デイブレイク被害者が仮面ライダーになる話   作:平々凡々侍

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前回の後書きの通り時系列は不破さんや或人社長、本編のメインキャラクターがまだ子供なので、(二次創作)「ゼロワンエピソード0」的な感じです。それでは、どうぞ!


ある男の驚愕《ショットライザー》

 

「よし…開けるぞ」

 

 無駄に意気込みつつ俺は自室でアタッシュケースを開けようとしていた。中身はさっぱりわからん。お詫びとか天津さんは言ってたが……めっちゃ中身重いところから推測するに包帯とか薬とか、そういう類のものじゃないな。普通に考えるなら……大金とかか?

 

 とりまさっさと開けようそうしよう。ガチャリと。

 

「ごまだれぇ〜! …………? ん??」

 

 中を開けてまず最初に俺の頭に浮かんだのは? 何これ?的な感情だ。だがすぐに入っているものの一つ、それが基本平和な日本に住んでいれば普通は滅多に見ないであろうあれだと気付き俺は驚愕した。これが…お詫び……??

 

「じゅ、銃ッ!? え、まじもん? エアガンとかじゃない……のか?」

 

 アタッシュケースの中身は銃でした。

 外見は銃口近くがメタリックブルーに赤のライン、その他はシンプルに黒一色で統一されている。あとなんかボタンと謎の差し込み口?があった。

 

「試作品 仮称【ショットライザー】マニュアル……? ……まじで何これ。あの人なんでお詫びに銃渡してきてんの? えっ何これおも……ちゃじゃないですね、はい」

 

 手に取ってみたらわかる。ガチなやつやん!

 ガチの銃なんてテレビとかでしか見た時ないし、持った時もないけどこれがおもちゃの重さじゃないってことは俺でも理解できた。

 

(あとこっちは…あ、軽いなこっちわ。……いやこっちはマジで何?)

 

 アタッシュケースにもう一つ入っていたそれ。

 見た目を簡単に言うとあれだ。

 何故かカブトムシ?の絵が印刷されている黄緑の……俺の知ってる物の中で一番近いのはあれだ、カセットテープ。

 え?意味わからんって?いや俺もわかんねーから。なんだよこれ(真顔)

 

 その他には何かを取り付けれそうな黒いパーツが付いたベルトらしきものもあった。

 

 

 

 あ、よく見たらこのカセットテープ上にボタンある。押してみると、

 

『ストロング!』

「は?」

 

 ーー光って鳴った。

 もう一度押してみると、

 

『ハーキュリービートルズアビリティ!

 カンカン!(←謎の金属音?)』

「は?」

 

 多分大事な事なのでもう一度。

 ーー光って鳴った。

 …意味不明だなこのカセットテープ!?

 意味不明すぎる……あと今気付いたけどこのカブトムシ?の上に英語で何か書いてあった。

 なになに……AMAZING HERCULES……?ABILITY STRONG? まるで意味が分からんぞ!?

 

「と、とりあえずこのマニュアル見てみるか……そしたらこれについても何かわかるだろうし……わ、分かるよな?」

 

 その前にあの自称24歳の「お詫び」とか言って一般人に実銃とカセットテープ?渡してくる個性的(笑)な社長に電話してみていい?

 社長だから忙しい? あ、そう……。

 

「…………………………(熟読中)」

 

 うむ(威風堂々)

 さっぱりわからん(正直者)

 専門用語多くないこのマニュアル?

 

(SRダンガー……? ライズベースアクター……? マギア……? 仮面ライダー……? おいおい情報量半端無いって!)

 

 あ、でも一応分かったことが二つある。

 まずこの銃生身で打つと反動がやばいらしい。

 そして、もう一つ。

 

「このカセットテープがプログライズキーってことか」

 

 ……まぁこれ初歩の初歩らしいんだけどね。

 

 

 その後、マニュアルを熟読して俺なりにこの銃と黄緑色のプログライズキー(カセットテープ)の使い方を把握できた……と思う。多分っ!

 

 

 つまりこの黄緑色のプログライズキー(カセットテープ)をこの銃の差し込み口ーーマニュアル通りに言うなら装填スロットーーに入れて、プログライズキー(カセットテープ)のカブトムシ?が印刷されてる部分を開いてトリガーを引く。すると、

 

「変身完了、と。……………………えーっと」

 

…………変身ってなんすか?(小声)

 マニュアルには変身についての詳しい説明が一切書いてなかった。まるで「変身は一般常識でしょ?」とでも言わんばかりに。なんでぇ?

 

「……寝よう」

 

 わからんものはしゃあない。

 とりあえず俺は寝る!腹一杯だし一ヶ月ちょいぶりのうちで安心感すごいからね、しょうがないね。

 

 この実銃とカセットテープはあれだな。

 家族にバレる前に天津さんに返品しようそうしよう。天津さんから貰った名刺もあるしな、うん。

 で、でも一回だけ「変身」してみたいなぁ……なんて思ったり。

 

「……()やるのは目立つし、やるなら夜だな。おやすみー」

 

 Z Z Z……。

 

 その日、俺は17時近くまで寝た。

 

 

 

 

 ▲△▲

 

 デイブレイクにより荒廃した都市。

 通称デイブレイクタウン。

 

「ーーいよいよ人類絶滅の第一段階に移行……」

 

 そこのとある拠点で男?は一人淡々と呟く。

 

「それがアークの意志ならば、従うのみ」

 

 ゼツメライザーとゼツメライズキーを懐に仕舞い、男は部屋を後にするーー物語は始まろうとしていた。




最後まで読んでいただきありがとうございます。
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独自設定
・デイブレイク後、既に滅がヒューマギアをマギアにする活動を開始していたかとかそういう話は本編では語られてなかったけど、この作品内では滅はもう裏で暗躍し始めていた…っていう設定でお願いします。

序章のストーリーについて

  • エンディングまでダイジェストで突っ走る
  • 出来る限り丁寧にエンディングまで歩く
  • 作者の好きなようにどうぞー
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