「それでは!弥生さんへの質問をざっと50問程!」
「…………はぁ」
俺の質問タイム、はーじまーるよー(棒)
Q1.貴方のお名前はなんですか?
「え、言ったじゃん。要 弥生だよ」
Q2.何歳ですか?
「17歳になるな」
Q3.身長と体重は?
「身長が175cm、体重は最近測ってないからわからない」
Q4.能力を持ってますか?持ってたら教えてください
「"音を変換する程度の能力"だ」
Q5.どうして幻想郷へ?
「ゆかりんに無理矢理連れて来られた。まあ、今となっては気にしてないけど」
Q6.霊夢さんや魔理沙さん。アリスさんとの関係はなんですか?
「質問の内容が一気に変わったな………三人とは友達だよ。あ、でも博麗神社に住まわせてもらうんだから霊夢とは家主と居候って関係かな」
Q7.ではその三人の中で一番好みのタイp(ピチューン!
「…………大丈夫か?」
Q8.はい、大丈夫です
「質問として答えやがった!?」
Q9.一番好みのタイプは霊夢さんということでよろしいですね?
「よろしくねえよ!?何も答えてないよ!?」
Q10.冗談ですよ(笑)
「…………(こいつ、ぶん殴りてぇ)」
Q11.好きな食べ物なんですか?
「また急に変わったな…………。そうだなぁ、高野豆腐かな」
Q12.嫌いな食べ物なんですか?
「ゴーヤ、あれは苦過ぎる」
Q13.好きな人誰ですか?
「ナチュラルに来たなお前、ちょっとビックリしたぜ。好きな人はいないよ」
Q14.私なんてどうですか?
「からかうなよ。冗談はやめときな」
Q15.……………なんか、質問の内容が無くなってきました。もう終わっても大丈夫ですかね?
「まあ別に俺は構わないけど、50問までまだまだだぞ?」
「そんなに質問してほしいんですか?もう、弥生さんは構ってちゃんですねぇ」
「………………風音【ストームミュ「わぁぁぁ!!まってください、冗談です!だからスペカを撃とうとしないでください!」わかればいんだよ」
「ま、まあある程度情報は集まりました。ご協力ありがとうございました!」
「はあ、まあ役に立てたんなら良かったけど。そろそろ宴会に混ざっていい?」
俺、腹減ったよ
「はい、構いませんよ!私もこれから飲んで騒ごうと思ってます!」
「そうかい、飲み過ぎて体調崩すなよ?」
「そんなことはまず無いから大丈夫ですよ。……………そうだ!そう言えば弥生さんは今回の主役ですよね」
……………あ?主役?
「ああ、確かに名目上は俺の歓迎会だっけ?態々来てくれてありがとな」
「いえいえ。それよりも主役なら、乾杯の音頭くらいはとらなきゃ駄目なんじゃないですかぁ?」
文は二ヤァと笑いながら俺に言ってくる
「え、そうなのか?でも皆もう既に好き放題飲んでr「はい皆さんご注目ぅ!!今から弥生さんから皆さんへお話があるようです!」ちょ、待てぇ!!」
いきなり何を言い出すんだこいつは!?
『なんだぁ?話って』
『外来人から話だって』
『うわ、あんたわさび付けすぎじゃない?辛くないの?』
『だがそれがいい!』
……………な、なんだこの状況。皆が………約一名を除く皆が俺を見てる……
「ほら、弥生さん」
「え?お、おう…………んんっ、あぁ〜………その……」
やべえ、何を言えばいいんだ?全然わからん
「…………えっと、今日は態々来てくれてありがとう!俺の名前は要 弥生。英雄に憧れる普通の学生だ!名前だけでも覚えて帰ってくれ!……………目一杯騒ぐぞぉぉ!!」
『おおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!』
俺の掛け声に皆が応えてくれた
……………悪い気はしないな。どれ、霊夢達のところにでも行こうかね
「弥生!今の挨拶なかなかだったぜ!」
後ろから魔理沙がやって来た。その後ろには霊夢とアリスもいる
三人とももう酔ってるのか顔がほんのり赤い
「おう、魔理沙、霊夢、アリス。今お前らのとこに行こうとしてたんだ」
「じゃあ座る?ここら辺の料理はまだ食べてないし」
「そうね、そうしましょうか」
俺達はすぐ近くに座る
「…………それじゃあ、弥生に酒を飲ませるとしましょうか」
霊夢が俺が座ると同時にそんなことを言い出しやがった
こいつ、まだ覚えてやがったのか!!
「………………散開ッ!」
「逃がすわけないでしょ?」
走り出そうとした俺の腕を霊夢が掴む
「さ、観念するんだぜ」
魔理沙に空いてる方の腕を掴まれた
「お、落ち着けお前ら。未成年はお酒を飲んではいけないと法律で決まってるんだ」
「私達はいたって冷静だぜ?冷静に弥生に酒を飲まそうとしてる」
「そうよ、それにここは幻想郷なのよ?そんなの関係無いわ」
「いや、ちょ…………助けてアリスゥゥゥゥ!!」
こうなったらアリスに助けを求めるしかない!
俺はアリスに向かって心から叫んだ
「………………え?」
アリスは一升瓶を持った上海をこっちに向けてスタンバイさせていた
……………救いはないのか
「さあ、覚悟しなさい」
「いや待て、流石に一升瓶は死ぬ。急性アルコール中毒になっちゃうって!」
こいつらの手を振り払おうにも払えない。力強すぎだろ!
「そうなったら私が介抱してやるから大丈夫だぜ。安心して逝ってこい♪」
『シャンハーイ♪』
ちょ、ホント待って!マジでやばいから、マジでやばいからぁ!!
「もがっ!」
……………そして俺は、一升瓶を無理矢理飲まされたのだった
「……………起きないわね」
「や、やっぱり一升瓶は多すぎたかしら」
こんばんは、弥生に三人掛かりで無理矢理酒を飲ませた霊夢よ。今少し反省中
「な、なあ……死んだ、なんてことはないよな?」
「大丈夫よ。息はあるから」
死んでたらこんなに落ち着いてないわよ
ていうかこいつ、幻想郷に来てから何回気絶してるのかしら?
………しかし、眠るように気絶してるわね。眠ってたりして
「あらあら、無理矢理飲ませるからよ」
私達が弥生の顔を覗き込んでいると紫が現れた。その後には紫の式である藍がいる
「宴会だしふざけるのもいいが、手遅れにならない程度にしろよ?」
呆れ顔でそう言う藍に私は少しムッとさて言い返す
「しょうがないじゃない。弥生ったら酒は飲まないって言うんだもの、酒飲まなきゃ宴会じゃないわよ」
「だからって一升瓶は多すぎだ………」
まあ、確かにそれは思うけど………
「ん………」
「あ、起きたみたいだぜ!」
弥生が起きたみたいね。怒ってないかしら?
「………………」
弥生は体を起こしてボーッとしてる。頭が痛いのかも
「弥生君、大丈夫?」
「ああ…………霊夢、魔理沙、アリス」
「「「は、はい!」」」
急に呼ばれて敬語になってしまった。だって声が少し低いんだもの、しょうがないじゃない
「まあ、酒は美味かった。ありがとな」
そう言って微笑を浮かべる弥生
…………あれ?怒ってない?
「上海もな」
『シャンハーイ♪』
上海の頭を撫でている。その姿からは怒ってる気配なんて微塵も感じない
……………でも、何かがおかしい
「………紫、その人は?」
「え?…………ああ、この子は藍。私の式よ」
あれ?弥生は紫のことをゆかりんって呼ぶのに今、紫って呼んだわよね……
「……………」
魔理沙も気付いたようで眉を寄せてる。アリスも少しながら何か違和感があるみたい
……………まあ、呼び方が変わることなんて無くはないけど、弥生は絶対に統一すると思うのよね。性格的にも
「八雲 藍《やくも らん》だ。よろしく、弥生」
「……ああ、よろしく」
藍と握手をしている弥生、それを視界の端に入れつつも紫を含めた私達四人はヒソヒソ話をしていた
「ねえ、弥生何かおかしくない?」
「やっぱり怒ってるのかしら」
「紫の事をゆかりんって呼ばずに紫って呼んでたよな」
「それに、表情が固くないかしら」
弥生の表情は見るからに無表情、藍と握手する時は少し笑ってたけど今は違う
「…………少し暑いな。風に当たってくる」
そう言って弥生は立ち上がる
「おっと……」
…………よろけた。転びそうになるのを藍に支えられる
「大丈夫か?」
「……ん、藍ありがと」
私は他の面々と顔を合わせて頷きあう
「「「「そうか、酔ってるんだ!」」」」
……………とても答えは簡単だった。まあ考えてみればそうよね、あれだけ飲ませたんだから酔わないわけないのよ
それにしても、弥生は酔ったら別人みたいに静かになるのね。うるさいと感じたら飲ませようかしら
……まあいいわ、まだ夜も長いし私も飲もう
私はフラフラと縁側に歩いて行く弥生を見て、魔理沙達と座って酒を飲むのだった
テストって…………なんであるんだろうね