メッフィー(偽)in SAO   作:アーロニーロ

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第二話です。よろしくお願いします。


2話

 

 

「さぁて、始めますか」

 

少々というか割と苦労して手に入れた起動したナーヴギアを被りながらそう言葉をこぼした。

 

視界が暗転して初めに行われたのは視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚、の五感へのリンクだった。

その次に行われたのは言語の選択でこれは日本語で設定した。

その後に、アカウントやパスワードを打ち込み性別を男に設定した。

最後にアバターとネームを登録したら最終確認の画面で『yes』を選択する。その後直ぐに暗闇の奥から『welcome to sword art online』という言葉と共に強い光が差し込んだ。

 

 

強い光を見て閉じていた目をゆっくりと開け、絶句した。

 

「いやはやまさかこれほどとは」

 

目の前に広がる光景に俺は驚きを隠せなかった。ついさっきまでつまらない部屋に居たはずなのにそこには中世ヨーロッパの様な街並みが広がっていたからだ。頬を撫ぜる風や店のガラスに映った自分の顔、握りしめた手の感触などにさらに驚かされた。

 

いや、ごめん茅場さん舐めてたもう少しグレード低いもんだと思ってた。大袈裟かも知んないけどこれ現実だと言われても違和感ないもん。感覚とか本気で違和感を探ってあるかもしれないっていうくらいだもの。

つーか、人多いなぁ。しかも、これほとんどプレイヤーだろ、どんだけ多いんだよ。・・・うん、てゆーか皆なんで既にパーティーを組めてるの?俺、割と早く買えてたから発売されてまだ三十分経ってないはずなんだけどなぁ。まぁ、パーティ組んだとしても自由に動けなそうだし羨ましくはないんだけどね。

一通り感動したり考えたりした後、武器屋や宿屋等を探したりゲームのやり方について悩んでいると、

 

「オーイ、さっきからフラフラとどーしたんダ?」

 

背後から声を掛けられた。うん?だれだ?

 

「どちら様でしょうか?」

 

「にゃははは、そーいや名乗ってなかったなオレっちの名前はアルゴだ。よろしくナ」

 

「こちらこそよろしくアルゴさん。ワタクシ、メフィs「メフィストだロ、名前は目線を左端に寄せればわかるゼ」・・・」

 

言われた通りやってみると確かに視界の左端に緑色のHPバーの様なものと「Argo」というプレイヤーネームが書かれていた。まじか、こうすれば名前わかんのか知らなかったなぁ。

 

「もしかして初心者カ?」

 

「そう、その通り。ワタクシ今ゲームのやり方で頭を回してる真っ最中でして」

 

「フーン」

 

・・・なんか恥ずかしいな、ていうかアルゴって確か原作キャラじゃなかったか?それも重要な立ち位置の。まぁ、今はどうでもいい今の内にレベル上げないと「戦い方教えてやろうカ?」・・・今なんていった?

 

「なぜ?その様なことを?」

 

「ウーン、お前何となく強そうだし今借りを作った方が良さそうダって思ったからかナ?」

 

はぁ?意味がわからん。もしかして強そうってこのピエロ面のこと言ってんのか?

 

「人は見かけによりませんよ?」

 

「そーゆう、ことじゃないんだよナァ。なんて言えばいいんダ?まぁなんとなくだし嫌ならいいゾ?」

 

「・・・・」

 

はっきり言って意味がわからん相手の手を取るべきではないんだろう。

だけど、今は。

 

「・・・よろしくお願いします。アルゴさん、ワタクシのことは気軽にメッフィーと呼んでください」

 

「うん、わかったよろしくナ、メッフィー」

 

一刻も早く強くなるためにも背に腹は変えられない。そう思いながら俺はアルゴの手を取った。

 

そこからは悩んでたことが嘘の様にわかる様になった。初めに買うおすすめの武器や安い宿屋など、一から丁寧に教わった。

 

そして今俺は始まりの街をでて一面の美しい草原のど真ん中にいる。所々に青色の猪やそれらと戦ってる人たちがいた。その光景に目を奪われていると、

 

「オーイ、何してんダ、メッフィー、ソードスキルのやり方教えるんだら集中しろよナ」

 

声を掛けられ、声を掛けられた方向に目を向ける。そこには戦闘態勢に入った猪がいた。

 

「マァ、初期の雑魚敵なんだしミスって攻撃喰らっても大丈夫だ頑張れヨー」

 

その声と共に敵のHPバーが目に入り武器を構えた。さて、戦いを始めるか。俺が選んだ武器は短剣系の「ブロンズ・ダガー」というものだ。

そもそも、なんで短剣にしたのかと言うと俺のステータスは敏捷に極振りだからだ。後、他には目に付いたくらいだろうか。そんなことを考えているとアルゴの説明が始まった。

 

「じゃあ、スキルについて説明するゾ、

まず初めにスキルに合わせて攻撃すると、スピードや威力が上昇する。逆に逆らうと落ちるから気を付けろヨ。

次にスキルにはどんな武器でもダメージボーナスがある。よく覚えとけ

最後に武器は盾にする等、雑に扱うだけじゃなくてパリィとかでも壊れ易くなるから気を付けろヨ。

マァ、こんなもんだな。じゃあ、やってみロ」

 

なるほどね、最後を除けば余り面倒に思わないな。さて、殺すか。

 

物騒なことを考えながら猪目掛け『ラウンド・アクセル』と呼ばれる二連続攻撃を、スキルに合わせて体を動かし放つ。

 

「そぉれっ!」

 

「プギィィィ!!」.

 

お、三割弱か。モーションを合わせたのもあるけど雑魚散らし用の技なのに思いのほか効いてたな。

 

「ウン、問題無さそうだナ」

 

「ええ、ワタクシ感動いたしましたよ!!この借りは必ずかえしましょう」

 

「にゃははは、期待して待ってるゼ。メッフィー」

 

そう言ってアルゴはそのまま何処かへいった。いやぁ、本当に助かったは今度なんかあったら絶対手を貸そう。

 

その後は、ただひたすらにモンスターを狩り続けレベルを上げ続けた。その途中でクリティカルの重要性や使いにくいスキルがあることを知った。

 

そして、数十体ほどモンスターを狩っているとフィールド中に鳴り響く鐘の音と共に体が青いエフェクトで包まれた。

 

 

 




・・・やっぱ、メフィストの口調難しい。
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