英雄に憧れる少年が幻想入り   作:クラッカーV

11 / 27
…………貴方、本読むの?byパチュリー

 

文々。新聞、号外

 

『魔法の森から謎の爆発音!!異変の始まりか?』

 

突如として鳴り響いた爆発音。出処は魔法の森らしく、原因を探ってみることにしました

 

爆発音があった時間帯、魔法の森付近に居た人からのインタビューです

 

Aリス・Mーガトロイドさん

 

あれはすごい音だったわね。家で紅茶を飲んでたら急に鳴ってビックリしたわよ。音の発生原を探しに行こうと思ったけど、何かあったら面倒だしやめたわ。その後はずっと本を読んでいたわね

 

 

 

とのことです

 

Aリスさんは爆発音を直接聞いたが確かめには行かなかったらしいです。あまり情報が得られませんでした

 

 

M近 R之助さん

 

あの爆発音はきっと何かの予兆に違いない。この幻想郷に何かが訪れようとしているのか…………?っ!くっ…………いや、すまない。少し僕の中にいる妖怪が暴れただけなんだ。あいつは隙があれば僕の人格を乗っ取ろうとしてくる。っ!やめろ、出てくるな!ぐぁぁ(ry

 

 

 

キッツイ

 

一体彼はどうしたというんでしょうか。謎は深まるばかりです

 

私は爆発音の謎をもう少しだけ追い掛けてみようと思いました、まる

 

 

 

 

「……………作文?」

 

なんなのこの新聞。爆発音の事が一面にあったから読んでみたけど

 

今日のことなのにもう新聞になったのね。ていうか明らかに胞子吸い込んでたわよね

 

……………まあ、いっか

 

「……………ん、んん〜。起きたぜ(キリッ」

 

あら、要さんが起きたようね。………なんでキメ顔?

 

「おはようございます要さん。ご気分はいかがですか?」

 

「ん?…………っ!(シュバッ!」

 

私を見るなり飛び上がり構える要さん

 

「お、おおおお、俺別に嬢ちゃんに触ったりしてないぞ!」

 

…………ああ、なんだ

 

「そのことなら大丈夫です。私も過剰反応し過ぎました、すみません」

 

「え?あ、あぁ。こちらこそなんかごめん」

 

いえいえ

 

「それで、要さん。唐突ですがお聞きしたいことがあるのですが」

 

「聞きたいこと?っとその前に、俺のことは弥生でいいぜ。さん付けも敬語も無しでいい」

 

「ですが……」

 

男性を名前で呼んだりタメ口で話すってことが無いからわからないのよね

 

「いいじゃん。俺はこの幻想郷の皆とフランクにいきたいと思ってる男だ!幻想郷キターー!!」

 

…………まだ胞子の効果が残ってるのかしら

 

「…………まあ取り敢えず!名前呼びさん付け無し敬語無し!わかった?」

 

「は、はいわかりまし…………わかったわ、弥生」

 

なんだかペースに乗せられるわね

 

「OKOK、それで聞きたいことってなに?」

 

「ええ、ただ弥生は普段、他の人がしてないような事をしてない?」

 

何かしてるはずよね、なんたってあのお肌だもの

 

「してないような事?ん〜……してないな」

 

なん………ですって?

 

「じゃ、じゃあ毎日何かを欠かさず食べてるとか」

 

「ないな」

 

「特別な運動をしてるとか」

 

「ないな」

 

……………嘘、まさか……

 

「先天性だとでも言うの………?」

 

軽く戦慄するわ

 

「え〜っと、どうした?」

 

「…………はぁ」

 

「俺を見て溜息吐かないでくれない?」

 

「貴方の肌が羨ましい、妬ましいわ」

 

どこぞの妬み妖怪になりそう

 

「え、肌?…………そうか?」

 

自分の腕を触ってみて首を傾げる弥生

 

「咲夜の方がいい肌してると思うけどな」

 

そう言いながら弥生は私の頬に触れた

 

…………っ!?

 

「い、いきなり何するの!」

 

「わっ、と。ごめんごめん、嫌がるとは思わなかった」

 

少ししゅんとする弥生

 

「べ、別に嫌というわけじゃないの。ただ、初めてだったから驚いただけで」

 

「なんだ、そうだったのか。良かったぜ」

 

ホッとする。感情の起伏が激しいわね

 

「そうだ、そういえばなんで俺はここにいるんだ?見たところ図書館って感じだけど」

 

「ここは紅魔館の地下にある図書館よ。貴方と魔理沙はちょっとあってね、ここに連れて来たの」

 

「ふーん」

 

どうやら記憶は無いみたい。そういえばお嬢様も記憶を無くしてらしたわね、もし記憶に残ってたらお嬢様のカリスマが失くなることこの上ないわ

 

「魔理沙はまだ眠ってるみたいね」

 

「本当だな。可愛い寝顔してら、頬突ついてやる」

 

そうして、えいっ、と言いながら弥生は魔理沙の頬を突き始める

 

ていうかさっき魔理沙の寝顔を可愛いって言ってたわね、恥ずかしくないのかしら?それともわざと?

 

「あら、起きたのね」

 

「パチュリー様」

 

頬を突ついて楽しんでいる弥生を眺めているとパチュリー様が来た。図書館のどこかで本でも探して持ってきたのね

 

「ん?おお、パチュリー。話すのはこれが初めてだな。俺のことは弥生でいいぜ」

 

「じゃあそう呼ばせてもらうわ」

 

「おう!」

 

パチュリー様は弥生に返事だけすると椅子に座り本を読み出す

 

「なあなあ、何読んでるんだ?」

 

「魔道書よ」

 

「へぇ〜…………なんだこれ、全然読めねえ」

 

「そうでしょうね」

 

弥生の言葉に淡白に返すパチュリー様

 

性格が性格なのでしょうがないのでしょうけど

 

「俺にも読める本ってある?」

 

「…………貴方、本読むの?」

 

あら、興味を示したわね

 

「基本ラノベとかしか読まないけど、俺だって読む時は読むぜ」

 

「へぇ、意外ね。………こあ〜、弥生を案内してあげて」

 

「かしこまりました。さ、こちらですよ弥生さん」

 

「お、ありがとな!………そういえば、宴会来てなかったよな?」

 

「はい、私はパチュリー様に仕える小悪魔と言います。こあと呼ばれています」

 

「そっか、よろしくな!」

 

「はい!」

 

そして弥生は小悪魔に連れられて本棚の向こうへ消えていった

 

それにしても、弥生が本を読むなんて意外だわ。ラノベって何かしら?

 

「パチュリー様、ラノベってなんでしょう?」

 

「ライトノベル。名前は聞いたことあるけど詳しくは知らないわ」

 

パチュリー様でも知らないとなると、弥生に聞くことが増えたわね

 

「ん〜………なんか非道い目にあった気がするぜ」

 

魔理沙が起きた

 

「あら魔理沙、起きたのね。起きたなら今すぐ本を返しなさい」

 

「げっ、パチュリー!なんで私は紅魔館に来てんだ!?」

 

まあ驚くことも無理ないわ、記憶が無いんですもの

 

「弥生もいるわよ。むこうで今読む本を探しt「パチュリー!この本面白そうだ!」あら、いいもの選んだわね。面白いわよそれ」

 

「そうなのか!なあ、借りていい?」

 

「いいわよ、何処かの魔法使いみたいにきちんと返せばね」

 

「何処かの魔法使い?」

 

魔理沙のことね………

 

「魔理沙…………」

 

「や、弥生、そんな目で見るのを辞めるんだぜ!私は私が死ぬまで借りてるだけだ!」

 

「そんなもん盗んでると同じだろうが!今すぐパチュリーに借りてる本を持ってこい!!」

 

「まだ読んでない本があるんだ。返せないぜ」

 

「じゃあ読んだ本だけでも返せよ。盗むなんてやっちゃいけないことなんだからな。盗み、駄目、NG」

 

そんなこと言っても素直に聞くとは思えないけど

 

「だから借りてるだけだって。全部読んだら一気に返すさ」

 

「何時迄も返ってこないからパチュリーは困ってるんだろ?」

 

なんだかだんだん険悪な雰囲気になってきたわ………

 

「よし、こうなったら弾幕ごっこで勝負だ!俺が勝ったら読んだ本だけでも返す、魔理沙が勝ったら本を全部読んでから返す。これでどうだ!」

 

「ちょ、何を勝手に「上等だぜ!弾幕ごっこで私に勝つなんざ百年早いってことを教えてやる!」

 

はぁ………全くもう

 

「二人とも、ここは図書館よ。弾幕ごっこなら外でやってくれるかしら」

 

こんな所でされたらたまったもんじゃない。掃除するのは誰だと思ってるのよ

 

「わかった。………パチュリー、すぐ終わらせてくるぜ!本が返ってくるのを待ってろよ!」

 

「確かにすぐ終わるだろうぜ。私の勝ちでな!」

 

「何おぅ?前回は負けたが今回は絶対勝つ!」

 

「舐めてもらっちゃ困るぜ!これまで数々の強敵と戦ってきたんだ。弥生なんかには絶対負けないぜ!」

 

「「決闘だ!!」」

 

 

 

 




久振りの投稿だ…………

さて、次は弥生と魔理沙だぜぃ。盛り上げていきまっしょい!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。