何番煎じの転生【Fate/Grand Order】 作:匿名子
令和になって最初の大晦日の日。俺はソシャゲの特番を見て、年始に入ったと同時にソシャゲの最高レアリティ確定ガチャを引き、新年の挨拶に備えて寝に入った__
「__事は覚えてんだよなぁ」
そう言いながら頭をポリポリと掻きながら、何処かで聞いた事のある場を見渡していた。その場は二次小説でよく出てくる転生の間であった。
「これ、もしかして転生ワンチャンある?」
自分で言ってて、「うわー、俺何言っているだろ?」と「転生してくれる人、はよこい」という気持ちが半々で辺りを見渡していると、後ろに誰かの気配を感じで振りかえて見ると.....
「よう!」
真っ黒な人影みたいな人物(?)が片手を挙げて、俺に話しかけて来た。
「あー、誰だ?」
「まぁ、一言で言うならば『概念』ていう者だ。別に理解しなくてもいい、神様みたいなもんだと思ってればいいさ」
「わかった。じゃあ聞きたいことがある」
「言わんでも、お前の考えは手に取るようにわかる。そんなことはどうでもいい、本題に入ろうか?」
「本題ていうと?」
「お前の転生についてだな」
おお~来た来た!待ってた!
「お前にやる特典はもう決まっている。どんな物かは転生した時にわかる。とりあえず言えるのは『俺TUEEE』出来る程の物だと言っておこうか。そんじゃあ、がんばってね~」
目の前にいる自称神が言い切ったと同時に俺の意識がブツっと闇に堕ちて行った。
んぁ?視点が低いな、俺。いや、それに来ているのはローブか?それに妙に手が細い....女性の手か。鏡か何かで、どんな容姿かを確かめようか....なぁ!?周囲を見渡すと何処かで見た事のある大橋や燃えている崩れたビル郡、赤黒い空が広がっていた。
「ここって、fgoの冬木?」
へぇ~そっかそっか。.........俺、死んだな。いや絶望するには、まだ早い!あの自称神から貰った特典次第では、生き残る事が出来るかもしれない。
とりあえず自身の容姿を確認すれば、如何にかなるのでは!?よし、そうなれば____
「きゃーーーーー!誰か助けてよ!レフ!」
あー、どうする?所長を助ける?助けちゃう?ぶっつけ本番は得意ではないが、何故か六本も持っていたナイフでアゾる?アゾっちゃう?多分、ナイフ=アサシンだと思うから気配遮断とかでアゾってこうかな?
.....いや、あの人数で勝てるか。いや自称神が俺TUEEE出来る位の特典を貰っているからなぁ!行くぞ!宝具ぶっぱなして行くぞぉ!オラァ!
『此よりは地獄。わたしたちは炎、雨、力――殺戮を此処に 』
『
体から
「黒い霧!?誰なの!出てきなさい!」
所長の叫び声を気にせずにバッタバタっと敵を倒していた。______脳汁が出ていたのか。数秒が一時間以上も戦ってたかのような感覚だった。
ふぅ~っと小さく息を吐いて、俺に怯えて腰を抜かしている所長に近づいて行った。
「わ、私も、殺すの?」
「ううん。わたしたちは
「......もしかして、抑止力の事?」
「だから、そう言っているでしょ」
「そ、そうなら良かったわ」
所長が何回か深呼吸をしているのを見ながら、俺は別の事を思ってた。
(何を言ってるんだ!俺ってば、抑止力に呼ばれたとか、可笑しいだろ。でも、俺の特典はジャックちゃんか。まぁ、女性鯖相手だったら、殆ど無双できるな)