「…………こりゃあ、どういうことだ?メイドさん」
こんちゃっす、弥生だ
俺は銀髪の嬢ちゃんの頭を撫でた瞬間目の前にナイフを突き立てられたんだが………全く見えなかった
「お嬢様に気安く触らないでいただけますか。その首が胴体とおさらばしますよ?」
「へ、へぇ………そうなんだ。それは遠慮願いたいな」
満面の笑みで答えたぜこのメイド。何この人恐い
「やめなさい咲夜」
「ですがお嬢様「やめなさい」……………はい」
嬢ちゃんに止められて渋々とナイフを戻すメイドさん
「そうだよ、駄目だよ咲夜」
金髪の嬢ちゃんもメイドさんに注意しt「殺しちゃったら弾幕ごっこできないじゃん!」違う!自分の遊びの為だ!?
「紹介が送れたわね。私はレミリア・スカーレット、そっちは妹のフラン」
「フランだよ。よろしくねお兄さん!」
元気良く挨拶してくれるフラン。なんだ、良い子じゃないか
「そしてメイドの咲夜」
「…………十六夜 咲夜《いざよい さくや》です」
嬢ちゃんの紹介で一礼する咲夜さん。挨拶はちゃんとしてくれんだね
「親友のパチュリーよ」
「パチュリー・ノーレッジよ」
……………なんか、眠たそうですね。服装的に
「私達は吸血鬼なんだよ!」
「吸血鬼?…………あ、今更だけど背中に羽がある」
ぜ、全然気付かんかった…………。フランの後ろが綺麗に光ってたけどなんかの演出かと思ってた……
「それじゃあ、宴会の時に席が合えばお話をしましょ。行くわよ」
「じゃあねお兄さん!」
レミリア達はそう言って中に入って行った
「いやぁ、大変だったな弥生」
「そう思うんなら助けに入って欲しかったなぁ?魔理沙さんや」
こいつ、ずっと傍観してやがって!霊夢は先に中入ってるし!
「ごめんなさいね。レミリアが止めるだろうと思ったから」
アリスが少し申し訳なさそうに謝る。やっぱね、こういうところ魔理沙と違うね
「…………そういう事ならまあ」
「なんだよ〜、私の時と対応が違うぜ?」
「日頃の行いの差かな」
「お前が私の何を知ってるんだ!?」
何をって……………性格とかかな
『シャンハーイ』
ん?上海、どうした?
「もしかして心配してくれてる?…………ありがとな」
『シャンハーイ!』
……………うん、可愛い。何かに目覚めてしまいそうだ
「あら、上海に気に入られたのね」
マジか、………………ふむ、気に入られたのか
「俺も上海の事気に入ったから嫁にくれ、アリス」
「あげるわけないでしょ。冗談はやめなさい」
「デスヨネー………ん?」
待てよ、アリスは上海の持ち主。ということは……
「アリス、嫁に来てくれ」
「は、はあぁぁぁ!?バ、バカじゃないの!?き、急にそそそ、そんなこと……」
怒られた…………まあ冗談だから大丈夫だ
「はは、冗d「弥生?」どうした魔理沙」
「ちょっとお話をしようZE☆」
え?どしたの魔理沙。顔恐えよ、後ろにサタンがいるよ!
「な、何怒ってんだよ魔理沙!じょ、冗談ですって!ホント、出来心だったんです!」
「……………本当だな?」
「本当っす!マジです、マジです!マジと書いて本気です!」
「今本気って言ったか?」
やっべぇぇぇぇ!!しくった!マジと書いて真剣って言っとくんだった!!…………こっちも駄目じゃねえか!
ちょ、胸倉掴むな!八角形のやつ構えんな!!助けてアリスゥゥゥ!
「いや、私達はまだ出会ったばかりだし、そういうのはちゃんと順序良く行った方が…………(ブツブツ」
なんかブツブツ言ってる!?
「いや、違うって!本気ってのはそういう本気じゃなくて、マジってのは漢字で書くと本気だなぁ〜って、そういうことだって!」
「つまり?」
「さっきのは冗談です!!」
一瞬、その場が静寂に包まれた………
「そっか、ならいいぜ」
俺の胸倉から手が離される。その後魔理沙は神社の中へ入って行った
……………た、助かった……のか?
てかなんで魔理沙は怒ってたんだよ。まさかあれか?アリスは私の嫁、的な展開だったりしたのか!?…………マズイことをしたかもしれない
ガシッ
………ん?誰かが俺の肩を、ってアリスしかいないよな
「どうしたアリ…………ス………」
俺はアリスの顔を見て固まってしまった
そこには、笑顔のアリスがいた
ただの笑顔だったら良かったんだ、ただその笑顔は………
「…………………(ニコリ」
「…………(ガタガタガタガタガタガタ」
…………真っ黒な笑顔だった
「あ、あのぉ………アリスさん?」
あ、やばい、震えが止まらない…………
「………………魔理沙さんとアリスさんはお付き合いをなされてるんですか?」
「………歯を食いしばりなさい」
「冗談です!!口が滑っただけです!!」
「何か言い残すことはあるかしら?」
やべえ!人形で周りを囲まれた!?アリスは人形を使って戦うのか!
「……………てへっ☆「戦操【ドールズウォー】!」アッーーーー!!(ピチューン!」
そして俺はてへっ☆という遺言を残し、生涯を終えた……………
「そんな遺言嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
認められるかぁぁ!!なんだてへっ☆って!あれか?なんかしくったのか!?しくっておちゃめアピールしててへっ☆ってか!?気持ち悪いわ!
「……………あれ、死んでない」
「殺すわけないでしょ?」
ア、アリス…………!?
「すいませんでした!!」
土下座しかない!土下座しかっ!
「ちょ、やめてよ。皆の前で恥ずかしい」
…………ん?皆の前で?
俺は顔を上げ周りを見渡す
周りには沢山の人………人?が俺を囲んで見てる
…………てか、あれ?俺こっちに来てから気絶しまくりじゃね?一日とちょっとの間にどれだけ気絶してんだよ
パシャッ
眩しっ、あん?フラッシュ?
「これはいい写真を入手しましたよ〜!題材は『外来人、人形使いに土下座ッ!?二人の知られざる関係』…………ってとこですかね」
フラッシュの主は黒髪ショートの女の子だった。片手のメモに何やら書き込んでいる
「いや、ちょい待て。てめえ誰だ、んでもって今の写真からどんな関係を捏造したんだ!?」
「あやや、これは失礼致しました。清く、正しい、射命丸 文《しゃめいまる あや》です!あ、これ私が書いてる文々。新聞です、是非購読していただけたらと」
「あ、こりゃどうも」
へぇ、幻想郷にも新聞はあるんだねぇ
「やめときなさい。そいつの記事全部嘘っぱちだから」
「お、霊夢」
「そんなことないですよ!私h「大丈夫だ。秋になったら焼き芋に使えるだろ?」ちょっとぉ!?」
まあそう騒ぐな
「そうだ、紹介が遅れたな。俺は要 弥生、英雄に憧れる普通の学生だぜ」
「ふむふむ………英雄に憧れる普通の学生、と。あの、これから少し取材したいんがよろしいですか?」
「さっきの写真と変な題材を記事にしないんならな」
あんなもん出されてたまるか
「むむむ…………わかりました。しょうがありません」
「おし、話がわかる奴は嫌いじゃないぜ。質問なら答えれるやつは答えてやるよ!」
「それでは!弥生さんへの質問をざっと50問程させてもらいましょうか!」
「えぇ!?」
「答えてくれるんですよね?」
くっ、こいつ……なんて悪どい笑みを浮かべてるんだ
「しゃあねえな。答えれるやつだけだぞ」
そして俺は文から出される質問を答えるのだった
…………ネタが、ネタがない