ドラゴンボール超~あいつは摩訶不思議な転生者~   作:ネコガミ

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本日投稿2話目です。


第8話『他惑星への片道キップでございます』

アンディが養育器を出てから1年程の月日が経った。

 

彼と彼の班員達はまだ4歳でありながらも、その実力は既に大人のサイヤ人でも油断出来ない程だ。

 

そんな彼等にある指令が下された。

 

とある惑星の制圧である。

 

だがここで1つ問題が発生した。

 

それは…アンディだけが班から離れて単独で別の惑星制圧を行えという指令があったのである。

 

この指令を持ってきた男にベジータが問いかける。

 

「おい、この指令に間違いはないのか?」

「は、はっ!ベジータ王直々の指令です!」

「ちっ、父上は何を考えてやがる。」

 

苛立つベジータを見てラディッツとナッパは肩を竦める。

 

アンディと出会ってからの1年でベジータは変わった。

 

以前のベジータはどこか孤高で近寄り難い雰囲気を放っていたが、競い合えるライバルと切磋琢磨出来る友人のおかげで、以前と比べ雰囲気が柔らかくなっている。

 

変わったのはベジータだけでなくラディッツとナッパも同様だ。

 

ラディッツは今では弱虫の汚名を払拭し、ベジータやアンディの友を名乗るのに不足ないと認められている。

 

ナッパはその気っ風の良さから同期の子供達の兄貴的立場を確立していた。

 

そしてアンディは…。

 

「おいアンディ、貴様を倒すのはこの俺だ。それまで誰にも負けることは許さないからな。」

 

ベジータも含めて同期の子供達から同世代最強と認められていた。

 

「あぁ、ベジータ達も気をつけて。」

「ふんっ!」

 

アンディはベジータの反応に肩を竦めると宇宙ポッドに乗り込もうとする。

 

しかしその時…。

 

「アンディ、スカウターを忘れていますよ。」

 

Dr.プグレーが呼び止めた。

 

「すみません、わざわざありがとうございます。」

「いえいえ、気にしなくていいですよ。」

 

Dr.プグレーはスカウターを手渡すと笑顔で手を差し出す。

 

そしてアンディと握手をすると小声で囁く。

 

「コールドスリープに入る前に、自分の目で行き先と星座標を確かめなさい。」

 

Dr.プグレーは小声ながらも強くそう告げる。

 

「はい、わかりました。」

「えぇ、ではお元気で。」

 

Dr.プグレーはベジータ王にバレぬようにと手短に会話を終えて離れる。

 

そんなDr.プグレーの様子にアンディは首を傾げたが、スカウターをつけると今度こそ宇宙ポッドに乗り込んだ。

 

「ベジータ、ラディッツ、ナッパ、それじゃ行ってくるよ。そっちも頑張って。」

 

アンディは宇宙ポッドを起動させながらスカウターの通信機能で3人に話しかける。

 

「ふんっ、わざわざ言うことでもないだろう。」

「無理するんじゃないぞ。」

「戻ったら同期の連中と一緒に騒ごうぜ。」

 

3人が宇宙ポッド内から返事を返すとアンディ達を乗せた宇宙ポッドがそれぞれ飛び立つ。

 

そしてアンディ達が乗った宇宙ポッドが飛び立ったのを見たベジータ王の笑みには…悪意が宿っていたのだった。

 

 

 

 

ようやく惑星ベジータを脱出ですね。

 

本来ならここでコールドスリープに入るのですが、そんなことをしたらあの世で目覚めることになるのでしません。

 

先ずは宇宙ポッドの行き先をチェックです。

 

ディスプレイには行き先は他の惑星と表示されていますが、星座標はしっかり太陽になっています。

 

間違いなくあのM字ヒゲの仕業ですね。

 

試しに他の惑星に行き先を切り替えても、表示される星座標は全部太陽になっています。

 

随分と念入りなことで…。

 

まぁ、マニュアルで星座標を入力すれば問題ないんですけどね。

 

機械に疎いとどうにもならないですが、伊達に1年間ずっと研究室に通ったわけじゃありませんよ!

 

マニュアル操作をやろうとすると何やらディスプレイに表示され始めましたね。

 

なんやろ?

 

ふむ、どうやらDr.プグレーからのメッセージの様です。

 

内容はベジータ王の謀殺を止められず申し訳ないということと、アンディの両親が生きている可能性があると表示されていますね。

 

試走した時にはこんなイベントなかった筈なのですが、これも大型アップデートの影響ですかね?

 

Dr.プグレーのメッセージはまだ続いていて、この後にアンディがすべき行動が書かれています。

 

星座標のマニュアル入力と定時にスカウターに細工する様にと指示があります。

 

スカウターへの細工はベジータ王にアンディが死んだと誤認させる為の様です。

 

もともとやろうとしていたことなので問題ないですが、なんでDr.プグレーはこんなに親身になってくれたのですかね?

 

あるとすれば大型アップデートで好感度によるイベント追加とかなのですが…。

 

う~ん…後で攻略サイトに情報を上げておけば、検証ガチ勢が検証してくれるでしょう。

 

とりあえずはアンディに行動させましょう。

 

星座標に『地球』の座標を入力します。

 

はい、というわけで私は地球ルートを選択しました。

 

地球ルートを選んだ理由はイベントが豊富なことと、死亡フラグの管理が簡単だからです。

 

他の惑星だと早い段階でフリーザ軍などと接触する可能性もあるので、20年以上は安全に鍛えられる地球ルートが一番安定します。

 

地球ルートの戦闘で気をつけないといけないのは、亀仙人などが使える『魔封波』ぐらいですね。

 

まぁ、大型アップデートの影響で何か変わったところがあるかもしれませんが、現状で私が考える最も安定したルートなので地球を選びますよ。

 

さて星座標の設定が終わったので、スカウターへの細工の時間がくるまでコールドスリープに…といったところで今回はここまで。

 

次回に続く。




次の投稿は11:00の予定です。
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