流星の軌跡   作:Fiery

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水着剣豪の復刻が始まったので初投稿です。


そのじゅうよん:絆を深めたら壁が殴りかかる

 

夏休みも終わり、授業のある日常が戻ってくる。

自堕落に過ごしていればリズムを取り戻すのに時間がかかっただろうが、生憎涼や詩乃は休みであっても割と規則正しく生活している為、生活リズムが狂う事は無かった。

 

「ふわぁ……」

「眠そうね」

「大丈夫でしゅ……」

「普通にダメっぽいな」

「おねーちゃんってばもー」

 

家族の内で少々生活リズムが狂っていたのは、意外にも藍子。

木綿季によれば毎日遅くまで本を読んでいたり、送られたVR教材をしてみたりとインドアながら精力的に日々を過ごしていた。結果として睡眠時間を削ることとなったのだが、涼も詩乃も早く寝るようには言っても、特に注意はしなかった。

 

「コーヒーでも飲む? インスタントだけど」

「ふぁい」

「ここまで緩いおねーちゃんは初めて見たよ……」

 

言ってる傍からウトウトし始める彼女を見て、涼は苦笑する。

ここまで油断しているという事は、それだけここに慣れてくれたという事でもある。

 

「はい、熱いから気を付けるのよ?」

 

ことり、とコーヒーが注がれた、藍子が愛用しているカップが目の前に置かれる。

 

「ありがとう、()()()()

「……っ!?」

 

まだ寝ぼけている藍子の言葉に、詩乃が頬を赤く染めて固まった。

涼と木綿季は口元を抑えてプルプルと震えている。

藍子はそんな三人に気付かず、コーヒーをゆっくりと啜っている。

 

「……涼」

「まぁ寝ぼけてるだけだから、仕方ないんじゃないか?」

「そうそう、仕方ないよ詩乃()()()()()

「木綿季まで……まったくもう」

 

満更でもない様子だが、詩乃は困ったように笑う。

高校生が中学生のお母さんなどとは、今日日漫画やゲームでもあまり見ない展開だ。それでもそう言うくらいに、彼女が自分を信頼してくれているというのは何とも嬉しい事だった。

 

「ん……? ん……」

 

そうしている間にコーヒーを飲み終えた藍子の意識が覚醒してくる。

周りにいる家族三人を見て、数秒思考した後に瞬間湯沸かし器のような勢いで顔が真っ赤になった。

 

「あ、言った事覚えてた」

「あぁぁぁぁぁぁ! 義姉さん違うんです! これはですね! そのですね!」

「いいのよ藍子。先生なんかをお母さんって言っちゃうやつでしょ?」

 

慈愛の笑みを浮かべて、詩乃が藍子の肩を叩く。

内心では結構面白がっているんだろうなと涼は考えたが、空気を読んで何も言わない。

 

「優しさが痛い! 今のわたしには義姉さんの優しさが痛い!」

「まぁまぁおねーちゃん。こういう事は一緒に暮らしてたらある事だよ」

「木綿季が完全に面白がってるのはわかるからね!」

 

わーきゃーと騒ぎだす姉妹を見て、涼と詩乃は笑みを零す。

その光景は完全に、見守る両親とその子供であったのは言わぬが花であるだろう。

 

 

 

 

 

 

「ようジェダイ」

「俺がフォース使えたら、いの一番にお前をぶっ飛ばすんだけどなァ……!」

 

今日は始業式だけの為、昼からはフリーである。

それでも校内の施設は稼働しているのでいつもの面子が食堂に集まった。

 

「というかいきなりなんだよジェダイって」

「え、涼知らないの? GGOの大会に現れた『リョウゲツ』って光剣使い」

「知ってるけど何でお前らが知ってんの? ALOオンリーだろ?」

 

疑問符を浮かべる彼に、珪子が口を開く。

 

「たまたまライブ中継されてるの見つけてですね、皆で見てたんですよ」

「涼君も出るかなーと思って探すついでにね」

「で、そん時に光剣でジェダイみたいな動きをしてる奴を見つけたわけだ」

「お前ら完全にわかって言ってるよな……?」

「「「「あんな動きできるの涼(君、さん)しか居ないでしょ」」」」

「ご尤もすぎて自業自得じゃない? 涼」

 

詩乃の指摘にぐうの音も出ない。

確かに、相手が相手なので全力でやる以外の選択肢がなかった。

という事は、自分の全力を知っている人が見れば、名前を変えようがしっかりバレるという事だ。

 

「にしても弾斬りだよ弾斬り。ロマン技術を実際にやった感想はどうなんだ?」

「弾斬り自体は詩乃相手に練習してたから今更感が強い。

 出来た時は楽しかったけど、相手がヤバすぎて実戦で試した感想とか出てこんわ」

「涼君が終始劣勢な相手ってだけで相手の危険度が分かるんだけど……」

「もう二度とやりたくない相手だよ。まぁ海外勢だろうから国内ゲームじゃ会わんだろ」

 

流石にあんなのが国内にもごろごろいるとは思いたくない。

プレイヤースキルが高いだとかゲーム内の強さで強い相手は戦いたいと思うが、あんな物騒なイメージが浮かぶ相手は願い下げだった。

 

(……会わないよな? 絶対会わないよな?)

 

嫌な予感がしたが、それを務めて無視する。

昨日今日で会ったら、流石に即逃げの一手を選択する程度にはトラウマな相手だ。

 

「にしても、涼も大会とか出るんだな」

「最初は興味なかったんだけどな……」

「ボクらが活躍してる所見たいって言ったんだよー」

 

木綿季が言えば、和人達が察したように涼に視線を向けた。

その内容でほぼ間違ってないので、涼は黙り込む。

 

「兄さんはわたし達の期待以上に活躍してくれました」

「ほーん……じゃあ何かご褒美でもあげたの?」

 

里香がにやりと笑って藍子と木綿季に視線を向ければ、二人は視線をそっと逸らす。

この時、涼は無我の境地に至ろうと必死に無心になっていた。

 

「詩乃のん、何をしたの?」

「ん? キスだけど?」

「んぶぅっ!?」

 

さっくりとバラした詩乃の言葉に、涼は思わず吹き出す。

その横では藍子と木綿季が顔を真っ赤にしていた。

 

「おい、アンタ。おい」

「俺は一切強制してねぇ……!」(小声

 

ジト目の里香に反論するも、横の珪子もジト目で涼を見る。

 

「何でまた二人まで?」

「あのー、そのー……兄さんと義姉さんがしてるのを見て興味が、と言いますか」

「涼もだけど詩乃もさぁ……」

 

里香のジト目が詩乃を見るが、彼女は平然としている。

 

「別に問題ないでしょう?」

「そうだった。この手の事に関して詩乃は無敵なんだった……」

 

むしろ何か問題でもあるのかと言わんばかりの言葉に、里香は早々に白旗を上げた。

詩乃に関してはこういう話題で揶揄う事は不可能である、と知っているのだ。

しかもその想いの根底が『二度と後悔したくない』という物である事を知っているのが余計に里香たちの矛を鈍らせている。

 

「前から興味自体はあったというか……ねー?」

「映画とかもラブシーンくらいありますから……ねー?」

「二人とも、詩乃さんに中てられてませんか? 大丈夫ですか?」

「別に影響云々は否定しないけど、キスは止めないわよ?」

「詩乃のん、ちょっとその辺りの事で相談があるんだけど」

「明日奈落ち着いて。アンタまで暴走したらあたしだけじゃ止められないの!」

 

盛り上がり始めた女性陣を尻目に、和人と涼は互いを見やる。

 

「……どんまい」

「お前もすぐにこうなる」

「やめろ。今度、明日奈の両親に会う事になってんだよ」

「あ、根回し終わったんだな。なんか同棲生活の必需品でも送るわ」

「やめろくださいおねがいします」

「それ否定なの? 肯定なの?」

 

 

 

 

 

 

ありふれた市街地の光景が広がっている。

しかしそこに人は居らず、立っているのは自分と黒い人型のみ。

互いに武器は持たずに無手である。

 

「よっし――…やるか」

 

自身の動きを粗方確認した後、黒い人型へと軽くジャブを放つ。

人型は滑らかに動いてジャブを払い、カウンターの拳を繰り出してくる。

それを頭の動きだけで躱し、伸びた腕に被せるように相手の頭に向かって殴りかかれば人型が腕を引き抜きざまに回し蹴りを繰り出してくる。

それを払われた後に引き戻した腕で受ければ、人型がバックステップで距離を取った。

 

これは、前に両親から届いたVR教材の中でも『涼専用』と記された物である。

パッケージもタイトルも無く、インストール用のメモリだけがあった物だ。

難易度は『指導』と『実戦』しかなく、選択する武器が豊富にあった。

ただ、『実戦』を選択したら総合格闘以外選択できなかったため、今に至る。

 

「これ父さんトレースしてねぇ……?」

 

ぼそりと呟けば、黒い人型の黒が剥がれる。

現れたのは、涼自身によく似た、180cm程度の男性。

精悍で彫りの深い顔つきに鋭い眼差し。

がっしりとした体躯にジャージを着ている見慣れた姿。

 

「マジで父さんじゃねーか!?」

 

見間違う事はあり得ない、父がそこに立っている。

手の込んだドッキリの可能性も疑ったが、だとするならこの動きのクオリティが説明できない。記憶にある限り、現実の父と遜色のない動きである理由がわからないのだ。

 

(しかし、自分のスキルを上げる意味ではこれ以上の相手はまず居ないな)

 

現実の父はVRに適性があまりなく、しかし現実では恐ろしく強かった。

この状況は今まで実現が不可能だった、父とVR空間で手合わせするという状況。

現実では父に加減してもらって互角だが、ここでは加減は無しのはずだ。

 

「だったら何処まで行けるかだな…ッ!」

 

駆けだして父の虚像を追う。

連続してジャブを放ち、タイミングを合わせてストレート。

それを読まれていたかのように払われて、体が流れた方から蹴りが飛ぶ。何とか受け止めても衝撃は止められずに、半ば自分から後ろへと飛んで威力を逃がした。

 

「難易度を実戦にするんじゃなかった」

 

いつもの組手から父は加減を抜いて、フィールドは自分が得意のVR空間。

 

「差し引きで考えても倍くらい強いんだが……」

 

自分の父親に対して、本当に人間かどうか疑問を持つ。

え、何? 自分で飛んだとはいえ俺3m以上吹っ飛ばされたよね? 何それ怖い。と思考が高速で回りだす。

更に悪い情報として、受けた腕に"痛み"が残っている。『確かにあれくらいの蹴りを受けたらこれくらいは痛むだろう』と言うほどの痛みだ。

 

(自動でペインアブソーバー切ってんじゃねぇよ父さァーんッ!?)

 

終わったらすぐに苦情の電話を入れてやろうと、涼は心に誓った。

そして深呼吸を一つして、相手を睨み付ける。

 

「やってやるよ畜生めッ!」

 

再び父の虚像へと挑みかかる。

涼は今までの教育のおかげか、痛みに対してはある程度耐性がある。

流石に刺されたり斬られたりした経験はないが、殴打の痛みなら我慢が効くのだ。

それを盾に、今まで培った格闘術を総動員して食い下がる。

空手に合気道、柔道や柔術に軍隊格闘術。全部を使って受けていなして攻めても尚、最後に投げ飛ばされて設定されたHPが全損。時間は1分程度しか粘れておらず、ほぼほぼ手も足も出ないというオチで、評価はFだった。

 

目の前にコンティニューするかしないかの選択肢が浮かび上がり、しないを選択。

再び難易度と武器種を選ぶ画面が浮かび上がって、その前で彼は蹲る。

 

「うっそだろぉ……」

 

感想がそれしか出てこない。

色々と父への罵詈雑言なら用意できるが、感想と言えばそれしかない。

確かに涼は自分の父を『ゲーム内の自分より強い』と言った事はある。ただ、流石にここまで手も足も出ないとは思わなかった。

ALOやGGOで戦えばどうなるかなど考えるまでも無く、自分の負けが確信できる。

 

「え、格闘でこれ? 他の武器とかマジで選ぶの怖いんだけど」

 

主にペインアブソーバー的な意味で、と内心で考えてまた選択肢を選ぶ。

今度は流石に『指導』を選んだが、そうすれば他の武器が解禁された。

 

「総合はさっきやった。剣に刀に二刀流? 鈍器に長物、弓に銃。投擲武器って……」

 

ちなみに二刀流は剣と刀、銃に対応していた。

この幅の広さに首を傾げるが、とりあえず全部こなす事に決めてまだ耐えられそうな鈍器を選択する。ステージは先程と変わらない市街地で、やはり黒い人影が佇んでいる。

形からしてメイスと盾を持っており、何かしら鎧を着ている事は確認できるが、性別まではわからない。しかし父ではないなと何となく理解できた。

 

(どうなってんのこれ。もしかして複数AI入れてんの?)

 

だとしたらやばすぎるだろと顔を引き攣らせるが、そうも言ってられない。

いつの間にか持っていた盾とメイスを構えて、影の様子を伺う。

それが開始のトリガーだったのか、影が涼に向かって踏み込んだ。

 

「はっや!?」

 

鈍重そうな印象を受けたが、それに反して動きが鋭く、速い。

影は、涼がギリギリ反応できるほどの速度で接近し、メイスを振り下ろす。

それに向かって盾を構え、一撃を受け止める。

腕への衝撃で痛みを感じるかと歯を食いしばれば、衝撃は来たが痛みは無かった。

 

(指導はアブソーバーが効いてるのか。実戦はマジでそうだって事かよ!)

 

押し込まれるメイスを盾でいなしてメイスを振るえば、影はあっさり受け止めてはじき返す。

そして『使い方がなってない』と言わんばかりに、影がもう一度仕掛けてくる。

涼は自身の知る体術や防御で応戦するも時間稼ぎにしかならず、頭にメイスの一撃を受けて吹っ飛んで終わった。評価はDである。

 

次は剣を選択した。相手は涼と同じような身長で体躯の男の影。

互いに片手の長剣を構えて打ち合うも、その膂力に圧されて袈裟斬りで終わる。評価D。

 

刀を選択。相手は涼より頭一つ以上背の低い女性のような影。

日本刀を構えて打ち合うが、圧倒的な敏捷性と技量に完封され首切り。評価E。

 

二刀流は一先ず飛ばして長物。現れたのは涼より少し大きい全身鎧の影で頭部が狼のような意匠だ。ハルバードを用い、力強くも巧みで堅実な戦いに隙を見いだせず敗北。評価F。

 

弓は、影なのに外套を纏ってフードを被っていると分かるような出で立ちの人型。

性別はわからないがとりあえず矢を番え撃ち合う。涼の矢は悉く避けられ空かされるのに対して相手の矢は嫌らしく、そして冷徹に彼を追い詰めて、正確無比に心臓を射抜いた。評価D。

 

銃。これも涼より背の低い影だった。握るのは古めかしいリボルバー。

一瞬の抜き撃ちに対応できず眉間を撃ち抜かれる。評価E。

 

投擲武器。これは暗器も含まれるのか、手裏剣や投げナイフなどもあった。

相手は細身で長い髪を一つに束ねているような影。性別不明。

戦い方としては最も慣れ親しんだ機動性を生かした投擲合戦だったが、それ故に相手との攻撃の精度や技量の差が浮き彫りになり、最後は全身に色々刺さった。評価C。

 

「くじけそう」

 

また選択画面に戻った涼は膝を付いて項垂れていた。

少なからず自分の技量に自信は持っていたが、ここではその程度ゴミみたいなものだと言われている気がしている。一番自信があった機動力すらも負けてしまっては、彼のプライドは粉々だ。

 

気を取り直して二刀流の剣。影の性別はおそらく男で、涼より少し背が高い。

長剣の二刀流は親友であり強敵手とのデュエルで慣れており、それ故に最も長く対処できた。

しかし機動力で差を付けられてクロスに袈裟斬りを食らい敗北。評価C。

 

二刀流の刀。たわわな胸部の女性の影で、涼が少し見下ろす程度の身長。

大刀と小刀の二刀流は荒々しいまでの強さと、薄ら寒くなるほどの静謐さを兼ね備えた物。

変幻自在のそれに対応しきれず、これまた首を刎ねられた。評価D。

 

最後は二丁拳銃。これまた涼よりも大きい、性別不明の人影。

手に持っているのはその体躯に相応しい巨大な拳銃……拳銃? だった。

涼が持ったデザートイーグルが豆鉄砲に見える程度のサイズ差がある事に彼は溜息を一つ。

撃ち合いを始めて数秒で意味の分からない弾幕に晒され最短で死亡。評価はGだった。

 

 

 

「よし、苦情を言おう」

「起き上がった第一声が意味不明なんだけど、どうしたの?」

「触り程度に全部やってみたら、全部手も足も出なかった」

「ごめん、意味が分からないんだけど」

 

詩乃の言葉に涼は同意する。時計を見れば開始して30分経っていない。

11個の項目をこなして、その大半が1分満たず死んでいるのだから当然ではあるが。

 

「今までやった教材を鼻で笑う鬼畜難易度で」

「それは相当ね」

「平均1分以内に負けて」

「クリアさせる気ないわね」

「父さんまで出てきた」

「最後に意味の分からない話が出てきたんだけど?」

 

再びの言葉に同意する。だからこそ苦情を言わなければならないと涼はスマホを手に取った。

 

 

問い詰めたら煽られたので総合格闘は絶対にいの一番にクリアしてやると心に誓った。

 

 

 




こんな感じでオリ主の修行が開始されました(何
まぁほとんど描写はしませんが。

オリ主の教材対戦相手所感
総合:何してんだ父さん
鈍器:スパルタ? 剣闘士?
剣:王子様オーラ全開の騎士っぽい
刀:人斬り
長物:騎士っぽいけど暗黒面な雰囲気
弓:ゲリラ戦がヤバい
銃:速過ぎてよくわからんけど西部劇っぽい
投擲:忍者だろうなぁ……
二刀流剣:騎士というより剣士で戦士
二刀流刀:武芸者だけど人斬り
二挺拳銃:圧 倒 的 理 不 尽

難易度『指導』
痛いと集中できない? 無くしてやるから覚えろ。

難易度『実戦』
痛 く な け れ ば こ の 先 超 え る こ と 叶 わ ず
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