ドラゴンボール超~あいつは摩訶不思議な転生者~   作:ネコガミ

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本日投稿1話目です。


第10話『カリン様をモフモフしたい』

知らない惑星だ、な実況プレイ…はーじめーるよー。

 

前回、地球に到着してからの続きです。

 

宇宙ポッドから出るとアンディが重力の軽さに驚くと同時に、なにやら懐かしさを感じてますね。

 

ウイスさんに記憶を封じられていても、そういった感覚的なものは残ってるのでしょうか?

 

さて、ここからカリン塔に向かうのですが、ここで壊さなかったスカウターが早速役に立ってくれます。

 

スカウターを起動して空高くにいる者を探す簡単なお仕事ですね。

 

というわけで舞空術で飛んでいきます。

 

おっ、発見しました。

 

おや?特に操作していないのですがアンディがカリン塔の下に下りました。

 

ムービーが始まったのでどうやらイベント発生のようです。

 

聖地カリンの番人であるボラさんと邂逅です。

 

まだ若いですね~。

 

ウパは生まれているのか…おや?

 

なんかボラさんがアンディを見て驚いていますね。

 

名前を聞いてなにか納得したように頷いています。

 

前世のアンディと知り合いだったのでしょうか?

 

こういった設定がマスクデータとして隠れている事があるので、同じルートを再走しようとしても違うイベントが発生する事があるんですよねぇ。

 

流石は『プレイヤーの数だけ物語が生まれる』と謳っているゲームなだけはあります。

 

なにやらボラさんとの会話が終わるとカリン塔を登ることになりました。

 

舞空術で飛んでいけば直ぐなのに…。

 

まぁ、こういう強制イベントも実況プレイを盛り上げてくれる醍醐味ですからね。

 

仕方ないね。

 

というわけでカリン塔を登るミニゲームの開始です。

 

 

 

 

聖地カリンの番人であるボラはカリン塔を登り始めたアンディを見上げながら呟く。

 

「まさかまた友と再会出来るとはな…。」

 

その言葉から察するにどうやらボラは、前世のアンディと親しい仲だったようだ。

 

アンディを見上げているボラの表情には笑みが浮かんでいる。

 

「友よ、私は失敗したがお前ならば塔をもう一度登り切れる筈だ。」

 

そう言うとボラは生まれたばかりの息子の元に足を運ぶのだった。

 

 

 

 

ようやくカリン塔の頂上が見えてきました。

 

これを1日かけて登った原作悟空の根気たるや凄いものですね。

 

まぁ普通なら根気の前に体力がつきて落ちるのでしょうが、そこはドラゴンボールの世界ですからね。

 

このぐらいは当たり前ですよ。

 

さて、カリン塔を登りきるとムービーが始まりました。

 

カリン様の登場イベントですね。

 

可愛い。

 

めっちゃモフモフしたい。

 

あるぇ?

 

なんかカリン様もボラさんと同じく知り合いの様な感じが…。

 

いや、ボラさんと知り合いなら前世のアンディがカリン塔に挑戦していてもおかしくはないのですが、なんというか…えぇ~?

 

とりあえず攻略サイトを見て落ち着きましょう。

 

…うん、新イベントみたいですね。

 

攻略サイトのコメント欄を見ると、どうやら困惑しているプレイヤーは私だけではないようです。

 

例えばベジータの兄弟になってフリーザに目をつけられたり、悟空の兄弟になって惑星ベジータ脱出の際にクウラに撃墜された…といったコメントが上がっています。

 

大型アップデート前には原作キャラと血縁になったりとかはなかったので、これも新要素なのでしょう。

 

検証班の阿鼻叫喚の声が聞こえてきそうな状況です。

 

ついでにRTA走者の嘆きの声も…。

 

現実逃避している間にムービーが終わっていました。

 

どうやらカリン様に鍛えて貰えるようです。

 

よかったよかった。

 

それでは早速…といったところで今回はここまで。

 

次回に続く。




本日は3話投稿します。

次の投稿は9:00の予定です。

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