「サソリがやられた」

 

思わず振り返る。

 

「旦那が?」

「ああ」

 

傀儡と爆発。

ジャンルは違えど同じ芸術家として、俺はサソリの旦那を尊敬していた。

 

「クッソ……!うん、あのチビか!」

「あのチビ?」

 

俺はイタチに、俺が旦那を援護できなかった屈辱を話した。

 

「滑里タケノコだな。間違いない」

「なんだ、知ってるのか?うん」

「昔、任務の都合で組んだことがある」

 

俺はイタチから、滑里タケノコについて、話を聞く。

そのまま、あのチビそのものだった。

そして、『闇夜の黒猫』の話を聞いて、奮い立つ。

 

「あのチビ、絶対、俺の芸術で吹き飛ばしてやる!サソリの旦那の手向けだ!うん!」

 

こうして、俺はあのクソチビを爆殺するために、準備を始めるのだった。

 

 

 

――――語り部、うちはイタチ

 

失敗した。

どうにかサスケの話を聞き出そうとしたんだが、タケノコの話をしたら、なぜか燃え上がってしまって、話ができなくなった。

 

……気が急いたか。

 

俺らしくないな……。

 

 

 

 




サスケとナルトのタイプ分析ですけど、私個人の独断と偏見を書いています。
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