「『バリア』か。いい『個性』じゃねぇか。だがよ。小僧、バリア使いは本体潰しに弱いってのが常識だぜ?」
そういうと、矛盾の顔をめがけて拳を放ってきた。
「だからバリアで全身覆った!!」
「おぉ。硬え!痛え!!でも、その程度ならぶっ壊せる!!死にたくなけりゃ、さっさとどけや!」
矛盾はステージで楽器を生成、体育館を分断する巨大バリアの生成、さらにアーマードバリアの生成でエネルギーをかなり使っており、さらにパフォーマンス直後で疲れていた。
ヴィランが外にいる光はなかったが、銃を持った『無個性』なども考えられる。迂闊に他の生徒たちを外に避難させるのすら難しい。
プロヒーローは、何分で来る?パワー系に強い『個性』のヒーローはいつ来る?
そんな思考をヴィランは逃さない。
「よそ見か?ずいぶんと余裕じゃねえか!」
「余裕?あぁ。そうだな。余裕だよ!俺の『バリア』は、瞬時に、無限に出せる。何度割られても復活させりゃいいだけの話だろ?そりゃ余裕だよ。脳筋野郎!」
「ほう!じゃあ、バリアごとやれば問題ねぇよなぁ!!」
そう言うと、ヴィランは今までの比じゃないパワーの拳を矛盾の顔めがけて振り下ろした。
矛盾はとっさに、後ろに飛んで回避したが、バリアにぽっかり穴がいており、その威力を物語っていた。
「あっぶな、このバリアに穴あくって、どんな怪力だよ。銃弾でも穴なんかあかねぇよ。お前、ヒーローになればその『怪力』を人のために使えたのに残念だ!」
「俺に説教か?小僧!ヒーローみたいなことほざいてんじゃねぇぞ!青二才が!!『個性』使いたきゃヒーローになれって世界が狂ってんだよ!」
穴はすぐ閉じたが、もうエネルギーも残り少ない。
このままだと、1分持つかすら怪しい。
何か、なにか無いのか。思い出せ!!今までを。
そうか。練習を活かせば!いけるか?いや、やるしか無い。
「おっ?さっきまでの威勢はどうした?小僧!!バリア柔くなってんぞ!無限じゃなかったのか?クソガキ!!」
「強いわ、クソヴィラン!!でも、これならどうよ!!」
「これは!メイデン?てめぇ!!『バリア』じゃねぇのかよ!!」
「メイデンみたいに腕と脚をまとめて拘束しただけだ。お前はバリアを破壊したとき、拳を振り下ろしてた。なら、腕の力だけで割るのは無理なんじゃねえの?と思っただけだ。図星か?」
ヴィランはなおも必死に抵抗するが、開くはずもなくただただ飛び跳ねていた。
矛盾は最後に一言放った。
『チームファーストでした!ありがとうございました!!』
青山不在タグがこの小説についているのですが、原作の状況によりこのタグを消去してよいか質問します。
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取っていい
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展開上仕方なければ取っていい
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展開的に難しくなければ取らないでほしい
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絶対に取っちゃだめ