英雄に憧れる少年が幻想入り   作:クラッカーV

9 / 27
随分と楽しそうな事してるじゃないby霊夢

チュン、チュンチュン

 

「…………ふぁ……起床(キリッ」

 

俺は寝転んだまま目を覚ました

 

今日はちゃんと朝に起きれたぜ。朝日が眩しい

 

まあそれよりも…………

 

「なんで目の前にアリス?」

 

俺の真上にあったのはアリスの寝顔、昨日どうやら泣いた後に眠っちまったらしいが…………そうか、膝枕されてんのか

 

昨日は霊夢の前で泣いちまったな〜、情けねえ。なんで記憶残ってるかなぁ

 

…………起きようかな、でもアリスに膝枕されてるとか役得だしこのまま寝てようかな。こんな可愛い子に膝枕されるのってねえぜ多分

 

というか皆美少女多すぎだって、霊夢や魔理沙もそうだし。咲夜やら妖夢やらレミリアの嬢ちゃんやら幽々子やら、他にも沢山いたし。美少女じゃない子なんていなかったと俺は断言するね!

 

そういや眼鏡の美形もいたな。話はしてないけど

 

「…………ん」

 

お、起きたか?

 

「よっす、おはようアリス。膝枕してもらって悪いな」

 

「…………え?………あ、ああこちらこそごめんなさい。勝手にして」

 

「いや謝らなくていいぜ。完全に役得だし」

 

「そ、そう?」

 

「おう。…………しかし、片付けが大変だなこりゃ」

 

俺は縁側から中へと顔を向けた。机の上には沢山の皿やコップ、床には酒瓶が転がっている

 

朝早く起きて帰ったのか昨日に比べると寝ている奴の数は減っていた

 

「そうね……手伝うわよ?」

 

「ホントか?ありがとな、それじゃあ早速片付けよう」

 

俺は立ち上がって近くの机の皿を重ね、洗い場へと持っていく

 

「……………ん?どしたアリス」

 

次の皿を運ぶ為に戻ってくるとアリスはまだ座ったままの状態だった

 

「へ!?え、ええ……すぐ立ち上がるわ、ちょっと待ってて」

 

そう言って立ち上がろうとするアリスだけど、腰を浮かせる度にビクッとなっている

 

…………まさか

 

「えいっ」

 

「うひゃう!?…………何するのよ!」

 

俺が足をつつくとアリスが声をあげた。やっぱり足が痺れてたんだな

 

「リトライッ」

 

「ひゃあ!?」

 

……………何これ、楽しっ

 

「なあアリス、もっとやっていい?」

 

「駄目に決まってるでしょ!?」

 

ちぇ………まあ、立てれないのならしょうがない

 

「んじゃ、アリスが立てるようになるまで俺一人でやっとくから。大分時間かかりそうだけどな〜(ニヨニヨ」

 

それだけ言ってアリスの頭を撫でてやる

 

涙目で少し顔を赤くしながら俺を睨んでたが撫でてやると少し大人しくなった

 

「あんた……後で覚えてなさいよ」

 

「はいはい」

 

そう言って俺は皿を運び始めた

 

 

 

 

 

 

 

「これで最後だな」

 

弥生が最後のお皿を洗い場へと運んで行く

 

私の足はまだ痺れているまんまだ。こんなことなら膝枕の順番を最後にするんじゃなかったわ……。一晩中正座してたらこうなるのね

 

「お?………まだ足痺れてんのか(ニヤァ」

 

不敵な笑いを浮かべながら私の後ろまで来る弥生

 

……………ま、まさかまた

 

「えいっ」

 

「ひゃうっ!?」

 

足の裏をつつかれて反射的に声をあげてしまう

 

「(お、面白れぇ〜)」

 

弥生は面白がってるようで笑っていた

 

「あ、あんたねぇ!」

 

「はっはっはっ、んじゃ俺は洗い物でもしてくるか」

 

私が何か言う前に洗い場へと行ってしまった

 

……………絶対に仕返ししてやるわ、覚えてなさいよ

 

何をしてやろうかしら?上海と蓬莱でメッタメタにした後に空中飛行でもやらせようかしら

 

「随分と楽しそうな事してるじゃない、それっ」

 

「ひゃっ!?…………霊夢、起きてたの?」

 

「弥生が皿を片付け始めた時くらいから起きてたわよ。随分と楽しそうだったじゃない」

 

…………どこがよ、あんた達が見てて楽しいだけでしょ

 

「起きたのなら弥生を手伝ったら?一人で大変だと思うわよ」

 

「だったらアリスが手伝えばいいじゃない。………あ、足が痺れて動けないんだったわね。ぷっ」

 

「笑うなっ!べ、別にこれくらい大したことないわ」

 

「へぇ、じゃあ立ってごらんなさい」

 

う…………立ってやろうじゃない、上等よ

 

「見てなさいよ」

 

私は腰を浮かせて勢いに任せて立ち上がる

 

「っ!……………」

 

…………あ、足が……

 

「それっ」

 

「ひゃうっ!?……………あ」

 

霊夢にまた足をつつかれてバランスを崩してしまう

 

「え!?ちょ、ちょっと待っ」

 

ドシーン!

 

そのまま霊夢に覆い被さる様に私は倒れた

 

「なんだ、騒がしいぞ?霊夢か魔理沙、起きたなら手伝ってく……れ…………」

 

そこへ弥生が入ってきた。私達の格好を見た瞬間に固まる

 

私達の格好は他から見れば私が霊夢を押し倒している所だった

 

「え……。これは、違「お邪魔しました」ちょっと待って!?」

 

そんな深々とお辞儀をして出て行かないで!!

 

「ちょっと待ってってば!」

 

私は足の痺れても気にせずに弥生を追いかけ肩を掴む

 

「どーしたアリス、落ち着け」

 

「あんたが勘違いしたまんまで落ち着けるわけないでしょうが!あれはただの事故だったのよ!」

 

「そうよ!ただアリスが私を上から押し倒しただけ「あんたは黙ってなさい!」…………別に私はアリスの事をそういう風に見て無いけどどうやらアリスは違ったみた「だから黙ってなさいって!」

 

あぁ〜、もうややこしいわね!

 

「大丈夫、俺はわかってるから。俺は、お前らがどういう関係だろうと…………友達だ」

 

「全然わかってないじゃない!」

 

「魔理沙×アリスかと思ったが、まさか魔理沙×アリス×霊夢だったとはn「ちょっと待つんだぜ!」

 

魔理沙!?

 

「私は普通に男が好きなんだぜ!だから私×アリス×霊夢じゃなくてアリス×霊夢なんだぜ!!」

 

なんでそこでそれを入れて来るのよ!

 

「何言ってんのよ魔理沙。魔理沙×アリスだけでしょ?」

 

「違う!私は普通に男が好きだ!!」

 

「そんな言い争いはどうだっていいのよ!まず魔理沙×私でも私×霊夢でも魔理沙×私×霊夢でもなんでもないの!私はノーマルなの!!」

 

私はできるだけ大声を張り上げた

 

「………………すまん、アリス」

 

ホッ、どうやらわかってくれたようね

 

「少し、からかっただけなんだ」

 

プチッ

 

「……………ふふ、ふふふふふふふふふ」

 

「アリス?」

 

「急に笑い出したんだぜ」

 

「悪霊でも取り憑いたかしら」

 

ふふふふふふふふふ、からかっただけ……ね

 

「………………ねぇ、弥生?」

 

「は、はい……なんでしょう(やべえ、これ怒ってね?)」

 

いやねぇ、何故怯えているのかしら

 

「(怒ってるわね…………頑張って、弥生)」

 

「(お前の尊い犠牲は無駄にはしないぜ)」

 

「(殺生な!?)」

 

「何をこそこそと喋っているの?」

 

「い、いいえぇ!!何も喋っておりませぬよアリス殿!」

 

まあ何でもいいわ…………

 

「上海………蓬莱………」

 

「ちょっと待て、落ち着けアリス。からかった事は謝る、マジで謝るから人形に槍持たせるのはやめてくれ!」

 

「もう………遅い」

 

「助けてくださいお願いします何でもするからぁ!!」

 

………………なんでも?

 

「ホント?」

 

「え?…………あ、ああ!出来る範囲ならなんでもしてやるから!」

 

出来る事なら、なんでも………

 

「…………いいわよ、許してあげる」

 

「マジで?よ、良かったぁ………」

 

「弥生、あんたが今言った事忘れないからね♪…………何してもらおうかしら」

 

今から楽しみになってきたわ♪

 

取り敢えず、私は何をしてもらうか考えるのも踏まえて家に帰る事にした

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃ、じゃあな〜」

 

アリスが上機嫌で帰って行く。俺はとんでもない約束をしてしまったかもしれない

 

「…………洗い物するから、霊夢も手伝ってくれ」

 

「それよりお腹空いたわ。何か作って〜」

 

「私も腹が減ったんだぜ。頼むぜ弥生」

 

後ろでは霊夢と魔理沙が寝転んで足をパタパタさせながら俺に言う

 

はぁ…………こいつら、自由だな。ご飯にわさびでも乗せて出してやろうか

 

「はいはい、それじゃあ少し待ってろよ」

 

俺は二人の頭に手を置いて台所へと向かった

 

 

 

少年料理中………

 

 

 

「できた」

 

朝食が完成したのでお盆に乗せて三人分を運ぶ

 

「材料があまりなかったからご飯と味噌汁な。あと漬け物」

 

「十分よ。いただきます」

 

「いただくぜ!」

 

「いただきます」

 

そして食べ始める。二人が味噌汁を美味いと言ってくれて嬉しかった

 

 

 

 

 

ご飯を食べた後は霊夢に境内の掃除を頼まれ、洗い物を済ませると掃除に向かう

 

やっと終わった所に魔理沙が来た

 

「なあ弥生。魔法の森に茸を採りに行こうぜ」

 

「茸?またなんで。てか魔法の森ってどこだ」

 

「私の住んでる森さ。茸が実験に必要なんだ。見つけた食用の茸はやるからさ、な?」

 

ふむ……、森で採った茸をおかずにすれば食費が浮くな。よし

 

「いいぜ。でもまず霊夢に許可取らないと、お〜い霊夢!」

 

俺は洗濯物を干している霊夢に大声をかけた

 

「なに〜!?」

 

向こうも大声で返ってくる

 

「掃除終わったから魔法の森に茸を採りに行ってくる!」

 

「いいわよ!日が暮れる前に帰ってきなさいね!」

 

許可が降りた

 

「わかった!………行くか、魔理沙!」

 

「ああ!」

 

そう言って魔理沙は箒に跨る。俺もすかさずその後ろに乗った

 

「さあレッツゴー!」

 

「いやちょっと待て」

 

ん?どうした魔理沙

 

「な、なんで私の後ろに乗ってるんだよ」

 

「だって俺まだ魔理沙みたいにスピード出せないし。魔理沙の箒で行った方が速いじゃん」

 

「む〜………しょうがねえな。変なところ触るなよ?」

 

「触らねえよ。てか前にも乗せてってくれたじゃん」

 

何故今更になって言うかね

 

「あの時とは色々と違うんだよ」

 

色々?何が違うか知らんが

 

「取り敢えずレッツゴーだぜ魔理沙!」

 

「はぁ、わかったよ。振り落とされるじゃないぜ!」

 

魔理沙の掛け声と同時に俺達は魔法の森へ向けて飛び立った

 

……………うむ、やはり空からの景色は綺麗だ

 

 

 

 

 

 




霊夢や魔理沙やアリスがマジで可愛いと思ってる今日この頃、僕は家でずっと東方の動画を見ていた

……………明日テストだぜちくせう
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。