ドラゴンボール超~あいつは摩訶不思議な転生者~   作:ネコガミ

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本日投稿3話目です。


第6話『予定は崩れるもの』

大型アップデートで予定変更を余儀なくされた実況プレイ…は~じめ~るよ~。

 

前回の自由行動からの続きです。

 

他には目もくれずに研究室に一直線で向かいます。

 

中に入るとフリーザ軍から出向してきている科学者の『Dr.プグレー』がいるので話し掛けます。

 

Dr.プグレーは最初は『サイヤ人が研究室に何の用だ?』といった感じで訝しがりますが、主人公にある程度以上の知性があるとわかると話をしてくれます。

 

どうやらアンディはDr.プグレーのお眼鏡にかなったようですね。

 

さっそく宇宙ポッドの話を聞きます。

 

「宇宙ポッドとは…」

 

Dr.プグレーの話は長いので適当に雑談でも…。

 

さて先日きた大型アップデートですが、その大型アップデートのおかげで予定していたルートを変えざるを得なくなりました。

 

その予定していたルートとは…ナメック星ルートです。

 

ナメック星ルートの利点は戦闘力の即席培養が可能な事でしたが、今回の大型アップデートでそれが修正されてしまいました。

 

まぁ、以前の環境では完全なサイヤ人一強の状態だったので、いつかは修正がくるとは思ってましたけどね。

 

さて、大型アップデートで修正された内容ですがそれは…『瀕死の状態から復活したらパワーアップ』というサイヤ人の特性に調整が入りました。

 

以前は自傷→復活→パワーアップ→自傷…の無限ループが可能だったのですが、現在では不可能になっています。

 

現環境では『一定以上の修行及び戦闘経験を積んだ状態 』で瀕死から復活するとパワーアップするという仕様になっています。

 

この一定以上というのが曲者でして、キャラの基礎能力を参照して変動するようです。

 

現状では攻略サイトに解析が載っていないので、ナメック星ルートを選ぶ旨味があるのかわからない状態です。

 

正直どうするか悩みましたが、別ルートに行くことに決めました。

 

え?どこに行くのかって?

 

それは後でのお楽しみですよ。

 

おっと、ようやくDr.プグレーの話が終わった様ですね。

 

今回は宇宙ポッドの概要だけでしたが、アンディはしっかりと理解出来た様です。

 

次に宇宙ポッドの話を聞く時は更に詳しいことを聞けるので、目標の理解度に達するまで通い詰めますよ。

 

さて、これで午後の自由行動が終わって翌日に進みますが、しばらくは前回の行動予定に従って動くだけですので、何か動きがあるまで加速します。

 

おっと、いきなり動きがありました。

 

戦闘訓練が終わるとナッパから模擬戦を申し込まれましたよ。

 

おや?なんかナッパとラディッツが親しいような?

 

あれ?ラディッツって王子とナッパの舎弟みたいな感じじゃなかったでしたっけ?

 

そうなるのは惑星ベジータが滅んだ後なのかな?

 

それともこれも大型アップデートの影響かな?

 

…まぁ、いいや。

 

とりあえずナッパと模擬戦をやりますかね。

 

 

 

 

「かぁ~、手も足も出なかったぜ。」

 

アンディとの模擬戦を終えたナッパは、壁に寄りかかって大きく息を吐く。

 

「大丈夫か、ナッパ?」

「静かにしてたら眠っちまいそうだ。わりぃが話し相手になってくれ。」

「あぁ。」

 

ラディッツが隣に腰を下ろすと、ナッパはさっそくとばかりに話し掛ける。

 

「あいつのあのガードはなんだ?手応えがなくて調子が狂っちまうぜ。」

「俺も散々やられて調子が狂ったな。まぁ、今はそういうものだとわりきってるから問題ないが。」

 

2人はアンディと戦っているベジータの動きに注目する。

 

「ラディッツ、アンディの奴にフェイントは効くか?」

「それなりに効くと思うが…あまり頼り過ぎると、ああやって無防備に一撃を受ける。」

 

ラディッツがフェイントを仕掛けてカウンターを喰らったベジータを顎で示すと、ナッパは口笛を吹く。

 

「こりゃ今回もアンディの勝ちか?」

「…そうだな。」

 

2人の予想通りにベジータは負けるが、勝ったアンディもダメージが深く、模擬戦が終わるとその場に座り込んでいた。

 

「ラディッツよぉ、わりぃが俺達をメディカルポッドに連れていってくれ。」

「わかった。けど、明日は俺が最初にアンディと模擬戦をするからな。」

「ハッハッハッ!いいぜ、それでこそ俺のダチだ。」

 

ラディッツは無言でナッパに肩を貸すが、その顔は照れから僅かに紅く色付いていたのだった。




これで本日の投稿は終わりです。

また来週お会いしましょう。

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