ドラゴンボール超~あいつは摩訶不思議な転生者~   作:ネコガミ

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本日投稿2話目です。


第44話『彼は未来のチャンピオン』

鶴仙人は実はチョロかったな実況プレイ…は~じめ~るよ~。

 

亀仙人と鶴仙人が和解してからの続きです。

 

二回戦も順調に終わったのでサクッと準決勝開始まで倍速。

 

はい、ストップ。ジャッキー・チュン対クリリンの試合です。

 

結果はわかりきっていますが等速で行きましょう。

 

序盤から果敢に攻めるクリリンですが、ジャッキー・チュンは巧みにいなしています。

 

まるで技術の大切さを教えているかのようですねぇ。(白々しく)

 

おや?攻めきれずに焦ったのかクリリンがかめはめ波の構えです。

 

対するジャッキー・チュンは飄々として構えず。

 

これは貫禄が違いますなぁ。

 

クリリンがかめはめ波を放ちましたが、ジャッキー・チュンはそれを上空に弾いて無傷。

 

そしてかめはめ波をあっさりと弾かれて呆然としたクリリンにジャッキー・チュンが仕掛けて決着。

 

クリリンは舞空術で飛ぶ隙すら与えられず場外に落とされてしまいました。

 

いや~圧勝ですな。

 

少しは自重して貰いたいものです。

 

ジャッキー・チュンの動きを見て正体に気付いた鶴仙人も呆れていますよ。

 

さて続いて準決勝第二試合はマーク対カカロットです。

 

まだサイヤ人特有のインフレが始まっていないのでどちらが勝つかはわかりません。

 

試合開始!

 

カカロットの果敢な攻めに対してマークが的確に反撃していきます。

 

どうやらマークは自身の打たれ強さを活かす為に、カウンター主体の戦法をしている様です。

 

カカロット以上に頑丈とか本当に地球人ですかねぇ?

 

おっと?カカロットがかめはめ波の構えです。

 

こんなにかめはめ波を簡単に使われると、これの開発に五十年掛かった亀仙人の立場ががが…。

 

そんな事を思っているとマークまでかめはめ波の構えです。

 

もうこれわかんねぇな?

 

両者のかめはめ波は拮抗して互角。

 

互いに気を消耗しただけで大きなダメージは無し。

 

楽しそうに笑ったカカロットが仕掛けますが、マークは冷静にカウンターを決めていきます。

 

ここら辺は知性のステータス差が響いていそうですね。

 

カカロットが今後強くなる為には知性のステータスアップも必要そうです。

 

ラディッツと悟飯爺さんの教育に期待しましょう。

 

さて、二人の試合は冷静にカウンターを決めていくマークが終始優勢でそのまま決着。

 

決勝戦はジャッキー・チュン対マークとなりました。

 

カカロットは負けて悔しそうにしながらも笑顔です。

 

全力を出せたから楽しかったのでしょう。

 

そんなライバルの思いを背負ってマークが決勝戦の舞台に立ちます。

 

おっと?イベントムービーです。

 

ふむ、どうやらマークはジャッキー・チュンの正体に気付いている様ですね。

 

攻略サイトによると亀仙人と知り合いで一定以上の知性を有していると、正体に気付くか判定が起きる様ですね。

 

つまり判定すら起きなかったカカロットは知性が足りないと。

 

…ラディッツと悟飯爺さん、頑張れ!超頑張れ!

 

さて、決勝戦の開始です。

 

一見互角に見えますがジャッキー・チュンの優勢が続いてますね。

 

ジャッキー・チュンは前回大会のアンディ君同様に相手と気を合わせているのですが、それでも圧倒する辺り流石は武の神様と言われるだけはありますわ。

 

ふむ、マークはかめはめ波を使いませんねぇ?

 

何か思惑があるんでしょうか?

 

まぁ開発者相手にかめはめ波で勝負しても勝ち目は無いと考えているのかもしれませんがね。

 

しっかし、長い勝負ですなぁ。

 

やられてもやられてもマークは立ち上がっていきます。

 

頑丈すぎぃ!

 

何度でも立ち上がるマークに会場の観客から熱い声援が飛んでいます。

 

これは未来のチャンピオンですわ。(確信)

 

そんなマークの姿に微笑んだジャッキー・チュンが自ら場外へ。

 

審判兼実況のあの人が戸惑ってジャッキー・チュンに問い掛けますが、年だからこれ以上は身体が持たない。マークの粘り勝ちだと軽やかに笑います。

 

そしてマークに強き心を持ったなと称賛を贈って去ると、会場からは割れんばかりの歓声が上がります。

 

鶴仙人は茶番だと不満気ですがマークが優勝!

 

師に認められたマークは笑みを浮かべたまま気絶。

 

クリリンとカカロットに抱えられて舞台を去りましたが、会場ではいつまでも拍手が続いていましたとさ…といったところで今回はここまで。

 

次回へ続く!




これで本日の投稿は終わりです。

また来週お会いしましょう。

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