「おはようだぜ弥生!」
「おー、おはようさん魔理沙」
俺が境内の掃除をしていると魔理沙が来た
「しかし、毎日毎日お前も暇だな」
魔理沙は今のとこ毎日神社に来ている
俺がここに来てから早一週間。未だに人里と紅魔館以外に行って無いんだが……あれ?ここ数日俺って神社から出てなくね?ニート、俺ってニート?いやいやそんな筈はないと思うよきっと、だって掃除炊事してるじゃん。俺って良い主婦になれる
洗濯は自分のだけでOKだ。流石に年頃の女の子の洗濯物を洗うのは抵抗ありますよ、だってこう見えて17歳ですから
あぁあと、余った時間で飛ぶ練習とかしてたから大分速く飛べるようになったけどね。弾幕ごっこの練習は………うん、まあ、クラッカーヴォレイが問題とだけ言っとこう
「私はお前に会いに来てるんだZE☆」
「はっはっはっ!そりゃありがてぇ。ついでに霊夢にも会ってったらどうだ?」
ついでってのはちょっと悪かったかな?
「(むう、軽く流されたぜ……)そうだな。茶でも出してもらうか」
「あんたにとって私はお茶製造機か何かなのかしら?お金取るわよ」
霊夢が出てきた。さっきの会話聞かれてた?
「よ!霊夢。今日も来たぜ」
「タダ飯食らいは帰りなさい。退治するわよ」
「私は妖怪かよ!」
妖怪タダ飯食らい。うん、いそうな感じする
「そうだ弥生。今日は遠出するわよ」
「遠出?初めてだな。どうしたんだ?」
「ちょっと地底へね。地霊殿へ行くわ」
地底?地霊殿…………ってのはあれか、確か異変があった場所だったな。そこに行くってぇと、また異変でもあったのか?
「ていうか俺も行くの?」
「当たり前よ、呼ばれてるのはあんたなんだから。………というわけで魔理沙。今日はあんたと遊んでる暇無いの」
「むぅ………そうなのか。暇が潰せると思ったのに、残念だぜ(弥生ともいれると思ったのに)」
てか俺が呼ばれてんのかよ。俺なんかしたかな………そうだ!
「だったら魔理沙も行かないか?暇なんだろ」
「ホントか!?」
お、おぉう、想像以上に食らいついて来たな、どんだけ暇なんだ魔理沙
「ちょっと、弥生?」
「まあいいじゃねえの、大勢の方が楽しいしよ」
「やったぜ!流石弥生、わかってるぅ!」
ははは、そうかそんなに嬉しいのか。もう一回言うがどんだけ暇なんだお前は
「そうと決まれば出発だ!俺のスピード見してやるぜ!」
「へぇ………?魔理沙、最高速度で向かうわよ」
「わかったぜ!しっかり着いて来いよ弥生!!」
そう言って霊夢と魔理沙は物凄いスピードで飛んでった
……………
「待ってくれぇぇぇ!置いてかないでぇ!!」
調子に乗ってすみませんでした!!
なんとか霊夢と魔理沙に追いついた俺だったが
………なんだこのでっけぇ穴。地底って言うんだからこの穴を降りて行くんだろうが………
「なあ、本当にこっから行くの?」
「なんだ、恐いのか?(ニヤニヤ」
「ニヤニヤすんな魔理沙。……………少しだけ、恐いかな」
だってこんなでけぇ穴の中に飛び込むんだぜ?恐くないわけない。そんなに度胸があるわけじゃないんだよ
「しょ、しょうがないわね。………ん」
………ん?霊夢が手を差し出してきた
「何これ?」
「だ、だから、手を繋いであげるって言ってるの!」
「はい?」
「だ〜か〜r「弥生は霊夢と手を繋ぎたくないんだってよ!だから私が一緒に降りてやるぜ!!(ガシッ!」ちょ、魔理沙!?」
…………へ!?
魔理沙に手を掴まれいきなり急降下する俺。空がドンドン離れて行く
「ちょ、おい!?魔理sあばばばばばば!」
く、空気が!口を開いたら空気が俺の口の中hへばばばばばら!?
「待ちなさい魔理沙!(ガシッ!」
何故俺の手を掴む!?
「離しなさい魔理沙!弥生嫌がってるじゃない!」
「霊夢が離せよ!」
ちょ、痛い!握力強い!…………てか
「やめんか貴様らぁ!!」
俺は二人の腕を振り払った
「わっ!?」
「きゃっ!?………何すんのよ!?」
「お前らがくだらねぇ争いしてっからだろぉ!?」
「それより落ちてるぞ!?飛べ、飛べ!」
そうだよ、飛ばなきゃならんのだよ!iPod!
…………ふぅ、なんとかなった。そろそろ穴を抜けそうだな
「…………ん?なあ霊夢、地底には繁華街があんのか?」
向こうに街がある。意外に賑やかだ
「ええそうよ、ここは旧地獄。ここの中心に目的の場所、地底殿があるわ」
「旧地獄ぅ!?ここって地獄なのか!?」
地底=地獄っていうのはどうなの?てか地獄って、俺達死んでねえのに来ちゃったよ!こんな体験生きてたら出来ねえと思ってたぜ
「ここからは飛んでると変に目立って鬼に喧嘩売られるから歩いて行きましょう」
「ほら、行こうぜ」
「お、おう」
魔理沙に言われて俺達は旧地獄の中心に向かって歩き出した
「鬼、か?いっぱい居るなぁ」
「ここの鬼達は皆、ここに移住してきた奴らなんだぜ」
「へぇ〜、そうなのか」
しかし、多いなぁ。しかも結構見られてる
なんか小声で博麗の巫女だとか人間だとか色々話してるけど、霊夢何したんだよ………
「ん?」
向こうの方がやけに賑やかだ。なんかあるのかね?
気付くと俺はそっちの方に歩いて行っていた
「…………弥生?」
「はぁ……あいつ、何処行ったんだ?」
「ちょっとごめんよ。通してねー」
俺は人混み………いや、鬼混みを掻き分けて進む
何があるんだろう。こんだけ賑やかなんだ、きっと面白いことがこの中心で起こっている!何故か今の俺は好奇心を抑えることが出来ない
さっきから初めてのことばっかりなんだ。ここ一週間でも初めて、というのは沢山あったがこれはまた格別だ。初めての地底、初めての地獄、初めての鬼。普通に過ごしてるように見えて実は心の中でははしゃいでいた
ただ表に出したくないだけだった
霊夢や魔理沙は聞いたところ俺より二つ年下らしい、その二人を差し置いて一人だけ無邪気にはしゃいでるのはなんだかアレだろ?年上なりのプライドってやつさ
普段からはプライドなんて気にしないとか思われてそうだけどよ。俺だって人間だ、格好つけたい時だってある
………なんだ、この中で何をしている!?俺に見せてくれ!
「オラオラ、もっと酒持ってこーい!追い付いてねぇぞ!」
声が聞こえる。酒を飲んでるみたいだ
「姉御、どんだけ飲むんですか!?いくら飲み比べと言っても限度が……」
飲み比べ?鬼が飲み比べをしてんのか、是非見たい!
更に鬼達を掻き分けて最前列へ抜けた
「「プハァ!…………やっと抜けた!/まだ足んねえぞ!」」
「「……………ん?」」
俺の声と誰かの声が重なった。前を見てみると、一本角の金髪ロングの鬼が酒を片手に俺を見ていた
「…………ったく、あいつ何処に行ったのよ」
あいつ一人だったら鬼に喧嘩売られちゃうわ。そうなったら面倒だから早く捜さないと
「あの年で迷子になるなんてな。全くしょうがない奴だぜ」
全くよ………はぁ、先に地霊殿に行こうかしら
「おい、聞いたか?向こうで姉御と人間が喧嘩するってよ!」
「マジか!フヒヒ、その人間死んだな」
…………なん、ですって?
「魔理沙、聞いた?」
「ああ、バッチリ聞いたぜ」
「……………行くわよ」
「おう」
あいつ………なに面倒ごと増やしてくれてんのよ!!
やっぱ紅魔館の次は地霊殿だよねー(意味不)
感想待ってます!