【三次創作】~名も無き忍道~『関節技縛り』【中編】 作:ひろっさん
デイダラを逃がしたのは大きいかなぁ。
先に言った通り、ナメコちゃんは縛り的にも体術オンリーなので、飛行手段も範囲攻撃も持ってるデイダラは相性が悪いです。
それは、次にぶつけますかね。
帰還後、ナメコちゃんにエロ仙人のサポートを命じられます。
自来也はこの時期、雨隠れの里に潜入して、暁のリーダー格の情報を探しています。
ちなみに、確認しますけど。
このイベント、自来也とアスマが死ぬイベントですけど、プレイヤーが火影とかでない限り、救えるのはどちらか1人です。
今回は自来也救済パターンですね。
この後、二十小隊が組まれて、暁対策が本格化します。
そこに角都と飛段が来て、アスマを含む部隊に抹殺命令が出て、アスマが戦死します。
同時期に発生するので、身一つだと、どちらかしか助けられない、ということになります。
サスケとの稽古の合間、何人か上忍がナメコちゃんと手合わせしていった中に、アスマも含まれるため、それで少しでも強化されてれば、とは思うんですけど、飛段はそんなに甘くないんですよねえ。
あ、ナメコちゃんなら、普通に倒せますよ。
関節技が効くなら、不死身でも問題ないです。
四肢や首の骨を一本ずつバラバラにするだけですから。
飛段が怯えるという珍しいものが見れます。
あ、前にやった時は〇ったからか。
まあいいや、ええっと。
あ、VSペインですね。
ナメコちゃん、潜入任務にあんまり向いてないんですけど、バレたらバレたで、攻撃してくる人を片っ端からポキポキやってれば大丈夫です。
その内、ペインか自来也から接触してきてくれます。
まあ、今回は山中マネという便利な通信忍術持ちがいるので、何とかしてもらいます。
お、繋がりましたね。
ちょうど、戦闘中のようなので、そのまま現地に向かいましょう。
――――語り部、自来也
6人1組のペインを相手に、覚悟を決めたその時、心伝身の術による通信があった。
大方、綱手が余計なことをしたんだろう。
“来るな!生半可な奴では死ぬだけだ!それより……”
いいチャンスとして、ペインの情報を伝えようとすると。
“五代目と体術でやり合った、最高の助っ人です!”
“な、なんだと!あのゴリラババアとか!?”
思わず言っちまったワシ、悪くないと思う。
それからやってきたのは、くノ一とは思えんチンチクリンだった。
「そう来たか……!」
雨隠れの里は、雨のせいで五感系の感知が発達しとらん。
水にチャクラを流せば、容易に感知もできるというのもあるかもしれん。
タケノコはその方式では感知し辛いのだ。――一般人と見分けがつかん。
元々、人並みにすらチャクラを練れん体質だからな。
その分、潜伏や奇襲攻撃には向いとる。
そういえば、しばらく前にそんな噂も聞いたのう。
滑里タケノコ。
自慢は父親譲りの足と、十年以上かけて極めた宵闇流の暗殺術。
身体能力の高い相手にはめっぽう強い。
距離を取られることには弱いが、そこはワシがサポートじゃな。
まだ、死んどる場合ではないぞ。
……。
あれ?
ちょっと助言しただけで、普通に6人相手に勝ちそうなんじゃが、コイツ、強過ぎねえか?
仙人モードとか、やっとらんはずだろ?
そもそも、元のチャクラが少なすぎるんだ。やってもガス欠問題は治らんはず。
どういうことだ?
――――
はい、ペイン6体、撃退しました。
エロ仙人がほぼ致命傷を受けていたため、倒し切ることはできませんでしたけど。
『立ち関節』のヤバいところは、ポキポキするたびに敵の手数が減ることです。
痛みを感じなかろうが、その部位が動かなければ同じですからね。
関節をはめる時間は隙になり、ナメコちゃんならその隙を突くことができます。
さて、そろそろ、最初に『空間把握能力』とか『天賦の肢体』を狙った理由について解説します。
『立ち関節』は、見ての通り、極めればほとんど触れただけでポキポキできます。
その際に問題になってくるのは、相手の位置を把握することと、攻撃のための最適な動きです。
『敏捷』はパラメータのボーナスポイント割り振りで解決できる数値の範囲で、特徴で引く必要はありません。
ぶっちゃけ、追い付ければいいので、修業でどうにかなります。
『闇夜の黒猫』を取得できたのも、この組み合わせによって、最適な動きを実戦で練習できたからです。
下忍時代は基本的に、チームメンバーとシカクおじさんが残飯処理してくれるため、存分に練習に充てることができました。
そして、この世界の忍は、『触られたらアウト』には基本的に対応できません。
体術がある程度、受けたり喰らったりすること前提なんです。
『千鳥』や『螺旋丸』が必殺技として通用するのは、そういう背景があります。
で。
『立ち関節』はそういう分かりやすい危険が見えない必殺技です。
このレベルにするには、20年以上の修業が必要になりますけどね。
おかげで、今では上忍ばかりでも、中隊までなら奇襲から皆殺しにできます。
極める前でも、ボーナスを『器用』にかなり振ったため、ポキポキの成功率は高かったですけど。
『器用』を侮ると、第三次がリセゲーになるので。(1敗)
『宵闇の黒猫』という名声は広がっても、何が本当に危ないのか、まったく伝わってないので、ペイン相手に1人で無双みたいなことができたわけですね。
ちなみに。
『発勁』って、破壊力は『螺旋丸』並にあるんですけど、足場がないとダメなので、今回みたいな水の上だと高度なチャクラコントロールが必須です。
日向流の『八卦空掌』みたいな技があったりして、イラナイコってわけじゃないんですけどね。
ぶっちゃけ、究極を求めると日向流と大して変わらないです。
『化勁』もついでに説明しますけど、簡単に言うと敵の攻撃を反らすことに特化した体術です。
極めれば、尾獣玉を反らしたり、敵の攻撃を敵に反射するってことができたりして、面白いは面白いんですけど、万華鏡写輪眼全般に無力なので、うちは一族相手にはほぼ負け確という、悲しい宿命を背負っています。
とはいえ、エロ仙人の怪我がギリギリです。
さっさと山中マネと合流し、カツユ様を口寄せしてもらい、治療してしまいましょう。
ついでにペインの情報をしっかり聞き出して、カツユ様経由で綱手ばあちゃんに伝えて任務完了です。
帰還するまでに、裏で大蛇丸のアジトを特定して、騙し騙されするイベントが進行しています。
これは筋肉サスケが正史より強い今は、気にする必要がありません。
ダンゾウがサイを使ってちょっかいをかけてくるはずが、その余地がなくなりましたしね。
大蛇丸には逃げられたようですけど、カカシ班が無事に帰ってきました。
そして、そのあとすぐに角都と飛段の襲撃で、予想通りアスマが死亡。
ここでカカシに声をかけられ、ヤマト参戦になります。
ナルトも風遁螺旋手裏剣を間に合わせて、カカシと合わせて角都を倒し、飛段もシカマルの頭脳プレイで生き埋めにして封印完了です。
復活しても、飛段ならポキポキすればいいから、どうということはありません。
不死身の弊害か、打撃とか避けませんからね。
言うなればナメコちゃんが天敵です。
さらに、サスケの要望を受けたカカシ班が、イタチ捜索に出発します。
正史の『蛇』がカカシ班に置き換わった形ですね。
この旅で、サスケはイタチを倒し、万華鏡写輪眼を開眼するはずですが、まだ結果は出てません。
まあ、ついでにナメコちゃんの天敵であるデイダラを倒してくれることになっているので、私としてはそっちの方がありがたいです。
サスケとイタチの戦いですけど、対イタチの修業を付けているため、誤差分ですがサスケに分があります。
イタチが様子を見ながら戦うのと、サスケを殺さないように戦うので、その分です。
なのでまあ、サスケが負けても殺されはしません。
そして、もう少し修業をつけてから、具体的に仙人モードの修業をしてから戦うと、2回目はサスケが勝ちます。
インドラの転生体だからか、才能はサスケの方が上なので。
サスケでプレイすると、里抜け後に仙人モードの修業を積んで、イタチを圧倒なんてこともできますけど、大蛇丸が呪印をくれやがると手順が面倒になって……。
あ、まずい。
呪印のこと忘れてました。
今は封印されてるはずですけど、イタチ戦でサスケが呪印の力を使うと、その模様が大蛇丸に筒抜けになるんです。
万全ならイタチが大蛇丸を撃退できるんですけど、サスケ相手に消耗した状態だと、持っていかれるかもしれません。
これは、ちょっとまずいかな?
とはいえ、祈るしかありません。
再走?
これはタイムアタックではなく、ただの縛りプレイです。
ナンノモンダイデスカ?
綱手ばあちゃんへの報告と、自来也の治療が済み、自来也から稽古に誘われます。
チンチクリンは興味ないがとか、散々言われますけど。
要するに、ナメコちゃんがどれくらい使えるのか、ということですね。
仙人モードで、蛙組み手を使ってくるようですが、問題ありません。
触れるなら『立ち関節』の餌食です。
お、いなしてきました。
伊達に伝説なんて言われてませんね。
ですが、一つギアを上げてポキポキすれば終わりです。
「アイタタタ……こりゃ、年寄りには優しくせんか」
すいません、仙人モード相手だと加減できませんでした。
――――語り部、千手綱手
エロジジイが部屋に来た。
妙に神妙な面だが、何かあったのか?
「お前、アレ相手にまともに撃ち合ったのか?ワシ腕折られたぞ」
その一言で、誰のことか一発で分かった。
「私も折られたよ。チャクラで強化していても、気軽に折ってくるから、都度治しながらになったな」
「医療忍術でゴリ押したか。大人気ねえのう」
「3日カンヅメがかかっていたから、本気出しかけたらシズネに止められてな」
「お前、ギャンブル好きは相変わらずだのう」
「やかましい。ほら、見せてみろ」
「大丈夫だ。綺麗にやられとる。痛みも残っとらん」
確認すると、どうやら靭帯も傷んでいない。
私の時もそうだったが、見事なものだ。
「しかし、ありゃ参ったぜ。仙人モード相手に、普通に加減してきやがった」
「仙人モード使ったのか、お前こそ大人気ないじゃないか」
「ありゃ、ナニモンだ?」
「正真正銘、滑里の娘だな。
どうやら、奈良のせがれ――今は当主か。
シカクが奇襲戦術を仕込んで、そのせいで洒落にならんほど腕を上げてるってことに気付くのが遅れたらしい」
「なんとまあ、とんでもねえのが出てきたもんだな」
「まったくだ」
滑里家の歴史は浅い。
元下忍である父親のタケシから始まったと言えるくらいだ。
唯一優れているのは脚力。代わりにチャクラを練るのが体質的に苦手。そういう意味で、限りなく一般人に近い。
タケノコは遺伝子的には間違いなくタケシの娘だった。
単に、他に道がなかったから、伝える者のいなくなった暗殺術である宵闇流に特化しただけ。
そして今は、むしろ私達よりも強い疑惑さえある。
嫌になってしまうな。
チャクラ量のせいでできないことが多いとはいえ。
こんな忍が出てくるとは、歴史上の明らかなイレギュラーだ。
敵でなくてよかったよ、本当に。
雨隠れの里に入ってからの描写が面倒だったため、戦闘中に間に合ったことにしました。
プレイヤーの思考回路が完全にアブない人なのは、ゲームだからです。
あと、雨隠れのチャクラ感知事情は、捏造です。
本当はどうなのか、よく分かりませんでした。