ドラゴンボール超~あいつは摩訶不思議な転生者~ 作:ネコガミ
やっとやって来た見せ場な実況プレイ…は~じめ~るよ~。
ターブルvsダーブラの続きからです。
超サイヤ人になったターブルが仕掛けます。
おぉ、圧してますね。
おおっとここでダーブラが唾を吐いた!
ガードしたターブルの手袋が石になっていく!
急いで外したので事なきを得ましたが、ペースはダーブラのものに。
ダーブラがラッシュラッシュラッシュ!
追い詰められたターブル!果たして逆転はあるのか!?
なんとここでターブルが超サイヤ人3に!
追い詰められてパワーアップとはまるで主人公だぁ!
ベジータが驚きで目を見開くと同時に歯噛みをしております!
嫉妬しております!弟に嫉妬しております!
そんなベジータを見たバビディがニヤリと笑う!
さぁターブルが画面端ィ!ダーブラを追い込んでぇ!ターブルが攻めるゥ!ターブルが決めたぁ!
逆転!ターブルの逆転勝利です!
おっと?勝者のターブルが地面に膝をつきました。
どうやらまだ超サイヤ人3には慣れていないようですね。
なので力を使い果たしたと。
どこぞのゴールデンなんたらさんみたいですね。
そういえば彼は来るのでしょうか?
さて、ダーブラを倒したからか界王神様が強気にバビディを睨みます。
ですが不敵に笑ったバビディがベジータの勧誘を始めました。
ベジータはあっさりと勧誘を受けます。
そしてバビディの魔法(?)でベジータの額にMマークが発現!
するとベジータはアンディ君に宣戦布告をしてきました。
計画通り(ニヤリ)
バビディがベジータに文句を言いますが、ベジータは驚異的な精神力でバビディの支配に抗います。
するとバビディはダーブラを連れて基地っぽいものの中に逃げていきました。
アンディ君はベジータの前に立つと、皆にバビディ達を追うように頼みます。
そしてベジータと戦闘開始。
さてと…それじゃ、稼がせてもらいましょうかねぇ。
◆
side:ベジータ
「アンディ!俺と戦え!」
バビディの野郎の魔法でパワーアップしたこの身体からは力が溢れ出てくる。
だがそれと同時に俺を支配しようとする何かが俺の頭の中をかき回しやがる。
不愉快だぜ。
「ベジータ…何故、と聞いてもいいかな?」
「何故だと?相変わらず惚けた奴だ。俺がナンバーワンの座を欲しているのは知ってるだろうが。」
そう、俺が欲しいのはナンバーワンの座だ。
だがその座はガキの頃からアンディが独占してきた。
そして久し振りに再会してみれば俺はラディッツにすら劣り、ナンバーツーですらなくなった。
プライドがズタズタになったぜ。
「おいベジータ!なにやってるんだよ!そいつだけじゃなく界王神達もやるんだよ!」
バビディの声を耳にすると、俺の中の何かが奴に従えと騒ぎたてる。
だがそいつを捩じ伏せると叫ぶ。
「俺に指図をするな!アンディ!俺と戦え!」
「ちっ、まぁいいさ。魔人ブウ復活の為のエネルギーが溜まるならね。」
そう言うとバビディの野郎はダーブラって奴を連れて逃げた。
「兄上!」
…ターブルよ、弟よ、強くなったな。
だが俺はサイヤ人の王子なんだ。
だからこそ、誰よりも強くあらねばならない。
友や弟であろうと後れを取るわけにはいかないんだ!
「…わかったよベジータ。皆、先に行って。」
「そうだ、それでいい。」
アンディが構えを取ったのに合わせ俺も構える。
「くっ!仕方ありません。皆さん!バビディを追いましょう!魔人ブウを復活させるわけにはいきません!なんとしても阻止しましょう!」
界王神の一声で皆がバビディの基地の中に向かう。
ナッパ、ラディッツ、ターブルが俺に目を向けてくるが、俺の目に映るのは最強のサイヤ人であるアンディだけだ。
「ベジータ…ほどほどにしとけよ。嫁さんに愛想を尽かされてもしらねぇからな。」
「余計なお世話だ!」
ナッパの一言に思わず反応しちまった。
そんな俺を見たナッパは親指を立てると、ラディッツとターブルと共に界王神達を追っていった。
…くそっ、俺もふぬけたもんだぜ。
だが俺は戦闘民族サイヤ人の王子だ。
最強を目指す事を止めることは出来ない。
たとえ超えるべき相手が友であろうとそれは変わらない。
それがこの俺…ベジータの生き方だからな!
これで本日の投稿は終わりです。
また来週お会いしましょう。