流星の軌跡   作:Fiery

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そのさんじゅう:スクワッド・ジャム

 

 

 

 まだ一月も半ばの日。

 

『マスター、アタシもGGOやりたーい』

「いいぞー」

『あっさり!?』

「何で驚いた。別にやりたいって言うのを止められんだろうに」

 

 最近、涼と詩乃の家に常駐しているストコマの相手をしながら、涼は手に持っているスマホで手早くGGOのサイトにアクセスして、新規でのアカウントを作成していく。

 

「そういやストレア、月額通信料どうすんだ?」

『んー、あっちで稼いで電子マネーを当てるつもり。アタシは別にお金持ってても使わないし、GGOで通信料分稼げれば良いかなって』

「なら最初の一発目は俺が出すか。ほれ、後はお前が入れとけ」

 

 ユーザー情報登録の画面にして、後はストレアが情報を入力するだけにしておく。画面の中に彼女が現れたのを確認して、涼は隣に座っていた詩乃へと視線を移す。

 

「涼、《スクワッド・ジャム》って出る気ある?」

「ん? 何それ」

「今度GGOでやる、チーム単位での『BoB』って所ね」

 

 これ、と彼女が見せてくるスマホの画面には、『スクワッド・ジャム開催決定!』という文字と大会のロゴがあり、下にスクロールしていけば大会要項などが書かれている。

 

「概要はわかったけど、それがどうかしたのか?」

「んー、涼は何だかんだで『BoB』に二回出たでしょ?」

「出たのは出たな。ほとんど楽しめてないけど」

「諸般の事情は無視するとして……まぁ私は個人戦は不利だし、興味も無かったから出なかったんだけど、一緒に出れるなら出てみたいなぁって」

 

 記念参加みたいなものよ、と詩乃が笑う。涼としても特に異存はない為、了承を返す。

 

「二人だけ?」

「一応藍子と木綿季にも声は掛けるつもり。あの子達も大会に出てみたいとは言ってたし」

「OKなら、久しぶりに『ライトニング分隊』が揃うのか」

 

 姉妹が両親の家に移ってから、四人でダイブするタイミングは微妙にずれてきている。それに二人のメインゲームはあくまでもALOである為、GGOで揃うという事は二カ月ほどなかった。涼と詩乃にとっては二人きりになるのに都合が良かったが、それでも寂しい物は寂しいと思っていたのも事実。

 

「日程は二月一日で、エントリー期限が来週の金曜日まで」

「ルール自体は基本『BoB』と変わらないんだな……あー、でもサテライトスキャンの仕様が面倒ではあるな」

 

 ルールを読み込んでいく二人を、ユーザー登録を終えてストコマへと移ったストレアがじーっと見ている。

 

『じぃ~~~~~』

「視線を発音すんな。出たいんだろ?」

『もっちろん!』

「なら、今から特訓ね。武器の使い方は良いにしても、立ち回りも必要だし」

「集合は……《メモリアル・ホール》の入口だな。俺らのキャラはわかるか? ストレア」

『うん、リョウゲツとウタだよね。スクリーンショットで見た』

「なら良い。それじゃ、そこで集合な」

『了解!』

 

 短いマニュピレーターで器用に敬礼した後、ストコマがコンセント横に置いている無線充電器の上で停止して、充電状態になる。それを見届けてから、二人はいつものようにダイブする為に寝室へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 黄昏色の空の下、《SBCグロッケン》内の《メモリアル・ホール》入口前の広場にリョウゲツとウタは立っていた。彼らの拠点がある場所はこの市街地のはずれであり、利便性と言う意味ではあまりよろしくは無い。しかし、最近のアップデートで追加でクレジットを払えば、拠点に総督府などの公共施設へ転移できる《ポータル》が設置できるようになったため、移動に関しての不便性は無くなったと言っていい。流石に狩場に直接……という事は無いが、それでも劇的に改善されたと二人は思っている。

 

「やっほー」

「おー来た来た」

「こっちよ、ストレア」

 

 そんな二人の元に、薄紫の髪に赤い瞳で初期装備の迷彩服を着たストレアがやってきた。容姿についてはALOとほぼ変わりが無く、耳が尖っているか尖っていないかの違いしかない。故に、仲間内で最も大きいであろう胸囲もそのままである。彼女が元気に手を振り、駆ける度に揺れるそれに、男達の視線は釘付けになり、彼女が駆け寄った先がGGOでも有名な夫婦と知って目を逸らした。

 

「アバターのランダム性とは一体……」

「まぁ、それはアタシだし」

「その言葉の説得力やべぇな。んで、まずは装備を整えに行くんだが」

「はーい。おっきいのがいいでーす。後ババパーっと撃つの!」

「……まぁ、うちには無い役割が出来そうだというのは、分かった感じね」

 

 ストレアの注文に、ウタがこめかみを押さえた。彼女の要望を満たせそうな、スコードロンのストレージに死蔵しているレア物が思い浮かんだ為であり、それを扱う彼女が想像できてしまったからである。

 

「ステータスの傾向に悩まなくていいのは楽だよな」

「そーなの?」

「貴女がやろうとしてる事はSTR型しか出来ないしね」

 

 ふむふむ、とストレアは二人の解説を聞いている。彼女は事前に調べてこなかった、というわけではないが、現地で経験者に情報を聞くのとネットにある情報を調べるのとでは少し違うという事を理解している。GGOはサービス開始が去年の四月であり、リョウゲツとウタは去年の五月から始めた古参と言っていい程のベテランだ。黎明期から酸いも甘いも噛み分けたプレイヤーである二人の説明は、何よりも生きた情報となる。

 

「ただ、どんな未来図を描いていようと新参者(ルーキー)が通るのはハンドガンだ」

「という事で、はいこれ」

 

 ウタからストレアへと銃が手渡される。それは近未来的な形状をしたハンドガンであり、彼女がアイテム画面で確認すれば、《プロキオンSL》という名称が現れる。

 

「光学銃?」

「そ。対モンスターは基本的に光学銃でやるの。実弾は弾代が嵩むから」

「あー、対プレイヤーは実弾。対モンスターは光学ってそういう事か」

「それでモンスター狩ってレベルをある程度上げたら、ストレアがお望みの武器カテゴリの光学銃と実弾銃。余らしてるのあるからそれ使わせるぞ」

「やっほーい! 早速行こう!」

 

 駆けだそうとしたストレアの後ろ襟をリョウゲツが掴んだ。

 

「ぐぇ」

「話をしたらインディとコットンも来るって話だからちょっと待て」

「そ、それは早く言って欲しかった……」

 

 そんなコントを入口前の広場でやっていれば、「おーい」と手を振りながら歩いてくる、よく似た容姿のプレイヤーが二人。言わずもがな、インディとコットンの二人であり、先日新調した防具に身を包んでいる。

 インディは上半身を《士官制服》系列の防具に包み、下半身はスカートではなくショートパンツとニーハイソックスにブーツと言う出で立ちで、全体的な配色を藍色で纏めている。コットンは黒と紺に赤いラインが入ったボディスーツを着て、下には赤いキュロット。胸には黒のボディアーマー。膝当て付きのニーソックスにコンバットブーツを履いている。

 

「マスター」

「何だよ」

「マスター以外、アバターのランダム性が仕事してないね」

「まぁ俺以外、微妙な違いがあってもALOとほっとんど変わらんからな」

 

 言ってしまえば、リョウゲツ以外のアバターはどこかリアルと同じ雰囲気も漂わせている為、見る人が見れば身バレの危険性が跳ね上がるのだが、リョウゲツ自体もその辺りの感覚は麻痺している。何せ二年も素顔を晒して、見ず知らずのプレイヤーと一緒に肩を並べてデスゲームをしていたのだから、然もありなんと言った所ではある。

 

「そう言われればそうよね。何でかしら」

「何の話ですか?」

「アバターのランダム性が仕事してないねって話」

「あー……そう言われればそうだよね。お兄ちゃん以外」

「さらっと俺を仲間外れみたいにするのやめーや」

 

 女子が四人になり更に姦しくなったスコードロンの中で、リョウゲツの立場がまた一段、低くなった。

 

 

 

 

 

 

「というわけで、大会に出る事になった」

「唐突だなホントに。今更だけど」

 

 昼の食堂。最早日常と化した昼食時の雑談は今日も行われている。涼は和人と長方形のテーブルを挟んで対面に座り、その横では互いのパートナーも談笑している。

 

「しかしチーム戦か……ALOには一対一(タイマン)の勝ち抜き戦な統一デュエル・トーナメントくらいしかないから、そう言うのも面白いな」

「でも意外だね。詩乃のんが出たがるなんて」

「ALOだと私以外の弓使いもトーナメントには出てこないじゃない。GGOなら例外は除いて、基本的に皆銃だから私にとってはとっつきやすいわね」

「例外だってよ、涼」

「まだ一月なのに今年の『お前が言うな』ランキングナンバーワン来たなこれ」

 

 涼の言葉に頷いたのは、和人以外の全員である。その光景に『解せぬ』と彼は呟いたが、銃の世界であるGGOの大会に光剣二本だけで挑んだ彼が最も例外だろう。ただ、涼が例外ではないとは誰も言っていない。

 

「にしても銃かぁ。鍛冶屋としてはそっちも興味あるのよね」

「里香さん、鍛冶と聞けばどこでも飛んでいきそうですね」

「ガンスミスの里香さんかぁ。結構想像しやすいよね」

「ちなみに一番想像しづらいのは?」

「銃で戦う和人さん」

「おぅふ」

 

 無邪気な木綿季の言葉のナイフが、和人のはらわたをえぐり取った。ちなみに和人の銃の腕は平均……命中精度の高い拳銃を使っての平均である。故にGGOをプレイする場合、突出した剣の腕でゴリ押しするという選択肢しかないので、仕方ない話ではあるのだが。

 

「言われてやんの」

「そう考えると、お前がつくづくおかしいって事が分かるな」

「ぶっとばすぞてめー」

 

 テーブルを挟んでメンチを切り合う二人の頭を、明日奈と詩乃がそれぞれ軽く叩く。一連の流れも既に日常であり、特に用事が無ければこのまま晩はALOでデュエルする流れになるだろう。ただ、今回は《スクワッド・ジャム》参加という事もある為、桜川一家はGGOで連携の確認とストレアのレベリングだ。

 

「しっかし、剣も魔法も銃もあるVRって意外と無いよな」

「世界観やら戦闘バランスがすげぇ面倒になるから仕方ないだろ」

「ガチな銃じゃなくても、ファンタジーなら魔法銃とか出そうなもんだけどな」

「それだとバリエーション少なさそうじゃない? 少なくとも対物ライフルなんて無いでしょうし」

「ボク、サブマシンガンがあれば何でもいいや」

「なんか木綿季ちゃんが不穏な事を言ってるんですけど」

「おっとそろそろ昼休み終わりかな」

「まだ五分はあるわよ」

 

 逃げ出そうとした涼の肩が、背後に回った里香によって掴まれる。いつの間に!? と戦慄していれば、続けて珪子に制服の裾をがっちり握られた。

 

「涼さん。ちょっとお家の教育方針についてお話ししましょう?」

「え、うちはゲームについては特に禁止してるわけでもないので……」

「木綿季がトリガーハッピーになったらどう責任取るのよアンタ」

「あ、それもう遅いです」

「お姉ちゃん!? それどういう事さ!?」

 

 姉からの暴露に妹が叫んだ。GGOにおいて対モンスター相手は光学銃で戦っているが、その光学銃の中でもサブマシンガンのカテゴリを木綿季は使用している。しかし使用後に何となく不満そうにしているのを、藍子は知っているのだ。これが実弾のサブマシンガンを撃ち終えた後だと妙にすっきりしているのだから、既にトリガーハッピーに目覚めていると言われても否定できる材料が無い。

 

「以上を持って、木綿季はトリガーハッピーに罹患している物とわたしは考えます」

「ぐぅの音も出ない……」

 

 思い当たる事が多すぎて、木綿季も藍子の言葉に撃沈せざる得ない。そしてその結果、兄である涼は我らが副団長である明日奈の前に引っ立てられる。

 

「涼君。ギルティ」

「結城裁判長! 弁護士ッ! 弁護士呼んでッ!」

「桐ケ谷弁護士、擁護できません」

「てめぇ和人ちゃんと弁護しろよぉっ!?」

 

 結末の決まりきった裁判と言う名の出来レースで処され、断末魔の叫びが響いた所で、予鈴のチャイムが鳴り響いた。

 

 

 

 

 

 

 《SBCグロッケン》内の『ライトニング分隊』拠点。

 

「という事でお世話になるねー」

いやなんでだよ!? どういう事よ!?

 

 夕食後にダイブしたGGOにて、リョウゲツは目の前のプレイヤーに向かって叫んだ。相手は新規であるが今日も見た顔であるプレイヤー……GGOに新規アカウントで現れたアスナは、彼の剣幕に動じる事もなく横に居るウタとハイタッチを交わしている。ちなみに彼女のアバターもALOとあんまり変わっていない。

 

「もう詩乃のん……こっちだとウタたんかな? には許可貰ってるから」

「事前相談なし!? いやウタが良いなら良いけど!」

「ちなみにダイブ後にメールで言われたの。私も大概唐突よ」

「アスナァ!?」

「突撃! お姉さんのGGO訪問って事で」

 

 いぇーい、とインディやコットン、ストレアともハイタッチをしているアスナに、リョウゲツはがっくりと肩を落とす。別にアスナが来る事に問題はないが、ここに来る前に彼氏に伝えているかが問題である。

 

「……キリトには?」

「言ってるよー。《スクワッド・ジャム》だっけ? リョウ君のチームでそれに参加してみるって言ったから」

「それは私も初耳なんだけど」

「大丈夫かなお姉ちゃん。何処かでなんか危ないフラグ立ってないよね?」

「流石にわたし達が関わってる事以外はわかんないかな……」

「確かにキリト君が参戦した時は事件あったけど、今度は流石に無いよ!?」

 

 弁明するアスナを見て、リョウゲツは深いため息を吐いた。来てしまったのは仕方ないし、参加するチームメンバーの空きも一つある。そして大会まではまだ一週間ほどあるから、当日にコンバートして参戦したキリトより遥かにマシであると、前向きに考える事にした。

 

「まー……しゃーねぇ。狩場はこれから考えるとして、ストレア」

「うぃー。昨日からのレベリングの成果で最低限、重機関砲使いとしては動けるよー」

「ストレアさんが大人げなくレベリングしてる……あれ? 昨日からだよね?」

「まぁストレアさんは諸事情でずっとダイブできるから、しない理由が無いですもんね……」

「わたしもこのくらいのペースで上げるのかな……?」

「流石にしないわよ。でも、どの銃が使いやすいとかはちゃんと試して、後は何がしたいかとか決めないとね」

 

 リョウゲツがストレアの成長確認とレベリングの場所を思案しつつ、インディとコットンも加わってあーでもないこーでもないと話し合う。その横ではウタが、アスナに色々とやるべきことを教授している。

 

「とりあえず、連携のチェックとアスナの動きの確認するか」

「やっぱり、銃だと勝手が違う?」

「全然違うよ。特にALOで前衛するのとはまったく違うから」

「基本的に銃撃戦。使う人はブービートラップとか仕掛けてきますしね」

 

 経験談……特にインディとコットンの物はアスナにとって非常にためになった。ALOではユウキとランを足して二で割ったようなビルドとプレイスタイルであるアスナは、その聡明な頭脳を持って早速、GGOにおける自身のスタイルを思考し始めている。

 

「兄さん。アスナさんがALOに近い動きをしたいと思うなら、わたしをより攻撃的にしたスタイルですかね?」

「そうなるな。〈メディック〉寄りの〈アタッカー〉って言った方が良いかもしれん」

「ランちゃん……ってこっちではインディちゃんか。どういうステータスなの?」

「VIT-DEX型ですね。耐久と回復の効果を上げて、余りはSTRで所持重量限界を上げるって感じです。ついでに武器はアサルトライフルとスナイパーライフル。サブにハンドガンとナイフを持ってます。スキル的には……攻撃系は最低限に、メインは回復とやっぱり耐久ですね」

 

 インディの役割としては、生き残って味方を支援する事だ。故に生存力を高めているが、欠点として移動速度の遅さが挙げられる。それを理解したアスナは自身に合うステータスを考えつつも、せっかく違うゲームに参加しているのだから、普段とは別の事をしたいという欲求も認識する。

 

「リョウ君は……まぁ全部の武器使う為にステータスも満遍なく上げてるだろうから、参考にはならないとして」

「悔しい事にその見立てで間違ってないが参考にならないってどういう事だよ」

「マスターのは自分のプレイヤースキル前提のビルドだからだよ」

 

 ストレアの尤もな指摘に、リョウゲツは黙った。

 

「ウタたんの〈スナイパー〉って言うのは?」

「私が使ってるのは対物ライフルだから、反動抑制のためのSTRと精度向上のDEXがメインね。後はVIT、AGI、LUXをその時の気分で。まぁ基本はVITで生存力を上げてるわ。サブアームはハンドガンだけ」

「ちなみにボクはAGI型でーす。サブステはSTRとDEX。VITとLUXは余りのポイント入れてるくらい。武器は光剣とサブマシンガン。予備でハンドガンも持ってるよ」

「最後にアタシはSTR-VIT型で固定砲台役の重機関砲使いだよー」

「……五人でちゃんと役割分担は出来てると」

「あぁ。だからアスナがどんな役割(ロール)を選択しても、大勢に影響はないぞ」

 

 うーん、と悩みつつ、アスナは次々と疑問を口にする。

 

「おすすめの銃のカテゴリって?」

「好みって突き放すのは簡単だが……アサルトライフルかサブマシンガンかな」

「その心は?」

「アサルトライフルの方は使える場面が多いんだよ。比較的射程もあるし、適度な大きさで持ちやすいから精度も高いしな。サブマシンガンはアサルトライフルより射程は短いけど取り回しがしやすいから、コットンみたいに近接に持ち込むまでの繋ぎだったりにも使える。ばら撒きゃ相手も怯むしな」

「……だからトリガーハッピーに?」

「それは否定できない」

 

 アスナがジト目で見れば、リョウゲツが遠い目をする。別に誰にも迷惑はかけていない(ただし敵は除く)のだから別に良いというスタンスでは居るが、姉なる者のアスナはそれがお気に召さないようだ。そして、下手にコットンと同じ道を歩ませて、アスナまでトリガーハッピーになったらヤバい剣士が殺しにかかってくるのは目に見えているので、リョウゲツとしてもそれは避けたい。

 

「とりあえずアサルトライフルで良いか。サブアームはハンドガンと光剣持たしときゃ何とかなりそうだし」

「扱い雑過ぎないかなぁ?」

「だってアスナ。自力で何とかできそうだもの」

 

 親友の言葉に、アスナはそんなことないと頬を膨らませた。

 

「サブアームのハンドガンは《FNファイブセブン(旦那と御そろい)》にしとくぞ」

「まぁ、その辺りはお任せかな。正直始めたばかりでわかんないし……こういう時のリョウ君は変なのは勧めないしね」

 

 拠点ストレージ内の武器を適当に見繕って、アスナへと渡していく。と言っても武器だけで、防具は個人のセンスなどもあるのでクレジットが貯まれば見繕う事にした。その辺りは女子はうるさいので、リョウゲツは完全に門外漢だ。

 

「あ、そういやアスナ」

「何? リョウ君」

「もう増えないよな?」

「今回は難しいけど……今後はわからない、かな?」

「あ、もう来る際にちゃんと連絡くれればいいです」

 

 

 

 




何気にスクワッドジャムは集団戦したいプレイヤーに人気ありそう。
そしてGGOにツレが居たら期間限定コンバートやそれ用のアカ作成は有り得ると思ったんです(などと供述しており
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