ドラゴンボール超~あいつは摩訶不思議な転生者~   作:ネコガミ

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本日投稿1話目です。


第13話『親の心子知らず?』

爺達と修行する実況プレイ…は~じめ~るよ~。

 

亀仙人も修行に加わってからの続きです。

 

石拾いの内容は変わらないのですが、カリン様との鬼ごっこに見学が加わりました。

 

まぁ、簡単に言うと亀仙人がカリン様を追いかける動きを見て学べという事ですね。

 

ムービーがはじまったのですが正直に言ってわけがわからないよ…。

 

亀仙人は舞空術を使えないので走って追いかけているのですが、まるでスケートでもしているかの様にスススッと動いているのです。

 

別の形で例えるなら台所で奥様方に黄色い悲鳴を上げさせる黒光りの紳士の様な…。

 

亀仙人本人の解説によると、脚で地面を蹴って移動しているのではなく、重心移動を利用して脚を運んでいる…のだそうです。

 

もう一度言おうか?わけがわからないよ。

 

しかし流石は亀仙人ですね。

 

本作に登場する全原作キャラ中で技術値No.1だけありますよ。

 

そう、No.1です。

 

ビルス様やウイスさんにジレン、そして身勝手の極意を発動中の悟空を抑えて技術値No.1です。

 

その凄さの一端がこの動きというわけですね。

 

え?アンディくんもやってみろって?

 

ハハハ、出来るわけないじゃないですかヤダー。

 

そりゃ惑星ベジータで技術値をガッツリ稼ぎましたよ?

 

でもそれとこれとは話が別…あ、はい。

 

私の思いとは裏腹に、目をキラキラさせたアンディくんが二つ返事でやると答えやがりました。

 

うん、サイヤ人だもんね。仕方ないね。

 

そして始まったカリン様との追いかけっこですが、重心移動を利用して移動をしている関係なのか何度もバランスを崩して転びそうに…いえ、転んでしまいます。

 

なぁにこれぇ?

 

操作難し過ぎぃ!

 

何度も転ぶアンディくんを畜生と爺がニコニコと笑顔で見守っていやがります。

 

【悲報】師匠がスパルタ過ぎる件【児童虐待】

 

こんなスレが立っても不思議じゃありませんよ。

 

五飛…教えてくれ…俺は後何日この修行をすればいい?

 

原作が始まる辺りまで?デスヨネー。

 

…やってやるよおらぁぁぁあああああん!

 

 

 

 

アンディが地球に到着した頃にまで時間は遡る。

 

惑星制圧を終えて帰還したベジータ達は、アンディの悲報を聞かされて驚いた。

 

「なにぃ!?馬鹿な!そんな筈があるか!」

 

報せを持ってきた大人にベジータが食って掛かる。

 

惑星制圧を成し遂げて成長したベジータの力は、大人のサイヤ人でも十分に圧力を感じるものだった。

 

「お、落ち着いてください、王子!」

「ふざけるな!貴様がわけのわからんことを言うからだ!」

 

ベジータだけでなくナッパとラディッツも大人のサイヤ人を睨みつける。

 

そんな所にベジータ王がやって来た。

 

「落ち着け、息子よ。」

「しかし父上!」

「たかが小僧一人が死んだところで何を動揺する必要がある?」

 

感性に優れていたが故にベジータは父の目を見て気付いた。

 

気付いてしまった。

 

父が何らかの形でアンディの件に関わっていることを。

 

拳を握り締め怒りに耐えるベジータの肩を、ベジータ王が軽く叩く。

 

「惑星制圧、ご苦労。しばしゆっくりとして身体を休めるがいい。」

 

そう言ってベジータ王が去ると共に大人のサイヤ人も去る。

 

そしてその場に残っていたベジータは…。

 

「…っ!くそったれぇ!」

 

怒りの感情のままに叫ぶと、握り締めていた彼の手から血が流れるのであった。




本日は2話投稿します。

次の投稿は9:00の予定です。

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